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サウンドカード - ONKYO SE-90PCI
定価 11980円。高品位な増設2chサウンドカード。2005年3月発売。
今でこそオンボードのサウンドチップもだいぶ品質が向上したけど、わりと最近まで音質以前にS/N比がボロボロで目も当てられなかった(アナログ出力の話な)。さりとてDTM/DAW志向の人はともかく大多数のユーザーにとってなかなか高品位なサウンドカードの増設までは手が回らない。そんな歯痒さに手を差し伸べたのが本製品で、インターフェイスをアナログRCAピンとS/PDIF出力のみに絞ることで大幅なコストダウンを図っている。
狭い基盤の上を所狭しとコンデンサーが並び、中でもアナログ出力回路はシンメトリックな構成で、安定したグラウンド電位を確保するために中央は銅バスプレートで区切られ見るからに音質へのこだわりを感じさせられる。オーディオコントロールチップはVIAのEnvy24MTで上位のEnvy24HTとは入出力チャネル数以外の差は(たぶん)ない。DACはWolfsonのWM8716。ASIO未対応なのは残念だけど、ASIO4ALLなどソフトウェアASIOでの利用例がいくらでもあるので信者も困ることはない。
ロープロファイル用のブラケットも付属しているので省スペースPCにも取り付けできる。
光デジタルを使わないなら無効にしておくと音質が向上するという都市伝説があるが、そんなことしなくても悪い噂をまったく聞かないし、あとオンキヨー自慢のVLSCはアナログ出力でのみ有効だし、アナログ用と割り切って使ったほうがいい気もする。なおVia提供のEnvy24MTのドライバでは動作しないようだ。そしてEnvy24系のWindow 10対応ドライバは初稿段階でまだ出ていないため、SEシリーズ所有者が揃って頭を悩ませている。
2015-09-12
オンキヨーのGX-70AXを入札ついでに「そういえば昔欲しかったっけ」と探してみたら3000円くらいで並んでるじゃん。まあ10年も前の製品だもんな。それでも蟹さんあたりとは次元の違う音らしいから、余力出たらこいつもポチろう。その頃にはドライバ問題も解決してるべ。