2021年5月の屁理屈
今年の二回東京も無観客。この先二度と…という想像を必死で掻き消す元中年男性。
2021-05-06
そもそも 50代は中年なのか。
メモ
Windows 10 のサインインはローカルアカウントと Microsoft アカウントのいずれかを選ぶようになっています。
ローカルアカウントにすべきか、Microsoft アカウントにすべきか
Microsoft アカウントをサインインに用いる最大のメリットはストア利用や複数デバイス間の同期あたりよりも OS のライセンスを紐づけられることにある。CPU やマザーを交換してもめんどうな電話認証をする必要がないため、自作派や BTO 愛好者であればこちらを選ぶべき。
リモートワークとアカウント
新型コロナウイルスの大流行ですっかり定着した感のあるリモートワークであるが、うちは倉庫業務メインなので、こと内勤にとってはほとんど縁がない。ただわしは例外で、朝の受注チェックを自宅から行っている(その日の伝票を捌けるようになるまで多い日で3時間、少ない日でも1時間くらい掛かるので、定時に受信始めると仕事にならんのだよ)。それに利用しているのが SoftEther でおなじみの登大遊氏によって立ち上げられたシンクライアント VPN、シン・テレワークシステム。導入の敷居は低いし商用サービスと比べても遜色ない使い勝手の良さ。これを無償提供してるんだからインフラで協力してる NTT 東も太っ腹だ(もっともまだ試験運用≒いつ有償化してもおかしくないが)。
細かいことは他のサイトを見てもらうとして、シン・テレワークシステムの動作はユーザー権限モードとサービスモードがある。前者は Home でも利用できるが制約が多く、後者はフル機能を利用できるが Professional に限定される(いずれにせよ運用の際は OTP を併用すべき)。<>
最初はリモートの画面を閉じないよう(職場の人間が戸惑わないよう)ユーザー権限でインストールしたのだが、接続するにはリモート側がローカルログインしている必要がある→夜間 Windows Update で再起動が掛かると接続できないため(さすがに職場 PC を自動ログイン化するわけにはいかんので)、サービスとしてインストールし OS 標準のリモートデスクトップに準じた動作に変更。ついでに自宅マシーンのシン・テレワークサーバもサービスモードに変更したところ、メインアカウントでのリモート接続ができなくなってしまった。別のアカウントでは問題ない以上アカウント自体に原因があるはず…といろいろ見比べてたら、メインアカウントだけ Microsoft アカウントでのサインインだったのよね。で、冒頭の話に戻るわけですよ。メインアカウントをローカルアカウントでのサインインに変更したら無事リモート接続できるようになった。
参考:シン・テレワークシステムで繋がるけどログインできない時の対処法 – 暇つぶし
あれ?ひょっとして Windows Hello を止めるだけでよかったのか? 旧マシーンはまだ Microsoft アカウントでのサインインだったので Windows Hello を無効にしてみると確かにこれでおkだった!ちなみに Windows Hello を無効にしても PIN によるローカルサインインは利用できる(シン・テレワークでのサインインはパスワードのみ、PIN の本質としてはそれで正しい)。
Personal Identification Number よりも Product Associated Number とかのが実態に合ってるんじゃないかと思うんだが語感がイマイチなので採用されなかった、に一票。
そんなわけで、
- 頻繁にマシーン構成を変更するなら Microsft アカウント
- シン・テレワークによるリモート接続を多用するならローカルアカウント
まあそれぞれいつでも切り替えできるし、ローカル内のデータや設定は変わらないので、必要なときだけ切り替えるでもよいのかも。
Windows 10 でプロダクトキーを更新すると 0x800f0805 エラーコード を返される
職場のマシーンの Windows のほとんどは Home だったのでリモート接続の頻度が高いマシーンをすべて Pro にアップグレードすることにした。
えー。やっぱ鍵屋で安売りしてるようなプロダクトキーはアレなんだろか?と思いつつエラーコードを頼りにあれやこれや調べた結果、どうも認証ではねられてるってより Windows Update がコケてて、その影響で処理が止まっちゃうっぽい。Power Shell で
Dism /Online /Cleanup-Image /ScanHealth Dism /Online /Cleanup-Image /CheckHealth DISM /Online /Cleanup-image /RestoreHealth
を実行してシステムイメージを修復→ Windows Update ののちにプロダクトキーを変更したら無事認証も通った。なお Windows Update が中途半端な状態だったのは、3月に発生した KB5000802 の不具合の影響をモロに食らってまともに印刷できなくなっちまったため。気が付いたらこれも収まってた。
参考:【Windows10】 WindowsUpdate 2021年3月 不具合情報 - セキュリティ更新プログラム KB5000802 / KB5000808 | ニッチなPCゲーマーの環境構築Z
2021-05-28
メモ
USB DAC 経由の再生でブチブチ音が切れる - iTunes の場合
酔った勢いでポチった、FOSTEX PC100USB-HR2。USB AUDIO に興味があったわけじゃなく可変アナログ出力のプリアンプ…要するに物理ボリュームが欲しかったんだよね。
音質は PC のサイドスピーカーで聴いてる時点であんまこだわってない。オンボードサウンドよりはノイズ拾いにくいんじゃね?くらいのもんで。それよりもやたら音が切れるようになったんだよなあ…もともと USB は他のデバイスの I/O とかにけっこう左右されて高速転送でスループットが安定しない印象はあったけど、音楽再生のストリームなんてたかが知れてるじゃん、なんで?って感じ。
そんなわけでいろいろググってみたんだけど、どうも CPU のクロック変動の影響を受けやすいようだ。最近の CPU はみんなそうだよねえ。クロックを固定するのは、電源プランで高パフォーマンスに設定する方法がお手軽。
実際、音飛びは皆無になった。ただこれってブーストクロック固定なんだよね( 10700 なら4.7GHz固定)。電気代的に微妙というか、BIOS で Tuobo Boost を無効にすれば定格で固定できるけど、いちいちリブートするのもなんだかかったるい。要は iTunes なりを再生してるときだけクロックが固定されればよいのだが…。