2016年10月の屁理屈
ビッグイベントの凱旋門賞から秋の東京開催の幕が開ける毎日王冠、という10月頭の流れがたまらなく好きだ。
2016-10-02
95th Prix de l'Arc de Triomphe 2016ツイッターの新機能、モーメントとやらを試してみる。“ コメント機能のないひとり Togetter ”とでもいえばよいのかな。
競馬
「ンド」で終わる馬が目についたのでファウンド、ポストポンド、ハーザンド、レフトハンドの三連複ボックスにしたのだが、ハイラ「ンド」リールを見落とすとは何たる不覚。
第95回凱旋門賞
今の欧州中長距離路線は良い意味で混沌というか、1頭が独走するのを許さずなかなか勢力図が定まらない、日本馬にとってはいちばん厄介なケースじゃないかと思ってたら、その通りだった。マカヒキについてはいいとこひとつもなかったので、力負けってより空振りに終わったのがはっきりしてていいんじゃないすかね。同じメンツで何度か再戦したらまた違った結果になるだろうし(初心者はオブライエン買っとけ、というお話。
そんなわけで、金子氏の星回りをもってしても空振りするのがこのレースなんじゃろう。
2016-10-03
クリップ
半グレとか輩は移動んとき IC カード使わないんだよ。
高田馬場異臭騒動
特定から逮捕まであっという間だったな。こういうときはお巡りさん頼もしい。
マジモンは怖い。つか、よく今まで事件起こさなかったな。
2016-10-05
右目の不調が収まらないのでさすがに眼科いってきた。結膜が痛んでるっぽい。感染症かもしれないので、と点眼薬のほか内服薬ももらってきた。あとしばらくコンタクトは使わないでくれと。カメラがないのでまあいいや。
濡れ場
話題になってないなあ。
DEEP'S 離脱とマジックミラー号MM 号を舞台とする作品は SOD クリエイトからも出ているが、こちらが今後どうなるかは不明( 10月以降の発売予定に MM 号も載っているが撮影は発売の 3 ヶ月~半年前が相場なのでアテにならん)。車両レンタルという形で話がついてるかも。
メモ
Togetter はぶっちゃけコメントがメインみたいなもんだから食い合いになることはないと思う。
“モーメント”の使いどころ
単体での印象は NAVER まとめっぽい感じ。違い至ってシンプルな作りで、スタイルの自由度はなく、ツイート以外の要素は先頭にヘッダ画像とテキストが入れられるだけ。この仕様ならアフィ目的とかのまとめとの棲み分けもできそうね。
ただ、ページ埋め込みでツイートを順に並べてくれるのかと思ったらご覧の通りタイル化されちゃうのなw なんでもかんでもフラットインターフェイスに最適化しないでほしいんだけど。
そんなわけで、単体記事としては見やすい使いやすいけど記事の一部として使うには微妙な感じ。
2016-10-06
己を異端と自覚できる人にとって己の存在を偽ることなど容易い。
わかりやすい人など取るに足らんのだ。
クリップ
一皮剥けば、なんとやら(わしは仮性包茎じゃあ!
児童ポルノ根絶活動の講師が児童とポルノで御用
軽くググると都の公示案件だった。
参考:平成27年度 ネット等の性被害(児童ポルノ)根絶等の啓発講演会実施委託【27-00043】
無料登録して確認してみると落札したのは FutureOne株式会社とある。つまり 株式会社ISTE は二次請けか三次請けなんじゃろ。 入札参加資格はそれなりに厳しそうでも、これじゃザルだわなw
元小学校教諭ね、筋金入りじゃのう。
それはさておき、サポ代ケチって足がつくとかアホみたいな話じゃが、コトがうまく運びすぎて「ボンクラどもめ、せいぜい偽りの言葉に酔いしれているがいい、ふははははは」
ってな感じで周囲の人間や援交相手を見下すようになっちまったんじゃなかろうか。それが“絶好の隠れ蓑だけに露呈すると再起不能のクリティカルダメージ”って意識を希薄にしたと。
そんなわけで、たぶんこんなのは氷山の一角に過ぎなくて、児ポに限らず表看板の下の素顔なんて誰にもわかりゃせんて、というお話。
つまりはそういうこと。
2016-10-19
閣下から呼び出し。左官屋まがいのひと仕事。疲れた。帰宅後しばらくするとやたら外が騒がしい。
ボヤっぽいが、旧甲州が信号から信号まで消防車とパトカーで埋まっとる。
クリップ
あんまり話題になってないのな。
バニラ VISA オンラインが 2016年12月20日でサービス終了
LIFE CARD の V プリカと並ぶ国内のネット決済専用バーチャル VISA がサービスインからわずか 3年で店じまい、見切りの速さはさすが SBI グループだけどチャージしたぶんをちゃんとキャッシュで戻すのはちょっと意外な感じ。
参考:「バニラVisaオンライン」 プリペイドカードサービス終了のお知らせ※PDF
バニラ VISA は V プリカと違い SMS 認証なしで利用できただけにそっち界隈で泡食ってる人(誰)がけっこういそう。むしろそのあたりの手離れの悪さというか水面下のトラブルの多さが理由のような気がしなくもない。ちなみに V プリカの SMS 認証は国内番号オンリー(+81無効)なのでもとから Nextplus( TextPlus の後継) あたりは使えないけど、単純に SMS 認証の偽装対策?がどんどんきつくなってるから、認証代行とか認証済みアカウントの転売屋にとってみれば商機というか朗報なのだろうね( SIM サイズ交換で無限ループが番号更新の主流なんかな )。
それはさておき、V プリカやデビットカードは原則として継続型サービスの決済には使えないから、わしのような与信ゼロの人間は携帯やネットの契約ひとつ取ってもえらい苦労する。与信が通らない状況を作ったのは過去の己の振る舞いにほかならないので、例えば ETC みたいなクレカ持ちへの優遇ともいえる状況を差別だなんだいうつもりはないんだけど、決済手段がクレカ限定のサービスばっかり増えてくのは正直つらい。特に携帯とネット。
まあクレカに限定するのは取りっぱぐれ防止だけでなく契約者の身元保証を兼ねる意味もあるから、携帯のようによからぬ目的に利用される可能性が高いサービスはハードルを下げづらいのもわかるんだけど、今の時代ナマポ受給にも携帯が必要なくらい生活インフラにおける通信のウェイトは高いわけで、行政レベルで最低限度の保障をしたほうがいいんじゃないかねえ。通信費の納入を義務付けするなりして、未納のままだと着信限定とか発信先が公共機関に限定されるけど解約という扱いにはならない感じでさ。ぶっちゃけ NHK の受信料なんかよりよっぽど受け入れられると思うんだけど、どうよ。
2016-10-20
壁紙を菊花賞仕様にしてみた。
がしかし、競馬そのものへの興味がガクンと失われている(今週は二ノ宮センセが二冠トレーナーになるかもしれないというのにだ。
写真という切り口をなくしたことがわしにとってどれだけ大きな影響となるのか、今さらながら思い知った。競馬に限らず物事への関心がものすごく薄れてるのよね。だから外に出ることもないし、反骨精神みたいなものもあんまり起きないし、屁理屈を綴ることもなくなる(メシ代わりのオナニーは欠かさないが、メシと同じで生きるのに不可欠な生理機能的な活動に近いともいえる)。
まあこのままだとたぶん、そう遠くないうちに座して死を待つだけの人生でしかなくなるな、という危機感は自覚できてるだけまだ救いはあるか。やっぱカメラまた手に入れるしかないか。
クリップ
ここ最近でいちばん笑ったw
【コア新書】タイトル決定『間違ったサブカルで「マウンティング」してくるすべてのクズどもに』ロマン優光・著 11/2発売 弊社サイトは発売日前後更新のため、概要が表示されているAmazonへリンク。全国書店でもご予約くださいhttps://t.co/vUoUjnFvgk
— コアマガジン Web事業部 (@coremaga) 2016年10月19日
間違ったサブカルだと! じゃあ正しいサブカルを見せてもらおうじゃねぇか! と激怒して突撃した男たちは、待ち構えていたガチムチ六尺褌姿の兄貴たちに馬乗り(マウンティング)された! さぶカルチャーだったのだ!
— ドント (@dontbetrue) 2016年10月20日
中年男性のガチホモネタってのも、ポリコレ的には NG なのだろうが、こういうのまで規制されちゃったらほんとつまらん世の中になっちまうと思う。そんなわけで、
「語るは夢、目覚めぬ夢!」中年男性は怠暇人モードに入った。
— ギガ男爵(中年男性) (@exbaron) 2016年10月20日
2016-10-21
天皇賞の見回り開始。
メモ
いろいろ誤解が散見されたので軽くおべんきょうです(ぜひ理解してほしいのでここは「ですます」調。
通信速度と実効速度、安定性に関して
有線 LAN の主流規格であるイーサネットは 8b/10b エンコーディングを採用しているため、通信に占める実データの比率は 8 割で残りはクロック信号によるオーバーヘッドとなります。早い話が“規格上の理論値の 8 割が実効スループットの上限”です。たとえば IEEE802.3u ~いわゆる Fast Ethernet ~の 100Mbps であればアプリケーションレベルで実効 10MB/s 以上出ることは“あり得ません”。さらに実際の通信ではパケットヘッダや 3WAY Handshake などによるロスも発生するため研究室などの特殊な条件下であっても理論値の 100% にはなりません(たまに P2P とかで「 12MB/s 出た!」とか騒いでる人いますが単なる測定ミスです)。
また外部の干渉を受けやすい Wi-Fi 等の無線 LAN では有線 LAN 以上にこうしたロスが激しくなります(干渉の一切ない電波暗室であっても理論値通りの速度が出ることはありません)。さらに暗号化方式によっても処理負荷が増減しますし距離による減衰もありますから、「無線はカタログスペックの半分出れば御の字」というのがネットワークエンジニアにとっての常識です。
特に現在の Wi-Fi の主流 IEEE802.11b/g/n が用いる 2.4GHz 帯で無線通信に割り当てられている周波数帯は 80MHz しかなく、1 つの通信チャネルで 20MHz のバンド幅を利用するため同時に使用できるのは実質 3 回線どまりです(選択できるチャネルは 13 ありますが、これは幅員が 5メートルしかない道路にセンターライン12本引いてるようなものです)。また 2.4GHz は障害物の影響が少ないため通信可能な距離を稼ぐことはできますが、裏を返せば外部からの電波干渉を受けやすいということにもなるのです。このことは通信の安定性において大きな不利となります。
2.4GHz 帯でよく言われる電子レンジの影響は気にしなくてもいいでしょう。1日中電子レンジ使ってるなんてコンビニくらいのもので、単純にほとんどの家庭・職場の無線 LAN 機器が 2.4GHz を使ってるのが問題なのです(アパートやマンションで SSID を拾うとものすごい数がヒットしませんか?)。
安定した無線 LAN 環境を実現するにはバンド幅が広くかつ干渉を受けにくい 5GHz 帯を使用する IEEE802.11a/n/ac を導入すべきです(もっとも、安定性最重視であれば有線 LAN にするのがいちばんですが)。スマホやタブレット、ルータなど Wi-Fi を利用する製品をチョイスする際は a/n/ac 対応の有無をしっかり確認しておいたほうがよいでしょう(以前に比べると普及が進んだとはいえ低価格帯では未だにサポートをおろそかにしてるメーカーが多いです)。ちなみに 5GHz 帯は電波法で屋外での一般利用が禁止(または制約付き)されていますので、モバイルルータなどでは無効にしておく必要があります※。
イーサネットに限らず USB 3.0 や PCI Express なども含め、シリアル転送はその性質上クロック信号をパケットに埋め込む必要がありオーバーヘッドをゼロにはできませんが、損失が 2 割ってのはあまりにもアホくさい、ということで PCI Express 3.0 では効率のよい 128b/130b エンコーディング( 損失 1.5% )が採用されています。8b/10b では 「128bitのデータ( 16 バイト)」をやりとりするのに物理層を流れる通信量は 160bit 必要だったのが、128b/130b では文字通り 130bit で済むようになったわけです。
シリアル転送がコーディングを行う理由はほかにもあるのですが( ex. コーディングでエラーをなくせ!|Panasonic )、ひとまずオーバーヘッドが存在することだけ知っておけばよいと思います。
ちょっと脱線しましたが、一般的な有線 LAN でアプリケーションがやりとりするデータの実効スループットはネットワーク上を流れるデータの 8割が上限ということ(現在のコンピュータは 1 byte = 8 bit なので bps を 10 で割ればおk~ ex. 500Mbps → 実効 50MB/s )、無線 LAN は障害物の影響が少ない 2.4GHz 帯より 5GHz 帯のほうが外部干渉を受けにくくバンド幅も広いため通信の安定性が高いことは、知っておいて損はないでしょう。
それとゲーム、特に FPS などレスポンス命の場合は帯域以上にレイテンシの大小がクリティカルな問題となってきますので、個人的には有線一択です(取り回しの良さ以外、無線が有線に勝るところはありません)。
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「これは欲しい!」と思わせるゲハは PSP 以来。
任天堂 NX こと Nintendo Switch
プロモ映像、初見の印象は「愛犬くらいちゃんと相手してやれよw」だった。
グラフィックスというか統合プロセッサ( SoC )はカスタマイズされた Tegra のようで。少なくとも Tegra X1( Maxwell世代 ) よりパフォーマンスは上なのだろうな。
NVIDIA はつい先日 GTX 1050 を発表して Pascal フルラインナップを完成させてるし、元気よいのう。
任天堂のハードコアファン以外にSwitchを購入するゲーマーはいるのだろうか?
ここにおるよ、何いってんの。
アナリストという人種は基本的に否定的な目で持論を展開するものなのだが、「Switchがターゲットにしている層の幅に関しては,いくつかの着目できる点があります。しかし,これであればヤングアダルトの代わりに未成年をトレイラーで使ったほうが賢明だったと思いますね」
「すでにモバイルゲーム市場に移行しているカジュアルゲーマー層を,任天堂が再び奪い取るのは至難の業であると思います」
という指摘はまあ納得できるところではある。
ただ、ソシャゲにせよ何にせよ、わしはどうもスマホなりのモバイルゲーム市場っていうのは、アベイラビリティをまるで期待できないというか一過性の印象が強いのよね。時代を超えて遊べる名作ゲームを生みえないというか。まあ今の据え置きゲームにそれがあるのかといわれると微妙なところではあるけど、これ以上ゲームを生み出す土壌が荒廃したらほんと後戻りできない感。
もっと具体的な懸念材料は ARM アーキテクチャの採用 ~ Tegra は ARM ベースの SoC ~で、Pascal 世代であれば処理能力はそれなりに期待できるものの、現在の据え置き用ゲーム開発が x86 ベース中心なだけに移植性は低いと言わざるを得ない。ただ、任天堂に既存タイトルの移植性とかそもそも期待してもしょうがないとは思う。
そんなわけで Switch にはけっこう期待してるよ。ゲームハードの性能がホビー性の決定的差でないことを教えてやれ、というお話(ファミコンもスーファミも DS も当代の最高性能のゲハだったわけじゃないだろう。
GTX 1050 は買いなのか
エントリーの 1050 投入により、ミドルクラスの 1060、アッパーミドルの 1070、ハイエンドの 1080(& ウルトラハイの TITAN X)とMaxwell ではごちゃごちゃだったヒエラルキーと戦闘力と型番の関係がきれいに揃った感。
XX50 シリーズは省電力がキーワードで、650/750/950 と外部電源レスをウリとする製品が各社から登場した。1050 もその流れにあって、TDP の公称値は 75W となっている(個人的には PCIe の上限 75W ギリギリというのはあまり好ましくないと思うのだが)。メーカーが定格クロックを下げてコネクタレスを実現した 950 とは逆にコネクタ追加で OC 耐性を高める方向になるだろうってのが NVIDIA の読みだけど、1050 を選ぶ層は OC より補助電源レスを歓迎するんじゃないかな?
3GB 版の GTX 1060 が実勢価格 2万円そこそこなので当然その下に位置づけされることになる。2万円を切るのはほぼ間違いないところで GTX 960 と同じくらいの値付けで登場しそうだが、トレードオフされた処理能力はけっこう大きいみたいで、VR はサポートされない。GPU スケールもだいぶ削られてることだろう。ただ HEVC ハードウェアエンコード支援に関しては専用チップの NVENC が行うので極端な差はないはず。
以前 GM206 コアの HEVC ハードウェアエンコード対応を Pegasys に直接問い合わせたら、お返事で GTX 1080 / 980ti / 960 のエンコ比較を教えてもらえたんだけど、コアによって処理パフォーマンスに差があるので、GTX 1050 と 1060 でも微差は生じると思われる。ちなみに Polaris コアの RADEON RX480 などの HEVC ハードウェアエンコード支援は現在のところ対応未定とのこと(候補外確定。
実製品レビューやベンチ比較はまだだけど、これらから推測するに、NVENC で H.265/HEVC ハードエンコ支援に必要なだけなら 1050 で十分、高解像度のゲーム(特に VR )も睨むなら最低でも 1060 6GB、って感じになりそう。ただ VR サポートをオミットするほど処理能力が低いとなるとわざわざ入れ替えるのに 1050 って選択肢は微妙だわな(ま、単純に戦略上 1060 との競合を避けたいだけなのかもしれんが)。よっぽど予算ギリギリでもない限りはせめて 3GB 版 1060 狙うのが妥当なところじゃろかね。ただワッパはかなり優秀だろうから、TDP 最重視であれば最有力候補か。
いずれにせよ、900番台の出番はこれで完全になくなったといってよさそう( 1050 でも予算が厳しいなら 950 ではなく 1万円切ってる 750 ti じゃろ。
2016-10-23
朝5時とか、けっこう寒い。
競馬
盾当日は機材を借りる算段がついたけど、いつまでもこんなことしてられんのう。
天皇賞・秋 一週前 東京競馬場日曜朝9時現在の正門前は10組。 pic.twitter.com/N3SqTXahwT
— ギガ男爵(中年男性) (@exbaron) 2016年10月23日
馬券をアニキに託してとっとと撤収。
第77回菊花賞
ソングオブウインド産駒が出走することに今朝の今朝まで気付かなかったとか、エル基地の風上にもおけない。そんなわけで、ディーマジェスティ(二ノ宮x蛯名)と風っ仔コスモジャーベの単複だけ購入(九十九里特別はエルコン系ワンツーだったのだな)。
2016-10-25
今週は天皇賞じゃあ!
競馬
天皇賞・秋展望
「性門よ…肢体を…開け...」開門と同時に全裸でダッシュした中年男性はビンビンにそそり立った己のイチモツを振りかざし「これがほんとの棒・イズ・ビーン!」と駆けずり回ったがパドックの安田伊左衛門像をクラーク博士と勘違いし「わしのアンビシャスを見さらせ!」と挑発して
天皇賞・秋回顧
「ルージュバックに対抗し…ルーズバック!」開門ダッシュで前をいくランナーに馬乗りとなった中年男性は、ズボンを緩め「これがほんとのホモタイプ!」と後ろから己のアンビシャスを突き立てたところで後続集団に踏み潰された。ハロウィンといえどもこの程度のパフォーマンスで競馬ファンの注目を浴びるなど百年
メモ
閣下に頼まれた。
デジタルスケールが必要になった件
Amazon を覗くと千円前後の格安品がゴロゴロしているのだが、レビューを見て頭が痛くなった。「精密です!」とか高評価が並んでるけど、1台でどうやって見分けられるんだか問い詰めたい。あらかじめ重さがはっきりしている分銅を複数計測して誤差のバラツキを調べないとスケールの精度なんてわからんだろが(そこまでやってるレビュー皆無だしおすすめに分銅が出てこないあたりが、もうね。
千円程度のスケールに精度を求めるのはナンセンスだけど誤差が使用目的に見合う範囲で収まってるなら十分使える。がレビュアーが無知すぎて良し悪しがさっぱりわからない。とりあえずご指名にあったコイツと、分銅セットをポチってみた。それぞれ 980円& 899円。細かい検証は届いてからとして、単四電池で動く点はよい(ボタン電池より入手が楽だからね)。
もっと信頼性高そうなのあればいいんだけど、そもそもこの手の携帯スケール 3種類くらいしか国内流通で見かけないんだよね(出品者は多いけど中身は同じ)、ebay にはいろいろあってうらやましい。
届いた
分銅はまだ。
スケールが届いたのでさっそく計量。1円硬貨はほんとうに便利。
— ギガ男爵(中年男性) (@exbaron) 2016年10月25日
余談だけど、1円硬貨1枚作るのに3円かかってるらしい。 pic.twitter.com/CkTDQSYzLN
1円玉測定でバラつきとか確認した限りではわりと正確っぽい( 30枚で 30.00 グラム)。
分銅も届いた。5グラムと 10グラムは繰り返し計測してもそれぞれ 5.00グラム& 10.00グラムでブレなかったのだけれども、20グラム以上は計るたびにけっこうバラつきが。20グラムは 2個入ってたけど 10回計量した平均値がそれぞれ 20.02 グラムと 20.07グラムで、分銅自体の精度にも難が。
そんなわけで、それなりに精度を期待できるのは 15グラム以下かな。透明の保護ビニールが強力にくっついててはがすときに計量部分が外れたり、50グラムの分銅を繰り返し計測してると空の状態が 0グラムを指さないことがあったり。
Wi-Fi ありますか
先日のお話の続き。
ちょっと話変わるんですがWi-Fiって言い方嫌いなんですよ
Wi-Fiあります とか Wi-Fi対応 とか書いてると、IEEE802.11のどの規格だよっ!って思う
まあ FastEthernet / 100BASE-TX を IEEE802.3u とか GbE / 1000BASE-T を IEEE 802.3ab とは言わんじゃろ、と思いつつ、これはもっともな話である。そこで Wi-Fi アライアンスの認定ロゴをちょっと調べてみたら、ちゃんと規格を併記できるようになっとった。
つまりは表示する側の手抜き、というお話。
ただし、Wi-Fi アライアンスのサイトではこの拡張ロゴ?に関する言及を見つけられなかった。外部サイトの英語記事をいろいろ洗ってみると新ロゴに関する話題が散見されるので勝手ロゴというわけでもなさそうである。このへんはちょっと不親切かなあ、と。
クリップ
表現規制と同じで、「自分には関係ない」「嫌いなものが滅びるのは結構」という近視眼。
タバコひと箱千円がもたらすもの
たばこ千円の理屈を通していいなら、何が値上げされても文句いうなよ、というお話。
生かさず殺さずが基本では(てきとう
— もんど (@momdo_) 2016年10月25日
千円超えたらまあ、殺さないでも勝手に死んでくよねえ。
限りある資源を食い散らかし排ガスまき散らす自動車など免許持ってないわしからしたら百害あって 15利くらいなものだけど「ガソリンや有料道路も今の5倍の値段にしろ」って話にはならんよ。産業として成立しなくなっちまうことくらい想像する頭はちゃんとある。
けっこう前に悪いひとたちと試算してみたんだけど、ひと箱二千円あたりがデッドラインで、それを超えたら摘発リスクを差し引いても闇市場が成立するだけの利ザヤが生まれる(ひょっとしたら千五百円くらいまで下げられるかも)。千円ってのはその準備段階。で、アングラ勢力を肥えさせないためにますます世の中の監視の目を厳しくするわけだ。増税賛成派は持論を変えたくないから「手を染める奴が悪い」で監視社会に面と向かって反対できないじゃろ(カナダが常軌を逸する密告社会になったのも過剰なまでの児ポ法による締め付けの弊害だけど、いつの間にか「それはいくらなんでもやりすぎだろ」ってところまで踏みこんでることに最後まで気付かなかった結果だからな。
2016-10-30
【天皇賞・展望】開門とともに場内に飛び込んだ中年男性は「わしが根岸ステークスじゃあ!」「秋開催に戻さぬか!」「棒イズビンビン!」などわけのわからないことをわめきながらパンツを脱いで己のブレードをアピール、暴走の果てにゴール板に突っ込んで憤死。府中のダートに骨を埋めた。 pic.twitter.com/mSWon94utM
— ギガ男爵(中年男性) (@exbaron) 2016年10月29日
更新サボってごめんなさい。
競馬
へんな仮装したひとが正門ゲートで職員に入場拒否されてたよ!
なるべく年内に個別記事まとめますごめんなさい。
第154回天皇賞・秋
わしの本命は当然アンビシャスである。
ライアンには脱帽っす。
ストレイトガール引退式
府中で引退式はダイワメジャー以来かしら。
ヴィクトリアマイルどっちもいってない。
脚注
意外と好評だったので補足。
- IEEE802.11a と周波数帯
- ひとえに 5GHz 帯といっても実際に利用する周波数帯は規格や地域により細かく決められている。IEEE 802.11a では 5.15 ~ 5.35GHz と 5.47 ~ 5.725GHz が世界共通バンドで、中心の周波数を取ってそれぞれ W52 / W53 、W56 と呼ばれる。このうち日本で屋外利用できるのは W56 だが、どのみち届出が必要なので一般的には“5GHz は屋外で使えない”と考えていい。
- W53 / W56 は気象レーダーで利用する周波数帯と干渉するため DFS や TPC といった機能制限があるが、実用上はあんまり気にしなくてよい(わしが見てきた範囲では気象レーダーに起因すると思われる通信トラブルは皆無だったが、窓際への設置は避けたほうがよい)。またチャネル配置の関係で日本独自の J52 も存在したが現在では W52 に収斂されている(過去の J52 対応機器の利用が禁止されているわけではないが、混乱のもとになるので控えるべき)。
- なお日本向けの仕様として 4.9 ~ 5.0GHz 及び 5.03 ~ 5.091GHz を用いる IEEE 802.11j も制定されたがこれまた忘れていい(屋内外問わず届出制)。j は別に Japan の頭文字ではなく単に IEEE802.11 規格の 10番目の意味。ちなみに大文字と小文字で意味が違うので IEEE802.11J なんて書いてはいけない(大文字は独立・完結したドキュメントに用いる)。
- 周波数帯とデュアルチャネル
- 2.4GHz はただでさえ総バンド幅が狭いので干渉が起きやすい。そこへもってデュアルチャネル(以下 DC )は周波数帯の半分を使うわけだからさらに干渉が起きやすくなる。ぶっちゃけ他人のこと全く考えてない自分勝手な規格といってよい。
- これはうちのルーター RT-500MI の 2.4GHz 周辺電波測定の結果( RSSI は電波の受信強度のこと)。いちばん上は検証用に動かした同じ部屋の WiMAX 端末、二番目と三番目は他の住人のもの(この結果、RT-500MI は自動的に 1 を使用)。DC の Buffalo がどんだけバカ野郎、ってわかるじゃろ。
- 単位の dBm は 1mW を基準値とした電力の対数表記で、電波のような低い値で用いられる( 1W = 30dBm, 1mW = 0dBm, 0.1mW = -10dBm, 0.000001mW = -60dBm )。実用強度の目安は -60dBm でこれより上だと感度良好、外来波であれば干渉が強い。-80dBm ともなるとガクンと落ち、-100dBm を超えるものはほぼ無視できる。HUMAX くんはけっこう迷惑だが逆にうちの電波も同じレベルで届いてるとみてよい。使わないバンドは無効にしておこうな(うちも 5GHz や 2.4GHz の SSID-2 は止めてる)。
- おなじく RT-500MI による 5GHz 周辺電波測定の結果。HUMAX や Buffalo は相変わらず迷惑じゃが全体としてみればガラ空きだし下 3つはスルーできる。なお 5GHz のほうが電波が強い結果となっているが、電波法で無線 LAN 機器の出力は 10mW に定められているため、(メーカーがちゃんと法令を遵守しているなら)外付けアンテナの有無や角度、MIMO のような送信時に複数の電波を束ねる仕組みによると思われる。
- ※ IEEE802.11g よりも IEEE802.11a のほうがデータレートに対する信号強度要求は高い。たとえば 54Mbps の帯域を実現するには IEEE802.11g では -71dBm, IEEE802.11a では -65dBm の受信強度が必要。さらに S/N 比も重要だがひとまず置いとく。
- ※ 2010年の改正電波法で“免許を必要としない無線局”の出力上限は 1000mW まで引き上げられたが、無線 LAN ルータはこの限りではないようだ。んまあこれまでの話を読んでもらえばおおよそ想像つくと思うけど、下手に 2.4GHz 規格の出力を上げたら干渉でグダグダになるのが目に見えてるから、現状で十分と思われる。
- そんなわけで、ネットワークの素人は目先のスループットを気にするが、プロは安定性(と信頼性)の確保が最優先、というお話。
- 参考:基礎から学ぶ無線LANの設定と設計