Undefined Database Configuration B地区ex|2015年7月12日の屁理屈アネックス:2015年度 東京競馬場花火大会


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多くの常連が無駄死にで無かったことの証の為に・・・ 再び一陣の先頭を守る為に! 正門よ!私は帰ってきた!!

2015年7月12日の屁理屈アネックス

久々の単独記事。

2015年度 東京競馬場花火大会

ダービー、ジャパンカップと並ぶ東京競馬場三大開門ダッシュの日がやってきた。例年の傾向は撮影ガイドの花火の項あたりを。

参考:公式ガイド for 近隣住民(たぶん)

開門ダッシュステークス~真夏のダービー~

土曜の閉門時の東門はオレを含め3組がスタンバイ。さすがに門泊はオレとハロプロの兄貴たち(正門)くらいなものだろう。夜中に携帯のバッテリーが切れたのでいったん部屋に帰り、夜が明けて6時に戻ってきたらもう100人になってた。

すぐ戻るつもりだったのだが、隣のマンションから聞こえた中年男性の絶叫気になって朝になってしまったのだ。

例年より一週前倒しにして連休を外し、さらに打ち上げ数も去年の半分(例年の6000発に加え市制60周年のプラスアルファもあった)に減ったけど、並びは去年より多い気がする。

目の前のゲートに立つ職員はきれいなおねいさん、しかも愛嬌がよい。こりゃ幸先いいぜ!

ポールからのスタートだったが途中2人抜かされ、最後の階段はもう歩いて上がった。体調は戻っても体力まではなかなかねえ。

それでもま、狙ったポジションに陣地を張ることはできた。メモリアル60前(以下メモ6)の芝生エリア4角寄りは打ち上げ場所が目の前というロケーションのわりに通路やスタンドからも近いから、トイレ行くにしても買出し肉にしても同じ芝生エリアである日吉ヶ丘のような移動の苦労がない(奥地かつ広いので何をするにも遠い)。おまけに禁煙エリアにも指定されていない。特に角地は二方向がフェンスなので周囲の観客の干渉も少ないしフックで荷物かけておくこともできる。個人的にはここが接近戦のベストポジションと思ってる。ただしこのエリア一帯は最激戦区だが。

ゲートからの単純な距離でいえば正門より東門からのほうが近い。ただ最後にパカパカ広場の階段が立ちはだかる。階段上りきっちゃえば目の前なんだけど。

いつもの開門ダッシュと違いみな標準装備が3.6x5.4mのシートなのでメモ6前は開門から3分で瞬殺される。オレが陣地確保してからものの1、2分であたりもコンプリート(府中市民にとって毎年の恒例行事。

パークウインズ府中

普段と違う場内を適当に撮って、いったん撤収。おそうじとか、おせんたくとか残ってるしね(朝から散財できないからね!

このうちわインフォで配ってたけど、大きさもこぶりでかわいい。

馬券はPAT、ローカル適性高そうなメイショウナルトとグランデスバルの単複ワイドをポチって再出動。

インターバル

メインくらいに場内戻って、七夕賞外したのを確認してから20番柱に陣取ったまさや氏に挨拶しに行くと「なんであんなとこ人が通ってるの?」

あれ?ほんとだ。ついてってみよう。

お?

おお?

おおおおおおお!

こんなとこまで入れるなんて聞いてねえよwww

ちょっwwwG1の障害コース開放や3回東京終りの馬場開放よりよっぽど開放的じゃねえか!24mmでメモ6含めスタンド全部収まるもん。

なんというサプライズ、これが花火大会クオリティかっ!午前中から内馬場見に行ってたら気づかなかったろうなあ。場内からスタンドを入れた構図は内馬場からでも近すぎてつらいと思ってたけど、障害コース最果てのここからなら(画角120度くらいあれば)イケるんじゃね?

貴様らも今日は楽しむがよい。

で、我が陣地には誰もいない。「必死こいて場所取っても結局ぼっち観戦かい。つまり誰もワシの高みにはついてこれんのじゃあ!(来年は内馬場でひっそりやるわー」などと今年もまた中年男性の孤独を噛み締めていたら、アニキとかシェイディさんとかよしださんとかやってきて俄然賑やかになった!姐御からも今しがた余り物で作った折り詰めのような桜花賞弁当の差し入れが!わーい。

つか、うしろのシートは奇遇にも普段の17番柱の面々だし。例の人(※男酒の人↑ではありません)が例によっていきなり「ラブリーデイ!ラブリーデイ!」と実況始めるし、花火始まってもハートの花火が上がるの見ては「ハーツ?ハーツか?」とうるせえwww

あたりが暗くなりコースに設置された特別観覧席~たぶん市民招待客じゃないかな~にも人が集まってきた(この席は去年のゲリラ豪雨でかなり悲惨だった)。

なお今日の東京の日の入り時刻は18時59分。去年(7月20日)は18時55分なので、前倒しにすればするほど条件は悪くなる。といってももっとも遅い日の入りでも19時1分だから誤差の範囲だが、一ヶ月後の8月12日だと18時35分なので、時期の花火の遅いほうが観るのに適しているといえる(開始時間をずらせばそれだけ空は暗くなるが、後片付けも家に帰るのも遅くなるわけだ)。

とまあ、やっと開演なわけだ。恒例のカウントダウン、G1ファンファーレとともに至極の30分が始まった。

メインイベント

毎年「撮るのか観るのかはっきりしろっ(じゃあ飲め(さらに脱げ」って思いがあったので内心薄々気づいてはいた。写真撮ること考えたら競馬場の敷地内より外からのほうが構図に収めやすかったり背景の自由度が高くなるのはわかっちゃいる。

それでもメモリアル60前にこだわってたのって、姐御のいう「他の(メジャーな)花火だとこの距離でなかなか見れないから」ってことなんだろう。

カブトムシかなんか飛んできたと思ったら花火の残骸だった。頭に直撃喰らったの初めてだ。日中の風は西から東に吹いてたんだけど、空中で爆発した勢いでこっちまで破片降ってくるみたいだ。終了後照明が点灯するとあたり細かい欠片がいっぱい散らばってた。たぶん気づかずに食っちまった人もいるぞこれ。

みなさんお待たせしました。

グランドフィナーレは安定のヤケクソ具合。これは動画で撮るべきっていい加減悟ったわ。

↑のカットは動画からのコマ出し20枚をコンポジット処理したもので、スチル一発撮りでこんなの絶対無理だし、多重露出でも背景が明るくなりすぎる。

ラストワンミニットの圧倒的破壊力は写真でも動画でも言葉でもおよそ伝えきれるもんじゃない。オレが場内観戦から離れられずにいるのも実際にグランドフィナーレを体感すれば納得できるだろう。

構成と進行が上手なせいか、去年の半分くらいの打ち上げ数はまるで気にならなかった。たった30分・・・実質は最後の10分のためだけに参戦する価値は今後もあるとみた。で、今回載せたのはたまたま構図に収まりきってるのをトリミングしてそれっぽくしてるだけで、ほとんど見切れてるw ちゃんと撮るならそろそろ20mm以下の超広角を用意しないと。ぶっちゃけマニュアル単焦点でもいいんだよね、どうせほぼ無限遠固定なんだし、絞り固定のバルブなんだし(動画は機能制限があるかもしんない。

つかレンズ云々より音声記録の 1)風切り音対策、2)録音レベル対策、3)独り言対策、のほうが先決すべき問題だわ。

そんなわけで、この花火は、非日常の中の非日常をみんなでワイワイガヤガヤ楽しむのが正しい作法なんだと思いました。

退場の際にうちわをもひとつもらおうと中央インフォ寄ったら、朝ゲートにいた美人のおねいさんがっ!最後までナイスな一日だったぜ!

「また来年・・・?また来週・・・?いやいや、次は4回東京で。」

それでは秋までごきげんよう(この先、夏のローカル&地方遠征予定はありません。

脚注

コンポジット
ググると天体写真の説明ばっかりヒットするけど、コンポジットは複数の画像や映像などの信号を重ね合わせてひとつに合成することで、映像インターフェイスコンポジット信号コンポーネント信号がわかりやすい例だろう。
画像処理でのコンポジットを平たくいえば合成写真。乗算、オーバーレイ、スクリーンなど様々なパターンがあるが、天体写真ではピクセル単位でより明度の高いほうを残す比較明(Lighten)によるコンポジットが浸透している。夜景や花火も同様だけど、三脚必須。