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デジタルカメラ - Nikon D50
レンズキット価格109,800円。EOS Kissキラーとして登場したエントリーモデル。2005年6月発売。
発売当時としてもたいしたスペックではないが我が家のファーストデジタル一眼レフカメラ
のキャッチ通り入門機としては必要にして充分、。シーンセレクトダイヤルを初搭載しシルバーモデルも揃えたように、ニコンのデジタル一眼レフが垢抜けてきたのはおそらくこのモデルからだろう。キットレンズのAF-S DX Zoom Nikkor ED 18~55mm F3.5~5.6Gはとてもコンパクトで写りも及第点だが、手ブレ補正を供えていないのが初心者向けとしては残念な点(VR付きは2008年2月発売で、D60以降のキットレンズ)。
時代的に記録媒体は無印SD。連写の効かない600万画素モデルなのでメディア容量(上限2GB)が問題になることはないが、今となってはそんな低容量メディアを入手しにくいことがネックかもしれない。
ボディサイズも大きすぎず小さすぎず、重すぎず軽すぎず。増設グリップのオプションはないが標準バッテリーが驚異的に持つので心配はない。美品でも中古で1万円前後なので、カメラの一眼レフの基本を学ぶのに手ごろな一台だろう。
2006-01-10
LUMIX DMC-LC40にどうしても我慢できなくなりついに買ってしまった。デジタル一眼はこれが初めてなので自分の中の比較対象が銀塩のFE2になってしまうのだけど、想像以上によくできてる。撮影モードはどれだけたくさんあろうがどうせ絞り優先とマニュアルしか使わない。シャッターも1/4000秒で文句のあろうはずもないし、液晶シャッターゆえシンクロが1/500秒は上位機種以上だ(笑)。グリップのサイズが絶妙でホールディング感はしっかりあるし、シャッター音もこのクラスとしては割りと小気味良いので写真を撮っている、という気にさせてくれる。競馬撮影では連写が2.5コマ/秒がネックとなるが、そういうカメラじゃないのだ。唯一のウイークポイントは甲板液晶にバックライトがないことくらい。とにかくはじめてデジタル一眼を使う人にとって最高の一台と思う。
同時期にD50を手にした者として一方的に心のライバルと認定したのだが、運命の分かれ道でワシはNikon D80、彼はCanonのEOS 40Dを選び、お互い違う次元へと転生してしまったのじゃよ。これもまた星の定め(ピュア
2007-10-06
そんなこんなで2年近く使い続けているわけだ。シャッター回数はJpegAnalyzerでEXIFを読むと5万回近いがまったくガタはない。ひょっとしたらだけど、液晶シャッター併用のほうが稼動部品が少ない→電子シャッター機よりもシャッターユニットの耐久性は高いのかもしれない。コンデジでも10メガが当たり前になりつつある今となっては画素数600万は物足りない?紙焼きで大伸ばしするわけじゃあるまいし、A3までなら何の問題もないって。後発のD40より対応レンズの幅が広いのも魅力なのか中古市場で値が下がらない。電池の持ちは充電するのを忘れてしまうほど驚異的に長いが、非モーター内臓レンズを多用するようなケースでは減りが早くなるので注意が必要。
これは間違いなく名機だ。銀塩から乗り換えて違和感もなければ見劣りもしない上、入門者はもちろん中級レベルでも使えるカメラだ。またデジタルは性能面での移り変わりが激しく新しい機種のアドバンテージが非常に大きいのでD1やD100を今さら使いたいとは思わないが、D50/70くらいの世代からデジ一眼の完成度が飛躍的に高まったのだろう。ひょっとすると10年後でもそれなりに使えるのではないか。実際に競馬以外の目的で物足りなさを感じためしがない。
しかしまあ、やはり撮影の中心が競馬である以上、連写速度不足だけはカバーしようがない。ちなみに2.5コマ/秒はRAWモードの場合でJPEGだと2コマ/秒程度とさらに落ちる。メモリへの転送が間に合わないのではなく、JPEG圧縮の負荷処理に起因するのだろう。なおRAWだとバッファの関係で3コマで一旦連写が止まってしまう。JPEGは連続撮影できるのでジレンマを感じてしまう。今後はパドックのD50+18-70mm、コースのD300+70-200mmなんて使い分けをしたい。
それにしてもシャッター回数5万回か。デジはフィルムの枚数制約がないぶんシャッターユニットの耐久性がけっこう重要なんだろうな。
エルっ仔が現役のうちにデジ一眼を手にしておいて、ほんとうによかった。コンデジでこういうの撮るの大変だからね。
2009-09-18
アクセス解析見てたら“D50は名機”なんてフレーズでヒットしてた。実際D80を手にした今でもカメラ本体の魅力はD50が上に感じる。SDHCとバッテリーグリップによるスタミナ強化がなければむしろD50に戻してたかもしれない。キットレンズもよく写った。VR化された現行品よりもシャープという噂もあるくらいで。デジ一眼最初の1台がコイツでよかった。
2015-07-22
2006年から2008年までの3年間、デジ一眼初期を支えてくれた、D50時代の写真がそれなりにちゃんと撮れてるように感じたのは、画像サイズが3000x2000ピクセルと控えめなおかげで粗が目立ちにくいせいだった。そんなオレが今や8Kに迫らんとする高画素番長D810を使ってるんだから機材の進歩ってのはすごいもんだけど、ウェブ掲載サイズが1920x1280/1920x1080のFHD程度じゃ何のための高画素かよくわからなくなってくる。まあD50当時は1440x960(水平解像度をVGAの倍、という考え)だったけど。リサイズは各辺1/2まで、というポリシーは昔から変わらないみたいで。
それはともかく、余裕ができたら買い戻そうかな、とちょい思ってる。デジイチ最初の一台ってこともあるし、初心者に貸す場合シーンモードを備えてるほうが扱いやすいのは間違いないので。んまあメディア調達の面でSDHCが使えるD90のが都合いいんだけどまだ中古相場3万くらいするからね(D300買えるわw。