2015年9月27日の屁理屈アネックス
そうだ、京都へ行こう(挨拶。
4回中山7日目
徹夜明けの始発で現地入り。ゲートで待つこと2時間、去年の有馬以来の中山開門ダッシュ(第一ヒートは8時半)。体調はぐだぐだの春に比べたら雲泥の差だけどブーツなので走りづらい。

ラチ下はいつもの面々。

こうしてみると、2号ってガウ攻撃空母とザンジバルとザクレロとエルメスを合わせたようなデザイン…要するにジオンのびっくりドッキリメカっぽい。


木馬にぶつけてやるうー

宇宙へあがるぞ。
よしださんに「ごちそうしてやるよー」と誘われて南門へ。


牛皿を頂いた!まさに吉牛!

さらにアンケートに答えてポークジャキーまで頂いた!
※この時点ですでに携帯を落としていたのだが、気づいたのは阪神メイン発走直前であった。

朝のうちはそこそこ上りが掛かってるように見えたのだが。
試食会?は1時間おきにやってるらしく再びおじゃま。

食べておいしい、作って楽しい フード・アクション・ちば。

焼きそばにダイレクトに載せてもらった。イベントキャンペーンのページには告知がなかったみたいだけど、こういう企画はじゃんじゃんやってほしい。わしのために。
もっとも、煽りを食った形の京樽はお昼時でも閑古鳥。府中のフードフェアもG1デー中心なのはそのへんの配慮もあるんかね(パイがデカければ目を潰れるというか。

新馬その1:ダート。印を見ずに「個人馬主と零細牧場の中に1頭だけ社台ポツンだから11が勝つと決まったレースなんだよきっと」とよしださん。欲をかかなければ当たるもんだよなあ。
新馬その2:芝。徹夜明けと満腹感で睡魔の限界に達した中年男性は仮眠。エルコン絡みの出走がないと淡泊である。

伴くん→丸田くん→北斗くんで決着するなんてそうはお目にかかれない。たぶん。
予報通り、メインが近づく頃にはお日様が出てきた。

芙蓉ステークスに2000mのイメージが湧かない。珍しく中山で出くわした殿下(わしが中山にあんまり行かないだけなんだけどな!)もマイルと勘違いしていた。スパーキングジョイがずいぶん軽視されてるので複勝買おうか悩んだけど、パドック気配でプロディガルサンには勝てそうもないと思って踏みとどまる。大丈夫、わしは冷静じゃ。

あ、プロディガルサンてリアルスティールの弟なのか、レース終わるまで気づかなかった。アニキくらい強いかもしれない。蛯名のお手馬になるとよいのう。
今日の本命2頭の単複を買うと財布の中には200円。スイカに300円ちょいだから、外したら東西線→銀座線→井の頭線→京王線の最安値ルートでギリギリ帰れるかどうか。
第63回神戸新聞杯
一足先に阪神メインの発走。その頃わしは落とした携帯を探しに4角芝生を走り回っていた。

※撮影はペンタからキヤノン党に寝返った川島氏。
パドックの気配は煩かった。騎乗してもロデオを始めんばかりの姿に周囲の客も「こりゃひでえな」。さしものわしも「轟沈覚悟かな」と思いきや、返しは至って普通、ゲートもスンナリ、あとは出たなり枠なりで自然とハナ。完璧に折り合い前半通過の62秒台を見た時点で「もろた!」と確信できた。よもやルメールに限って仕掛けを間違えることはあるまい。中山の4角で(エルコンへの)愛を叫ぶ44歳独身中年男性。

※撮影はシェンク氏。
もともと神戸新聞杯にしてはずいぶんメンツ軽かったからリアルスティールを封じ込めるだけのカンタンなお仕事だったけど、内容よりもあれだけパドックで煩いとこ見せてもレースでは抑えが利くことに感心した。もちろんルメールが巧いんだろうけど、馬自身スイッチの切り替えができるタイプなのかな、そのあたりのセンスはスタミナ以上に菊適性の高さを感じる部分(ステイヤーにもっとも必要な資質は折り合いだ)。本番はリアルスティール、キタサンブラックと人気三つ巴だろうが、案外セントライト組の出番あるかもよ。
リアファルの上がり3Fは公式の11.0-11.4-11.7ではなく11.3-11.1-11.7程度。最速ラップを残り3F目にマークして、追い風の恩恵なしに阪神外回りのラスト2F目と1F目の落差をたった0.3秒で抑えて逃げ切る馬など、それ即ち軽く世界最強の存在になるわ。
— Mahmoud (@mahmoud1933) 2015, 9月 27
公式のテン3ハロンが 12.6 - 11.1 - 12.8 。馬群全体から押し出される格好でのハナで2ハロン目11秒1はないし、続く落差が1秒7も激しすぎ。時速にしたら9km/h弱の減速で、そこまで落としたら掛かる馬続出で馬群しっちゃかめっちゃかにならないと変。上がり4ハロンの 12.0 - 11.0 - 11.4 - 11.7 もちょっと疑わしい。インベタを差し引いてもテンで脚使って勝負所でまた1秒ラップ上げてきたら化け物だよ、という違和感はあったので納得の解説。
公式ラップは適当すぎるので詳細な分析はMahmoud氏の解析を待ったほうがよい。氏の解析がないときはレースの前後半や上がり3ハロンのタイムを参考にする程度で。
スローでも各馬の着差が開いてるので数字以上にタフなレースだった可能性はあるが、オープン級はバイガエシまでで5着以下は1000万程度のメンバーだったように思う。それにしてもマッサビエルとキノハナは負けすぎで、ラジオ日経賞のキャンベルジュニアとレアリスタみたいな印象。
1着 リアファル(C.ルメール騎手)
「いいスタートを切って、すぐに前へリラックスして行けました。ペースも速くなかったですし、直線に向いても大きなストライドで走ってくれました。スタミナがあるので3000mでも大丈夫でしょう。この秋はGIでいい馬に乗せていただけますし、楽しみです」
(音無秀孝調教師)
「前回の勝ちがフロックではないと証明できましたね。逃げなくてもいいとは思うのですが、スタートが速くて二の脚も速いので逃げる形になったのでしょう。勝ったことで胸を張って菊花賞へ行けます。他の馬も叩いてよくなってくるでしょうし、厳しい戦いになると思いますが、また今日のような走りを見せてほしいですね」
厳しい戦いになるかどうかははじめエイリアンの出方次第という、悩ましい状況。行った行ったのワンツーなんてしたら脱糞する。

※撮影はシェンク氏。
ま、本番ではそこまでノーマークの競馬をさせてもらえないだろうが(よりによって相手ノリだし)、ハナにこだわるタイプでもないだろうし、ルメールさえ確保できれば、かな。アンビシャスにしてもだけど、剛腕で押して持たせるより気分損ねず走らせるほうがよさそうなので、仕掛けの魔術師のが手が合ってるだろね。
第61回産経賞オールカマー
サオ違いの弟が一足先に結果を出しただけに、天下のディープ様を父に持つ姉・マリアライトとしてはここが正念場、だったのだが。

ラチ下に陣取ってると中山のフルビジョンバナー撮るのは無理ゲーなんだよ。
それはさておき、平均ペースながら馬群は縦長。道中は勝ち馬と同じような位置取りで、似たような仕掛けどころだったけど繰り出した脚色が段違いだった。

イン抜けしたヌーヴォレコルトがまた鮮やかだっただけに、よけい印象が強烈で「ショウナンパンドラちゅよし!」と実況も声が裏返る勝ちっぷり。

外を通られるとトリミングしようが頭上のラチを追い出せない。だいたい本気でマリアライトが勝つと思ったら本来坂下に陣取るべきなんだよね。

2分11秒台かー、馬場を読み違えたわ。ミトラ以外はだいたい想定の範囲。ハマったときの強さはハンパないというかたまたまパンドラの箱が空くタイミングに出くわして2着に屈したけど、ヌーヴォレコルトも能力通り走ってる。そのヌーヴォに適距離ですら先着されたロゴタイプが2ハロン伸びたら差が広がるのは自明。マリアライトはここで勝ち負けできたらエリ女遠征しようかと思ってたけど、長くいい脚を使うタイプなので速い決着のキレ勝負では持ち味が活かせない。個人的にはアル杯がいいと思うんだよなあ(勝ったら中二週でJCとかさ。
5着 マリアライト(蛯名正義騎手)
「序盤では外から出して行ってるんですが......。勝負どころで勝ち馬と脚色が違って外へ押し出されてしまいました」
押し出された、ってほどでもなく単についていけなかっただけに見える。がまあ、蛯名はこういうやつだ(ウケはいいらしい。
そんなわけで、1着から6着までが牝→牝→セン→牡→牝→セン。オールカマーらしく男勝りのオンナとオカマによる饗宴だった!結果出してる音無センセとそれ以外を見るに、クリソプレーズは仕上げに癖があるのかも、というお話。厩舎に恵まれたらアドマイヤダンサーからもそのうち大物が出るだろ。
レース後殿下から祝杯の差し入れあるわ、携帯が総合インフォにちゃんと届いてたわ、400円突っ込んで1040円になるわ!これで安心して武蔵野線で帰れるよ!

帰路
やっと府中に帰ってきた。

お前らどんだけ祭り好きなんだよ。

神社では能だか狂言をやっていたのだが、動画撮影禁止と怒られてしまった。

わしがレンズ向けたのを皮切りに、お月さん撮影会が始まった。比較暗コンポジットすれば月面も写しこめるんだろうけど、手持ちじゃそこまでやる気になれん。雲多いし。

もっと高度が上がるの待ってテレ端で仰げばよかったのかもしれんが、疲れてたし三脚持って出直す気にもなれず。でもま、考え方のヒントにはなったのでいつかリトライすべ。
雑感
VR切ったほうがAF安定する。修理出さないと。あと押しっぱなしで連写するよりときどき息を入れたほうが歩留まりアップするわ。
邪魔なラチを消す、まさに塗りつぶし→コンテンツに合わせるの出番だ!


あれ?









来週どうしよっかなあ。
いや来月末をどうしよう。