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レンズ - Tokina AT-X 107 DX Fisheye

希望小売価格87,000円(※2015年7月1日価格改定)。唯一無二のAPS-C向け魚眼ズーム。2006年9月8日発売。

Tokina AT-X 107 DX Fisheye

厳密な魚眼レンズの定義は射影方式における区分なのだが、大雑把には180度以上の画角を持つレンズという認識でよいだろう。このうちイメージサークル径が対角線以上のものを対角魚眼、水平垂直方向よりも小さいものを円周魚眼と呼んでいる。

本製品は10mmから17mmのズームで(光学系はペンタックスとトキナーの共同開発…ペンタックスのDA フィッシュアイ 10-17mmとの姉妹製品)ワイ端で180度の対角魚眼となる非常に珍しいレンズである。というのも一般的なレンズが採用している中心射影方式と違い魚眼レンズの等距離射影方式などでは画角が狭くなると魅力であるはずの周辺の歪みの中途半端さが目立つばかりで、超広角レンズとしては正直使い物にならないのだ。果たしてコイツも爆発的に売れるというわけにはいかなかったが、そこそこリーズナブルかつ14cmという最短撮影距離の短さ(ワーキングディスタンスは2.5cm!)もあいまって予想以上に好意的に受け入れられた。とはいってもキワモノであることに変わりなく、他のメーカーにしてみればおいそれと手を出す気になれないのだろう。登場以来ライバル不在のレンズとして今に至っている。

トキナー

レビュー記事を読むと若干露出がオーバーに出やすいようだ。

2016-01-24

D500用標準レンズを何にするかあれこれ悩んでるうちにたどり着いたのがこれ。実際に付けっ放しレンズにできるのはせいぜい同じくトキナーの12-28だろうが、こういうときでもないとなかなか魚眼に手を出すことはないだろうなあ、と思う。値段もお手頃だし。

ただやっぱり、他に標準系レンズを持ってる前提の選択肢なんだよなあ。

脚注

射影方式
物の姿を何か別の面に写すこと(写真はその最たるもの)を射影もしくは投影と呼ぶ。一般的なパース(透視投影)で用いられる中心射影方式平面を平面に投影するもので通常のレンズもこれに準じている。
対して魚眼レンズは中心射影以外の射影方式を採用したレンズの総称。同じ焦点距離でも魚眼レンズと呼ばれたり呼ばれなかったりするのはこの違いに他ならない(たとえばシグマの 8-16mm は107よりもワイ端が短いが中心射影方式=超広角ズームである)。
大半は中心からのピッチが等間隔の等距離射影方式を採用しているが、他にも周辺光量の低下が生じない正射影OP Fisheye-NIKKOR 10mm F5.6)や中心に比べて周辺の像が拡大される立体射影EF8-15mm F4L Fish Eye USM)、像の面積が立体角に比例した等立体角射影など様々な方式が存在する。これらに共通しているのは球面を平面に投影するという点で、同種の概念としては地図の投影図法がある。
なお広角・超広角レンズにおける歪曲収差と魚眼レンズにおける周辺の歪みは発生原理が根本的に異なることに注意。
参考:魚眼レンズ - パースフリークス 射影方式のちがい - 屋根の上