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無敵の中年男性!的確な中年男性!難攻不落の中年男性!

屁理屈アネックス:東京競馬場撮影ガイド

競馬写真の撮影ガイド改め、開門ダッシャー指南書のようなもの。

2013年5月初稿、以降随時加筆(最終更新:2018-07-07)

ダービーフェア@フォーリスからお帰りの東京競馬場誘導馬のエース、ユーワビスケット号( 2010年 )

2018-07-07

2018年度の東京競馬場花火大会は 7/8 です。

またひと増えてるよ('A`)

もくじ

おことわり

  • 本記事は原則として一眼レフでの撮影を念頭において作成しています。
  • 撮影テクニックよりも視点や行動パターンを主眼としています。
  • 基本的な撮影マナーや競馬のいろは等については他のサイトを参考にしてください。
  • 長いこと正門派なので西門分析が欠けてます。
  • 断るまでもないとは思いますが、非公式です。
へへへ、案内書に載ってない所へ行きたいってんなら・・・ご案内しますよお客さん

2013年に実施された『ありがとう80周年。東京競馬場フォトコンテスト』においてなんと東京競馬場賞(審査員は東京競馬場長の増田知之氏だっ)を受賞することができました。祝辞を下さったみなさん、ありがとうございます。

↑これね。普段どんな写真撮ってるかはアーカイブでもご覧ください。

競馬場での写真撮影について

東京競馬場含むJRAの競馬場内での撮影は普通に撮ってるぶんには何も問題ないし、特に許可も要らない。ただし

  • 馬に対するフラッシュを使用した撮影
  • 三脚など自立する器具を使っての撮影
  • 踏み台・脚立に昇っての撮影
  • 営利目的での撮影
  • 構内の画像・映像・音声をインターネットその他メディアを使って配信すること
  • 第三者の肖像権を侵害するおそれのある行為

は“お断りしている行為”となっている。つまりフラッシュと三脚が使用禁止で(一脚は無問題)、あとは一般的な撮影マナーと同じ。脚立はさておき、踏み台は後ろに観客がいなければ何も問題ない(府中は基本的に踏み台要らないけど)。映像等の配信が禁止なのは、JRAレーシングビュアやGCで有料配信している兼ね合いと思われる。営利目的での撮影っていうのは、ジョッキーや馬のブロマイドなり写真集を勝手にネットで堂々と売ったりするような行為。知り合いに実費でプリント渡すようなのは無問題。馬主さんや生産者さんに頼まれて撮ったら薄謝もらいました、なんてのはケースバイケースだけどあんまりおおっぴらにやると本職を敵に回すので注意。

参考:JRAからのお願い・ご注意|写真・映像撮影時にお断りしている行為

有名人系のイベントも肖像権の絡みで撮影お断りの場合が多い。それでもけっこう撮ってる人いるけど、公開できないんじゃあんまり意味ないと思う。

中央競馬以外の公営競技は施設ごとにルールが異なる。許可制になっているところもあるので事前に確認すること(南関は全場許可不要になった)。

以上のことに注意すれば、競馬場は撮影に絶好のロケーションだしカメラ持ちが多いので気後れすることもないからガンガン撮りまくろう。ただし何をどこで公開するかについては熟慮が求められるかもしれない。

注記

2016年の秋開催から主要四場のシート対策が露骨に強化され、朝から 30分外したらもう撤去されたり、カート引いてるだけで確保されり、同じ人が何度も執拗にマークされたり、大荷物を置きっぱなしとかも「手荷物預かりを利用しろ」と容赦なく撤去させられたりと実質はほとんど撮影常連への嫌がらせ。G1 でポジションの自由度が極端に減りパドックとコースを行き来なんて不可能に近く、ぶっちゃけディープインパクトの頃よりも撮りづらい。

さらに写真撮影への無慈悲な鉄槌は柵の中、つまりプレスにまで及んでいるらしく毎回のように「いうこときかないと撮影禁止にするからな!」ともはや脅しに近い。

そうした JRA の対応について思うところはいろいろあるし、因果についてもおおよそ把握しているのだが、あえてここでは書かずにおく。とにかくそういう現状なのでどういう行動を取るべきか各自十分考慮する必要がある、というお話。

立地とアクセス

東京競馬場はオーストラリアのワーウィックファーム競馬場を範として建設され、昭和8年(1933年)に開業してから幾度かの改修を経て2013年に80周年を迎えた。目黒から府中に移転することとなった歴史的経緯については、参考サイト東京競馬場が府中に決まるまでを参照されたし。

入場門は4つ、それぞれ最寄り駅がある。

正門
京王線府中競馬正門前駅と連絡通路で直結している。京王線府中駅からは徒歩10分程度。
西門
JR府中本町駅と連絡通路で直結しているが正門前と比べるとちょっと距離がある。
東門
京王線東府中駅から徒歩10分程度。
南門
西武多摩線是政駅から徒歩12分程度。

駅からのアクセスが最も楽なのは正門、次いで西門。東門と南門は近隣住民向き。主要施設の位置関係も正門と西門が有利。

京王線新宿方面からの始発電車を利用する場合、わざわざ東府中で府中競馬正門前行きの初電を待たなくても府中や東府中から歩いたほうがずっと早い。是政駅から南門は道がわかりにくいのと門からスタンドまでが遠いので利用者は少ない。JR組は府中本町から西門が王道、京王線八王子方面からの乗り換えは分倍河原になるが、これまた時間によっては府中から歩いたほうが早い。もっとも、開門ダッシュに参加しないのであればいつどこから入場するかは気分で選べばよい。

車でのアクセスの場合、直営駐車場は正門と東門付近に集中している。ただG1ともなると夜中から駐車場待ちが起きるし帰りも大渋滞になるので、よっぽど大荷物でない限り電車のほうが便利。荷物が少ないなら、あえて東府中駅近辺のタイムズあたりに止めて競馬場線に乗るほうが離脱はスムースだろう(東府中~甲州街道方面は駅となりの踏み切りがアカズになるので地獄だったけれども、新小金井街道の立体交差が完成したのでだいぶマシにはなった)。

遠方からで前泊する人は、府中市は宿泊施設のキャパがそんなにないので、G1は近隣市までエリアを広げたほうがいいかもしれない。武蔵野線や南武線沿いよりも京王線沿いのほうが空いてる可能性は高い(味の素スタジアムのある飛田給あたりがおすすめ)。ただし開門時間には注意。特にダービー。

立地は北を競馬場通り、西を府中街道、南を中央高速、東を是政通りに囲まれており、競馬場一周は4km弱でのんびり撮り歩きでも約1時間程度。特に東側~南側の光景は通い慣れた人でもけっこう新鮮に映るのではないか。フリーパスの日あたりにぐるり一周もよいだろう。

入場門以外にこんな門もある。

事務所門
正門と東門の間にある。職員・関係者専用。正門と西門の間にも職員用の通用門がある。
馬主役員専用駐車場門
正門と西門の間にある。スタンド地下の専用ゲートから一般客と会うことなく馬主席に直行できる。一般馬主は正門通り沿いに専用駐車場がある。
そのほか
なんだかよくわからない門があちこちにある。もちろん一般入場はできない。

なお競馬場の外からの撮影は基本的に無理。ピンポイントで数箇所、覗きこめる場所がないこともないが、怒られてもわしは関知しない。

開門ダッシュステークス

第0競走とも呼ばれる(誰に)。G1当日の朝を彩るにふさわしいエクストリーム・スポーツ。

要するに朝の陣取り合戦。府中に限ったことではないが、いきなりG1などの人気レースで撮影デビューはリスキーなので事前に下見やテスト撮影をしておくこと。いうまでもないことなのだが、ダービーやJC当日のお昼ごろにこのこやってきても満足なポジションを確保、なんて甘い。チョコレートよりも甘い。

是非はともあれ現状で撮影ポジションの自由度を高めようと思ったら

  • 開門前の順番待ちに並ぶ
  • 常連に知り合いを作る
  • プレス(取材)票を手に入れる

の三択だが、競馬産業が右肩下がりで取材需要も激減した今、プレス票ゲットはコネがない限りほぼ不可能なので、現実的には二択となる。また開門待ちに並んでも激戦区の確保は厳しいので、後述の主要撮影ポジションを参考にして欲しい。考え方と経験次第では開門ダッシュに参加しなくたって納得のいく写真は撮れるだろうし、そもそもG1にこだわらなければダッシュする必要もない。あるいは俯瞰(上からの構図)に抵抗がなければ、ちょっと遠いけどスタンドからならどうにでもなるだろう。

概略

一般客同様、撮影班の開門ダッシュは西門と正門からが基本となる。ゴール板や1コーナーを狙うなら西門、ウィナーズサークルやパドックを狙うなら正門がよい。また横断幕を出すのであれば西門からのほうが整理本部は近い(フジビュースタンド2階総合インフォメーションの向かい)。

柵をすべて使える京都や中山と異なり、横断幕許可エリアは北と東が全面で南はプレスエリアの手前まで、西は関係者エリアなので柵なし。それでも猫の額の阪神に比べればはるかにマシなので、張るだけなら難易度はそれほど高くない(ゼファーポジションを奪うのはたぶん無理)。細かい幕の出し方とか規定は他で調べて。

東門と南門は主要施設までの距離が遠く撮影の場所取りには向かない。どうしてもここから入場したい場合は当日始発でも十分間に合う。いや開門前に並ぶ必要すらないかもしれない。なおJCの公開調教は東門からの入場のみとなっている(例年7時開門、詳細は後述)。

当日までの流れ

意外にも平日から並ぶ人に学生は少ない。みんな普段何やってるんだろう。

平日

G1ウィークともなると先頭集団は前週日曜からすでにスタンバっている(それより前は土曜の並びや清掃の邪魔になるし歯止めが利かなくなって誰の得にもならないので自粛してる)。並びは正門は向かって左手の屋根の下西門は2階の連絡通路で1号階段の平日閉まってるシャッター部分が先頭。夕方にJRAの職員が正門→西門の順で巡回にやってくる(シートチェック定時巡回)。以前は18時近くだったり17時前だったりところころ変わっていたのが17時10分~30分で落ち着いたと思いきや、最近また時間が読めなくなってきている(2015年ダービーウィークの水曜、18時になっても職員が来ないため撤収する人が続出したが、その後18時20分に巡回があった)。このとき不在のシートは職員によって剥がされるため、並ぶ場合はこの時間にいないとあんまり意味がない(16時~18時とみておけばほぼ間違いないついに18時ラインを超えたため~19時くらいは覚悟したほうがよい)。なお平日ゲートの前に敷いても土曜の並びとなる。

シートチェックに車で来るのは構わないが、いつでも移動できるよう離れないこと。うかつに放置するとレッカー移動される(2015年ダービー待ち木曜の出来事)。頻繁に起こると車禁止とか平日並び禁止なんてことになりかねない。

正門前はかつてに比べかなり温くなり金曜夕方か土曜の朝イチで十分。気合入れるのはダービーとJCくらい。前の週の帰り際に張って、金曜(水曜~)に来るのが一番労力は少ないかも(もちろん保証はしないよ)。

職員の巡回は近年はダービー、天皇賞・秋、JCが水曜からでそれ以外は金曜のみとなりつつあるが、並びの枚数が非常に多い場合は早まる可能性もあるし、逆に少ない場合は秋天やJCでも金曜しかこなかったりする。おおむね一列が45組前後なので、40組を超えると当日もしくは翌日に巡回の可能性が高い。もっとも、誰もいない時を見計らってイタズラで勝手にシートを剥がしていく人(誰)がたまにいるので、職員の巡回日以外にチェックしにきてもまったく意味がない、というわけでもない。ダービーやJCともなると常連は24時間体制で自衛のための見張りを立てている(かつてはすべてのG1でそんな感じだったようだ)。また、他人のシートには原則関与しないほうがいい。だいたい揉め事の元になる。

西門の並びは先述の通り府中本町駅との連絡通路になるが、閉鎖位置の関係で水曜までと水曜以降で場所が変わる。それ以上の細かい掟は知らない。雨風凌げるので、寒い時期はこちらのほうが過ごしやすいが春開催の日中はかなり暑い。

トイレは払戻日以外は原則として空いていない。正門の場合、駅員に声かけてトイレを借りるか、東門の競馬博物館のトイレを利用する(10時~16時)。G1開催時は水曜から昼の間、金曜以降は夜中もずっと開放してくれる。西門も事情はだいたい同じ。あと正門は蚊が多い。雨が降るとナメクジもやってくる。西門はネコが多い。

前日(土曜)

職員による誘導があるのは正門と西門のみ。東門と南門は当日朝まで特に何もない。なお土曜の開門については、正門一階は金曜の夕方にでもゲートの前に貼ればよいが、も三階は午前3時にシャッターが開くのでそれ以降となる。

なおシートが多いと土曜の開門の前後に列整理が行われることがあるが、基本的にシートの位置や幅の調整(後ろにいくほど蛇行するわけですよ、それを真っすぐに直すの)に留まるので不在でも剥がされたりはしない(少なくとも改装後の府中で土曜に入ってから職員によって剥がされた、って話は聞かない)。

列移動

正門前は土曜の最終レース終了後、だいたい17時前後に列移動が行われる。まず職員によって3階連絡通路組(指定席やスタンド目当ての人)と1階ゲート前組(パドックやウィナーズサークルなど)に振り分けられその後誘導されるが、開門時に一斉に入場させると危険なため、入場券持ちの一陣二陣それ以降券なし、といった具合に区切っての入場となるため、この列移動の際に一陣(西門は二陣まで)に入れるかどうかでポジション選びの幅が大きく変わってくる。西門の列移動ルールは10年近くご無沙汰してるのでよく知らないが、似たような感じではないか(1階と2階に振り分け、主力は2階)。

なお一陣、二陣というのはわしら常連の間での呼び名だが、JRAの職員の会話では第一挺団第二挺団となっている。これマメな。

指定席の並びは正門3階西門1階(当日朝に整理券が配布される)。A~C指定それぞれ正門3階がスタンド5階席西門1階が6階席の整理券を配布する。

誘導されたら自分の場所にシートを敷くが、割り込み防止のため隙間のないよう敷き詰めたい(念のため予備を持参しておくとよい)。シートの大きさに規定はないけれども、推奨は180cmx90cmの1畳シートで何かと便利。わしは泊る人数に応じて複数敷くか180cmx180cmの2畳シートにしてる。ガムテ必須。どっちも府中駅隣接のくるる3階にある百均(キャンドゥ)か府中駅ビル京王アートマン5階のダイソーで手に入るから前日に現地調達でもよいだろう。

列移動後は職員からシートに対して誰か一人は残るように、と説明されるが誰も守ってない。いったん解散しほとんどのひとは腹ごしらえなどに向かう。おおむね3割くらいが泊り込みをするがそのまま帰る人や車中泊のほうが圧倒的に多い。ただ荷物の紛失や割り込み等のトラブルが起きても当然自己責任である。また火気の使用は厳禁なのでカセットコンロとか持ち込まないように。前世紀は雀卓を持ち込む剛の者もいたけど今は麻雀も禁止。うるさいからね。なお説明が終わったら職員に拍手してあげるのがお約束になっている。

常連の多い一陣であってもシートの隙間を狙って割り込んでくる人が後を絶たない。気づいたその時に怒るのもいいが、完全規制のちょっと前に職員にタレこんで最後尾に追いやるほうがダメージはデカいだろう。

夜間(門泊

お泊まりの際は夜の冷え込みに注意。特に秋の東京開催は開幕週の毎日王冠でもけっこう寒いし最終週のJCともなると普通に凍える。昼間の気温に惑わされないように。3回東京以外は寝袋必須。使い捨てカイロを10個くらい寝袋に放り込んでおくとかなりポカポカになり、厳冬期のフェブラリーステークスでも熟睡できるのでおすすめ。地面の冷たさが強敵なので断熱マットも必需品となるが、荷物がかさばるのが嫌なら途中のコンビニ等でダンボールをもらってくるのもよいだろう。着の身着のまま雑魚寝する剛の者もたまに見かけるけど、体調崩したら元も子もないので無理せず帰るか、朝自信のない人はネカフェなりに避難するのも手。

寝袋の目安としては、外気温が初夏の5連戦は10~15度、秋の2つは5度、フェブラリーでマイナス5度対応といったところか。シュラフカバーがあれば完璧だろうが荷物を増やすのもなんなので、多少の寒暖は着るものやカイロで調整すべし。個人的には、すきま風や地面からの冷え込みさえしっかり対策しておけば5度対応品で通年いけると思う。

夜中まで騒いでる人もいるので、神経質な人(誰)は耳栓も用意しておくといいかもしれない。つか夜中騒ぐとマジで並び禁止になりかねないので、察してくれ(通行人からのクレームは毎年ある)。

正門とダービー、天皇賞・秋、ジャパンカップ

正門の入場ゲートは左側に3門、右側に2門となっており通常は券ありが左、券なしが右

各ゲート2列に並ぶため計6列で発走となるのだが、表題の3レースに関しては券なしの一陣が右側ゲートからの発走となる。つまり4列縦隊なので密度が高い=発走順が普段よりも後ろとなるので注意。二陣以降は左側だが一陣の入場が済んでからの発走となるのは変わらない。

具体的にはこんな感じ。

地面に引いてある白線は券なし用の目印で仮設の発売窓口に通じてるんだけど、そこに合わせてシートを敷いても入場口とズレてしまうので厄介なのだ。一陣の常連はそのことをみな知っているので極力知り合いどうしで横一列を埋めちゃうんだけど(どこに並ぶかは後で考えることにして、とにかく4列を作るのを優先する)、ただでさえシートの列のとおりにゲートがあるわけじゃないし、半端な大きさだと割り込み狙う奴が出てくるので職員が「隙間なく敷いてくれ」っていうから、後ろのほうにいくといつの間にかシートが5列とか6列に増殖して、どこが入場口の列なのかわからず朝になって混乱することになる。通常の白線のほかにG1用の赤線を引くとか、JRAは何か対策考えて欲しい。つか通常どおり左側のゲートにしようよ。

そんなわけで、幅180cmのシートx4枚で埋めていくのがベスト(理想は180x180cmの2畳シート)なので、正門一陣に並ぶ場合はあらかじめ用意しておくといいよ。

入場券

前述のように開門の列は入場券あり・なしで分けられ、入場券ありから先に入場させる。開門前に入場券の発売は行われないため、前日までに回数券なり優待入場券などを用意しておく必要がある。つまり回数券は開門ダッシャーの必需品。使用場所&期限なしの8枚綴りで1000円とかなりオトク。回数券は通常の入場券売り場のほか、場内の各インフォメーションでも販売している。またG1シーズンの府中市の商店街で買い物すると優待券をもらえることもある。

なおこれまでのところG1とフリーパスの日が重なったことはないが、ダービーなど前日をフリーパスにすることはけっこうある。

当日

寝坊だけはするなよ。

開門時間と完全規制

開門時間は当日の朝にならないと発表されないが、だいたい前年と同じ時間で混み具合によって多少前後する。また安全対策や割り込み防止のため開門時間の20~30分前をもって完全規制とし、以降の自由な出入りができなくなる。つまり開門時刻の40分前にはシートに戻ると考えればよい(前日の列移動の後、おおむね何時までに戻ればよいか・・・去年の開門が何時だったかくらいは職員に聞いておこう)。なお規制直前はトイレが猛烈に混雑する。

参考までに2013年の実績はNHKマイルカップやヴィクトリアマイルで開門8時50分の規制なし、オークスで8時規制の8時半開門、ダービーが7時規制の7時20分開門、安田記念が8時半開門の事実上規制なし、天皇賞・秋が8時、ジャパンカップが7時50分。2014年は新潟2歳組のフィーバーで若干前倒し(オークス7時50分規制8時15分発走、ダービー6時50分規制の7時15分発走)となった。2015年は平年並みに戻ったが、スタッフが入れ替わったせいかオークス~安田記念ですべて完全規制あり。

発走

あとは各々狙い定めたポジション目指して全力疾走あるのみ、BGMは「Just in Turf」。

ケガだけはするなよ

Just in Turfを聴いて自然に鼓動が高まれば、晴れて開門ダッシャーの一員だろう。

選択は人の数だけあるさ。何が正しいかなんてわかりゃしねえよ。

不幸にも転んでケガしたら救護所へレッツゴー。正門に近いのはフジビュースタンド1階メモリアル60との通路のあたり(ウオッカ像の近く)、西門に近いのはフジビュースタンド2階総合インフォメーションの隣(整理本部の向かい)。

なお以前の府中の開門待ちはどこへ行くにも便利な正門前が王道だったのだが、2003年のコース大改装後ゴール板の位置がズレて正門から遠くなり、逆に西門との距離が大幅に短縮された。また西門からの走路は緩い下り坂→平坦を直線的に走るだけなので軽いスピードで押し切れる。

対して正門からゴール板は遠くなりウィナーズサークルまでもそこそこ距離があるうえ、パドック派と進路が錯綜するわ走路が曲折してるわ最後に上り坂が待ち構えてるわ、時間によってはスタンド下の扉が閉まってることもあるわ、とかなりのタフさが要求されるためスタミナの裏付けがないと苦しいだろう。またテンから飛ばすだけの単調なレース運びではラストの坂で失速する。

具体的には、ウィナ横を例にすると西門の二陣先頭と正門の一陣先頭がだいたい同じくらいの到着となる。また1コーナー芝生エリアが目の前であることからコース撮影派の主流は完全に西門2階に移っている。正門は二陣、西門は三陣までに入れないとコース確保は苦しいかも。

  • 赤:正門ダッシュコース
  • 青:西門ダッシュコース

逆に正門からパドックは目と鼻の先の電撃戦、一瞬で決着する。これが西門からだとかなりきつい。また並びの人数も西門のほうがずっと多いので、どちらを選ぶかは各々よく考えよう。わしはうちから近い(徒歩5分)という理由で正門派だが、複数で観戦するなら走者を振り分けるのも手だろう。スタンド席はゴール前は西門有利だけど、それより4角寄りなら正門三階が楽。ただスタンドの中を潜り抜けていくので、事前に構造を把握しておかないとどこで外に出ていいのか迷うかもしれない。メモリアル60前よりも4角寄りは東門。

細かいところでは、進路が錯綜するのを防ぐため自分の周囲の人がどこに向かって走るかあらかじめ聞くなりネゴするなりしておいたほうがいいかもしれない。特に親子連れやお年寄りは移動シケインとなる可能性が高いので細心の注意を払うこと(くれぐれも、邪魔だからって暴言吐いたり突き飛ばしたりしないこと)。TVに映りたい場合、おそらく絵になるという理由で先頭よりもちょっと後ろのほうが採用される可能性が高い。2013年のダービーも映っていたのは二陣先頭だった(NHK)。

フライングをするとほぼ警備員に確保されるし、悪質だと出禁になるからやめたほうがいい。稀に開門よりも先に中に潜んでる人がいる(一陣のほぼ先頭付近からダッシュしてるのに途中で別方向から走りこんでくるなんてあり得ないから)。指定席の整理券で並んでた連中なんだろうけど、もちろんバレたら出禁だし常連の恨みは恐ろしいのでやめたほうがいい。

参考:2013年JCでの出来事|東京競馬場FBアカウントより

これが許されるなら俺も工作員送り込むわw

厳密な開門時刻について

わしは毎回発走時刻を手持ちのGショックで照らし合わせているのだが、係の合図はたいてい遅い。たとえば8時開門なら電波時計の示す時刻が8時5秒~8時10秒で合図が掛かる。この5年ほどのうちだと最大で15秒遅れたときもあった(2015年NHKマイルカップ)。たかが1秒、などというなかれ。その1秒がどれだけ大きな差になるかは、走ってみればわかる。

合図は個々の職員が時計を見て行っているわけではなく、6つのゲート(西門と正門はそれぞれ2フロア)同時に開門となるようインカムで一斉に指示を出している。ただ、頭からお尻まで指示全文を聞き終えてから合図(挙手)する職員とおおよそのところで合図する職員がいるため、ゲートによってバラつきが生じるのである。このあたりはもう運任せ。

開門の合図は、職員のひとりが「開門!」と手を挙げる。誰がその職員かは慣れればすぐわかるし、気配を読めるようになれば先の先を取ってロケットスタートも可能になる。つか先頭の人は誰が合図をするのかだいたい教えてもらえる。おかげでポールポジションからのスタートダッシュだけはけっこう自信あるのだが、そこから先はまあ、想像にお任せする。

荷物について

機材を抱えてダッシュするのは斤量ハンデ以外の何ものでもないので、一陣の連中はみな敷物とガムテだけ持って残りの荷物はゲート周辺に仮置きしている。もちろん盗難防止のため見張りを置くなりワイヤーロックを掛けるなりの対策はしている。開門後、荷物を取りに戻る際は門の脇にいる職員に声をかけると改めて入場券を買わずに済む。「すぐ戻ってきてください!」と毎回念押しされるけど、記念入場券買うくらいなら余裕。

んまあ、わしは本番に向けてのトレーニングのつもりでG1以外は機材抱えて走ってる(単に戻るのがめんどくさいという話もあるが。

なお雨対策はどこの競馬場でも同じだが、府中は施設が大きいので荷物置き場の確保はわりとしやすい。それでも70リットルのゴミ袋を何枚か忍ばせておくと何かと重宝する(荷物にかぶせるのはもちろん、機材保護や簡易ポンチョにもなる)。撮影に使わないものは手荷物預り所に預けてしまうのもいいだろう。ちなみに府中はパドックやラチ沿いでのガムテ使用はおkだけど観戦席はNG。このへんは競馬場によって微妙に異なるので不安なら職員や常連っぽい人に確認しよう。

ビニール袋は、大砲はともかく、キットズーム程度なら場内の売店で「レジ袋ちょーだい!」っていってもらってくるほうが手っ取り早いかも。ちなみにゴム輪があると、レンズにビニール袋を固定するのに役に立つ。あとハンドタオルもあるといいかも。本格的な機材保護はちゃんとしたレインカバーを用意するのがベストだけど、200mm程度までならオプテックのレインスリーブがけっこう使える。わしは純正のレインカバーも持ってるけど、こういうのって常に持ち歩いてなきゃ意味ないので、レインスリーブはカメラバッグに入れっぱなしにしてる。

・・・あと最前列でレース撮影中に傘さそうなんて思うなよ。

G1概要

全競馬場最多の8つのG1が施行される。中でもダービーとJCは毎年10万を越える観客でにぎわう。この2つは別格だが残りの混雑具合は出走メンバーによるところが大きい。

施行日のうち2回/3回東京の日程はここ数年変則的なので参考程度に。

フェブラリーステークス:4歳上 ダート1600m
例年1回東京最終日に施行される。芝に比べて注目度の低いダートであること、さらに厳冬期に行われることから府中のG1の中でもっとも人の入りが少ない。
人は少ないのだがただでさえ広い東京コースのダートなので絶望的に遠くラチも邪魔と、機材と撮影ポジションを選ぶため撮影初心者にとってハードルは高い。もっともパドックや口取りは撮りやすいのでレースにこだわらなければ。
NHKマイルカップ:3歳 芝1600m
例年2回東京6日目に施行される。基本はBコース。ゴールデンウィークと重なるが、飛び石連休のほうが混雑する傾向にある。この時期からいきなり紫外線が強くなるので油断するとかなり日焼けする。
外国産馬の祭典だった設立当初より安田記念なみのハイレベルなスピード争いが繰り広げられているが、そのわりには空いてるのでおすすめ。
なお府中市では毎年マイルカップと前後してくらやみ祭り期間となっており、けやき並木通りで伝統馬術の競馬式が行われている。
ヴィクトリアマイル:4歳上牝馬 芝1600m
例年2回東京8日目に施行される。基本はBコース。歴史の浅いG1のためかなり空いているが、ウオッカやアパパネ、ブエナビスタといった古馬牝馬のスターホースが出走すると一気に混雑する。
なお女性の入場料は100円で、本場場入場の際、誘導馬の騎手をドレスを着た女性が務める。
優駿牝馬(オークス):3歳牝馬 芝2400m
例年2回東京10日目/3回東京2日目に施行される。基本はBコース。八大競走としては空いている部類だが、これもクラシック戦線の盛り上がり次第で大きく変わる(近年ではブエナビスタが優勝した2009年が7万6千人)。雨にたたられることが少なくない。障害コース開放は年によってあったりなかったり。
やはり女性の入場料は100円で、本場場入場の際、誘導馬の騎手をドレスを着た女性が務める。
東京優駿(日本ダービー):3歳 芝2400m
例年2回東京12日目/3回東京4日目に施行される。基本はCコース。世代最強馬決定戦にふさわしい盛り上がりをみせ、スターホースの有無や世代レベルに関係なく問答無用で必ず混む(2014年はクラシックがそこそこ盛り上がり、さらにゲストのTOKIOが国歌斉唱を担当したため過去10年で最多の14万人で溢れかえった)。近年は最終に目黒記念が組まれるようになった。昼休みにはパドックでジョッキー紹介が行われるほか、場内で様々なイベントが催されている。障害コース開放あり。
メインは例年10レース。以前に比べたらメイン近くでも移動はしやすくなったが、スタンド前はだいたい8レースにシート整理が行われるのでその前後はいたほうがいいだろう(※シート整理はG1だと必ずアナウンスあるけどダービーとJC以外は神経質にならなくても平気)。また人がぎっしりで風が抜けないため晴れると猛烈な暑さになる。脱水症対策はしっかり。雨の年はロジユニヴァース(2009)、オルフェーヴル(2011)ともに土砂降り。機材保護は念入りに。
なおレープロの表記を見ればわかるように正式なレース名は東京優駿であり日本ダービーではないのだが、きっと東京ダービーと勘違いされたくないのだろう。
安田記念:3歳上 芝1600m
例年3回東京2日目/6日目に施行される。基本はCコース。毎年高速決着のハイレベルなレースが繰り広げられるが入場者数とは必ずしも一致しない。3歳馬の参戦はポツポツ。入梅の時期だが意外と雨になることは少ない。
なお安田記念当日は競馬場近くの大國魂神社で流鏑馬も行われている。
天皇賞・秋:3歳上 芝2000m
例年4回東京最終日に施行される。基本はBコース。伝統ある古馬王道路線だけあって人気は高い。3歳馬の参戦もすっかり定着したが近年は最強クラスが凱旋門賞に向かってしまい総当たりとならないこともある。並びは多いものの府中の三大G1の中ではもっとも観戦しやすく気候も過ごしやすい。ただ日が短くなってきているのでメインの頃は曇るとかなり暗い。障害コース開放あり。
ジャパンカップ:3歳上 芝2400m
例年5回東京最終日に施行される。基本はCコース。いっときはJCをスキップする(有馬記念に直行する)国内の強豪ホースも目立ったが、3歳馬と古馬と外国馬が激突する国際招待競走として、また東京開催の締めくくりとして、国内最高峰に相応しいメンバーによって争われ、ダービー並みかそれ以上の観客を集める。メインは例年10レース(2013年以降は11レース、最終競走)。パドック内は関係者で非常に華やかな賑わいを見せる。外人プレスの姿も多い。2012年からは隔年でWSJSも執り行われこちらも見逃せない。障害コース開放あり。
ほとんど冬至に近い時期でもあり、太陽が低くて逆光がきついわ日の入りも1年で一番早い時期でメインが終わるとあっという間に暗くなるわで撮影条件としてはかなり厳しく、口取りは相当感度を上げないと苦しい。下手すると地方のナイターよりも悪条件。ダービー同様、8レース終了後でシート整理が行われる。

なお、1943年から48年の6年間は東京競馬場で皐月賞が行われていた(45・46年は中止)。1949年に中山競馬場に移ってからも改修やスト、震災などの影響により都合7回実施され、そのうちシンザンとオルフェーヴルが三冠馬となっている。

G1以外では秋の始動戦として有力馬の参戦が目立つ毎日王冠の人気が高く、出走メンバーによっては徹夜組が出る。特に1998年はサイレンススズカ、エルコンドルパサー、グラスワンダーの出走により実に13万人を超える観客が訪れ(G2入場者数のレコード)、近年もウオッカの出走した2008/2009年はマイルカップよりもはるかに混んでいた。また毎年7月下旬の日曜日に行われる花火大会当日もG1さながらの開門ダッシュが繰り広げられるが、出走メンバーの大半が地元民という特徴がある。

逆にメンバーが地味なときのマイルカップやヴィクトリアマイル、オークスはダッシュしなくても余裕でポジション確保できることが多いし、メイン前後で移動に苦労することもないので撮影初心者向きといえる。

コース概要

東京競馬場は日本最大級の規模を誇るだけあって敷地だけでなくスタンドの延べ床面積も広大で、他の競馬場に比べ立ち入り可能なエリアがまた広範囲なので(これでも内馬場は大幅に狭くなったんだよ)いろいろ見て回ろうとすると移動だけでけっこうへとへとになる。

ただ中山や阪神と比べるとコース形状が平坦でスタンドもわりとシンプルな作りなので、パドックとウィナーズサークル、ゴール板の位置関係さえ頭に入れておけばあまり迷わないというかそう時間掛からずに慣れるのではないか。

スタンドの階層構造はいまいちわかりにくいかもしれない。特にコースからパドックの移動で『おれはスタンド1階に入ったと思ったらいつのまにか2階だった。何を言ってるのかわからねーと思うがおれも何をされたのかわからなかった』という証言を数多く耳にする。催眠術だとか超スピードだとか、そんなチャチなもんじゃあ断じてねえ、ただの錯覚である。

コースやスタンドでは目印として、ゲート番号や柱番号を覚えておくとよい。知人と待ち合わせをする際にもゲート/柱番号を教えてあげるとわかりやすいだろう。

コースの特徴

直線は新潟に次ぐ長さだが、ラチ沿いで撮れるのはラスト150m以降の馬場内連絡通路よりもゴール寄りとなる。ラチは低いので京都のように踏み台に乗らなくてもまったく問題ない(165cmのわし基準)。全体的に高低差が少なく直線もラチ沿いはゴールまで起伏がないので構図をまとめやすいが、コースがスタンドの南側にあたるため終日逆光気味なのが難点。季節にも拠るが午前中から7Rくらいまではコントラストがきつくて悩ましい。また府中市は東経139度に位置するので日本標準時とは18分のズレがある(135度の明石市に近い阪神競馬場は1分、京都競馬場は3分)。春先は問題ないが、秋冬のメインレースは時間の印象よりも暗くなるので露出的には厳しい競馬場といえる。

新潟競馬場や福島競馬場は緯度も高いので太陽の高度が低い。札幌競馬場や函館競馬場はさらに北に位置するが、秋冬の開催がないので特に問題にはならない。

馬場内連絡通路よりも4コーナー寄りはコースまでけっこう遠くなる。この通路の横、ラスト100mのあたりにウィナーズサークルが設置されており、平場や特別の口取りと表彰式が行われる。ウィナーズサークル内ゴール方向に地下馬道の入り口が設けられている。重賞の口取りは馬場のラスト50~60mくらい、G1の表彰式は同じく馬場のゴール手前で行われる。

ゴール板を過ぎて1コーナー周辺は芝生エリアが設けられており、グループや家族連れ等で賑わう。4コーナー付近も芝生エリア(というか山だな)で日吉ヶ丘と名づけられ、その名のとおり小高い丘から遠めの俯瞰となる。

内馬場からコースは芝ダートともに遠く、また遮蔽物も多いためいくつかのピンポイントを除いて基本的にはあまり撮影に適していない。例外は障害コース開放時

芝コース

主な特徴は前述のとおり。一周2083m(Aコース時)、直線は526m。スタート地点の枠の有利不利は、以前は芝2000mで顕著だったが現在はそこそこ解消されている(ゼロではない)。

馬場の使い分けは開催初日が仮柵なしのAコース、以降開催が進むに従ってB→C→D→Eコースと3メートルずつ外側へ仮柵が移動する(2003年の馬場改修以降、Eコースが使用されたことはない)。開幕からしばらくのAコース使用時は先行&イン有利ということもあってみな内ラチ沿いに殺到するため馬が遠い。G1は基本的にBコースかCコースを使用。元の幅員が広いこと、発走地点に余裕があることから、使用コースによってフルゲートの頭数が変わることはない。

Dコースはこれだけ内ラチから離れている。

現在の芝コースは野芝と洋芝のミックスだが、野芝オンリーだった時代は開催前半にB/Cコースを使用して内ラチ沿いを仮柵で保護しG1ウィークにAコースを使用するパターンが多かった。このため極端なイン有利のトラックバイアスとなり、仮柵を外された部分はグリーンベルトとも呼ばれた。

芝の痛み具合にもよるが、トラックバイアスはA/Bコース使用時はイン有利で外差しは決まりにくく、C/Dコースは比較的イーブンに近い傾向がある。ただし雨が降るとインが重くなる。また排水溝の関係か内から乾いてくる。が、馬場造園課の研究は日進月歩で、2015年の秋開催は開幕週から馬場の三分どころでの差しがガンガン決まっている。足音が小さくなってるように感じるので、エアレーション(地盤にエアを入れること)による馬場の均一化とクッションの向上が効果を発揮していると思われる。

ダートコース

一周1899m。どの距離でも枠による有利不利はそれほどないが、1600mの発走地点は芝コースにあり、またダートコースに斜めに進入するため外枠のほうが芝を走る距離が若干長くなるので(芝適性の有無も含め)有利不利が生じる。

全体的にコースまでかなり距離があるので400mm以上の長玉がないと苦しい。またラチの写り込みを避けるにはスタンドか1コーナー周辺からゴールを狙うしかない。なお障害コース開放時のみ、内馬場から地方競馬感覚で撮れる(オークス、ダービー、天皇賞・秋及びJC当日の4R終了後)。

障害コース

かつては坂路やタスキコースも存在したが、現在は通常の周回コースのみとなっている。飛越を撮影できるポイントは3箇所(置き障害含めると4箇所)だが、事実上ひとつみたいなもの(後述の撮影ポイント参照)。

また2014年より東京開催から未勝利と一般戦の大半が消え、重賞とオープン特別中心の施行となった。重賞と秋陽ジャンプステークスの3レースが直線芝で、重賞では最後の直線、2400m発走地点付近(メモリアル60正面)に可動式障害(ハードル)が追加される。また東京ハイジャンプでは通常よりも高い150cmの大生垣と大竹柵に変更される(平時はそれぞれ140cmと130cm)。

2014年度の障害オープン競走実施状況は次の通り。

  • 1回東京5日目:春麗ジャンプステークス [直線ダート] ※降雪のため延期→中止
  • 2回東京:なし
  • 3回東京初日:青富士ジャンプステークス [直線ダート]
  • 3回東京7日目:東京ジャンプステークス(J・G3) [直線芝、置き障害あり]
  • 4回東京5日目:東京ハイジャンプステークス(J・G2) [直線芝、置き障害あり]
  • 5回東京5日目:秋陽ジャンプステークス [直線芝]

青富士ジャンプステークスは休止になったので一回こっきりかもしれない。

返し馬

基本的に1コーナー方面に向かうが、スタンド前発走となる芝2400m/2500mは大半が4コーナー方面。なおスタンド前発走であってもノリだけは必ずゴール板前までやってくる。1コーナーに向かう際でも意図的に外ラチ沿いをダグやキャンターさせることも多い(特にG1で)。

スタート

中山の芝1800m/2000mのような距離感で輪乗りやゲートを撮れるポジションはないが、芝レースについては2300m~2600mがスタンド前発走で、特に芝2400mはメモリアル60スタンド前の芝生から眺めることができる(B~Dコースに従ってゲートがゴール方向に若干移動するので、スタートを撮るならA or Bコース使用時がベスト)。内馬場からは3400mがピンポイントで狙える(長丁場なのでがんばればスタンド前に戻ってくることも可能だろう)。

現在は2300m/2600mの施行はない。

ダートはやはりスタンド前発走となる2100/2400mと、内馬場から1300/1400mが狙いどころ。

馬場開放

例年3回東京終了時に馬場開放が行われる。

直線部分のみではあるが芝・ダートともに入ることができ、発走ゲートも設置されるほかダートコースの砂を記念ボトルに入れてお持ち帰りサービスもやっている。前日と当日に整理券を配布するので、これをもらうの忘れないこと(イーストホールあたりで土曜1000枚日曜2000枚)。

入場はメモリアル60スタンド前の門からで、東京最終の発走前後に列整理が始まる(並ぶのはたぶんメインが終わったタイミングがベスト)。出口はゴール過ぎの可動柵。原則としていったん退場すると再入場はできない。

パドックについて

オーソドックスな長円形で周回は左回り。全方向から撮影可能で阪神のように柵が邪魔することもないが、馬目線で撮れるのは東側と南側。南側はスタンドに近いので混雑する。東側は午後になると逆光がきつく巡光となる西側は関係者席兼待機所となっており、当然ここから一般客が撮影することはできないが関係者席の上(二階)から俯瞰で撮ることは可能。北側は1.5mほど高くなっているほか、コースから遠くなるのでG1では移動に注意。中山の木漏れ日ちっくな絵は無理。芝は人工芝。

南側は中央にTVカメラスペース、左端にプレスエリアが設けられている。特にプレスエリア付近はG1だとけっこうカメラマンが邪魔になるので注意。

東京競馬場に限らないが、1レースと5レースは全騎手がパドックで騎乗する。また1レースの前と昼休みには誘導馬の周回がある。サクセスブロッケン!!!!!!を撮るならこのタイミングがよい(必ずやるとは限らない)。

近年はG1でもパドック撮ってからコースに戻るのが苦ではなくなったけど、ダービーとJC(他場だと有馬)だけは別格。8レース終了時にシート撤去が行われるので、それ以降の移動は原則諦めたほうがよい。

モバイル環境について

G1デーはいちおう内馬場にはキャリアの臨時アンテナ車も設置されるのだが、それでもメイン前後だと電波が繋がりにくいのはお約束。花火大会の日は18時くらいから絶望的。ただ公式Wi-Fiはけっこう広範囲に電波飛んでるようで正門前でもかろうじて拾えた。

参考:JRA|無線LANインターネット接続サービスのご利用方法

ホースレースiスポットは2012年末をもって終了している。

主要撮影ポジション

事前に頭に入れておきたい撮影ポジションをピックアップしてみた。撮ってるうちに自ずと納得のいくポジションが見えてくると思うけど、そこから動かなくなるとマンネリ化して情熱が消え惰性になりやすい(わしも一度陥った)。ここで紹介する他にもナイスな写真を撮れるスポットはあるだろうから、先入観にとらわれずあちこち探してみて欲しい。

コース沿い

芝コースは比較的撮りやすいのだが、パドック横の地下馬道入り口周辺の植え込みが200mm程度だと画面に写り込む可能性が高い。

しかも先端の新芽が赤いのでかなり目立つ。これが府中名物、炎上エフェクトである。

かつては気が狂いそうだったけど、最近はもう慣れた。むしろ積極的に前ボケに使ってみたり。

ゴール板前後

いわずもがなの最激戦区。どの競馬場でもそうだが常連以外がここを確保できるとしたら重賞のない日やG1の裏開催くらいだろう。当然勝ち馬のゴールの瞬間を撮るのに最適だが、あまりに楽勝だと腰の上がった迫力に欠ける絵になりがち。さらにゴールの瞬間は馬体をほぼ真横から撮ることになるので構図の好き嫌いが分かれるかもしれない。

ゴール板から10~20mコーナー寄りのほうが構図的に好み。

※これはD300+300mm。さらにDコース使用時。

レース以外ではG1の表彰式や、昼休みの新聞社系トークイベントなどが行われるので人物狙いのポジションでもある。

なおご覧のとおり直線部分でもこの一角が最もコースに近い。

開催はじめのAコース使用時は内ラチまでえらい遠いので、200mmしか持ってないわしもゴール板付近まで遠征してる。

ゴール50~60m手前

わしのコース撮影の基本ポジション。写真中央からやや右側の柵沿いにちょこんと荷物置いてあるところ。柱番号でいうと17~18番のあたりになる。

レースがもっとも白熱する、ラスト1ハロンくらいのロングショットから最後の叩き合いを撮るのに最適。ただしゴール直前に追い込んできたような場合は勝ち馬を撮りヘグる可能性が高いので、ターフビジョンで全体の動きを常に気にかけておく。馬群横並びでイン優勢、なんてケースもきつい。

ウイニングランで戻ってきたところや重賞の口取りも目の前で撮れるしジョッキーに声をかけやすい。G1だと口取りの後、馬服を着せての周回で着順掲示板をバックにできるのもポイント(特にレコード決着だと絵になる)。GATE10/11が目の前なのでパドックとの行き来もしやすい。

またターフビジョンが目の前なので馬群全体の動向を追いやすい=勝ち馬の見極めをしやすい。このようになかなか汎用性が高いポジションなのだが西門から遠くなることもあって埋まるのは比較的遅め。なおG1の表彰式はゴール板付近で行われるなので絶望的だけど、その頃にはある程度動きやすくなってるので撮りたければ移動するなり何なり。

ゴール板過ぎ~1コーナー芝生エリア

近年やけに埋まりの早くなったガッツポーズポジション。

中山や阪神、京都と違って開放感があり、ゴール板を入れた斜め構図やガッツポーズ、ウイニングランや返し馬を撮るならここ。ただ構図が正対に近くターフビジョンが見づらいので、接戦になると勝ち馬見極めの難易度が高い。逆に見極めさえできればインだろうとアウトだろうと関係なし。映像だけでなく実況にも耳を傾けるのがポイントか。

なおゴール板直後はプレスが集中、ほとんどは座ってくれるのだがときどき立ちっぱなしのカメラマンがいてかなり邪魔になる(特に赤帽は絶対に座らない)。画角の広いレンズだと決勝線の測定器(緑色のやつ)も曲者。また芝生エリアに入って10m前後のコーナーに差し掛かるあたりは地面が低いので外ラチが視界に入る。

1コーナー芝生エリア最果て

西門入ってすぐのあたり。勝ち馬見極めの難易度はハンパじゃなく高い。ターフビジョンも遠くて角度がきついので場内実況に耳を傾けるしかない(FMラジオを利用するのも手)。

喫煙エリアが目の前というのもスモーカー大佐にはポイント高いだろう。右手の柵の内側でよく著名人の収録やってる。

狙いは主に返し馬とウイニングランだが、500mm以上あれば直線の攻防を正面から捉えることができる。もう振り向くな、青春は風の中~な構図を狙うならここだろう。ダートでラチの写りこみを避けたい場合もここになる。

ゴールからけっこう離れるため300mm以下だとレースカットはちょっと苦しい。つまり機材のウェイトが高いポジション。上記カットはAPS-Cで200mmノートリミングのもの。

背景の処理はしやすい。内馬場以外でスタンドの観客をバックにした構図を得られるのもここならではで、限りなく順光に近いのもよい。また雨の日の煙る感じもここが一番ではないか。

ウィナーズサークル

ここ最近のホームポジション、ウィナ横ゴール側。

冗談抜きにこのへんで撮ってる。正門からのダッシュでいちばん近いし。

平場~特別の口取りや表彰式が行われるほか、特別までの芝レースの馬場入りやG1でウイニングランから戻ってきた馬を迎えるのにもよいが、レースの撮影感としてはコースが気持ち遠くなる。また1コーナーとは別の意味で、勝ち馬を絞りきれない場合もけっこう多い。

ご覧の通り、平場での口取りの向きはゴール方向だがカメラマンよりも関係者がけっこう邪魔(写真の向きは地下馬道から上がってくる馬を撮るのに適している)。G1の勝利騎手インタビューメモリアル勝利の記念撮影などもここで行われるので騎手狙いならここがよいだろう。ブラスバンドの演奏などもウィナ前が基本。ただサイン目当てのファンも集まるのでポジション確保の難易度は高く、特にG1ではゴール板前に次ぐ激戦区となる。

なお2015年の4回東京開催よりサイン台の場所が西側に変更となった。

撮影組もサイン組も大混乱。わしのポジションも影響で油断するとズカズカ入られるようになってしまった。

日吉ヶ丘~メモリアル60付近

コースから数メートル高いところからの俯瞰ポジションで感覚としてはスタンド中段からの撮影に近いが、勝ち馬が撮れるかどうかは展開読みと運頼み。

メモリアル60付近は芝2400mの発走や直線の坂下からの攻防が楽しめる。

G1含め普段の埋まりは遅く、平場であればここでスタートを撮ってからゴール付近まで移動することも可能。例外は芝2400mのダービーとジャパンカップ。また東京競馬場花火大会においては最激戦区となる。開門ダッシュは東門がもっとも近い。

4コーナーの攻防は日吉ヶ丘となるが、コースまで距離があるので最低でも300mmはほしい。またJCの公開調教時に開放されるのは日吉ヶ丘のみとなっている。

内馬場同様、家族連れが目立つ。また夏場は妙に暑く、冬はやけに寒い。特に日吉ヶ丘は突然の雨などの際に付近に隠れる場所がない(遠い)ので注意。なお日吉ヶ丘という名前は東京競馬場の住所、府中市日吉町1-1にちなんでのもの。レース名に用いられている府中市の町名は、日吉特別のほかは是政特別だけである。

フジビュースタンド全般

コースに対してやや傾いて設置されており、ウィナ周辺よりもゴール板のほうが若干近い。にしてもコースまでけっこう距離があるのでせめて300mmはほしいところ。中段より上からの大写しには500mm以上が必要。2階の手すりのある段が比較的近くて俯瞰もキツくなく、かつ前の人が邪魔にならないのでおすすめ。馬群全体を見渡せるので勝ち馬の見極めはしやすい。またダートコースで外ラチを入れないようにするならスタンドかコーナー奥しか選択肢はない。

上記作例はスタンド2階からD300と200mmに倍テレで400mmでのもの(画角はフルサイズ600mm相当)。ダートならこれで最低レベルではないか。ちなみにスタンド席は雨天時の荷物置き場でもあるが、風があると2階くらいまでは普通に吹き込んでくるので注意。

なお名前の由来となり世界遺産にも選ばれた富士山であるが、姿を拝めるのは春から夏にかけては朝の短い時間に限られる。秋~冬は晴れてればだいたいおkだが夕方は霞んでしまうことが多い。西門方向、ビール工場のちょい右に位置する。

府中市は11月20日前後と1月20日前後の夕暮れ時にダイヤモンド富士を拝めるのだが、フジビュースタンドというか東京競馬場では微妙にズレてしまう(これは11月14日だけど)。

内馬場

競馬場というよりもほとんど近隣住民のピクニックランドと化しており、競馬とはまるで無縁な親子連れの姿も目立つ。撮影ポジションは少ないが左向きのレースカットを得られるので、作品にメリハリをつけるのに適している。

場内放送が聞こえにくいので、油断してると気づかないうちにレースが始まってたりする。

ホースリンク

数少ない内馬場の撮影ポジション。

芝3400mとダート1400mの発走地点が近いが内ラチの写りこみは避けられない。

なお馬車の運行がある際は進入できない。いつ運行するかはその日になってみないとわからなくて困る(いちおう東門に案内は出てるのだが遠い)。ちなみに運行は基本的に11時からなので、3Rまでならリンク内で撮れる。

南門への地下道横

地下道の2角寄りはダート1300mの発走地点、3角寄りは5号竹柵障害が目の前。

ちょっと小高くなってはいるが、踏み台があったほうがいい(内馬場全般にいえる)。死ぬ気で走れば、一周目をここで撮って最後の直線までに内馬場のゴール付近まで戻ることも可能だが、わしはもうやらん(1400mのが多少楽かも)。

遊園地奥・旧タスキコース付近

6号障害と7号障害(ともに生け垣)の間に位置する穴場で東京でまともに飛越を撮れるのは恐らくここだけ(5号竹柵障害も撮影はできるけど柵まで近づけないし、踏み台ないと話にならないし、アングルも微妙)。

特に秋開催は太陽の高度が低いので逆光で掻き上げた芝や土が浮き上がって見映えするのでオススメ。

内ラチがけっこう高いけれども周辺に観客がいないことがほとんどなので、高さのある踏み台や脚立を使っても咎められることはないと思われる。返し馬での下見も間近で見ることができ、会話もけっこう聞こえる。ただしゴールが遠すぎて何が勝ったのかさっぱりわからない。また柵に薔薇が植わっており、あんまり撮影に夢中になってるとトゲが刺さる。

死ぬ気で走れば、一周目をここで撮って最後の直線までにスタンド前へ戻ることも可能だが、東京の障害は基本的に重賞クラス以外は直線ダートなので、血反吐を吐く思いまでして実行する価値があるかどうかの判断は各々に任せる。わしは春秋のジャンプステークスで懲りたので金輪際やらん。

2014年度より東京開催から障害の一般戦が激減してしまった。

なおキャラクターショウのある日は、ここから舞台裏のリハーサル風景を拝むこともできる。

ワイドターフビジョン正面向かって右手(通常時)

スタンド前の3号障害(竹柵)と4号障害(生垣)が目の前だが、そこそこ距離がある。

ダートはその障害コースを挟むので結局遠いけど、スタンド前から撮るよりは近い。ラチが確実に入るけど。

ワイドターフビジョン正面向かって左手(障害コース開放時)

普段はダート2100mのスタート地点だが、障害コース開放時には別物に生まれ変わる。

東京で唯一コースを巡光で撮れるポジション。ダートコースの近さは特筆モノで、ダービーやJCなど年に数回しか機会はないが足を運ぶ価値はある。開放区間は3号障害から4号障害のあたりの直線部分約200m。

200mmノートリミングでこれだけ大写しできるのは素晴らしい。しかし残念ながら、これまでフェブラリーステークスでの開放実績がない。芝コースは遠い(しかもたいていB/Cコース使用時)が内ラチ側からなのが救い。なおG1でスタンドをバックにした構図はこのときここのへんでしか撮りようがない。ウイニングランで大観衆にガッツポーズといった印象的な絵を期待できるので(ただし最低でも400mmは欲しい)、現地入りが遅れるならあえてこちらに陣取るのも手だろう。

普段は遠くから眺めるだけの障害を間近で見ることもできる。

パドック

人工芝。G1では中央にレース名が記される(これを構図にどう入れるか)。ミラーレスなどで前玉の小さいレンズなら柵の隙間を抜いて仰瞰で撮ることもギリギリ可能だったりする。

東側はいかに逆光とうまく付き合うか、北側からは中途半端な高さからのアングルをどう構図にするかがキモ。俯瞰が嫌いでなければ西側はけっこうおすすめ。パドックイベントは南側を向いて行われる。横断幕は北側左手より順に張っていくため、幕をバックに馬体全体を撮るなら基本的に南側から。コースに戻りやすいのもポイント。

南側・馬主エリア横

逆光の影響をほとんど受けずに済む優良ポジションなのだが最激戦区。プレスが邪魔になることもある(JCとか外人の多いときは最悪)。

つか南側はパドックイベント狙いの人もいて全般的に混むし構図が淡白になりがちなのであんまりオススメはしない。

東側・スタンド寄り

正直なところ難易度が高い。縦位置で正面からのアングルを狙いやすいのだが午後は逆光がかなりきつく、奥(北)にいくほど阿鼻叫喚の地獄絵図。ただ陽が陰るとめちゃくちゃ撮り易い。

先ほどの南側と同じ構図だが、陰陽のきつさがお分かり頂けると思う。騎乗合図後は馬番8番~13番くらいの馬が目の前にくる。

北側・安田いざえもん像付近

このあたりから西側にかけて上り坂になっているため俯瞰構図で背景を処理しやすい(観客を消しやすい)。装鞍所から馬が入ってくる姿を正面で撮るならここ。ジョッキーの集合シーンも近い。逆光はあまり気にならない。

夏場は電光掲示板の下がけっこう涼しい。コースに戻るのが遠くなるのが難点。

西側

二階からの撮影となる。パドック全景をシンメトリックに写すのに最適。東側でも同種の構図は撮れるがこちらは騎乗時に走り出すジョッキーを間近で捉えることができる(後姿だが)。

俯瞰ということもあり逆光は終日たいして気にならない。ただ大レースでは臨時のTVカメラがけっこうなスペース(それもいいポジション)を占有してしまう。

ここから電光掲示板に差し掛かる木の枝越しに馬名を撮るのが好き。

スタンド

南側からのみ。けっこう距離があるので大写しには不向きだし、広角にしても屋根や客席がウザいので始末におえない。

パドック全景を撮るならフジビュースタンド5階まで上ると周囲の眺めも含めていい感じだが、急いでるとエスカレーターの位置が微妙でイライラする&階段使うとさすがに疲れる。

なお5階のスタンド内は指定席エリア、コース側の一般席は4階まで。

その他

直線でラチ下を抜けるポジションは2箇所ある。ゴール過ぎの可動柵のあたりと、ウィナーズサークル左手の地下道入り口

当然柵の網目越しとなるが大口径レンズで開放付近ならほとんど気にならない。一般入場者がコースを仰瞰で撮れるのはこの2箇所だけでありアクセントとして覚えておいて損はないが、撮影可能範囲は狭く、またゴール過ぎはG1の裏の平場でもない限りプレスが邪魔になるし、ウィナ横は勝ち馬を絞りきれない可能性が高いので、ここ一番向きではない。ちなみに1コーナーの芝生エリアはけっこう広範囲に渡ってラチ下抜けるけど、外通られたらアウトなのは中山と同じ

その気になれば柵の外からでもこういうカットは狙えますよ、と(いちおう1コーナー芝生エリアでもラチ抜き仰瞰で撮れるけど、画角が狭くて構図の自由度が低い)。

・・・一通りポジションを紹介してきたが、初めての競馬場で一発勝負はなかなか難しい。障害のように1日1鞍しか行われないものはともかく、同距離であったり条件・使用コース(府中以外なら芝の外回り、内回りなど)の近いレースをピックアップしておき、先に行われるほうを練習に充てるのは遠征でも通用する基本的な心構えだろう。また太陽の位置も時間や季節によって変化するので、下見の日はなるべく確保したいもの。

その他の施設・スポット

コースやパドックといった直接的な馬絡みのカット以外にも絵になる光景は多い。

東門近辺

競馬博物館

東門入ってすぐのところにある。

常に何かしらの展示をやっているので暇つぶしにはもってこい。空調も効いてるのでダラダラお昼寝するのもよし。館内は原則として撮影禁止で、開館日にも注意(季節によって異なる)。

エプソム遊歩道

競馬博物館の脇にある、ザ・ダービーの行われるエプソム競馬場をなぞったミニチュアコース。

コース形状だけでなく、アンジュレーションの激しさもよくわかる。

乗馬センター

東門入ってすぐのところにある。

開催日は体験乗馬、平日には競技乗馬の飛越訓練風景を目にすることができる。

正門近辺

ローズガーデン

正門入って左手にある噴水コーナー。

脇にホースリンクが設置されており、常時何かしらの馬がいる。たいていタベ(ゆうべではない)だけど、たまーにサクセスブロッケン!!!!!!の姿も。まあサクセスブロッケン!!!!!!は誘導馬の日に1レースの前と昼休みにパドックをよく周回してるのでそっちを狙ったほうがいいだろう(ネコパンチも同様)。

参考:競走馬のふるさと案内所|サクセスブロッケンを訪ねて~JRA東京競馬場

普段は何もないが、ダービーウィークのみ二階建てバスとかいろいろ並んでる(2013年はローズガーデンのみ平日も開放されたのだが、告知が徹底されず気づかない人がほとんどだったように思う)。

親子馬像

ローズガーデンからメモリアル60方向に進むと左手にある。

像自体はとくに何でもないが、ゼッケン付きグッズ販売や競馬マスコミの社杯があると抽選会をここでよくやっているので場所は把握しておいたほうがいいだろう。

ダービーロード

ローズガーデンの裏、歴代ダービー馬の記念碑がズラーッと並ぶ。

スナップ(としてそれっぽいカット)を撮りやすい。

ウオッカ像

親子馬像のすぐそば、ローズガーデンのダービーロードの入り口というか出口に新設された。

谷水オーナー寄贈とのこと。数々の先輩ダービー馬をさしおいての建立だが、類稀なる府中専用機としての実績を思えばあって然るべきだろう。ただトキノミノルと比べると周辺がやかましいというか背景の処理がめんどくさいのが難点。

トキノミノル像

正門入って右手、パドックの脇にある東京競馬場を代表するモニュメント。

後輩たちを何十年も見守り続けてきた幻の名馬に対し、にんじんなどお供え物が途絶えることがない。

・・・この付近は絵になる構図が多くてお気に入り。

安田伊左衛門像

パドック北側、電光掲示板の左手に立っている。頭にバンダナを巻くと違う人になる。

トキノミノルと比べて地味だが、年に一度、氏を称えるレースである安田記念の日にはお花などで豪華に装飾される。JRAの競走のうち理事長の名を擁した競走は安田記念と有馬記念の2つのみだが、有馬記念の行われる中山競馬場に故・有馬理事長の像は存在しない(職員に調べてもらったから間違いない)。

安田伊左衛門

東京競馬会の発起人で目黒競馬場時代の東京競馬倶楽部でも副会長兼常務理事を務め、競馬場の移転計画ならびに東京優駿大競走(日本ダービー)の創設という東京競馬倶楽部の取り組んだビッグプロジェクトの中心人物として奔走。他にも競馬法の制定や昭和29年に日本中央競馬会が発足すると初代理事長に就任、東京競馬場ひいては日本競馬の発展に大きく貢献し「競馬の父」と呼ばれた。その功績を称え1951年に創設された安田賞が氏の没後と安田記念と改称された。

安田の後任として日本中央競馬会の二代目理事長となった有馬頼寧もまた日本競馬の発展に尽力したが、特に有馬特例法による老朽化したスタンドの改修や氏の発案で創設された中山グランプリ(没後に有馬記念と改称)など、こちらは中山競馬場との縁が深い。

日本庭園

パドック電光掲示板の裏。

春は桜が咲き乱れ、2~3回東京は新緑がまぶしい。5回東京になると紅葉も見ごろになる。

午前中から飲んだくれてベロベロになったときには、よくここでぐったりしている。木漏れ日が目に染みるきれいなのでスナップを撮るのにも向いている。池の水深は60cmで鯉がいっぱい。競馬場にも恋がいっぱい。わしの視線はいつもおっぱい。くだらん駄洒落はおなかいっぱい。

内馬場

お子様がいっぱいで絵になるのだが、親御さんがうるさいので無断撮影はやめたほうがよい。

イベント広場

旧障害タスキコースを利用しており、日曜日の昼休みによくキャラクターショウをやっている。

仮面ライダーウィザードやウルトラマンゼロに会いたい人、怪人に襲われる司会のおねいさんにハァハァしたい人は要チェック。なお最後まで楽しむなら5レースのパドックは捨てることになる。握手会にも参加するとレースそのものに間に合わない。

ターフビジョン

近くで見るとマジでかい。

画面の大きさは縦11.2mx横66.4m、縦横比は約1:6。完成時は世界最大の映像スクリーンだった。

参考:三菱電機 ニュースリリース

特にスクリーン全面を使ったレースバナーは府中ならではのもので視覚的インパクトが強い。G1のときは毎回撮ってる。障害コースを開放してると手前に人だかりがあるので後の確認にもなる。

なおターフビジョンに写ってる映像を撮る場合、シャッター速度が1/500秒以上だと黒く潰れてしまうため1/250秒以下でアンダー気味に撮るのがよい。これはレース撮影でも注意したいポイント。ターフビジョンがバックにくるポジションでは1/500秒で極力フリッカーを抑えるか、長玉使って被写体の占める割合を増やす&背景をボカしてしまうなどの工夫が必要。思い切って流し撮りという選択もありだろう。

ちなみにレース撮影時に画面も映すと、表示のタイムラグがわかって面白い。

脚の形見ればわかるが、スクリーンはコンマ数秒遅れてる。

国旗掲揚台

内馬場フアフア広場の脇にある。ブラジルカップやアルゼンチン共和国杯といった海外協賛競走、ジャパンカップなど外国馬の出走する国際競走ではその国の国旗が掲揚されるため、ワンポイントに撮っておくといいかもしれない。最近はJCも外国馬の頭数が揃わなくて寂しい。

以下、府中で“確実に”外国旗掲揚のある現行の競走。

  • ヴィクトリアマイル(U.K.)
  • 香港ジョッキークラブトロフィー
  • エプソムカップ(U.K.)
  • アイルランドトロフィー
  • ブラジルカップ
  • サウジアラビアロイヤルカップ
  • アルゼンチン共和国杯
  • ワールドスーパージョッキーズシリーズ(偶数年開催)

なお中央競馬の重賞の大半は国際競走だが、実際に外国馬が参戦するのは府中であれば京王杯・春、安田記念、JCくらいで、京王杯と安田は参戦ゼロの年のほうが多い。

大ケヤキ

3コーナーの内側に生えている大木は実はエノキなのだが、ケヤキってことでもういいよ(ケヤキは府中市の木でもあり場内や競馬場周辺に多数植わってるので誤解が広まったのかな、と)。この一角は井田摂津守是政公の墓所なので一般人の立ち入りはできない。明らかに中継の邪魔なのに残してるんだから、せめて観客が周囲を歩けるようにするくらいの配慮はできないものか。

ちなみに南門から5分ほどのところには是政公を祭った是政八幡宮がある。

そのほか

職員・関係者の通用門は正門から200mほど東側に進んだところにあるため、たまーに徒歩で調整ルーム入りするジョッキーが正門前を通る。現役時代のアンカツとかよくしれーっと歩いてたし、在りし日の後藤はよく大レースの前に差し入れを持ってきてくれたりした。

あとは府中市民のノリがごく稀に通りがかるのを見かけるけど、撮るのは控えてる。タクシーで競馬場入りする外国人ジョッキーとかはわりと見かける。

ちなみに出張馬房は東京競馬場のメインの敷地内ではなく東門から是政通りをちょっと進んだところにあるので、こっそり撮影とか無理(地下馬道で4コーナー付近と繋がっている)。

真・南門

南門のすぐそばにある開かずっぽいゲート。廃墟っぽい感じがグー。

芝コースが目の前。でも無理は禁物。なお以前はこのへんにはホームレスが住み着いていたのだが、2008年の府中ホームレス殺害事件以降、見かけることがなくなった(写真の人がガイシャなのかどうかは怖くて確認してない)。

スタンド内

何かしら展示やイベントやってるので、そういうのを見て回るのもいいかもしれない。わしはもはやそこまで余力がない。

イーストホールにしてもセンターコートにしてもだが、特に西側のフードコート付近はショッピングモールのような雰囲気でおよそ競馬場とは思えない。

ホースプレビュー

フジビュースタンド1階15番柱付近のガラス張りの通路。

貴重な検量室の様子を伺える人気スポットなのだが、わざわざレースを捨てて撮影するようなものかどうかは微妙。どうしても撮ってみたい人は偏向フィルターを装着したほうがいいだろう。あくまでも通路なので座り込みとかは基本的にNG。

指定席エリア

わしはラチ沿い撮影班なのでほとんど縁がないけれども、指定席から長玉で撮るならフジビュースタンドゴール板付近のA指定だろうか。返し馬やウイニングランも狙えるし。一番高いS指定はメモリアル60の最上階、どんだけ設備が豪華なのか知らんが撮影班的にはそれほどメリットがないと思われ。

UMAJOスポット

2013年よりF1層をターゲットにしたスペースとして、フジビュースタンド5階に登場した。でも名前が悪い。UMA女って未確認生命体じゃあるまいし。

同伴女性がいれば男性でも利用できる。ハーブティー飲み放題は、よい。

REXS

初心者講習。時間拘束されるのが嫌なのでわしは参加する気ないけど、普段入れないところに入れるしお土産けっこうもらえるので初心者のふりして積極的に参加すべき。

○○○物産展

西門入ってすぐやメモリアル60の裏あたりでよくやってる。ミス○○○とかを撮るならここ。

まあG1デーはいたるところにこの手のおねいさんがいるのでガンガン撮りまくろう。

喫煙所

主要四場の中では唯一全面禁煙に踏み切っていない。スタンド前コース側は全面禁煙だが、逆はパドック周辺のみ禁煙エリア。スタンド内は喫煙所を除いて禁煙。コース脇や内馬場の芝生エリアも全面禁煙。

たまにJTやフィリップモリスが喫煙所や特設喫煙ブースでキャンペーンをやってるが、こちらのおねいさん方の撮影は残念ながら拒否られる。ちなみに特設喫煙ブースはたいがい正門付近に設置されるのだが、開門ダッシュでものすごい邪魔になる。

コンビニ

フジビュースタンド3階にサークルKが2軒入ってたけど、1軒撤退した(同じフロアに構えてどうするのかと)。開催日の売り上げは十分あるはずだが、テナント料とか考えたらやってけないのだろう。軽井沢かよ。

レープロ

出遅れて入場門付近での配布が終わっていても、総合インフォメーションや中央インフォメーションに残ってることがけっこうあるので諦めるな。

チャッピーとエミ

東京競馬場のマスコットポニー。よく係のおねいさんと場内を練り歩いてる。

2009年には競馬博物館で「チャッピーとエミの大冒険~サラブレットの始祖を求めて~」が公開された。以降、不定期に上映されている。ちなみにチャッピーの声優さんは当時確か小学生だったはず(歌がかわいい)。ちなみにブチがチャッピーで黒いのがエミな。

参考:馬の文化に親しむサイト

・・・2014年夏、チャッピー永眠。

アルゼンチン共和国杯

目黒記念やステイヤーズステークスと並ぶイマイチステイヤーの同窓会。だったはずがいつの間にか出世レースになりつつある。発走前にアルゼンチン国家「Himno Nacional Argentino」が演奏される。

それはともかく、毎年パドックの近くでアルゼンチンワインの試飲販売をやっている。値段のわりにそこそこイケるのでつい飲みすぎてベロベロになってしまう。いつものことではあるが。2013年にはパドックイベントでアルゼンチンタンゴも催された。

ジョッキーベイビーズ/ジョッキーマスターズ

2013年で第五回を迎える、すっかり恒例イベントになった全国ポニー競馬選手権。地区予選を勝ち抜いたちびっこ&ポニーによって繰り広げられる。だいたい5回東京開催の前半(≒アル杯当日)に盛り込まれ、レースはお昼休みに実施。

本戦で騎乗する馬がJRA提供のもので騎手によっては満足に練習できなかったり馬の能力差が激しかったりで公平なイベントとはいえない側面があるのだが、そこまで取り上げるメディアはない。またファンの間では「どうせならジョッキーマスターズ復活しろよな」という声も多い。

第二回は河内が連覇したことよりもオサリバンの水車鞭よりも、ロバーツの体重が62kgだったこと佐々木竹見(52kg!)目当てのおばちゃん&おばあちゃんがいっぱいきてたのが印象的だった。下手なG1より盛り上がるし、競馬ファンの誰もが幸せ満喫できるイベントなので、またやってほしい。

参考:ジョッキーマスターズ|第一回 第二回

公開調教

ジャパンカップウィークの木曜日に実施される。開門時刻は午前7時、入場は東門からのみで開門ダッシュはない。立ち入り可能エリアは日吉ヶ丘のみ。

エリアの関係で俯瞰構図に限定される、日の出直後なので逆光がかなりきつい、クソ寒い、など決して条件はよくない。そもそも平日の朝なので仕事の人がほとんどだろう。それでも一般人にとって外国馬の調教風景を撮影できる機会はそうはない。2011年にはエリザベス女王杯を圧勝したスノーフェアリーが、JCを回避しつつもそのまま滞在し香港国際カップの調整で馬場入り、なんてサプライズもあった。

この時期は競馬場周辺の紅葉も見ごろなので、時間の都合がつくなら足を運んでみては。

かつての公開調教ではスタンドも含めコース全体が開放され、コンソメスープなどのドリンクサービスにラーメン無料券、はたまたお土産の配布までやっていた時期もあった。ベテラン記者によると、オグリキャップ時代は関西馬が府中に滞在していたこともあり頭数も多く見ごたえのある公開調教で、おりからのブームも加わって平日でも客がわんさか詰めかけたらしい。まだ外国馬が枠いっぱいまで押し寄せていた頃のお話である。“世界に通用する強い馬作り”のもとに創設されたジャパンカップだけにJRAも威信を掛けて臨んでいたのだろう。

しかしバブル崩壊以降売り上げは減少の一途となる。また日本馬の調教スタイルはトレセンで追い切りを済ませてからの直前輸送が主流となり、21世紀に入ると外国馬の参戦が激減、馬場入りしてもまともに時計を出さないことがほとんど。土曜に行われていたJCダートに至っては外国馬の参戦がゼロの年もあり、しまいには関西に移ってしまった。公開調教にかかる経費は電気代やら人件費やらで8桁に達するらしく、8桁の利益を上げるには最低でも4000万の売上が必要で、今の府中で平日に公開調教をやったことによる売上効果を考えれば自ずと結論は出てくる。さらに決定的だったのはインターネットの普及に伴う情報流通の変化。未知の外国馬を少しでも知る、という本来の役目は終えたという判断が下され、“公式イベントとしての公開調教”は2008年を最後に幕を閉じたのである(本来の役目を終えているのはJC自体も含めた話なのだが・・・)。

大掛かりなイベントは必要ないので、せめてスタンド前を開放してくれないものか。人件費はかさむがスタンドを開放しなければ警備員やスタッフの数の増員は最低限度(ひとり3~5千円としても6桁の範囲)で済むと思うのだが・・・。

花火大会

ダービー、JC と並ぶ府中の三大開門ダッシュイベントのひとつ(とっくに秋天は超えてる。

毎年7月に実施される。わずか30分の間にドカンドカンと6000発3500発上がるもんだからかなり密度は濃く、特に名物のグランドフィナーレは圧巻のひとこと。それを慣れ親しんだ競馬場で眺めることができるわけで、快適かつ迫力も満点である。普段から広い敷地を使って大勢の観客を相手にするのを前提としている競馬場は花火観戦のロケーションとしても非常に優秀なのだ。

ただスタンド上部からだと屋根がジャマになる。また場所によってはあまりに近すぎて首が痛くなるかもしれない。さらに観覧と撮影のベストポジションが同じとは限らない(撮影主体なら風向きも考慮する必要がある)。何を優先するかは各々の判断で。打ち上げ場所は内馬場の東側、普段から立ち入り禁止になってるあたり。ここから逆算してロケハンしよう。場内だけが観戦スポットってわけでもないよ。なおこの日だけは開門ダッシュの並びは東門が主役となる。続いて正門、西門の順で南門は安定の過疎っぷり。内馬場狙うならここだろう。

最初のカットはメモリアル60スタンド前の芝生エリアから。ここから見るグランドフィナーレは反則以外のなにものでもない(もちろん激戦区)。打ち上げ場所が目の前なので最前列だと28mmでも厳しく、全景を収めるなら20mm以下が欲しい。ゴール板あたりまで行けば24mmで収まるかもしれない。

メモ6前芝生エリア攻略チャート:正門も東門も極端な差はない

なお当日に競馬開催はないがパークウインズとして施設は普通に朝から開いており、またこの日に限っては場内の敷物禁止も解除されるため、人気ポジションを巡ってG1さながらの開門ダッシュステークスが繰り広げらる。開門は例年9時10分だが8時の段階ですでに長蛇の列。

激戦区のメモリアル60前の芝生は開門から5分でこの有様。一般的なレジャーシートのほか3.6×5.4mの現場用ブルーシートでの参戦が目立つこともあって、難易度は府中三大G1のひとつ秋の天皇賞よりも高い熾烈な戦いなのだ。

目的(狙うポジション)にもよるが、開門ダッシュの序列というかハードルの高さはおおむね ダービー≧ジャパンカップ>花火大会>天皇賞・秋>>>越えられない壁>>>オークス≒安田記念>マイルカップ≒ヴィクトリアマイル≧毎日王冠 という印象。

もっとも、フジビュースタンド側は比較的埋まりが遅く、また内馬場では障害コースなど一部が夕方から開放されるので開門からの参戦が無理でも諦めることはない

場所取りの際、芝生エリアはシートが飛ばないようにペットボトルに水を入れて重石にするのが王道だが2013年からペグの使用が許可された(夕方開放される障害コースはNG)。ガムテはNG。メインスタンド前は柵から10mくらいまでシートエリアでここは逆にガムテ必須。ほか1階最前列の前や通路脇などシートOKエリアはけっこうある。スタンド席の場所取りは暗黙の了解だけどガムテで複数確保はNG。なお他のこの手のイベントに比べたらマシなほうだけど、終了後のトイレは大変なことになるので覚悟しておこう。また携帯は18時くらいからほとんど繋がらないし移動も困難になってくるので、別々に現地合流するような場合は17時くらいまでに各自連絡を取り合い場所の確認をしておいたほうがよいだろう。

そんなわけで、朝っぱらから陣取ってローカル中継を楽しみつつ宴会気分で観戦するのが府中市民の嗜み。もっとも終日場内で過ごすのは少数派で、最終過ぎてからゾロゾロと家族連れや制服女子校生が集まってくるのは普段の府中を見慣れている競馬ファンにとっては不思議な感覚だろう。最終レースから打ち上げ時間までけっこうあるので、軽乗演技などプチイベントがいくつか行われることもある。スタンド内の売店も19時半まで営業時間が延長される。

一般の人にとってもかなりおすすめのイベントなのだが、普段迷惑をかけている近隣住民向けということもあり大々的な告知は一切なくギリギリになって市の広報にちょこんと載る程度(ゆえに花火観戦ガイドちっくなムックに日程を載せられない)。気になる人は7月に入ったらまめに市のウェブサイトで「広報ふちゅう」の最新号をチェックするといいだろう(だいたい1日付けの「広報ふちゅう」に掲載される)。ちなみに日程が決まっていれば競馬場の職員に聞くと教えてくれる(6月下旬にはだいたい決まってる)。

※これ↑は2014年だからな!

朝から参戦するとかなりヒマをもて余すことになるものの、スタンド内は冷房が効いてるし見どころたくさんあるから競馬場内だけでもけっこう時間を潰せる。個人的には

  • まずは開門ダッシュでG1気分満喫
  • パークウインズでローカル競馬観戦
  • サントリー武蔵野工場で一杯引っ掛け
  • cafeあおばでダラダラ
  • メインの花火観戦

というコンボを推奨。翌日も休みならそのままRound 1で朝までボウリングもあり。大変混雑していることが予想されるが。

花火そのものは三部構成。ラスト10分のグランドフィナーレはあまたの著名な花火大会に劣らぬ盛り上がりで、もうヤケクソ気味というか狂ったような乱射で昼間のような明るさに。これ観ちゃった人がみんなリピーターになるのも頷ける。

単純計算でも30分で6000発≒1秒に2発になるけど、そのうち5000発以上が終盤の5分に集中してるので、1秒16発と高橋名人もビックリの高速連射。半端ねえよ、まじで。2015年は3500発とかなり減ったけどグランドフィナーレの破壊力は健在。

参考:花火雑誌に掲載されない東京競馬場の花火大会が半端じゃない
東京競馬場 花火大会 2010 視察報告

常連の地元民からは、もとはのんびりしたイベントだったのだがここ数年、観客がどんどん増えてることを懸念してる声が多い。2013年の入場者は8万人、2014年はなんと10万人超えという未確認情報も。確かに著名な花火大会と比べても見劣りしない素晴らしいイベントなのだが、そもそもが地元への感謝として行われていること(※勘違いしている人が多いが東京競馬場の馬券収益は府中市には一切還元されない)は念頭に入れておくべきだろう。何なら帰りに一杯引っ掛けてくとか。思い切って府中に引っ越すとか。

目黒からの移転の際、当初は税金のかわりに相当な額の特別寄付金・・・当時の税収の50%強・・・が府中町に支払われる予定で、当然誘致の大きな原動力だった。ところが昭和4年4月に公布(昭和7年1月施行)された救護法の財源として競馬法が改正され、特別寄付金の根拠が消失してしまった。すでに移転計画は進んでおり引き返すことは適わず、結局競馬場が完成したのは昭和8年で府中にはビタ一文支払われることはなかったのである。今日の結果だけを見れば東京競馬場は府中の目玉スポットとして地域に貢献し金持ち府中などと羨む声もあるが、そもそも競馬場からの直接税収はないし上述したような事実上の騙し討ちや戦後しばらくの国営競馬の不振など、いろいろ紆余曲折を経ていることは頭の片隅に置いてほしい。

昼間無人のシートに文句つける人がたまにいるけど、この日は場所取り公認デーだしカンカン照りで一日中シート番してたら熱中症で倒れるって(つか自分が楽したいからいちゃもんつけてるんじゃないの)。くどいようだけど普段の競馬ファンのためのイベントじゃないからなこれは。

近隣スポット

競馬場通り

西門から正門前を通り東門へ抜ける通り。歩道には第一都市遊歩道という名前も付いている。

ご覧の通り、晩秋の紅葉は実によい感じなのだが、けっこう枝を伐採してるのでスカスカなことも多い(切るなとはいわないけど、なんのためにイチョウとか植えてるのか意味がわからんだろ。

ちなみに競馬場開設と同時に植樹がなされたので、80年以上の歴史を持つことになる。

府中競馬正門前駅

京王線東府中駅から競馬場線で一駅。競馬場線は平日は2両編成のワンマン運転で、土日のみ8両編成となる。ちなみに一時期東京都交通局の10-300形車両による運行が行われていたことから鉄ヲタからは都営競馬場線と呼ばれていたが、2013年2月で運用終了となり京王競馬場線に戻った。東京開催日は東府中駅に下りの特急・準特急が停車するが、そのたびに「なんで東府中に準特止まってんの?」とツイートされる。

駅名の由来は、旧国鉄下河原線に東京競馬場前駅がすでに存在していたため重複を避けた結果。駅前に黄金の馬像(アハルテケ、Akhal-Teke)とでっかい広告パネルがお出迎え。お帰りは京王線が便利です。

ちなみにアハルテケステークスは3回東京3日目くらいのメインレース(ダ1600m)。

春秋京王杯の日(京王杯スプリングカップ、京王杯2歳ステークス)では“京王線に乗って春の/秋の東京競馬場へ行こう!”キャンペーンが行われる(電鉄100周年の節目である2013年はあいにく春も秋も天気に恵まれず)。たいてい場内で京王線グッズを販売している。

中でも府中競馬正門前駅のキーホルダーは東京競馬場土産にピッタリ。普段でも多摩動物公園駅の京王れーるランドで扱っているが通販は行っていない。府中競馬正門前絡みのものならターフィーショップにでも置いてもらって通年販売してはどうか(むしろ新宿や京王八王子よりも売れると思うのだが・・・)。

また京王杯のたびに特設売り場の社員っぽい人に「行き先表示板をデザインしたタオルに“府中競馬正門前”をぜひ加えてくれ、とお願いしているものの採用される気配がない。“橋本わかば、競馬場へ行く”なんて企画グッズなんかもアリと思うんだけど。

そのほか、競馬のアニバーサリーとタイアップした記念乗車券の発売もよく行われる。

2013年より春秋京王杯の日には、プレゼンターとして京王線のマスコットキャラクター、プラットガールがやってくるようになった。

京王グループ|プラットガール

初代プラットガールを演じるのは横田美紀嬢。ちなみにキャラクターネームの“高尾かえで”は、高尾山や東京競馬場をはじめ、全国的に分布するイロハモミジ(写真は府中の森公園)の呼称のひとつでもある。なお楓は本来マンサク科のフウのことでカエデの表記は厳密には槭なのだが、どうでもいいか。

高尾かえでの他にも

  • サトウカエデ(カナダ国旗のアレ)
  • ホソエカエデ
  • コミネカエデ
  • ノムラカエデ
  • イタヤカエデ(別名エンコウカエデ)

といった様々なカエデちゃんが存在する。どうでもいいか。

駅構造は有効長10両編成の2面2線頭端式ホームで、競馬開催日の混雑に対応するためホームの幅をかなり広く取ってあるのが特徴。かつ平日の乗降客が極めて少ないことから競馬場線とセットでドラマやCM、プロモーションビデオなどの撮影でよく利用される。またこうした鉄道を舞台とした撮影に対して京王電鉄自体が協力的なのもロケに利用される理由なのだろう。

参考:京王ロケーションナビ ~撮影のご案内~|京王グループ

撮影実績を見れば競馬場線の圧倒的な強さがわかる。

旧下河原線・東京競馬場前駅跡は府中市柴崎町一丁目13番地、府中本町駅からやや南に位置していた。駅そのものは影も形もないが、旧下河原線の跡は市内のところどころで見られる。

参考:散策記1 散策記2 / -70年代の追憶- 鉄道ファンだった頃|在りし日の下河原線

中央フリーウェイと左のビール工場

フリーウェイステークスの本馬場入場テーマとなっているこの曲がリリースされた頃(1976年)はいざ知らず、右に見えるはスタンドだけ。路肩に車止めて観戦とか撮影なんて無理だから。

ユーミンが歌うところのビール工場がサントリー武蔵野工場、という関係からサントリーはフリーウェイステークスのスポンサーをやっている。その武蔵野工場では通年で試飲サービスを行っており、一杯引っ掛けにいくのもよいだろう(年末年始を除く10~16時、要予約)。場所は府中街道&中央高速を挟んだ競馬場の斜向かいなので西門から歩いていける距離だけど分倍河原から無料バスも出てる。

参考:サントリー:武蔵野ビール工場

通常コースは1時間。最後に試飲会があり、ひとり3杯まで飲める。日替わりでプレミアムモルツ以外のビールも。お酒苦手な人のためにノンアルコールもある。

通常コースのほか土日限定で「ザ・プレミアム・モルツ講座」(90分)も行われているが、こちらは人気が高くあっという間に定員が埋まってしまう。おすすめは競馬開催時の帰りに16時からのコースかな。G1ウィークの土曜はどっちのコースも一か月前には埋まっちゃうけど、空きがあれば予約していなくても参加できるので電話(042-360-9591)で確認してみよう。

大國魂神社

府中駅と競馬場の間にある神社。いわゆる東京五社(大國魂神社、日枝神社、明治神宮、靖國神社、東京大神宮)の中でも飛びぬけて古い。

マイルカップの頃にくらやみ祭り(例大祭)、安田記念の頃に流鏑馬などよくお祭りをやっているので・・・というか大小合わせると平均週一ペースでお祭りやってるのだが・・・競馬のついでに足を運んでみるのもよし。

大國魂神社の歴史は長い。さすがに紀元前とされる熊野本宮や鹿島神宮とは比べられないが、起源は景行天皇41年5月5日(西暦にすると111年)とされ、2011年には御鎮座1900年祭が行われた。皇紀の信憑性については疑問があるものの、遅くとも古墳時代には成立していたと思われる。大化の改新ののち敷地内に武蔵国府が設置(これが府中の名の由来)されてからは交通の要所として栄え、江戸幕府が開かれても重要性は変わらなかった。現在も駅周辺の再開発の際には国府の遺構が発見される。

大國魂記念みたいなレースはないけど、別名である六社特別が秋に行われている。

武蔵国の一之宮から六之宮までを祀るため六所宮とも呼ばれており、それが転じて六社となった。

なお向かいには創業から300年近い、かの新撰組もここで宴会を楽しんだ老舗旅館「松本屋」があったのだがあっさりとビジネスホテルに生まれ変わり、2011年に「HOTEL松本屋1725」としてリニューアルした(府中はなんというか、歴史あるわりにあまりそういうところにこだわりがない人たちが多いようだ)。駅や繁華街、競馬場にも近いし設備は最新だし、前泊するのにオススメ。

けやき並木通り

大國魂神社から府中駅西口方面に伸びる並木道。個人的には府中の顔というかメインストリートと思う。あたりの電線は地中埋設。駅から北側に進むと国分寺街道へ。

G1シーズンは競馬がらみの装飾が施される。街路樹のけやきは『馬場大門のケヤキ並木』として国指定天然記念物になっているので勝手に枝折ったりしてはいけない。なんでも源頼義・義家父子が戦勝祈願のために記念植樹したのが始まりとかなんとか。

通り沿いにある専門店街「Foris(フォーリス)」では、かつては1階の光と風の広場でダービーフェアやジャパンカップフェアをよくやっていたけど、ここ数年見かけない(ページトップにあるエース誘導馬ユーワビスケットの写真は、2010年ダービーフェアの帰り道)。

そのかわり、最近は京王線の新宿駅や井の頭線の渋谷駅でいろいろ装飾をやってるようだ。んまあ、府中市民にとっちゃ今さらだから、そのほうが集客効果は期待できるわな。

多摩川競艇場

是政から西武多摩線でひと駅。競馬とはまた違った迫力で水上の格闘技が繰り広げられる。静水面ということもあってG1含め、女子リーグの斡旋が多い。なお立地は府中市是政であるが、施行は小平市、日野市、東村山市および国分寺市による東京都四市競艇事業組合で、府中市は一切関与していない。府中市が施行主体なのは大田区の平和島競艇場

東京競馬場についても、JRAは農林水産省直轄団体なので府中市は運営に一切関与していないが、利用客の落とすお金は相当なものになるので、間接的には市の大きな財政源といえる。

年々売り上げの減少に悩まされてるのは競馬と同じ。むしろこちらのほうがより深刻で、それもあってかアイドルやタレント系のイベントは競馬よりもずっと充実している。JR府中本町駅と京王線多磨霊園駅から無料送迎バスが運行されているので、たまにはこちらにも足を運んでみては。

なお場内での撮影は許可制で警備本部に申請が必要。三脚もおkだけどたぶん要らない。

多摩川競艇FIRE WORKS

東京競馬場花火大会と並ぶ府中の夏を彩るイベント。だいたい7月末の水曜に行われる。こちらは1000発と少な目だが、競馬場に比べて敷地が狭い分、低空での炸裂が中心でこれまた臨場感がハンパない。

さくらコマースと府中市民

冠“サクラ”の馬が府中のG1を勝つと、さくらコマース(会社概要にも主な事業内容に競走馬事業が載っている)関連の店は一斉に特売となる。新聞でサクラに印が集まっているようなら、15時を過ぎるとスーパーにはおばちゃんが列を作って待機しているらしい。パチンコ屋も全台開放状態。最後の府中でのG1勝利は95年天皇賞秋のサクラチトセオーなので安田記念のサクラゴスペルに期待していた府中市民はけっこういたはず。現役で個人的に期待してるのはサクラディソール(ダイワメジャーxエルコンドルパサー)。

創業者は全演植氏。1993年のサクラバクシンオーのスプリンターズステークス制覇を目前に世を去り、現在は競走馬事業も含め息子の全尚烈氏が跡を継いでいる。全演植氏は朝鮮総連の副議長や日本にいながら北朝鮮の最高人民会議議員を務め右巻きの人からは疎まれているが、別に府中市が左に染まってるようなことはない。ちなみに焼肉のたれでおなじみモランボンの創業者でもあり、市内にはモランボンの本社や直営の飲食店もある。

cafeあおば

府中駅から正門に向かう途中にある、競馬好きなオーナー&店長の喫茶店。

2016年6月をもって閉店になりました。

こじんまりとした店内では常時何かしらの作品展示が行われているほか、GC放映や競馬関係の書籍や雑誌も置かれている。馬をあしらったオリジナルのグッズもあるので一度は訪れてみては。

当然客層も競馬好き・競馬写真好きが多く、G1開催の前後はけっこう満席になる。難点はSoftbankとWiMAXが入りづらい(というかWiMAXはほぼ圏外)ところだが、無料でWiFiを開放しているのでネットアクセスに困ることはない。営業時間は平日13時~21時、土日が11時半~20時。定休日は原則水曜。

ちなみにうちから5分もかからないすんごい近所なんだけど、全席禁煙なのでヘビースモーカーのわしとしては足を運びづらい(外に喫煙所はある)。

なお、あおばの奥にある居酒屋「きらく」は、ハズレ馬券を提示すると飲み物一杯目が無料。また近所には「ヴィータローザ」という名の保険屋がある。ほかにも正門前駅や本町駅のそばには「愛馬保育園」だのアパート「バンブーグルーヴ」だの、とかく馬っぽい名前の店や建物が多い。わしが住んでるマンションからして「ウイン府中」だからな。

飲みどころ

新宿なりに出てから飲むのも手だが、せっかくなら地元にお金を落としていってくれるほうが、府中市民としてはありがたい。

正門近辺

駅の横に川崎屋。あとゆたか屋くらいしかない。雰囲気は好きなんだけどいかんせんキャパが。

西門近辺

明らかに正門より大衆酒場が充実。青空が気持ちいい。

府中駅近辺

そりゃ街の中心なんだからいろいろありますがな。

駅南一帯は飲みどころ食べどころが充実していたのだが、都市再開発事業の関係で2013年秋より軒並み閉店(移転)、2014年現在は立入禁止区画となっている。さらにこの辺一帯は掘り起こすと何かしらの遺跡が出てくるので、調査が義務付けられてる関係上なかなか工事がはかどらない。

穴場は駅南の「くるる」4階の飲食フロアかな。土日でも意外と空いてたんだけど、上記工事の関係か最近はどこも混んでる。

府中本町駅近辺

府中駅に比べると飲み屋は少ないがラウンドワンがあるので、遊ぶならこちらかも。

東府中駅近辺

府中駅や府中本町駅に比べると閑散としているが、航空自衛隊府中基地が近いので駅北側にはそれなりに飲み屋があるし何気に競馬好きの経営する店もある(というか、ある程度古くからある店はたいてい競馬の話題が通用するし、関係者と馴染みの店も多いのでうかつにバッシングとかするのは避けたほうがいいだろう)。が、帰りの足なども考えると地元民以外には敷居が高いかもしれない。

美浦トレセンができる前は現在の外厩があるあたりに厩舎があったため、東府中の駅南は関係者相手の店でたいへん賑わっていたそうだ。もはや見る影もないが…。

ちなみに東府中駅前のホテル「マロウドイン東京」は、かつてはダービーやJCなど人気のG1前日は常に満室で数ヶ月前から予約でいっぱいだったらしいけど今はどうなのか知らない。

ネットカフェ・マンガ喫茶

たぶん府中駅周辺には3件しかないと思う。けやき通り沿いに2件、旧甲州街道沿いに1件。個人的には駅出てすぐのファミリーマートの5階、まんが王国がおすすめ。狭いけど店員の女の子はみんなかわいい。あとナイトパック8時間1380円は地域で一番安い。

ただダービー前夜とかはどこも混むので必ず利用できるとは限らないからね。あとはサイゼリヤの上のeワールド府中店、旧甲州街道沿いのSHEEPBOX府中店で、どっちかシャワーが使えたはず。

銭湯

あんまりない。夜中もやってるのはけやき通り沿い、サイゼリヤの上の縄文の湯くらい。

土日の利用は深夜料金混みで2800円。ほか駅周辺だと、カフェあおばのそばの桜湯、武蔵野線と京王線の交差するあたりの松の湯くらい。

もし車なら、是政橋を渡ってすぐのところにある季乃彩(ときのいろどり)が超オススメ。入浴料800円で深夜一時までやってる。

稲城天然温泉 季乃彩「ときのいろどり」

3人もいれば往復タクっても縄文の湯より安上がりかも。

夜遊び

駅北にキャバやガールズバーが十軒程度、ヘルスやイメクラはほとんどない(絶滅したかも。ちゃんと遊ぶならそれこそ立川とか川崎とか新宿出たほうがいい。

映画館は駅南の「くるる」にTOHOシネマズが入ってる。最終上映は21時45分。ボーリング場は府中本町駅隣にラウンドワンが。カラオケはけやき並木沿いとか府中駅北側にそこそこある。

そのほか

JCウィークの週末は、府中駅近辺のコンビニとかで外国馬の関係者が買出しにきてたり、正門前の徹夜組を覗き込んだりしてるのをよく見かける。ほとんどは一声かければ一緒に写真撮らせてくれたりする(グッドラックなり、ねぎらいの言葉は忘れずに)。

ジョッキーは調整ルーム入りしてるわけだが、日曜最終の後も府中で飲む人はあんまりいないと思う(10年くらい前までは恵比寿とか六本木が多かったけど、今は知らない。

雑記

府中は逆光との戦いになることが多いため、フレア・ゴーストはもちろんのこと、ダイナミックレンジにも気を遣ったほうがいいと思われ。

掲載データに関して

記事中の作例は、特に断りのない限り以下の機材を用いています。

  • ボディ:2014年まではD80/D300(APS-C), 2015年以降はD810(レースはDXクロップ中心)
  • レンズ:18-70mm F3.5-4.5, 17-50mm F2.8, 80-200mm F2.8/70-200mm F2.8, 24-60mm F2.8

要するに望遠画角はフルサイズ換算で100-300mm、ということです。上下方向のみカットして16:9にしているものを除いて、基本的にトリミングはありません(2:3や16:9の最大公倍数となるようなトリミングはしている)。EXIFも残しているので何かの参考になれば。いつの何の写真かもファイル名でだいたい見当つくかと思います。

なお目標はフルサイズ+70-200mmとAPS-C+ニーヨンヨンの2台体制。

撮影データに関して

競馬撮影はとにかく枚数が膨大になりがちなので、自分で撮影後の運用ルールを決めておかないと大変なことになる。以下、わし流の方法を。

フォルダと命名規則

メディア内のDCIMフォルダをそのままハードディスクにコピーし、撮影日(yyyy-mm-dd)にリネーム。競馬撮影の際は後ろに_Racing、重賞の場合はレース名を加える。こうしておくと後述のファイル名のリネームにも融通が利く。

ファイルと命名規則

オリジナルのDSC_nnnnのままだとファイル名単体で何の写真だかわからなくなってしまうこと、撮影日を入れないといずれ重複が起こることから面倒でも自分なりに命名規則を設けるとあとの見通しが楽になる。

過去にハードディスクのファイル情報テーブルが吹っ飛ぶ=フォルダ情報と更新日時が消えてしまうトラブルを二度経験し、一度目はリネームしていなかったため同じ名前のファイル(DSC_0323.JPGみたいなの)が20枚くらいになり、復旧が死ぬほど辛かった。更新時間も消えてると実際にサルベージするまでファイルサイズ以外に区別しようがないのだ。それ以降、面倒でもすべてファイル名に日付を追加するようにしている。何かあったときのために、ファイル名はフォルダ分けされていない状態でもユニーク性を保っておいたほうがいいよ。

エクスプローラでEXIFの撮影日時を表示してやれば区別はつくのだが、基本的にサルベージ前は使えない。またフォルダ情報が消えてるのでサルベージの際にDSC_0323.JPG、DSC_0323(1).JPG、DSC_0323(2).JPG、DSC_0323(3).JPG …とリネームされてしまうのもつらい。

まあ面倒といっても、カメラ付属の転送ユーティリティにリネーム機能が含まれているならそれを利用すればいいし、わしの場合はFlexible Renamerにプリセット作って一括処理してる。

セレクト&レタッチしたカットのファイル名の命名規則は、撮影日_概要(_連番)としている。馬のカットはパドックが00番台、返し馬が10番台、レース後が20番台(_21だからってディレクトリ掘ってもあと20枚あるとは限らない)。同様にレースカットは一周目が00番台、二周目が10番台。サムネイルには_sをつけている(これもソフトで一括サイズ変更後、Flexible Renamerでリネーム)。

複数機材を使っている場合

望遠と標準系など、複数のボディを使い分けている場合、同じ日のカットでファイル名が重複する可能性が生じる(1台で1日1万枚はさすがに撮らない、というか撮れないし処理仕切れねえよ)。その場合、ボディAはDSCa、ボディBはDSCbといった具合にあらかじめカスタムファイル名を設定しておくと後々間違いがない。2台持ちするような人であれば恐らくそういった機能がついている機種を使っていると思われるが、カスタムファイル名を使えない場合は転送時にフォルダ名を別にしておくとよい(yyyy-mm-dd_a&yyyy-mm-dd_bなど)。

ソフトウェア

メーカー純正ソフト(NikonならCapture NX)以外だとAdobeのLightroom、Phase OneのCapture One、DxO OpticsProの御三家に市川ソフトラボのSILKYPIXを加えた4本が四天王だろう。この4つであれば新機種対応も速いし使ってる人間も多い。どれを選ぶかは好みで。

わしはいくつか使ってみた中で、結局ACDSee Proに落ち着いた。細かい調整は上記ソフトには及ばないけど、現像&レタッチ作業が10枚20枚ならともかく、日によっては100枚以上処理するとなると1枚に入念な手間を掛けられないので、ウェブ掲載程度ならこれで十分、という判断。たぶん動作の軽快さは一番と思う。特に画像ビューアとしては昔から定評がありマルチメディアデータの統合管理ツールとしても優秀。ただ、日本語版は新機種のRAW対応がとことん遅いというけっこう致命的な欠点がある(英語最新版の画像コーデックを移植する裏技でいちおう解決はする)。

レタッチ

・・・とりあえず水平には気を遣おうな!撮るとき傾いてたらせめてレタッチで直そうぜ、意図的に傾けたのとそうじゃないのは見りゃだいたいわかるし。

縦横比は2:3か16:9で長辺が1920pxを基本の掲載サイズにしている(ほとんどのモニタの壁紙に対応)。サムネイルは屁理屈の仕様上、幅512px。

絵の調整は好みなので割愛。キャリブレーションをきちんとやってるわけでもないので、白とびと黒つぶれに注意するほかは気分で。

バックアップ

拾い物のエロ動画やMP3なんかと違って自分の撮影データはトンだら二度と手に入らない。またフイルムと違って劣化という過程がなく1か0かなのでバックアップはしっかり取っておくこと。わしの場合、写真用のHDDを二重化してるほか、セレクト済みファイルはDVD-Rにバックアップしてたけど、枚数が増えすぎて収拾つかなくなったので、マシン入れ替えを機にBD-Rに移行した。この手のメディアの信頼性もたかが知れてるので、DVDだろうとBDだろうと必ず2枚以上にとる&5年~10年くらいを目安にバックアップし直すこと。

容量節約のためにセレクトしたカット以外はゴミ箱にポイする人もけっこういると思うけど、後で見返したときにボツカットと思っていた中から掘り出し物が出てくるのはよくあることなので(昔録画したテレビ放送で本編よりCMのほうが懐かしく感じるのにも近い)、あんまりお勧めしない。

なおオンラインストレージは念のための保険程度の認識(ある意味このサイトもバックアップのようなものだが)。年に数GB程度ならともかく、ガシガシ撮る人にとってフルバックアップに向かないのは説明するまでもないだろう。

写真に限らず、大容量データの保全は未だにこれが決定版、といった方法がないので自分で無理せず継続できる方法を編み出して欲しい。

撮影講座について

ヴィクトリアマイルの前日にNHKの競馬場撮影講座が行われていたのだが、見た感じかなりショボかった。あれで7000円はない。この手の講座に参加するのも悪くないのだけれども、主催や講師陣次第で質がガラリと変わるためよく調べたほうがいい。おおむねカメラ/レンズメーカー主催のものがけっこう信頼できる。競馬場主催のものは普段入れないところに入れたりするので値段が安ければガンガン参加すべき。なお行動を束縛されることになるので、お目当ての出走レースをまともに撮れない可能性もあることは念頭に入れておくべし。もっとも、競馬の撮影講座は開催頻度が少ないので探すだけでも大変かもしれない。

  • ニコン主催のものはある程度のスキルと経験のある人を対象とした専門講座として行われるので(しかも座学+実戦の5日間)、初心者はまず撮影の基本をしっかり見につけてからのほうがよいだろう。
  • エプソンは毎年主要競馬場で撮影&プリントのイベントを行っている。講師陣は現役の競馬カメラマン、馬場にも入れる、撮った作品をその場で大伸ばしにプリントできるなど非常に充実していている。しかもプリンタの販促活動の一環なので参加費は無料。当然競争率は高い。ただ今後も続くのかどうかはわからない。

個人的には、レースを仰角で撮れる機会など滅多にないので馬場に入って撮影できる講座はそれだけで参加する価値があると思う。講師は競馬写真を専門としているのがベストだが、少なくともスポーツ写真(要するに動き物)のキャリアがあるかどうかは目安にすべき。

なお常連にはプロ顔負けの人もいるので親しくなってあれこれ教えてもらう手もあるが、誰が上手なのかは定かでない。また常連から柵の中のプロになった人もけっこういるが、上手だからプロになれるわけではないのも事実。ま、最終的には撮ってる本人が満ち足りてればいいのだが、他人に公開するのであれば見せ方には気を遣うべき。同じようなカットをズラーっと並べたり、コメントなしのDSC_1234みたいなファイル名だけっていうのは、キツい言い方をするとほとんど拷問に近い(たぶん再訪問はしないと思う。

脚注

増田知之
元東京競馬場長。昭和31年、京都市生まれ。岳父は故・野平祐二氏。大阪外国語大学卒業後、昭和54年日本中央競馬会入会、広報室に配属。主に番組企画、国際関係部署、栗東トレーニングセンター等で勤務、その後ロンドン駐在員事務所所長、国際企画課長、福島競馬場副場長、番組企画室室長、競馬国際化対応会議・審議役、お客様事業部長等の要職を歴任。
東西の競馬に明るく、「ますます競馬が観たくなるニッポン競馬50の風味」「世界中が知りたがっているニッポン競馬のからくり」などの著書を執筆しているほか、クローズアップ現代に出演するなど表に出ることの少ないJRA職員としては例外的な存在でもある。東京競馬場長の任期中は英国のサラブレッド絵画展や冒頭のフォトコンテストを開催するなど競馬の文化的側面からの盛り上げにも積極的だった。
現在の場長は震災時に福島競馬場長を務め、復興に尽力した時任淳信氏(2015年~)。
俯瞰と仰瞰
目線よりも上から眺めるような構図が俯瞰、見上げるような構図が仰瞰。俯瞰は全体の見通しが良いので記録性・客観性が高まり仰瞰は迫力が増し誇張された表現となるので主題を押し出しやすい傾向にある。どちらが良いとか悪いということはなく目的や好み、価値観の問題になるが(たとえば競馬中継であれば俯瞰のほうが状況がわかりやすい)、実際には柵の外から仰瞰で撮れるロケーションは中山のゴール前後と福島の内馬場くらいしか思いつかないので、アイレベル(目線)か俯瞰か、となる。また性質上、俯瞰は遠距離で仰瞰は近距離からの撮影となりやすい(アイレベルは万能)。撮りやすいのは圧倒的に俯瞰なので、単に勝ち馬を拾いたいだけならゴール付近のスタンドから撮るのが一番だろう(もちろんそれなりの望遠レンズは必要)。
赤帽
JRAから委託を受けて柵の中で撮っている人たち。はっきりいって邪魔だけど仕事なんだからしょうがない(絶対に座らないのもうわかったから意識から消してる)。
偏向フィルター
定番アクセサリのひとつでPLフィルターとも呼ばれ、光の波を一定方向に揃えることでガラスなどの表面反射を除去する効果がある。ショーウィンドーのような窓越し撮影のほか、水面や空気中の水蒸気の反射も抑制できるので水中の様子や青空のコントラストアップなどけっこう広範囲で役に立つ。持っておいて損はないが、購入の際は、ハーフミラー対応の円偏光フィルターを選んでおけば間違いないだろう。なお露光量が減るのでシャッター速度には注意。
F1層
マーケティング用語。厳密にはFemale-1は20歳~34歳の女性だが、おおむね若い女性全般を指す。競馬を支えてきた馬券オヤジたちは片隅に追いやられるばかり、というお話。
府中
競馬場は正式名称における地名が広域を示すものばかりなので(JRAに関していえば中山競馬場は例外中の例外で、船橋競馬場と区別するためには仕方なかったのだろう)、文脈や会話において略称を地域名や最寄り駅名で呼ばれることが多い。東京競馬場なら府中、京都競馬場は淀、阪神競馬場は仁川、名古屋競馬場はドンコなど。でも府中競馬場、などというものは存在しないし、そんな呼び方するファンはいないからな(淀競馬場とか仁川競馬場とは言わないだろ。
参考:お勉強コーナー:東京都府中市メモ

参考サイト

期間指定1年以内で「東京競馬場 撮影ポイント」でググったら199件中197位にこのページがヒットした!たいしたアルゴリズムだよ!

公式・自治体等
個人サイト
関連企業等
競馬撮影

単に馬が写ってればいいだけならスマホでもなんでもいいと思うよ。

あんまり書いてるサイトがなさそなことを補足しておくと、コンティニュアスAF(連写中も被写体を追尾し続けるオートフォーカス)といっても、たとえば10コマ/秒連写した場合すべてのコマにピントが合ってるわけじゃないからな。D300の場合、8コマ/秒でレース連写してもピントがきてるのはせいぜい2~3コマ。つまり実際のピントの歩留まり率は別の話で条件によってかなり左右されるから、「15コマ/秒でコンティニュアスAFだからチャンスを逃さない!」なんてこたーないのは覚えておくこと。ボディとレンズの組み合わせにもよるが、やもすると連写速度を落としたほうが歩留まりは上がる。秒8コマで合焦率3割程度なら秒5コマに落としたほうがトータルでの使える枚数は上かもしれないので、そのへんは何度か試してみるとよい。

メーカーについては、すでに何かしらの機材を使っている人はともかく、これから新規に“一眼レフ”を購入するならニコンとキヤノンの二択。報道やスポーツなどのプレスがこの二社で寡占されてるように機動力を問われる撮影での信頼性が高いこと、システムカメラとしてレンズや周辺機材などが充実していること、販売台数が多いため中古も豊富に出回っていること、利用者が多いので情報交換や機材の貸し借りがしやすいことなど利点を挙げればキリがない。別に他社がダメというわけじゃないが、こと競馬がターゲットならこれらのメリットを補えるほどのアドバンテージを他社から感じないので、メーカー選びの際には単体の性能や価格だけでなくこういった要素も含めて検討してほしい。

まあ執筆段階で新規に“一眼レフ”を作ってるメーカーがニコンとキヤノン以外にはもうペンタックスだけで、ペンタックスはAPS-Cセンサーだけなのでフルサイズの一眼レフとなると二社しか選択肢がない。柵の中のカメラマンも(まともに撮ってる人は)ニコンとキヤノン以外見たことない。

経験上、ニコンはアンバーかぶりの傾向が強く輝度が高いと芝(緑)の発色がおかしなことになるので、キヤノンの色合いを好む人のほうが多いと思う(JPEG撮って出しは特に)。ボディを持った感じやシャッター音は断然ニコンなのだが・・・。

雑感

そんなわけで、府中に引っ越し本格的に正門ダッシャーとなって足掛け10年の経験から、競馬撮影をする上であれこれ気づいたことや知っておいたほうが便利なことをまとめてみました。これから競馬撮影を始めたい方、普段から撮ってるけど府中はあまり行ったことがない方、開催時は毎週通ってるけどいつもと違った視点を求めてる方、とにかく東京競馬場が好きな方、単に開門ダッシュでストレス発散したい方、少しでもそんな人たちの役に立てたら幸いです。

場所取りの是非については議論が一周してるとは思いますが、「一週間前から並んでる人とお昼過ぎにのこのこやってきた人は対等じゃない」というのがわしの考えです。もし敷物禁止が徹底されたとしても常連はシートを敷かずに荷物を置いて朝からずっと動かなくなるだけで、パドックやウィナーズサークル、ゴール前の状況には何も変化がないと思います。少なくともわしはそうするでしょう。それと公式サイトには必要以上に観覧席・観覧エリア等を占拠する行為をお断り、とあるだけで明示的に場所取りそのものを禁止しているわけではないようです(不在のまま長時間放置とか明らかな取り過ぎはわしも反対)。どうしても納得いかない人はネットで文句いうよりもJRAに直接掛け合うほうがいいでしょう(あー、全面撮影禁止になれば場所取りも大幅に減るでしょうね)。個人的にはドバイなどのようにパドックやスタンド前も入場エリアに料金別の制限を設けてはどうかと思っていますが、売り上げも入場者数も減ってるので可能性は低そうですね。

あと、常連のほとんどは普段からゴミはちゃんと片付けて帰ります。宴会やって散らかしたまま、シート敷きっぱなしのまま帰るのはほぼG1しかやってこないような連中です(ファンファーレで手拍子&オイオイとかもそう、常連は誰もやらない)。んまあ、ゴミ掃除の人も別にボランティアじゃないですがね。

ご質問等あればメールツイッターでお気軽にどうぞ。東京開催はほぼ毎週現地にいます。あとこんな感じで、他の競馬場の撮影ガイドも誰か書いてくださいお願いします(特に関東圏以外・・・。