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ヘッドフォン - v-moda Crossfade M-100
直販価格 243 US ドル。セミオープン型ヘッドフォン。2012年 12月発売。

ヘッドフォンには利用目的によっていくつかジャンルが存在し、DJ 向けもそのひとつ。使用空間、使用状況、使用サウンドなどが共通してるんだからメーカーが異なってもチューニング傾向や機能が同じ方向に収斂していくのはまあわかるが、デザインもマッシブなテイストが多いのは興味深いところ(ストリートヘッドフォンとしても目立つが着合わせの難易度高いものが多いw)
モニターと環境音を同時に聴けるようハウジングが回転するのは DJ 使用のお約束。最近のはマイク搭載のものも多い。
本製品もヘキサゴン形状のハウジングがひときわ目を引くが、House 界の大物 Avicii が愛用し引っ張りだことなった。重低音を鳴らし切るドライバーユニットは 50mm と大口径で、5~30,000Hz の広い周波数特性と相まって奥行きのある立体的なサウンドを実現するという。同ブランドのフラッグシップに相応しく各部の素材も質感や耐久性を重視したものとなっており、ケーブルも当然脱着式。
参考:v-moda
重量は 280g とストリートヘッドフォンとして使うにはけっこう重め。
2016-12-10
いわゆる EDM リスニングの最終兵器的存在なのだけれども、v-moda の国内正規代理店が存在しないので試聴できないのがツラい(いちおう SOUNDHOUSE が並行輸入してる。

折りたたみ形状やキャリングケースも含め、デザインはすごい好みなんだけどねえ( DJ 御用達ブランドの雄 beat は音・デザインともにどうも好きになれん。
ヘッドフォン沼も奥が深いけど、ハイエンドの final SONOROUS X や ULTRASONE Jubilee 25 Edition 、 FOCAL UTOPIAでも 60万円くらいだし、ハイレゾプレイヤーにポタアン含めても百万円あればたいていの物欲は満たせるから、レンズとかピュアオーディオの沼に比べたら頭まで沈むほどじゃないかと(足の着く範囲で深淵に至れるんだから沼入門に最適だよっ!
脚注
- ポタアン
- ポータブルヘッドフォンアンプの略。iPod にせよスマホにせよ、ポータブルオーディオ機器の内蔵アンプはチャチなものが多いためヘッドフォンアンプを使うことで再生音量を無理なくアップできるが、端末内蔵の DAC を経由させずに(ヘッドフォン出力を用いずに) Lightning や microUSB 端子からダイレクトに接続しないと音質は向上しない(あたりまえ。その場合、ケーブル付属のリモコンによる操作が利かなくなることには注意(あたりまえ。
- 最近のハイレゾプレイヤーは内蔵アンプや DAC にカネかけてるのでポタアン挟む意味は薄れつつある。