2013年9月14日の屁理屈アネックス|下河原緑道散策完結編
競馬場前駅跡地~郷土の森公園~下河原駅跡地
三連休のうち晴れるの今日だけ予報だったから、中山行くか悩んだ結果、府中郷土の森公園におさんぽ行くことにした。先月の下河原緑道散策に気を良くして、残りの行程を踏破することにしたのだ。
下河原緑道散策完結編
競馬場前駅跡地~郷土の森公園~下河原駅跡地
前回は西門から下河原緑道を北上したわけだが、今日は南下して郷土の森公園を目指す。そののち下河原駅跡地へ。帰り面倒だったら中河原から電車に乗ればいいや!という安直な考えだったが、それで正解だったようだ。
暑いので西門までは競馬場経由。でも場内入ったら、あれこれ撮りたくなって結局汗ダラダラになってしまった。撮影ガイド用にローズガーデン、親仔馬像、日本庭園、西門通路などを適当にパシャパシャ。
芝生絶賛育成中。
下河原緑道:旧競馬場前駅~郷土の森博物館
さて最初は前回のおさらい。川崎街道とかいう小路を抜け武蔵野線をくぐる。
くぐった所を左折しても郷土の森公園には行けるのだが、ここは基本に忠実に下河原緑道を攻めるべく直進して合流ポイントへ。
あれ?600mも歩いたつもりはないんだがいきなり後1000mになってるぞw
あとはひたすら南下。
中央道の高架をくぐるといきなり視界が開ける。ちょうどサントリー武蔵野ビール工場の裏にあたるんだけどおよそ府中という感じがしないwww
こじんまりとしたひまわり畑にけっこう感激。来年はちゃんと撮りに行こう。できればモデルにおねいさんを調達して。いろんなところに生産緑地があって、市民農場教室とかに活用されてるようだ。来期はオレも参加してみようかな。
新田川緑道(しんでんがわと読むらしい)と交差。左に進んでも郷土の森公園には着くが、迷わず直進。ちなみに右に進むと南武線の西府駅へ。NECの府中事業所くらいしかなさそうなのであまり乗り気はしないけど、府中制圧のためいずれここも探索しよう。
そのまま進むと横断歩道。ここを左折すると目的地である。
郷土の森公園
到着ー。お金ないので郷土の森博物館はパス(1000円とか無理)。
・・・あれ?ひょっとしてけっこう狭い?
Google大先生の地図で見るとけっこう広そうだったんだけど、競馬場より狭いかも。さらに博物館の敷地がかなりを占めてるっぽいので無料でのんびりできるエリアはたいしたことなかった。テニスコートとかどうでもいいし、プールも水着もってきてねえし(もうやってないし(来年くるよ。
仕方ないので時期はずれの蓮池でお茶を濁す。大賀博士の大賀蓮をはじめいろんな蓮が植わってる。来年の蓮を見る会は、ちゃんと来よう(6月下旬~7月上旬)。
おべんとう食ってとっとと移動。とりあえず多摩川河川敷に向かう。
この後、ス リ ー バ ン ト 失 敗 。
多摩川サイクリングロード~南町遊歩道
河川敷はバーベキュー場になっている。この日の客はざっと10組くらいかな。特にバーベキュー場として整備されてる感じはしないけど、水道はすぐ近くの野球場んところにあるし、目の前の水辺も多摩川本流ではなく淵で流れが緩やかだからお子様も安心(ザリガリ入れ食い状態だった)。なお宿泊はNG。
土手の上は府中多摩川かぜのみちとなってるけど、どうみても多摩川サイクリングロード。夕暮れ時とか土手下から通行者を撮るとすごいよさげなんだけど、土手沿いの道をガンガン車通るのでたぶん轢死するだろう。土手を川上に数百メートルを進んだところで博物館沿いの小路に入る。なんだこれ。
防災科学研究所 府中地殻活動観測施設?府中にこんなたいそうな施設があるとは知らなかったわ。しかし稼動してるのか?荒れ放題なんだけど。なんかすごいことやってるっぽい説明看板も木が生い茂っちゃって下のほう見えないし。
2013-09-21追記:防災科学研究所にメールで問い合わせてみたところ、お問い合わせいただきました「府中地殻活動観測施設」は、高感度地震観測網(Hi-net)の府中観測点として、高感度地震計が地下2783mに設置されており、現在も観測を続けています
とのお返事を頂いた(酒巻さんありがとうございました)。そか、ここで直接研究やってるんじゃあるまいし常駐する必要はないわけか。
研究所以外にも他にもなんだかよくわからない廃墟っぽい建物がちらほら。
旧下河原線は当初東京砂利鉄道、という名前だったことからわかるように、開業当時は建設業者で賑わっていたのだろう。その夢の跡をそこかしこに感じる。
このあたりは南町遊歩道というのだが、これまたあんまり手入れされてる感じがしない。下河原緑道と違い人通りもまばらで、寂しい雰囲気。
ガランとした老人ホームだなあ、と思ったらオープン前だった。
下河原緑道:郷土の森博物館裏~下河原駅跡地
下河原緑道に復帰、残りあとわずか。たぶん。
ん?なんだか太鼓の音が聞こえる。また例によって府中市公式サイトのイベントカレンダーに載ってないイベントか!大歓迎だ!
南町八幡神社祭礼
わーい!お祭りだー!
ダメだ我慢できん、結局ビール飲んでしまった。3杯も。しかし博物館の入場料払うよりよかったと思えてしまうから不思議だ。
テキヤの娘さんだろうか、「まとあていっかいごじゅうえんです!ちいさなおこさまでもかんたんにあそべます!はずれてもおみやげがあります!おきがるにどうぞ!」と口ずさみながらあたりを走り回っている。手馴れた宣伝口調がかえって健気で「お前もお子様だろうが!」と突っ込むの気が引けるほど可愛かった。めがねっ娘だし。
逸材の予感がするので来年も絶対来ると決意、生温く成長を見守りたい。
ほろ酔い加減で屋台のおっさんと適当に話す。なんでも中河原のへんでもお祭りやってるらしい。「オレもおっさんだろが!」という突っ込みは認めない。
府中は毎月何かしらお祭りやっててイベントには事欠かないんだけど、町単位の小さなものは市のサイトのイベントカレンダーに載ってないことが多くて困る。帰宅後調べたら今日明日市内の11ヶ所でお祭りだったwww
そんなわけで、下河原駅はおろか鉄道の痕跡は何一つなかったよ!
中河原御嶽神社秋祭り
お祭りラッシュということで、こっちものぞいてみる。
場所わかんなかったけど、太鼓の音を辿ったらちょうど山車が甲州街道に入るところだった。
折り返し地点っぽいところでいったん休憩してるとき、コンデジ構えてたおっさんに声をかけられる。やっぱ一眼でガンガン撮ってると目立つんだろうなあ。
「子供とか写すときどうしてます?」
と尋ねられたので
「景色の一部なら気にしない。子供が主体となるようなら親御さんに確認するよ!」
と返しておいた。
「写真は難しいよ・・・」
「だから会心の一枚が撮れたとき嬉しいんじゃないですか!」
あんまり便利になりすぎちゃうと、撮ってるんじゃなくて撮らされてるだけって気づいたほうがいいよ!
ダメだもうヘトヘトだ。ビールの勢いも衰えてきたので撤収。やっぱ電車で帰ろう。
えとせとら
本命の郷土の森が肩透かしだったけど、それを補って余りあるほど楽しかった。
府中街道から西側ってほとんどいったことなかっただけに、たまたまとはいえお祭りと遭遇できて好感度アップ。
あと主だったところで未踏なのは西府近辺と、北部だわな。特に浅間山公園とか旧米軍基地跡とか楽しそうでごじゃるよ。航空自衛隊府中基地は、来春に(花見んときしか開放しないらしい)。
雑感
最近うpしてるカットは現像でクロスプロセスを使ってみたりハイライトの彩度いぢったりしてるんだけど(ACDSee Pro 6使いやすいよ)、単体の作品としては面白いと思いつつ、組写真の中に入るとやっぱ浮いてるよなあ。イベントや散策レポの記事中では、なるべく他のカットとの調和が破綻しない程度にして、別の記事なりページなりで単体公開するのがいいのかな、などと(全部をクロスプロセスなりにしちゃうとそれはもうレポートではないような気がする)。このへんのバランスの取り方や見せ方は焦らず煮詰めていこう。
70-200mm F2.8があるとやっぱり変化をつけやすくていい。ただ今日みたいな散策だと使う頻度は全体の1割あるかないかなので、こういうときはF4通しがあるといいなあ、と思った。18-200/300mmは興味なし(だったら12-28mmや60mmマクロのほうがよっぽどいい)。あとボディもD600やD7000クラスがほしい。D300+70-200mm F2.8は仰々しすぎて周囲が引く(逆にいかにもな外観が効果的な場合もあるけど。
で、ニコワンなりはどうなのかというと、撮影を前提としていないお出かけの際には忍ばせておきたいと思うものの、撮影が目的だったり重要な位置づけの場合はやっぱり手に馴染んだ道具を使いたいので、一眼レフの変わりには今んとこなりそうもない。