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多くの常連が無駄死にで無かったことの証の為に・・・ 再び一陣の先頭を守る為に! 正門よ!私は帰ってきた!!

2015年10月25日の屁理屈アネックス

そうだ、京都へ行こう。

初夏の緑風ステークスをマリアライトが快勝した時「今年はエリザベス女王杯行ってみようかなー」と漠然と考えていた。秋初戦がオールカマーと知りその意思を固めつつあったのだが、同日の神戸新聞杯をやはりクリソプレーズを母に持つ3歳馬が圧勝。あ。ひょっとしてこっちが本命?一週前のセントライト記念でもミュゼエイリアンが逃げ粘って優先出走権を確保している。これはたぶん、淀が呼んでるんだよ。

Long Distance , Run Around───エルコンドルパサー産駒菊花賞4頭出しの真意

ソングが勝ったときはまじで失禁した。今回は脱糞してやろう。

往路

足は当然夜行バス。往路は新宿出発21時半なので土曜ぶんの更新を済ませてからでも余裕で間に合うだろうなーとダラダラやってたらけっこうギリギリになってしまい焦った。

このバスがやたら暑くてね。ケツびっしょりだよ。

烏丸十条に到着。帰りもここからだけど、京都駅の南口方面は時間を潰しにくい。

最寄りは地下鉄の十条だけど竹田で乗り継ぎがあること、朝は運行間隔が緩いことから近鉄の十条駅まで歩く。15分くらいかな、けっこうギリギリ。さらに丹波橋の乗り換えで危うく急行乗るところだったがテキーンと記憶が蘇る。そうだ準急以上は淀止まらないんだよ。

着いた!先遣隊のバラモンはシンザンゲートに陣取っているらしい。「駅から遠いほう」とのDM。わしは旧駅の時代しか知らないのだが、連絡通路の果てにあるステーションゲート(これもそこそこ遠い)で腰を下ろそうとした瞬間テキーンと記憶が蘇る。ここ9年前並んだ二号門じゃん!だいたい見知った顔がいない時点でここじゃないんだよ、電車から見えたゲートはさらに先だ!

とまあ、記憶の糸をひとつひとつ手繰り寄せていく。

4回京都7日目

バラモンと合流、あとは走るのみ。

7時45分完全規制、8時発走。開門ダッシュはあっという間に終わった。府中正門どんだけハードなんだよ…

最後に淀を訪れたのはマイネルキッツの天皇賞だから2009年…6年半ぶりか。あの頃はまだD80で頑張ってたっけ。今やD810なんだからカメラだけは10倍になったのか。つか、クラシック最後の一冠というのに「こんなもんなの?」という人の入り。やはり府中がちょっと異常なんだろう。

けっこう風が強いこともあって(直線逆風)、日向はちょっと動くと汗だくになるくせに、日陰は寒いという始末に負えない状況。ベストを着たり脱いだりを繰り返す。

スタンド四角側の先に謎のボタ山が。

お供えを。クッピーラムネおいしいよ!

遠目に誤認する人が続出していた件。お題:「〇ー〇〇〇ック」丸の中に文字を入れて馬名を完成させてください!で“ヒ”と“ト”が見えてたら誰だってビートブラックと思うわな。でもあんまりがっかりするなよスピードアタックしょげちゃうぞ。

こちらでは誘導馬の名刺を配ってないようだ(府中が特殊なのかね?)。「むしろおねいさんの名刺ください」と声をかけたいところぐっとこらえる。今日のミッションはそうじゃない。

さて淀のラチ沿いで撮るには台乗り必須だが、過去スタンドと4角寄りでしか撮ったことないので実質今回が初のミッションである。芝は6鞍組まれてるけど、準メインは捨てるしかないのでメインまでに4回練習できるわけだ。

3レースはすぺっきお氏の頼まれ写真。

ついでに記念になるかと単複100円買ってみる。

残念ながら4着。府中で会ったらものほしそうな顔して差し出すとしよう(当たったら黙ってるつもりだった)。なお3着にウオッカ三番仔タニノアーバンシー。

牝馬限定の新馬はラスト100切ってから急にいっくんが来たので撮りヘグった。シャッター速度からしてターフビジョン仕様の1/250だし、気が抜けてるわ。

午後の新馬は暗黒闘気溢れるダークフォースと聖なる鎧を身に纏ったホーリーアーマーという聖剣伝説でも始まるような取り合わせ。

がそれぞれ枠がまずいというか逆というかミルコは白帽、松若くんは黒帽によって暗黒属性も聖属性も相反され気力ゼロになるに違いない。

ほんとうにどっちもボロボロであやうく逆ワンツーの快挙になるところだった(オレたちの冒険はこれからだ。そんなことよりまたハービンジャー勝ってますぜ(ホーリーアーマーもハービンジャーだけどな!

バスでたいして眠れなかったこと、メシ食って一杯引っ掛けたことでおねむさん。ゴール前の挙動はだいたい掴んだので四角芝生で仮眠する。

8レース北野特別は内回りの芝2000m。四角の構図をいろいろ探ってみたが200mmなら台乗りしなくても手すりの下をきれいに抜けそう。

これ外回りはさらに絵になるわ。ここで撮るべきかゴール前で撮るべきか悩んだ挙句、「リアファルが勝つなら内」と元のポジションに戻る。結果的にはそれで正解だった(ここからキタサン撮るの絶対無理だった。

そして府中では準メインをシュンドルボンが快勝、ギリギリの差し切りだけど余裕は感じられた。

撮影はシェンク氏

1着 シュンドルボン(吉田豊騎手)

「初騎乗でしたが、返し馬でも無駄なことをしない馬で乗りやすいです。スローでもしっかり走ってくれます。やりたいことを100%出せる馬。強いです」

【甲斐路S】(東京)~シュンドルボンがゴール前で抜け出す|ラジオNIKKEI

降格した500万からの3連勝でついにオープン入り。気のいいタイプなのかスッと前に付けられるし33秒台の上がり脚も使える。さらにハーツクライ産駒だけに一気に本格化を期待してしまう。

第76回菊花賞

きゃんちゃんからベルーフのボールペンを頼まれた。ついでに記念になるかと単複100円買ってみる。府中で会ったらものほしそうな顔して差し出すとしよう(当たったら黙ってるつもりだった)。

ご当地バナーよりも府中のがクオリティ高い件。

普段の京都競馬場を知らないのでなんともいえんが、さすがにこの時間ともなると人は増えて体感的にはきのうの富士ステークスなみに。

リアファルの不安要素は芝に転向してから揉まれる競馬を経験していないこと、ルメールはマークする側に回ると強いけどマークされる側に回ると意外と淡泊なこと。

パドックでは「かったりーなーおい」とでも言いたげに終始うつむいておとなしかったけど、騎乗がかかるとうるさくなった。ソングオブウインドもそんな感じだったっけ(ある意味サンデーとエルが逆になったようなもんだ。同じくパドックで元気ないように映ったヤマイチエイリアンは馬場入り後変なスイッチ入ったみたいでノリが苦労していた。キタサンは最初に馬場入り&最後に返し、ヒロシはリラックスしてるようで。なおシェンク氏推しのリアルスティールは、パドックで前の馬にピッタリだわ内々回るわ物見もしないわでめっさ撮りづらかった。

一周目。このまま隊列が落ち着いてくれたらおそらく理想の決着となっていたのだ。

もし神戸新聞杯のワンツーが逆だったらもう少し楽をさせてもらえたのだろうか。

ラスト1ハロンくらいから3頭のピッチがシンクロしてすごいかっこいい。これで勝ったのがリアファルだったらいうことなしだったんだけどねえ。

ラップは60秒-64秒-59秒ってところか。リアファルはマイペースで行ければ61秒-63秒-59秒な感じで走破できたんじゃないかと思うんだが、序盤でミノルに被せられ、中盤にアルバートドックやミュゼエイリアンから波状攻撃を受け、終盤キタサンとリアルスティールに両脇から追い立てられ、それでもコンマ1秒差に残るんだから競馬そのものは強い内容だった。が、展開問わず勝てるほど抜けてるわけじゃないということだ。

もともと今年セントライト組の逆襲はあると思っていた。キタサンブラックは宏司がカンペキに乗ったし、ベルーフ、サトノラーゼン、タンタアレグリアも上位にきてる。ただでも終わってみれば関西馬のワンツースリーなんだよね。レースレベルはともかくセントライト記念自体がちょっと特殊だったわけだ。そこまで読んでてリアファル&リアルスティールの三連複2頭軸でセントライトの権利持ちに流すって喧伝しておきながら馬券買ってないんだよね。さすがわし。わしさすが。

3着 リアファル(C.ルメール騎手)

「レース前から少しテンションが高くて、向正面で少しずつ消耗してしまうところがありました。その分、最後に届かなかったのだと思います。でも、初めてのGIでよくがんばってくれました。GIを勝てる力のある馬です」

【菊花賞】(京都)~キタサンブラックがクビ差制してGI初制覇|ラジオNIKKEI

応援している馬が負けても納得できるレースは、ある。確かにある。あるんだけど、4週続けてじゃいい加減にセージといいたくもなる。先週ノットフォーマル黛の特攻をポジティブ評価しただけに、敗因を作ったスピリッツミノル酒井も肯定しなければならないこの胸の内。実際、ミノルも行くしかない馬だし、リアファルの後ろに回って勝てるわけないんだからあれはあれでよい。そして自身のペース感覚に加え菊を逃げ切るセオリーである中間の64秒台を誰よりも良く知る男が動くことまでは想定の範囲だったのだが…。

ミュゼエイリアンもなんのかんの8着に残ってコンマ9秒差に踏みとどまった。これは結果論だけど、タガノエスプレッソやアルバートドックに任せたほうがもうふたつみっつ上の着順は狙えたかもしれんね。がまあ、見た目にも後続がブレーキ踏んでるような中だるみで自身が主導権を握る判断を下したのは正しいと思うし、自力でレースを動かすのがノリの魅力でもあるわけだし(そもそもリアファルのうしろにずっとくっついてったままで勝てるわけがない)、番手にいると後続の連中の仕掛けに気づきにくいのも仕方ない。

そんなわけで、格上相手にちょっと足りない面々が良くいえば勝ちに、悪くいえばリアファルを潰しにいった結果、勝負所まで動かなかった2頭に先着されたというのがわしの印象(リアファルに楽をさせなかった菊花賞、でもよい)。同時に「ステイヤーに必要な最大の資質はスタミナではなく折り合い」の思いをさらに強くすることに(キタサンブラックの武器はまさにそこなのかも。線引きはスティールグリッツかしら。先週とはレースの距離が違うので一様に比較はできないけど、道中仕掛けた連中はノリ以外大負けしてるから騎乗云々以前にもともと持ってる資質が違ったってことでもあるんだろう。

たまたま陣取った場所が表彰台の正面だったので、口取りは諦めた。撮影終えて歩いてきたオーナーに「さぶちゃんおめでとう!」と絶叫したらガッツポーズしてくれた!場内も盛り上がったみたいだし、いい仕事したぜ!

てかもう80歳なんだな、見た目若くてそんな印象なかった。人生の晩年のようやく大輪を掴む。菊花賞馬がキタサンブラックでよかったのだろう。仮にこのレースを中継で観戦していたら負けを受け入れるのにもう少し抵抗があったかもしれない。現地観戦は、よい。

北島三郎ワンマンミニライブ

ヒーローインタビューでヒロシに対し「この喜びを誰に伝えたいですか」という不自然極まりない誘導尋問。満を持してのサブちゃん登場。

競馬場で二回ワンマンライブをやったのはこの人が最初で最後になるんじゃなかろうか(1度目はダービーの国歌独唱な)。大御所といってもよい存在なのに立場やカネにものを言わせるような馬主じゃないのは持ち馬の血統や預託先を見れば明らかで、そんなサブちゃんだからファンにも愛されるのだろう。

「おれの堀北真希を返せー!」という怒号が飛び交うレース回顧

なおミニライブの影響で最終の発走時間が遅れる。レース回顧も押せ押せに。山本耕史はしょっぱなから司会より「ご結婚おめでとうございます」と容赦ないツッコミを受ける。

このあとヒロシが登場したわけだが、個人的には上位の騎手を招いてのレース回顧をやってほしかったんだよね(ソングんときは武兄が「ぼくこの馬騎乗したことあるんですけど、『ダート使いませんか』とか寝ぼけたこと言っちゃいました」とか、すげえ面白かった)。特に酒井とノリの談話はナマで聞きたかった。まあ時間もないし。

スプリンターズステークスといい、酒井の逃げこそレースを壊す逃げじゃないかなあ。リアファルは惨敗してもおかしくなかったよ。見た目面白いけど自身の勝ち負けを意識できる逃げじゃないのは明らかだし誰の得にもならないというか。

帰路

サブちゃん馬券を当てたブラックな人に頂いたご祝儀で京都駅前のネカフェに駆け込み頼まれ写真だけとっととうpを済ませる。つか、バス発車時刻の24時15分なので間が持たないのだ。23時ちょい前に出て、のんびり歩いて発着場まで15分くらい。烏丸十条の一帯は早く着いてもあたりに何もなくて困る。

ネカフェ入る前に立ち寄った京都駅駅ビルの大階段、なかなか凝ったイルミネーションでいい時間潰しになった。ただ上から見てもわからないので平気で降りてくる人がけっこういて、写真バシバシ撮られていた。

帰りのバスの座席、列丸ごと間違えてるカップルがいて苦笑いしてたらわしも間違えてた。さらに本来のわしの席にもすでに座ってる客がいて、もう何がなんだか。そしてこのバスがどっからか隙間風が入ってきてくそ寒い。椅子もギーギーうるさいし二度とこの会社使わん(3列シートにしろってな)。それでも疲れ果ててたせいかわりとぐっすり眠れた。

京王線新宿駅は例によって天皇賞仕様。

すでに次の戦いは始まっているのだ。

いろいろ

ローカルはまともにいったことないところ多いので中央四場に限った話だけど、淀は美しい競馬場、という印象。

コース方向のバックに人工物がほとんど存在しないので外ラチさえどうにかすればいろいろ構図を取りやすいが、メインの時間帯直線はもろ逆光、コントラスト強すぎて困る(府中の逆で馬の顔が陰になる最悪の光線状態)。ただ4コーナーは素晴らしい。

ダートは基本スタンドからだな。府中より近いけどちょっと淡泊。

名物の円形パドック。府中みたいに直線的な構図こそ取れないものの、立ち入りできない掲示板側が北向きなので逆光の影響を受けにくく、さらに最前列は一段低いので仰瞰目線に。背景も処理しやすく主要四場でいちばん撮りやすい。普通にシャッター切ってるだけでどうにかなってしまうから逆につまらなかったり。

周回路との距離も近く広角24mmで掲示板全体を入れても馬が豆粒にならない。ただこのステーションゲート寄りの一角、メインの時間帯木陰になって露出やホワイトバランスがぐだぐだになるのは誤算だった。中山のような木漏れ日効果を期待できるほどコントラストも高くない(季節によっては変わるかも)。

コースは300mm相当のDXクロップでノートリミングだとこんな感じ。16:9で2880x1620ピクセルにトリミング→FHDにリサイズするとそこそこ迫力ある絵になるけど、台乗りしようが脚元に白くラチが映り込むのは避けられないか。これ長玉使おうが同じだろうねえ。

なおターフビジョンそばのやぐら間を張ったワイヤーで移動カメラを操作しているようだ。

スタンド前通過のレース映像はたぶんこいつで撮ってるんだけど、最初見たときドローンでも飛んでるのかと思った(それもありだよね。

このおじさんは悪くない。悪くない。でも恨みますぜ(そこで掲示してもまったく効果ないと思う)。

ご覧の有様だよ!

京都競馬場開設90周年企画、ディープは菊が1位で春天は4位とパフォーマンス的には明らかに逆なのだが、ソングオブウインドのソの字もないのでどうでもいい。

この駅ビル設計した人も許可出した人もあたまおかしい(だがそれがいい。屋上23時まで開放してるわけだが、当然周囲はリア充だらけで独身中年男性には少々キツい。

そんなわけで、中年男性は淀しぐさをマスターした!なお今回の消費データは86GB(競馬場だけで70GBくらい)。1日の撮影としては新記録かな。土日で134GBとか、もうね。

補記

今回の菊花賞はハナに立てる馬が複数存在したことで戦前から主導権争いや駆け引きが注目されていたわけだが、予想のはるか斜め上のへんてこりんな中身だったようだ。公式の8~9Fラップはその差なんと1.9秒というあまりに不自然なペースアップ。こりゃいくらなんでも計測ミスじゃろ、と思ったら補正ラップのほうがさらにひどかったwww

※補正ラップは上がり3Fのラップタイム検証より

中距離の新馬でもよく見かけるけど、センスない騎手の極端なスローダウンは下策という典型的な例じゃろこれ。長距離でセーフティーリードを築かないまま13秒台踏み続けたら、そりゃノリでなくたって「オレが」「いやわしが」ってなる。ただルメールは菊花賞独特のペース配分に慣れていないぶん、乱調に陥った際にレースを再構築する意思を持ちづらかったのかもしれない。