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雲台 - SANCTUS 中型自由雲台

Amazonでの販売価格は3,980円。自由雲台のベーシックモデル。

SANCTUS 中型自由雲台

SANCTUSはおそらく中華メーカーと思われる。同社の製品にインチキ商品の代名詞、高倍率ズーム双眼鏡(20~180倍)を見かけたのでおよそ信頼がおけないのだが、そもそもアンダー1万円でアルカスタイル互換雲台を手に入れようと思う時点で品質には目を瞑る必要がある。ま、光学製品とは異なり純粋な機械部品なので多少難があっても使い物にならないということはあるまい。

本製品はミドルクラスの自由雲台とされ耐荷重8kgとあるが、実効性能はその半分とみておいたほうがよいだろう(雲台のミドルクラスは10~30kg級と思うんだけどそっとしといてやる)。サンニッパはギリギリで、フルサイズボディに70-200mmクラスにちょうどよいだろう。重量は約380グラム、台座部分のネジ穴は3/8インチの太ネジだが1/4インチのアタッチメントも付属。

桃楼蘭

雲台単体のほか、Lプレートをセットにしたキットが輸入元の桃楼蘭から5,980円で販売されていた(せっかくレビュー書いたのに定期的に入れ替えてやがる。

Lプレートも本来なら個々の機種に合わせた製品を選ぶべきなのだが、1万5千円くらいからのスタートとなる。もっとも間に合わせであってもボディの下にちょこんとつけるタイプのプレートよりは安定性が期待できるし、縦位置変更も容易。

なお基本的にアルカスタイルでの運用は、プレートはボディや三脚座に付けっ放しである。そのほうがクイックリリースの意義に反しないし、何度も付け外ししてネジ穴を傷めることも避けられる。

2015-07-01

現在所有している三脚、マンフロットの294に付属の雲台496RC2はほんとにオマケ程度で、剛性感こそあるものの各ノブの締め付けがなかなかピタリとこないし、パン方向の構図変更も妙にしづらい。何よりクイックリリースがDIN仕様で使いづらいったらありゃしない。三脚そのものの素性は悪くないから前々から雲台だけ買い換えようと思っていた。

そうはいっても相変わらず金欠なのでひとまず格安品でお茶を濁そうと、Amazonで1万円以下で入手できるアルカ互換雲台のうちサバ読んで耐荷重5kg以上の製品をいくつかピックアップ、中でもLプレートがセットだったこいつに白羽の矢が当たった。入金と同時にポチリ、ミッションコンプ。奇しくも294調達からちょうど2年だ。ちなみにオレが最後の1個だったらしくその後見かけない。

外寸は100mmx55mm(ベース径)でほぼ496RC2と同じだが40グラム軽い。496RC2の耐荷重は6kgだからまあ、こんなもんだろう。

2015-07-02

届いた!

緩衝材の類は一切なし。清々しいまでの簡易梱包だぜ。

中身はこれで全部。雲台本体+標準プレートとクランプを外すための六角、小ネジ変換アダプタに加え、バンドルセットのL字プレート(後ろのゴリラグリップは私物)。説明書なし。保証書なし。型番の記載はおろかロゴひとつない。

三脚買ったときにセットでついてきた雲台(右側, 496RC2)よりもほんの少し低い。

L字プレートを取り付けたところ。レールを挟み込んで固定する構造なので、プレートを装着したまま側面コネクタ部のケーブルの抜き差しもがんばればできる。底面のバッテリーカバーへの干渉が不安だったけどまったく問題なし。取り付けがコインネジなのが難点(本末転倒のようだがコインネジをコインで回すと力込め難くてネジ頭を傷めやすいのでちゃんとコインドライバーもしくは水栓ドライバーを使ったほうがいい)。六角用の穴も切っておいてほしかった。

完成体。L字プレートは縦構図に切り替えても重心がズレないのが、よい。

70-200mm F2.8(三脚座をアルカ互換品QRP-03Tに交換済み)を装着するとこんな感じ。ちなみに標準のプレートはD300に取り付けてある(こっちはハンドル、コイン、ヘキサゴンと回す方法が3種類で好感持てる)。

雑感

作りは値段なりとしか。脱落防止ピンの六角ネジ穴は最初からナメてたし、各種ノブのアタリは掴み難い。KIRKあたりの高級品はロック←→フリー←→リリースの回転角が一定らしいけど、何回転もしないとリリースにならない。ま、そのへんはお察しだけど。動きも高級品のような滑らかさにはほど遠いけど、今まで使ってた496RC2よりはぜんぜんマシだわ。

2015-07-18

先週の花火大会で初出動、むちゃくちゃ使いやすい。一度味わったらもう他のクイックリリースには戻れないわ、アルカスタイル万歳。みなもクソみたいなクイックリリースなんぞ窓から投げ捨てて、安物でもなんでもいいからアルカスタイルにしようぜ。

花火の前に、D810+AF-S 70-200mm F2.8+QRP-03Tの組み合わせでも何カットか撮ってみた。そりゃ滑らかフィールってわけにはいかないけど、ノブの締め付けがわかりにくいくらいで沈み込みもなく不安はまったくなかった。それとこの手の無名の格安品は乱雑な扱いしても精神的に痛くないのがよいね。

L字ブラケットはずっと付けっ放し。なんだかアーマードD810ともいうべきゴツさでかっこいいぞ!

欠点らしい欠点のないアルカスタイルだけど、コスト以外で唯一注意する必要があるのは脱落。構造上、少し緩めると左右にスライドする。これはこれで微調整に便利なのだけれども、傾いてると勢い余ってズルリと落ちる可能性がある。そのための脱落防止ピンも装着できるようになってるんだけど、これはこれで取り外しの邪魔になったりするので一長一短。