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記録メディア - SanDisk Extreme Pro UDMA7 64GB 90MB/秒

実売2万円台後半。CFとしては最終世代に近いと思われる。

SanDisk Extreme Pro UDMA7 64GB 90MB/秒

CFはSDと並ぶ記録メディアの代表格だが、ベースとなっているのはATA・・・E-IDEの転送技術。PC向けハードディスクはシリアルATAがとっくに主流となっており今後IDE≒UDMAの技術革新が行われることはない。つまりUDMA7までたどり着いてしまったら、別の規格を用いないと転送速度の向上はもはや望めない状態なのである。仮に20メガピクセル機で14bit RAWの連写をする場合、8コマ/秒なら400MB/秒くらいの実効速度が必要となる。UDMA7のMAXは166MB/秒なので(8b/10bエンコードのロスを考えると実効値で100MB/秒ちょいが上限だろう)、今後の画素数アップにはとても耐えられない。

Extreme ProはUDMAベース、つまりCFとしての最終製品というのはそういった意味である。そうはいってもCFastなりXQDが本格的に浸透するのはまだまだ先なので買って損というわけではないが、これ以上先はないことを頭に入れておいたほうがいいかもしれない。

サンディスク

CFの後継規格として名乗りを挙げているのはCFastとXQDである。CFastはインダストリアル製品はずいぶん前から出回っているが、コンシューマ向け記録メディアはようやくサンディスクが腰を上げたところ。後発のXQDのほうが先に製品化されているが、ソニー主導の規格という危うさが付きまとっている。ただCFastはSATAベース、XQDはPCI Expressベースで伸び白は後者のほうが大きい。そもそもSATA自体すでに煮詰まっていて(ちなみにSATA3.0は6Gbps、実行速度600MB/秒程度)、SATA-Expressという次世代規格の策定が進められているような状態だったりするのだが・・・。

ストレージの転送技術がある程度枯れてから転用、というこれまでの流れがそのまま引き継がれるかどうかはわからないが、ストレージとは別に発展することもまた考えにくい。鍵を握るのはやはりSATA-Expressの動向ではないだろうか。

2013-09-03

手持ちのExtreme 16GBもそろそろ何かあって不思議ないので、64GBメディアを調達しておいたほうがいいかな、と。CFastもXQDも今んとこ無縁だよ無縁。

ちなみに先月仕様が公開されたSATA3.2は理論上の転送速度が2GB/秒となっている。内部的にはPCI Express接続・・・つまりこいつがSATA-Expressってやつなんだが、PCIe2.0なのか3.0なのかでけっこう話は違ってくる。PCIe3.0は128b/130bエンコードなのでシリアル転送に伴うデータロスが非常に小さい。まあ実際に128b/130bエンコードが実効効率98%も出てないという報告はけっこう見かけるけど、確実に2割の損失が生じる8b/10bに比べれば、SATA3.2がPCIe3.0接続なら限りなく理論値に近い実効速度が期待できる、というお話。

まー、どんなにバスが速くなっても読み書きが1GB/秒くらいで頭打ちになっちゃうと思うけど、128GBメディアが2分で埋まっちゃうとか、何か間違ってるよな!

脚注

8b/10bエンコードと128b/130bエンコード
シリアル転送方式ではデータとデータを拾うタイミングを示すクロック信号を同一配線に流すので、データにクロック信号を埋め込む必要がある。細かい仕組みは割愛するが、8b/10bでは8bitのデータが10bitに伸長される≒実際に転送されたデータのうち2割がロスになる=実効速度は8掛け。SATA、USB3.0、PCI Express、Ethernetなどメジャーなシリアル転送方式のほとんどが8b/10bエンコードを採用している。128b/130bは128bitのデータを130bitにエンコードするのでロスが少ないが今のところPCI Express Gen3.0くらい。