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無敵の中年男性!的確な中年男性!難攻不落の中年男性!

三級片月間と化した2013年2月の屁理屈

今月は原点回帰=ほぼ濡れ場鑑賞記です。

2013-02-26

ガンダムUCの主題歌って単体で聴くぶんにはepisode5の「BROKEN MIRROR」とかえらいカッコイイけどエンディングとしてはいまいちピンとくるものがなくて(episode3のCHEMISTRYの脱力感ったらなかったわ)、episode6のプロモでやっと、映像と世界観と状況と曲調と歌声が全部違和感なくしっくりきた。「RE:I AM」の発売はずっと先なのでひとまず歌い手Aimerのアルバム「Sleepless Nights」(馬名っぽいね)を聴いてみたところ、思いっきり俺好みだわこれ。ちょっと調べたらタイアップ曲けっこうあるみたいで、TV難民の俺はきっとこういうアーチストを知る機会を捨ててるんだろうなあ、などと。改めて聴き直したらearthmindの「B-Bird」も悪くなかった。エンディングのタイミングでは微妙ってだけで。

もし曲単体だけ聴いたとしたら、もちろん悪くはないんだけどちょっと大げさでやり過ぎ感があるかな。でも“終わりの始まり”といったEpisode6の雰囲気にはよく似合ってると思う。

そんなわけで、いよいよ今週末である。月曜から最速上映会やってるんだけど瞬殺された。先行配信の冒頭7分見て、ep5ラストの無双ローゼン・ズールは不殺生モードだったことを知る。確かに撃墜は一機もないな。ここまでいいとこなしだったアンジェロ一番の見せ場になるんだろうか(ep6の見所は傷心コンビのアルベルトに魔改造された黒リディ、でいいんだよな)。シナンジュby全裸もゼネラル・レビルに単騎特攻する際に無双やってたのか。でもなんで手心加えたんだろう?何らかの思惑があってのことにせよ、最終的にガランシェール隊&ネェル・アーガマと共同戦線張って連邦潰すならここで殲滅しておいて問題ないと思うんだけど。

全裸のキャラってワンピースのホーディと同じなんだな。

濡れ場

GIGA

スカトロ系を専門レーベルSUKA-G、スプラッタ・残虐系作品をZEUSとして設立したものの独立採算でやってけるほどの需要は存在せず、またZEUS扱いの作品がGIGAとの差別化を徹底できなかった結果、前者は先週、後者は昨年末にサービス終了。おかげでGIGA公式サイトの作品一覧にZEUSで扱ってたタイトルが紛れ込んできてめんどくさい。俺は“メーカー/レーベル名+品番+作品名+出演者名”をネーミングルールにしてるので、今までZEUS名義だった「妄想プロジェクトZ」シリーズがGIGA名義で品番継続とか軽く眩暈がする。

「ユーマレイダー 生贄の孤島」

“妄想プロジェクトZ”は作品プロットを投稿で募集するZEUSのシリーズ企画だが、前述のZEUS解体に伴い本作からGIGAリリースに変更となった関係で、よりヒロイン性を強調する内容に修正されたらしい。ユーマレイダー=UMA+トゥームレイダーというタイトルがついたのもこれを受けてのことか。でもパケのデザインは従来のものなので混乱するし、有村千佳にアンジェリーナ・ジョリーがダブるはずもなく。

そんな経緯だったせいかどうもちぐはぐな構成。どうでもよさそうなところにやたら尺割いたり前触れもなく本題に入ったりで、ストーリーの進み具合がぜんぜん掴めない。緊迫感のないまま唐突に山場を迎えてしまった。メインの絡みはさすがに力はいってたけど、山場の前にいきなりイメージ映像的な濡れ場(しかも初対面のおっさんとスワッピング)ってのはどう考えてもマイナス。ヒロイン性を強調といいながらビッチ臭漂わせてどうすんだよ。メインの絡み役を務めた黒人男優が存在感抜群だったのにぜんぜん活かしきれてないじゃんか。これは大いに反省してほしいところ。

とまあ、GIGAマニアの間でもかなり不評を買ってるこの作品(有村千佳がGIGA出過ぎでウンザリって人も多いだろうな)。でも、未開の孤島でUMA探しのはずが罠にハマって原住民にレイプされたり生贄として捧げられたり、とやってることは三級片フリークの俺にとってはど真ん中なんだよね。だからGIGA/ZEUS作品ではなく香港映画と思って見るのがいいんだと思う。その意味では力作だよこれ。それこそアタッカーズなりにリメイクしてほしいくらい。

参考までに、この手の作品としては、AVではないけど三級片史に残る陵辱アクションホラーの怪作「山狗 The Beasts」(1980年、香港)がオススメ。ヒロインの莊靜宜めちゃくちゃかわいいし、でもレイプされちゃうし。復讐に燃える父役の陳星がこれまた渋くてタマランし(香港のチャールズ・ブロンソンは伊達じゃない)。これぞザ・三級片よ。1999年版と2003年版は同じ山狗の名を冠していてもまるで別物なので注意。

「仮面菩薩センジュリアン 1 ブラフマー・ドミネーション編」

三部作の第一巻。二巻が凌辱編で春原未来、三巻が洗脳編でAlice(鈴木ありす)と女優はなかなか。たまたまネットで知り合ったGIGAフリークよりいつものメンバーで男性陣がオウムみたいな宗教してるから、笑いすぎて抜けないんだけどwというメッセージを頂いた。GIGAの宗教ネタだと麻美らん(大好き)の「スーパーヒロインぶっかけ凌辱 美少女戦士セーラーアース編」も男性陣のぶっ飛び具合に笑いすぎて抜く暇なかった。これも楽しみ。

・・・「スーパーヒロインぶっかけ凌辱」での男優陣のはっちゃけっぷり(これはたぶん未だにGIGA史上最狂と思うので、そのうち取り上げる)に比べるとずっとおとなしいというか自然な演技。俺はセンジュリアンの初回の変身シーンが斬新すぎてビックリしたよ。

まあコスの造型からして普通じゃないわな。

結論からいえば、ドミネーションのサブタイトルどおり絡みそのものはないため抜きようがなかったのだけれども、それでもヒロインの木崎実花は今回が初見だったので、なんの機微もなくいきなり全裸に心底腹が立ったわ。これだけでもう価値半減。たとえ何度もお世話になってるAV女優だろうが、その作品の中で初めておっぱい晒すタイミングは大事な抜きどころなんだよ、わざわざ説明するまでもない絡みの基本だろが。

木崎実花(a.k.a.上原あかね、二宮美穂、手塚なな)は昨年末デビューとは思えないくらい演技しっかりしてた。軟体がウリのようで着ぐるみでのアクションもスーツアクトではなく本人なのかな。まあぜんぜん戦闘の役に立ってなかったけど拷問シーンで開脚が目立ったわ。ぜひ他でも見たいところなんだけど、どうも作品に恵まれてない様子。他のメンツ見る限り所属ベルテックが使えないってことはないと思うんだが・・・。んまあ、彼女の名前は胸に刻んどく。

「バウンティーハンター 破滅への序曲」

「ユーマレイダー」と同じく妄想プロジェクトZシリーズだが、ZEUS解体決定後に制作されパケデザインも過去のシリーズとは異なる。賞金稼ぎの主人公が、かつて捕らえた賞金首に追い詰められていくお話。討伐系はあまり得意じゃないけどこれはかなりデキがよかった。

ヒロイン凌辱作品の醍醐味“悪に屈する正義のヒロイン”とは少しズレてるものの、肉体的苦痛よりも知略によって生意気で自己中心的な主人公の自信や希望、浅い考えが次々に打ち砕かれていく。その姿はまさに破滅への序曲というサブタイトルがピッタリ。討伐系で濃厚な絡みは白ける場合が多いんだけど、この作品ではみえみえの色仕掛けをきっちり最後の仕上げに利用することで濡れ場の存在にもちゃんとに意味を持たせているのがよい。アクションシーンもスマートで後半の立場逆転が引き立った。細かいことをいえば、MAIKAは生意気女のキャラは似合ってたけど台詞のわざとらしさがちょっと気になった。あと身勝手すぎてヒロインと呼んでいいものかどうか悩ましいことかな。

なおエンドロールのクレジットで主人公の同業者の女賞金稼ぎが藤北なみとなってたけど、どう見ても脇役女優四天王の一角、猫安子藤岡範子)。GIGAでの名義変えたのかな。絡み裸NGでいいからたまにはこの人が主役の作品も見てみたい。

その他

ちび助って慎重154cmなんだ、もっと小さいかと思ってた。俺この人大好きなんだよね。

スカパーアダルト大賞決定

アケミンのレポ2年連続の企画単体の受賞って指摘があったけど、トップマーシャル全面推しの成瀬心美さとう遥希が連続受賞、ってのが興味深い点で、キカタンって括りで語るのはちょっとズレてる気がする。

2013-02-25

映画ばっかり観てたらAVの新作チェックがおろそかになってる。

クリップ

俺たちにできないことを平然とやってのける。

大阪・鶴橋で韓国人排斥の基地外デモ

素なのか騙りなのかは知らんが、これを都合のいいように韓国メディアが利用するのは、わかる。

田中龍作ジャーナル | 【大阪・鶴橋】 「民族差別はアカン」 排外主義者にカウンター
大阪鶴橋の反韓国「デモ」=どうせ統一教会似非右翼の仕業でしょ、コレ。

秋元康 「AKBの恋愛禁止はネタ。決して恋愛禁止ではない」

んまあ彼の真意がどこにあるのかは知らんが、オタ依存が強すぎていろんな意味で中の人間の成長を促すところまで手が回らなかったのがAKBという手法の限界じゃないかね。

濡れ場

ここみん引退休養宣言。初見はS級素人の「東京中出し女子高生」、そんときはけっこう気に入ったんだけど、まさかここまで人気出るとは思わなかった。ただキャリアのわりにそんな演技は上手くなってないと思う。後釜はやっぱはるきちかねえ・・・。

いろいろいわれてる東京ティンティン+

いってるのは隼の中の人だけか。6作目まで一気に鑑賞。予想以上にデキがよくて感心したわ。ただ俺みたいにドラマパートで作品にダイブして妄想力を極限まで高めるようなコアな層からは支持されるだろうけど、ドラマ系が時代の本流をいってるわけではないし、なにしろ出演者を選ぶので売れ線に持っていくのは厳しいだろうな。

監督の本田教仁は、隼の球磨田氏がいうような状況なんて当然理解した上で、これだけ手間ヒマかけて作品撮る機会なんてもうやってこないかもしれないから、今のうちに全部出し切ろうとしているように思える。上層部がゴーサイン出したのも採算度外視なのは承知で本田の意図を汲み取ったのだろう。

そんなわけで、隼が「売れりゃ文句ねえだろ」という理屈で劣化コピーみたいな作品を量産してるのはこの社長ありき、というお話。

2013-02-22

歯が痛い。そして左耳から血が出る。

クリップ

買う買わないにかかわらず、D300/300Sユーザーにとってドキドキだったわな。

ニコン「D7100はD7000の後継機ではない(キリッ」

D80→D90んときも同じこといってたよな。まあその通りに受け取るおめでたい人もいないだろうが、併売する場合は後継機として扱わない、みたいな社内基準でもあるんだろうか。

スペックはD300/300Sユーザーかそうでないかの二つの考え方ができる。前者的には連写速度や合金採用部分やRAW撮影時のパフォーマンスダウンやら記録メディアにCFが使えないやら不満がいっぱいあるので買い換えるのはまだまだ保留なんだけど、これをD400という名前で出さなかったことが重要と思ってる。今後もうD300/300S後継機が出なかったとしてもね。後者としては十分魅力的じゃね?現時点で盛り込めそうなものは全部詰まってるし。ただDX3機種の画素数が全部同じになって初心者・初級者に対する差別化が難しそうなのと、すでにDX機を持ってるユーザーであればむしろD600に食指が動いてしまうんじゃないかという懸念が。

仮にD300/300S後継機を作る気があったという前提であるが、D400という名前をオミットした最大の理由は間違いなく連写速度だよな。他の機能や性能については最新のDX/FX機に積んだのと同じものを採用してるわけで、いうなれば6コマ/秒を境に高速連写における“コストの壁”が明確に存在するのかも。まずミラー周辺の機構は思い切り信頼性に影響する部分だから一番ケチれない。さらに24MになったことでNANDとチップの処理能力も単純計算でD4と同じレベルの性能が求められる。かといって16MクラスのDXセンサーなんて今後主流から外れるようなものでは調達コスト的に見合わない。その上D600が出ちゃたら、いくらフラッグシップを名乗らせてもフルサイズ以上の価格だとかなり売りにくくなる。つまりD300/300Sユーザーが望むスペックの製品を作るのは技術的には可能でも価格的にD600以下で出すのが無理ってことかと。肝心な部分を共用可能なモデルが実売で50万円超えるD4しかないんだから「連写速度はDXが有利!」なんてとんでもない話よ。

そこで提案だけど、今後はエントリーモデルのD600、高機動性&信頼性のフラッグシップD4、高解像度&高画質のD800/800EというFXの棲み分けと同じにすればいいんじゃないかね、DXも。エントリーモデルのD3xxx、高速性&汎用性のD5xxx、高解像度&高画質のD7xxxて感じでさ。そのほうが製品の特色がすっきりするしフラッグシップがどうこうって話にならずに済むと思うんだ。

そんなわけで、ニコンとしてはD300んときにDXのフラッグシップなんていちゃったのをメチャクチャ後悔してるに違いない、というお話。

参考:D7100 | ニコンイメージング

本能を解き放て!てコピー誰が考えたんだw 俺好みにもほどがあるwww

待て待て待てこれはきっと孔明の罠。

・・・既成事実のように扱ってきたけど、そもそもD300がDXのフラッグシップって誰がいってるんだ?

参考:ニコン、「D3」と「D300」発表会を開催

一番可能性ありそうな製品発表会の記事で「D300がDXのフラッグシップ」といったニコン関係者のコメントが存在しない。他のサイトの記事だとこの8月23日の発表会で「D3」と「D300」の2つのフラッグシップ機といった表現が使われていたとあるんだが・・・。以前にちょっと触れたけど、D3以前はFXフォーマットがそもそも存在しなかったためフラッグシップがDXフォーマットのD2xsで何も問題なかった。D3とD300が同じ日に発表されたことでDXはこれからどうなるの?という不安に対処するための方便として使われたにすぎない気がする。そのカテゴリー最高のスペックであってもさらに上位のフォーマットのある存在をフラッグシップと呼んでいいのか?それが許されるならニコワンにだってCoolPixにだってフラッグシップがあっていいことになる。でもそんな乱用したらありがたみが薄れね?DXフラッグシップなるものが製品ロードマップのお荷物でしかなくなってることをそろそろ待望論者も受け入れる時期なのかな、と。

そんなわけで、D300後継にふさわしい性能と信頼性のモデルを出してほしいと願いつつも、フラッグシップの名を冠するのはD一桁&F一桁だけでいい、と今は思ってる。

Java 7 Update 15リリース

まだJAVA6のまんまなんだけど、先月大騒ぎになったJAVA7の脆弱性はとりあえずこのアップデートで落ち着くみたいなので、1、2週間様子見て更新しようかと。

2013-02-19

念願の機材を再び手にして俺G1を迎えたにも関わらず結局一度も競馬場に脚を運ぶことなく1回東京が終わった。何もかもどうでもよくなりつつある。

何の気なしに見た“邦画の”「アバター」。内容はありがちなB級ホラーもどきなんだけど主演の橋本愛、これは素晴らしい。演技力もルックスも放つ雰囲気も剛力とか武井なんて目じゃないだろ。俺が「脱いでなくてもいいから出演作全部見たい!」なんて思ったのは仲間由紀恵以来じゃないかしら。逸材なのは間違いないが、ゴリ推しが敬遠される傾向にあるご時勢ゆえ、“見ない日はない”みたいな売り出し方されたら実力が伴っていても叩かれそうなのが気がかり。いやこれだけ気に入ったとしても、休む間もなく目にしたら食傷気味になっちゃうのがきっと嫌なんだわな。でも引っ張りだこになったから俺の目にも留まった可能性もあるし、うーむ。まあ映画や軽く見て回った映像から受ける印象だとCMやバラエティ向けって感じではないけど。蒼井優みたいな立ち位置が理想かしら。

ポスト宮崎あおい 絶対美少女 橋本愛の「人間力」

そうそう。間違っても安売りしないでおくれ。

過ぎたる量は観念的な質を駆逐する。さとう遥希がそのいい例で、ブレイク前に俺年度代表女優2011に選んだ眼力は正しかったわけだが、これだけ作品乱発されちゃうとありがたみもクソもない。今ではまるで抜けなくなってしまったよ。最近だと稲川なつめがそうなりつつある。

そんなわけで、いろいろ困ったことになってるんだけれども濡れ場のタマラン映画漬けになって現実逃避している、救えないギガ男爵である。なかでも久々に港台三級片チェックしたらけしからん作品がけっこう溜まってるじゃないの、これは嬉しい誤算。もうちょっと手が空いたら、今年に入って鑑賞した作品まとめてみる。

濡れ場

駆け足で「告白」「桐島、部活やめるってよ」「ツナグ」「Another」「貞子3D」、と「さよならドビュッシー」以外の主だった橋本愛出演作を消化。んまあ濡れ場ではないんだが、取り上げるカテゴリーがほかにないし。銀幕デビューは2010年だったのか、うかつだった(去年新人女優賞にも選ばれてるじゃんね)。見た目の可愛さは初期の頃に比べて落ち着いてきてるけど、表情の作り方ひとつとっても演技のメリハリがちゃんとくっついてきて神秘性はむしろ増してるから、たとえ経年劣化しても女優として安泰だろう。あと誰かのレスで見た前田敦子の完成形が秀逸すぎて噴いたw

そんなわけで、本題に入る。直近の作品ではないものも混じってるがかんべんしておくれ(時系列どおりに入手できないってこともあるし)。あと今日中にまとめきる自信ないので記事を別の日に移すかも。

邦画

「ゾンビアス」の中村有沙(貧乳すぎて泣けた)。「セカンドバージンの女 通り雨」の丸純子。「すべては「裸になる」から始まって」の成田梨紗(AKBだろーがなんだろーが乳首晒す覚悟もないやつをこんな映画に出すんじゃねーよ、クソが)。「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」の佐藤江梨子。「白昼夢」の西条美咲。「マジック&ロス」の杉野希妃

「ゾンビアス」中村有沙

個別のコメントはしないが、最近の邦画はどれもこれもそもそもおっぱいを出す必要性を感じなかったり、必要なのに出し惜しみしたりもったいぶった撮り方したりで美的演出にも官能表現にもなってない。Vシネの濡れ場なんて学芸会レベルでそれ以前の問題。女優自身にその気があってもスポンサーの固定観念であったり撮り手のセンスの欠如によって、日本で脱いでもキャリアアップに繋がらないのはもうどうしようもない状態なのだな。興行性を求めるのは継続的な制作のためには仕方のないことだろう。でもそれが最優先になってしまうと逆に衰退してしまう。そんなお話。

おっとこんなところに未見の作品が。

「おんなの河童」

ボロクソに邦画叩いたけどこれはめちゃくちゃよかった!競演した成田愛だけでも濡れ場に合格点出せるけど主役がきっちりその上をいってた。つか正木佐和ってこんな可愛かったのか。美人顔ではないしアラフォーと知れば確かにその通りなんだけどこれならぜんぜんおkだろ、役柄上なのか地なのかわからんがおばさんブリっ子な演技もぜんぜんキモいと感じなかった。偉いよいまおかしんじ偉いよ。ピンク四天王の弟子にして七福神だけのことはあるわ。

序盤から死がずっと付きまとうんだけどピンクミュージカルってこともあって悲壮感はなく、むしろラストはスッキリしてる。あってないようなものなストーリーだけど話しに入り込みやすいので、無理やりテンション上げて作品のノリに付き合おうとしないでも自然に流れに乗れる。これは「かえるのうた」あたりよりも好感持てる。まあカッパって時点で童話みたいなものなんだから、作品に深みや奥行きを求めるのもいいけど、たまには深く考えずに肩の力抜いて楽しもうぜ!ってことだな。その意味で内容も非常によかった。

「おんなの河童」

2011年作品とはうかつだった。近日錬成するわ。それにしても邦画も捨てたもんじゃない、とは言い切れないのがつらいところだよな。撮影もクリストファー・ドイルとのこと。よく知らないや。

まだ正木佐和の出演作2本手元にあるんで、これも楽しみ・・・にしていいのかなあ。作品の良い意味での軽さが引き出した魅力という気もするので油断せずにいこう。

港台三級片

「天邊一朶雲 The Wayward Cloud」が強烈。さすが奇才・蔡明亮、こんな作品他に作れる人おらんだろ(強いてあげればピンク四天王の面々が近い)。なぜ邦題が「西瓜」なのかはしょっぱなですぐわかる。李康生扮するAV男優と絡んでるのはもっぱら日本のAV女優夜桜すももで、范冰冰はもちろん脱いでない(「Lost In Beijing」でのチラが精一杯だろう)。しかし最後の5分は圧巻のひとこと、范冰冰これぽっちも脱いでないのにエロすぎる。これで抜かずして何がオナニーマイスターだ。限りなく一発芸に近いけど、それでも一見の価値あるのでピンポイントではなく全編通じて鑑賞すべき。2005年、台湾。

「天邊一朶雲 The Wayward Cloud」

「天邊一朶雲|The Wayward Cloud」というかスイカというか

その李康生が監督兼男優を務める、けしからんという評判だった「幇幇我愛神 Help Me Eros」。んまあやりたいことはわからんでもないが、役者としてはともかく監督業だとまだまだ師匠である蔡明亮の域には遠い感。尹馨もいうほどエロいとは思わなかった。「ストーリーの中で必要と感じたら、全裸になっても構わない」というコメントを残してるようだが、だったら明らかにここで脱いでなきゃおかしいだろw

香港映画は「一路向西 Due West Our Sex Journey」(原作は村上春樹)が実にわかりやすい大所帯のエロコメでコリアンの「セックス・イズ・ザ・ゼロ」っぽいノリ。郭颖儿(Celia K)王李丹妮といった物語の主役級よりも、序盤に登場した莫綺雯が巨乳を惜しみなく晒していて素晴らしい。しかも日本人好みのロリ顔。日本といえばおっぱい要員としてAV女優希崎ジェシカがピンポイント出演してるけど、他のキャストが十分露出してるから別に起用しなくてもよかったんじゃね。

「一路向西 Due West Our Sex Journey」莫綺雯

「一路向西|Due West Our Sex Journey」で人気に火が付いた莫綺雯(エリザ・モー)

出演者だけは豪華な「喜愛夜浦 Lan Kwai Fong」はジャケ見たときから想像ついた通り、濡れ場だらけにもかかわらずおっぱいはビタ一文なし。こういう思わせぶりなパケで実は出演者だけが楽しんでるような作品、以前から香港映画にはとっても多い。ストーリーも陳腐だしこんなの見て喜ぶ奴がいるのかと。2011年作品。調子に乗って作った「喜愛夜浦2 Lan Kwai Fong2」も案の定濡れ場のようなものどまり。続編出すならどう考えたって「一路向西」が先だろが。とまあこのあたりは告知画像や配役・監督でだいたい事前に駄作の気配を嗅ぎ取れるんだが、「囡囡 Girl$」(邦題:少女たち)は完全に見込み違いだった。女4人の援助交際物語なので理想は4人全員、まあ悪くても2人ぶんは濡れ場あるだろ、とタカ括ってたら林鈺軒 Una Linがひとり気を吐いていた('A`) 冼色麗 Bonnie Xianの絡みも何回かあったけど初回から「乳首死守!断固死守!」というのがありありと伝わってきて萎えた。こういうテーマと舞台で脱げない女優を起用するのは観客に対してはもちろん、作品の冒涜でもあると、ここに断言する。エロもグロも何もかも中途半端なやつよりもっと先に本邦輸入すべき作品はごまんとあるだろうに。

対極にあるのが「愛很爛 Love Actually Sucks」。「天邊一朶雲」とは違う意味で強烈。惜しみの無い、というかエロありグロありホモありモザイクなしと大盤振る舞い。おっぱいはもちろん、そこらじゅうにうようよチンポが出てくる。脱いでるのは李子涵蘇梅でどっちも聞いたことない(後者はフェラシーンも無修正)。いわゆる三級女優なのかな。2012年作品。

「愛很爛 Love Actually Sucks」

「愛很爛|Love Actually Sucks」より

同じ雲翔監督の「安非他命 Amphetamine」と「永久居留 Permanent Residence」見たら「愛很爛」のなんでもありが妙に納得できた。特に「安非他命」は古今東西問わず俺がこれまでに観た映画の中でも最高レベルの傑作と思うんだが、本邦未公開のゲイ映画ゆえまともな日本語レビューがないのがもったいない。ストーリーも映像もマジですごいから、ゲイに興味なくても鑑賞することをお勧めする(ガチホモっぽいけどバイなので抜けるレベルの男女の絡みもちゃんとある)。

あとは「赤裸人性 Naked Human Nature」もまあまあよかった。三部からなるオムニバス作品で濡れ場自体は普通。第二部「神召男 Sin World」の魅せ方が印象的。主人公の妄想中のバックに流れてる曲、キャラとはミスマッチなのだがトランス状態にはしっくり。曲名知りたい。

FitnessGlo - You Win You Lose ( from "Euro Dance Club" )と判明

何が三級片ですか?

・・・そもそも三級片は1980年代から1990年代くらいに香港で乱発された、エロでグロでナンセンスで下品で低俗なC級映画(三級は三流の意味、と考えればわかりやすい)の総称という側面があったのだが、時代とともに変化して今は純粋にR指定として使われてるようだ(三級片の普及はショーブラザースからのスピンアウトで誕生したゴールデン・ハーベストの影響が大きいらしい、確かに設立していきなりの作品が「片腕ドラゴン」だもんなw)。ショーブラザースの撤退や香港の中国返還を機に往年の愛すべきバカ映画どもが虫の息なのは寂しい限りである。恐らくズリネタとしての三級片の需要はネットと違法コピーを通じてJAVに取って代わられたのだろう。レーティング的な意味だと三級片はさらに映画の範疇として作られたソフト路線と、本番も含むAV的な絡みのハード路線にわけられる。基本的に上映可能なものはソフト路線だし、ハード路線は今となっては辿りようがないので基本的には取り上げない。

俺が2000年の香港国際競走見に行ったときには(日本馬の出走ゼロのときだ!)まだハード路線の三級片をそこらで売ってたけど、今はどうなのかさっぱりわからん。つか三級片に興味抱くようになったのそのときからなんだけどな!かろうじてまだ発行されてたプレイボーイの香港版&台湾版やその公式サイトを見て性感女神(セクシー系グラドル)の情報をせっせと仕入れてたよ。そこで知りえたのがソフト路線の三級片であり、偉大なる三級女優たちだった。初めて観たのが三級片のエッセンスがギッシリのバカエログロ作品「獸性新人類 Naked Poison」でよかったよ。配役もソフィ・ナンxサミュエル・リョンとど真ん中だし(三級片に限らず1990年代前半までの作品は映像もサウンドも舞台もかなり古臭さを感じるんだけど、96年くらいからかなり洗練されてきたのもよかったのだろう)。これはぜひ開拓せねば、と思ったものの他の三級片の入手は俺の知識不足や言葉の壁、返還後の逆風的状況などに阻まれなかなか困難を極めた。性感女神の登竜門であった香港&台湾プレイメイトもプレイボーイの撤退とともに終了。結局俺の求める三級片は俺が存在を知った時期を最後に衰退してしまったことを理解したのはわりと最近のことである。

話を戻そう。出演が三級片ほぼ固定あるいは主戦場、そんな三級女優たち。表舞台の女優に比べて陽の当たらない舞台かというと決してそんなことはなく、林雅詩顏仟汶のようなソフト路線の人気女優もいたし、国際派女優としての名声を得ている舒淇がもともとおまんこ丸出しのハード三級片出身というのは有名な話。港台に限れば翁虹(「ミス・アジア」グランプリ受賞という輝かしい経歴を持つにもかかわらずデビュー作がいきなり三級片という離れ業)や李麗珍邱淑貞など三級片時代を経てスターになった女優はけっこう多い。おっと日本人としては徐若瑄(ビビアン・スー)の名を忘れちゃいかんわな。もともとポルノ出演に対しての偏見がなかった、なんてことはなくやはり三軍落ちのような扱いを受け一度落ちたら一群復帰は絶望的だったらしい。それを覆したのが呉家麗で、初映画のあと出演作に恵まれず気が付けば三級女優入り。ただ市民はハンパな一般作品よりも三級片のほうを面白がったこともあって呉家麗の人気は再び回復しスターダムに返り咲いた。その後は先に触れたとおりである。90年代から2000年代にかけての約10年は、人気と実力が伴えば三級片に出演したことが決定的な足枷にならない素晴らしい時期だったといえよう。

今はどういう棲み分けになってるのかわからんが、三級片を支えているのは三級女優だけではない。日本のピンク女優やAV女優の三級片への起用は90年代(80年代?)からすでに行われており、その頃から主役級もあれば脱ぎ要員もあり、そうして人気を得て拠点を香港に移す女優も珍しくなかった。またAV女優の蒼井そらフィーバーは日本でも有名だが、小沢まどかをはじめ結構前から中華圏で国内以上に人気を集めたAV女優は多い。現在も「3D肉蒲団之極楽宝鑑」で原紗央莉周防ゆきこ、「蜜桃成熟時33D」で吉沢明歩、「金瓶梅(2008)」では若菜ひかる上原カエラ早川瀬里奈森川由衣らがそれぞれ主役級で扱われている。いずれも何作にも渡ってリメイクされている代表的な正統三級片だが、それを支えるのが日本のAV女優というのは、誇らしさよりも現地女優で賄えないことへの失望が広がってしまう(まあ、多分にプロダクションの戦略も渦巻いているのだろうが)。調達のしやすさだけでホイホイAV女優使ってたら本職女優が演技としての濡れ場を極める機会減らすことにならないかね。それ以前に俺からしたら現役AV女優キャスティングされても困るんだよ、わざわざ港台三級片で抜く意味ねえだろうが

レガシー三級片の衰えと符合するかのように、通常作品において濡れ場が目立つようになってきた。トップクラスでないにせよ脱ぐ女優のレベルはそれなりに高いし演技力は格段に上だが、レガシー三級片ほど下品で低俗には作れないので抜ける絡みかどうかは作品次第(監督次第、かな?)。奇しくも先週、1980年代から90年代中ごろまで三級女王ともいうべき存在だった葉玉卿が自分の過去について語り、さらに後輩女優たちに「脱ぐのは自由だし、構わない。しかし、脱いだ後に、まだ見せるものが自分にあるかどうかが大切」「その自信がないなら、脱がないほうがいい」とさとしている。言わんとしていることは理解できるが、現時点ではまだまだ脱ぎ惜しみと思うケースのほうが圧倒的に多い。むしろ必然な作品に脱げない女優を起用する、そんな作品を堂々とヒットさせるほうが俺にとってよっぽど問題だわ。

参考:レコードチャイナ:元“R-18”映画の人気女優ベロニカ・イップ談話

港台の著名女優の出し惜しむ中で相次いで起きたセックススキャンダルはなんとも皮肉。どこまでも突き進めエディソン・チャン!がんばれぼくらのジャンティン・リー!って感じだわ。んまあ後者はさすがに犯罪なんだけど、なんだか梁焯滿(Samuel Leung, サミュエル・リョン、三級片でこの人の出てない作品を探すほうが難しいくらいの常連男優さん)を応援する気持ちに通ずるものがあるわな(実際にジャンティン・リー役をやるなら三級片の帝王こと任達華のほうがふさわしかろうが、個人的に梁焯滿の“イケメンなのに何をやらせても三枚目”な演技が大好きなのだ。

参考:ジャスティン・リー セックススキャンダル(ローカルアーカイブ)

そんなわけで、レガシー三級片の発掘をしてる中では「香港艾曼妞之獸性培慾 Emmanuelle in Hong Kong」が印象的だった。孫亞莉林雅詩朱野順子とキャスティングからして俺のど真ん中。細かい説明とかなしに、歌劇風サウンドとともにノリでどんどん話が進んでくのもいい。濡れ場は乱交パーティーといった様相だがシーンの切り替えに忙しなさがないので落ち着いて抜けた。単体の絡みは櫻井亞美がメイン。2003年香港。

「香港艾曼妞之獸性培慾 Emmanuelle in Hong Kong」

正月に封切された「古惑仔江湖新秩序 Young & Dangerous Reloaded」で性感女神梁敏儀がまた濡れ場とのこと。だったら性感女神と呼ばれてた頃にきっちり脱いどけっつーの。

参考:「三級風雲  懐かしの90年代香港18禁映画時代」

これほしい。めっちゃほしい。つかこの本によれば俺がコリアンポルノと呼んでる作品たちがまさに韓国版三級片として育っているところ、という見立てなのだな。確かにそうなのかもしれない。

コリアン

コリアン濡れ場といえばペ様ももう三十路なんだね。俺も年とるわけだ。「空気人形」はコリアンシネマではなく邦画なので今回は見送り。

今んとこ一番のアタリは「ウンギョ Eun Gyo」かなあ。濡れ場もしっかりあるんだけど、英語字幕での鑑賞なので大筋しか把握できない状態でも内容にかなり惹きこまれてしまった。、これはぜひ日本語版出すべき(転落シーンはかなり迫力あった)。キム・ゴウンはデビュー作でおっぱい晒すことになったけど、くっきりした目と筋の通った鼻が氾濫する中で貴重な正統派韓国人の顔立ち(これでも多少はいじってそうだが)。悪く言えば地味なのだが、それが世界観にぴったりハマってたし作品にも恵まれたから脱ぎ損にはなるまい。

参考:女子3人組が整形したら同じ顔になった - ロケットニュース

濡れ場の充実度だけでいえばチョ・ヨジョンの「後宮:帝王の妾 The Concubine」が特筆モノ。作品における濡れ場の重要度はそんな高いと思わないのによくここまでやったもんだわ。時代劇が性に合わない俺でもこれは太鼓判押せる。2012年。

ほか「Natali ナタリー ~絡みつく愛の記憶~」「Twenty Secret Life」など。このへんは検索してもメディアの記事がヒットしないし同じ女優をいろんな作品で見かけるから(三級女優みたいな立ち位置?)恐らくポルノなのだろう。でも「House with a Nice View」のハ・ナギョンはけっこうよかった。主演のクァク・ヒョンファは残念ながらヌードのようなものどまり。

「House with a Nice View」

ただ以前のポルノ制作会社の作品はサークル活動レベルですぐ見分けついたんだけど、とりあえず脱いでハメてるフリしてりゃいーんだろ、的な作りが減ってそれなりに中身もあるというか抑揚のある絡みが増えてるし、機材や撮影手法も格段に向上して映像的に見分けにくくなってるのよね。演技も日本のVシネレベルじゃ太刀打ちできないので、あとは予算の掛け方や濡れ場の占める比率が目安かな(映画だと絡みの頭からお尻までは撮らんからねw)。「Forbidden Sex 2 Affair」なんかがいい例だけど、ポルノの枠組みというか制約は守りつつ、作品性をどれだけ出せるか作り手が楽しんでるようにも感じる。

Forbidden Sex 2 Affair / 禁止性爱2 通奸

そんなわけで、港台なら漢字の国だから中国語わかんなくても作品紹介の記事がそれなりに参考になるんだけど、ハングル読めないので日本未公開で英語対応もされてないコリアンシネマはもう雰囲気で内容を察するしかない。それでもけっこう楽しめるし、絵作り的な部分の地力が邦画よりも上と思う。むしろ邦画の質がヤバいのか。

「共謀者たち The Traffickers」の濡れ場は一般女優のものではなさそだし、チョン・ジユンの診察台ヌードは事実上グロなので抜けなかった。ただ実際にあったとされる違法臓器売買をもとにしたストーリーはよくできていて、誰が何が悪いのかわからなくなってきてなかなか興味深い。こういう実話ベースのクライムストーリーが港韓に多いのはなぜだろう(ピュア。2012年。

「妻の愛人に会う Driving With My Wife's Lover」がシリアスなんだかコミカルなんだかで意外と面白かった。濡れ場はそこそこ。2006年。

「妻の愛人に会う Driving With My Wife's Lover」

ちょっと古めのところではずっと気になってた「悪い男 Bad Guy」、“罠にはめられた女が売春街に売られる”状況ゆえ濡れ場は何度もあるが、必然性で組み込まれてるだけのもので抜きづらい。もったいない。それ以前に動機があまりにもナンセンスだし女ももともと素行に問題ありで、その後の置かれてる状況や心境の変化を台無しにしてる印象。ソ・ウォンは「魚と寝る女」でもヒロインで濡れ場を演じてるけど、監督のキム・キドクはこの手の歪んだ愛の形を表現するにしてはどこか詰めが甘いというか過程に破綻があるんだよな。もったいない。2001年。「顔のない女 The Hypnotized」はキム・ヘスの濡れ場ってことで話題になったけど、いかんせんいつの時代だよ、って髪型で台無し。あと出だしの演出が「安非他命」にも出てきたような。こっちのが先だからパクったのは雲翔なのかな。2004年。

チ・スウォンの濡れ場が関心を集めたらしい「愛人 もうひとりのわたし Vanishing Twin」は、胎内のうちに消えてしまった双子の片割れ、というなかなか面白そうな題材なんだけど、濡れ場に全力投球して燃え尽きたのかミステリーとしてはお粗末というかひねりが足りない。でも濡れ場は申し分なし、マジで抜ける。2000年。

「愛人 もうひとりのわたし Vanishing Twin」チ・スウォン

あとは復讐する女をテーマにした4話のオムニバス「イヴの誘惑 Temptation of Eve」がなかなか頑張ってた。レビュー見ると酷評されてるけどケーブルテレビ向けお手軽エロサスペンスとして作られたんだからどうせ予算も時間も泣きたくなるような状況だったんじゃないの(そんなレベルにまで韓流クオリティを要求してやるなよ)。各エピソードともに後味は悪いにせよストーリーはちゃんと練られてるし濡れ場も一定水準はクリアしてる。但し脱いでる女優は一般作で目にしたことのない人ばかり。ポルノ女優ってわけではなさそうだが。

エロ映像に関するマミムメモ

香港におけるエロ映画は三級片の隆盛とほぼ重なる。中国本土は21世紀に入り海外資本の作品参加が活発になるまで過剰な性表現は厳禁であった(もちろん海外作品のアングラな流通は存在した)。現在でも乳首や性器の描写はNGであるが、2007年の「女帝 The Banquet」では乳首や性器こそ映っていないものの章子怡のヌードシーンが話題を呼んだ(但し吹き替えである)。

韓国は儒教が盛んなお国柄ゆえ性表現に対するネガティブな見方が強い風潮が長く続き、映画において濡れ場の封印が解かれるのは3S=Sports、Screen、Sex政策を推進した全斗煥政権時代を待たねばならなかった。最初のポルノ作品「エマ夫人」が公開されたのは1982年。この「エマ夫人」はその後11作まで作られるロングヒットとなったが開放が一気に進んだわけではなかったようだ。家庭用ビデオデッキの普及に伴い1988年にエロビデオ作品「山ブドウ」登場すると急激に韓国版エロビデオ市場が形成されていく。ビデオ作品は90年代中盤に最盛期を迎えたものの、そこに現れたのがご存知インターネット。皮肉にも韓国は世界でもいち早くブロードバンド化に成功した国。21世紀に入り動画配信技術の進歩やDVDの浸透もあいまって、違法コピーも含め日本のAV=JAVを手軽に利用できるようになると韓国産エロビデオはまったく太刀打ちできずに壊滅状態となった。んまあつい最近まで80年代の裏ビデオと大差ないデキだったし、何しろ日本のAVが世界的に見ても特殊な存在だからなあ(そもそも日本以外の国では性表現を主体とした作品においてポルノから先の明確な区分がない)。そんなわけで、ポルノ専門会社はケーブルテレビ向け作品の制作などでギリギリ食いつないでる状態。立ち位置はミュージアムやTMCといった日本のVシネメーカーに近い。ただしAVという領域を持たないこともあってか、一般映画における官能表現の質は高い。俺の見た範囲では1997年の「モーテル・カクタス Motel Cactus」の時点ですでに十分抜けるレベルの濡れ場になっている。

なお日本も韓国もレーティングの区分は同じで、General Audience(全年齢)、PG12(12歳未満保護者同伴)、R15+(15歳未満禁止)、R18+(18歳未満禁止、いわゆる成人指定)となっており、韓国はこれらのほか個別の制限指定による上映も存在する。両国とも審査適応区分外となった場合は成人映画館も含め一般上映禁止。また審査機関であろうと主観を排除するのが困難である以上、日本でR15だった作品でも韓国ではR18扱いになるあるいはその逆といったケースは当然存在するが、韓国はアジア圏だと台湾に次いで性表現に関する規制が緩いので、日本や中国(含む香港)では検閲に引っ掛かったシーンがノーカットで収録されることが多い。

成人映画の中でも性表現を主体としたものが狭義のポルノ(Pornography)。日本においては大手(東映と日活)成人映画はポルノ映画、インディーズによる成人作品はピンク映画という違いがある。今となっては壊滅したに等しいが、往年のポルノ映画は丹波哲郎や梅宮辰夫といった一般作品でも有名な俳優の起用が珍しくなかった。これに対してピンク映画の俳優は成人映画専門であったため、呼称の上でも差別化が必要だったのである。つまり五社協定が消滅しようとポルノ女優とピンク女優には超えられない壁が存在していた(現在ピンク男優が一般作に出ることは皆無だが、北村一輝のように一般作でも三級ノリの任侠やエロスに積極的に出演していて大成した例はある)。その後ビデオ時代やネット時代と進むにつれポルノ/ピンク市場はどんどん縮小。ポルノ≒にっかつとピンク映画の間で人材や作品を相互補完するなど垣根は事実上なくなったといえる。現在進行形で使うぶんにはポルノもピンクも同じと考えてよい。なおAV黎明期はピンクとの境界線があいまいな時期もあったが、AVで本番がデフォルトになることで明確に線引きされた。

原則として屁理屈の記事中でポルノと呼んだ場合、大手制作会社のR18指定作品ではなく成人作品専門の制作会社や俳優の作品をさしている。

1990年代に一気に浸透したVシネマはその名の通り劇場公開を前提としていないが、内訳は大半が任侠、エロス、ギャンブル、ホラーで下番線とほぼニーズは同じで、現代の日本版三級片的存在といえよう。映画に比べて低予算で済むのが特徴だが、低予算にこだわりすぎて作品のクオリティも値段なりがほとんど。ただ一般女優からグラビアアイドル、ピンク女優、AV女優までが共存する不思議なジャンルでもある。

TVドラマは無視する。俺がTVを見ないからというよりも、地上波放映を前提とする時点でレーティングの緩い作品にならざるを得ないため。衛星放送/CATV向け作品はVシネなどのOVAと限りなく同じなので特別扱いしない。

AV

アタッカーズの慢性的な空振りは続く。

素人ナンパ企画系メーカーという立ち位置からの脱却を図るピーターズのMAXレーベル、うまいこと成功してるように思える。作品の中身は単体系として可も無く不可も無くなんだけど、最初の尾野真知子から起用女優のポリシーというかセンスに一貫性があって(キングダムラインともいうが)、それがニーズにマッチしてるのだろう。かなり優秀なブレーンと思う。個人的にはあべみかこ平原みなみがアタリだった。ほかこの系統では叶咲ゆめが好きで、最近だと板野有紀がお気に入り。

あとアリスの「レイプ狂い」復活が局所的に祭りに。麻美ゆまが好みでない俺でもこれは気になる。

輪姦モノに関する興味深い指摘

アタスレでこんな話題が。奴隷=俺。

857 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2013/02/04(月) 20:37:37.57 ID:YS9E2IWj0
もう、どのシリーズも違いがなくなって来ているから 
夫目 あな許 侵入者 を1作品にまとめて 
「夫の目の前で侵入者に犯された人妻 あなた許して・・・」 
とかでいい気がするな 
前半は2・3人組の侵入者に夫の目の前で輪姦されて、後半は犯人それぞれ 
がやって、堕ちていく・・・オレは前半だけで十分だけどな 


859 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2013/02/04(月) 22:12:02.26 ID:fheoLokUO
>>857 
まあ好みは好みでいいとして、ファーストレイプで輪姦なんての作ったら絶対に売れないぜ。 
輪姦じたい不人気なのは、プレステージ、デマンド等大手メーカーが、急激に感づき始めてるとこなんで。 


860 名前:奴隷 投稿日:2013/02/04(月) 22:23:55.01 ID:Fjn1e7Gy0
輪姦が不人気かどうかは知らないけど、 
夫目系路線でファーストレイプでそこまでやっちゃうと 
よっぽど脚本がんばらない後半の絡みが見劣りしそう。 


861 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2013/02/04(月) 22:37:40.04 ID:fheoLokUO
>>860 
しかし本当に急速に変わってる。プレステージ系はここ一年ぐらい徹底して輪姦はだしてない。 
桃太郎もここ半年ぐらい?輪姦はやめたね。 
ナチュラルハイは一時期輪姦を排除していたが、 
半年ぐらい前から輪姦モノもごく少数ながら作るようになってる。ちょっとは需要があるってことだろう。 

以前から思ってたんだが、レンタルビデオ屋の貸し出し札見れば誰でも気付く。 
輪姦モノは明らかに不人気なんだよ。 

この後しばらくやりとりが続くんだけど、理由は明確になっていないものの、ここ1年ぐらいで輪姦作品から単独犯行作品に移行している会社が多数あるとのこと、結論として輪姦モノは明らかに不人気らしい。レイプ作品が減ってるわけじゃないのでモラル的にどうこうってわけではないのだろう。考えられる理由としては

  • 男優がぞろぞろと邪魔で肝心の女優が見えにくい
  • メインのひとりだけ念入りな絡みであとはちょこっと挿入しておしまい、といったメリハリのない淡白な流れになりがち
  • 絡みの最中にセンスの無い無駄口が多い
  • 演出で暴力的な描写をする作品もあり、陵辱を超えて残虐になってしまう
  • ドキュメント系だと臨場感を出そうとカメラワークが不安定な作品が目立つ

といったあたり。通常作品でも気を使って欲しい部分でもあるが、大人数の輪姦や乱交モノでは特にこれらの傾向が強い。要するに“鑑賞”に不向きな要素が揃っていて絡みの難易度が高いんだけど、作品としてちゃんと仕上げる力量が現場にないんだろうな。実際、連続中出しとか大好物な俺でも輪姦・乱交ものの名作はすぐには浮かばないし。まあ最近のアタッカーズの場合、鬼畜でも輪姦でもない作品をキチクリンカンと銘打ったりするから違う意味で問題なのだが。

板垣あずさがちょっとヤバい

劣化とかそういうの以前にラリってるか精神崩壊してるようにしか見えない。つかこんなの流しちゃうSODこそ頭だいじょぶか?って思うぞ。

はじめ企画はどこに向かっているのか

リリース予定見たときから口あんぐりだった「はじめ企画×ハマジム 初めての浮気、完全ドキュメント」。ここんとこネタが尽きてるのはわかるし新しい方向性を模索するのもいい。今は手探りで人妻ハメ撮りも方向性見出すまでの過程ってことでいいよ。でもタートル今田に撮らせたらダメだろ・・・。

ドキュメンタリーにしてもせめてこれまでの企画に沿った内容にしてほしいところだが、それ以前の問題だわ。はじめ企画はもうだめかもわからんね。

イメビ

AV見てからでも前述の平原みなみの「無修正」はめちゃくちゃ抜けた。さすがキングダム、見えてはいけないものが見えまくってる。引退したっぽい日向葵の「無修正」はシリーズ的にはおとなしいものの、B地区NG女優としてはがんばったほうだろう。神作品てレビューだった木嶋のりこの「禁じられた遊び」、ちょっとは期待できるかと思ったが乳首に接着剤でも塗ってるんじゃねーかってくらい死守された。ソフト路線だと辻本杏の「見つめられて、夏」がまずまず。とはいっても前作「卒業旅行」と露出は同程度なのだが、モデルの質はなかなかよいのでもう一押しほしいね。小松崎真理の「つるつるハニー」もキングダムらしい極限映像。ただ、いまいち表情にエロスを感じないのがもったいない。いい女なんだけどねえ・・・。着エロはもういいのでそろそろ次のステージに行ってほしいところ。まあAVとはいわないまでも、とりあえずVシネで構わんから単体の絡みを見たい。平沢雅改め平沢みやび、「みやびの美」でもB地区解禁に至らず。未見の「みやびんびん!」ではたして。

そんなわけで

これだけボリューム出てくると、映画鑑賞記事独立してもいいのかな、って気もするけど、コメントすべきことがあまりないやつを単独記事にするのはどうもねえ。

脚注

JAV
世界を席巻する日本のアダルトビデオを意味するスラング。日本のAVを扱ってるオンラインストレージの名前はたいていJAV*****あるいは*****JAVとなっていることが多い。詳しくはお勉強コーナーの用語集を参考にされたし。
五社協定
大手映画会社5社(松竹、東宝、大映、新東宝、東映)による人材囲い込み政策。後に日活も加わって「スターを貸さない、借りない、引き抜かない」の三ない主義を打ち出した。1971年の大映倒産に伴い自然消滅。この協定については今でも賛否両論ある。
下番線
都内などで先行公開・・・いわゆる封切上映してから全国上映の規模を決める手法が一般的だった頃、封切で人気のなかった作品や最初から二本立てや三本立ての数合わせを目的に作られた映画。早い話が駄作であり三流映画である。最初から下番線として作られる作品は極端に低予算なことが多い。また内容で客を呼べないためタイトルがやけに大げさだったり突拍子もないものだったりする。かつては封切の後は二番館、三番館と下番線含めて長い期間に渡って上映されたが、ホームビデオの普及により映画館興行による収益確保が困難になると配給会社はメディアの多角展開に活路を見出すようになる。その結果、現在では下番線を扱う映画館や名画座はほぼ消滅した。