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レンズ - Nikon AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-200mm F2.8G

定価27万円。定番の大口径望遠ズームにして、現代レンズ2つの特徴である超音波モーターと手振れ補正を備えた初のニッコール。2003年3月発売。

Nikon AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-200mm F2.8G

コピーは「手ブレ補正機構と超音波モーターを搭載」。70-200mmという焦点域は望遠ズームの入門であり、定番でもある。特に開放F2.8通しはサンニッパと並んで各メーカーの望遠レンズの顔として性能面で妥協の無い製品となっている。本レンズも然り、AF-S 80-200mm F2.8の後釜としてズーム域の拡大とVR化が施され、様々なシーンで活躍している。最短撮影距離は1.5mでこのクラスとしては標準的。また鏡胴先端付近にはフォーカスロックボタンを備えている。レンズ側に絞り調整機構を持たないGタイプなので、F3などフィルム時代の旧ボディへの装着に制限がある。フード装着時の重量は約1.5kg。

手振れ補正はNormalとAvtiveの2種類で、流し撮りを含むほとんどのシーンをNormalがカバー(パンニング中はチルト方向のブレのみ補正)、乗り物など地盤そのものの揺れに対してActiveを使用する。一脚使用時も対応するが三脚は非推奨となっている。まあ初期のアルゴリズムなので最新のVR2などに比べると効きや判定に甘さがあるだろうが、ないよりははるかにマシ。

なおカタログに記載はないが、本レンズ含め定価20万円以上のニッコールレンズにはそれなりに防塵・防滴処理が施されているらしい。

ニコン 取説

レンズ単体がかさばるのはもう仕方ないというかそれを気にする人が手にするべきでないが、付属の花形フードがバヨネット式で逆さに装着可能だから以前持ってたAiAF 80-200mm F2.8よりは取り回しは楽と思われる。ただちょっとカッコ悪い。旧80-200mmのような精悍さがほしい。VRも2代目になっているし、価格を一回り下げてリファインしてほしい。まあ無理やりケチをつけたようなもんで、お金さえあれば最強の一本に間違いはない。さらに200-400mm F4とx1.4テレコンでもあれば望遠ズームのラインナップは完璧だが、コイツと28-70mm F2.8とのボディ2台使いがプレスの標準的な機材体制だろう。

参考:ザ・ワークス:Vol.12 AF-S VR Zoom Nikkor ED 70-200mm F2.8G

新型がリリースされたことにより2013年現在の中古相場は12万円前後で落ち着いており、最高クラスの大口径ズームとしてはかなりお買い得といえる。ただ、今はまだいいけど発売から10年、ディスコンから4年が経過しているので中古を探すなら修理可能なうちがよいだろう(ディスコンから6年は保証だったはず)。

2008-05-22

開放時の色収差を別にすれば、80-200mmの描画性能に非常に満足しているので、ひょっとしたら手に入れるのはけっこう先になるかもしれない。コイツの前に300mmクラスを買っちゃいそう。

2009-03-13

ナノクリスタルコート&VR2搭載の後継モデルが出るとか出ないとか。手ぶれ補正はともかくナノクリは魅力であるが、確実に5万は高くなるのがなあ…。

2009-08-01

ナノクリスタルコート&VR2搭載の後継モデルが出た。実際には3万円高で済んだようだ。見た目は初代よりもデコボコが減って精悍になった感じ。ま、初代AF 80-200mm F2.8や初代AF 300mm F4の武骨さにはかなわんな。レンズ構成が15群21枚(ED5枚)から16群21枚(ED7枚)に変更されている。フルサイズセンサーのイメージサークルいっぱいまでキレを維持するためなのだろうな。それをAPS-Cで使うのが贅沢というものだ(違)。

Nikon D80

AF-S NIKKOR 70-200mm F2.8G ED VR II

2010-03-24

・・・新型のカタログにある「本レンズは光学特性上、撮影距離が短くなると焦点距離が短くなります」といっても200mmが180mmになる程度だろ、と思っていたのだがけっこう深刻なようで、最短撮影距離近辺(パドックだ!)だと6割くらいになるようだ。だったら単焦点の135mm F2でも使ってるほうがはるかにマシである。さすがにこれは想定外、このクラスのレンズでそれはないだろ、とガカーリ。正直に書いてるだけマシだけど、買うとしたらやっぱり旧タイプになると思う。仮にバーゲンプライスで放出されていたとしても、ほんとうに必要な性能を満たしていないのでは手にする気になれない。VRなんぞなくてもAF-S 80-200mm F2.8のほうがずっと欲しい(しかし中古でも10万切る玉が出ない…というかDタイプのAF-Sってデジタル移行期と重なって貴重だからなかなか値崩れしないのよね)。

ポートレート撮影等のヘッドショット距離(バストアップより大写し、200mmなら2m前後)で実効焦点距離が60-130mmというたいへんショッキングな記事も。ちなみにキヤノンのEF 70-200mm F2.8は実質焦点距離70-195mm、ニコンも旧型は望遠側の実効焦点距離190mmと目減り感がほとんどない。この件は多くのプロも指摘しているので、遠からずモデルチェンジを迫られるのではないか(価格ドットコマーは大半がスルーしててちょっと滑稽)。

2013-01-17

わけあって、一昨年の秋(2011年9月)に手持ちの機材一式ドナドナしてしまった。それから1年あまり、自前の機材がないことの辛さったら筆舌に尽くし難い。今月ようやく目処が立ったので、念願の純正70-200mm F2.8を調達しようと、今ここなお話。予算は20万弱。

シグマの70-200mmを入手した頃はまだⅡ型も出ておらず中古でも15万は下らなかったのが、今ではワケあり品であれば10万を切るまでになっている。ワケありといってもフードか三脚座、あるいはその両方がついてないって感じで性能的に不具合があるとかではないから(まあレンズ内のチリは避けられんがね)、フードがないくらいならぜんぜんおk。HB-29は3000円台で手に入るし。

ちなみにニコンもついに小三元に本腰を入れ、F4通しの70-200mmをリリース。これがなかなか評判がよい。画質もさることながら小ぶりの鏡胴で取り回しも楽なので、開放F2.8の明るさ&ボケが絶対条件でないならこちらのほうが個人的にもオススメである。ただ三脚座がオプション扱いで、鏡胴の装着の凹みがイマイチ。

2013-01-25

年末バイトのお金が入ったので、気が変わらないうちにとっとと調達してきた。ようやくミッションコンプ。キタムラで98,000円。フードこそあるものの、傷だらけで三脚座はないしプレートも磨り減ってるし、マウント面も磨り減っててリアキャップがスカスカだ。でも使い潰す気なのでどうでもいい。つか、現行品が最短撮影距離と焦点距離に問題を抱えてる以上、余裕があればもう一本欲しいくらい。今んとこ美品で12万円くらいからなので無理難題ってわけでもない・・・いや欲しいと思い始めて6年掛かったんだからやっぱ難しいよね。

じわじわとこみ上げてくる喜び。待ってろ最前線。

2013-04-01

ベランダからパシャリ。

さすがにシャープですねえ。被写体までの距離は15mくらいかな(EXIFに残ればいいのにね)。VRオンだけど1/4000秒じゃ意味ねえなw

参考:元画像

暖かくなってシューティングの機会も増えると思うので、作例もボチボチ追加しますか。

2013-04-23

東京開催ってことで現地観戦してきたけど天気悪かったので作例は次回。80-200mmやシグマの70-200mmに比べてやや全長が長くフードも開き気味なので、三脚座外した状態でもF-3xへの納まりが悪いのは誤算だった。若干重いこともあって、入るには入るんだけどなんかバランス悪い。カメラバッグ見直さないといけないかも。

2013-04-29

土日ともに天気に恵まれたおかげでいろいろ試すことができた。さすがに最近の設計だけあって、光量の強い条件下の被写体でもかつて使っていた80-200mmに比べてパープルフリンジはかなり抑えられている。ピンがラチに引きずられ気味なのは腕の問題か。

ただ、開放時のボケがちょっと汚い。常にってわけじゃないんだけど、光源がはっきりしている場合だときれいな円形にならず、絞り羽根のそれとはまた違ったカクカク感のある硬いボケだったり、やや歪な印象。噂の周辺減光はDXのイメージサークルだとほとんど気にならないレベル。ただFXだとあんまり評判よくないのよね。

また、レンズ交換直後、ときどきAFが動かなくなる。ピントリングちょっと回すだけですぐ直るんだけど、やっぱり年季モノだけにいろいろガタはきてるのだろう。どういうときに発生するかは掴んでるので大事なシーンを撮り損ねることのないようにしないと。

そんなわけで、誰か三脚座安く売ってください(サービスで頼むと1万2千円する)。

2013-05-27

常連仲間からx1.7テレコンを借りてみた。使用感はすごくよいけど解像感が下がる。x1.4くらいがちょうどいいのかもしれない。サンニッパ欲しいなあ。

いつものポジションから1角をこの画角で捉えられるのはありがたい。

2013-06-07

今頃になってデジカメinfoに新型70-200mmの記事が載っていてニコンAF-S 70-200mm f/2.8G ED VR II は欠点がほとんどない素晴らしいレンズとまでベタ褒めされていた。そこで「本レンズは光学特性上、撮影距離が短くなると焦点距離が短くなります」について改めて問う。これまで記載がなかったのにわざわざ書いたのは変動幅が予想以上に大きかったからじゃないかな、などと。そんなわけで、製品名称上の焦点距離と実焦点距離、被写体までの距離による変動について調べてみることにした。価格コムのトピックに計算式が載っていたので抜粋すると、

主点間距離をとりあえず無視して…

  • 物側の距離:a(mm)
  • 像側の距離:b(mm)
  • レンズの焦点距離:f(mm)

として、

  • レンズの結合公式1/a + 1/b = 1/f
  • 撮影距離:a + b (mm)
  • 撮影倍率:b/a倍

で、おおざっぱに計算してみたらどうでしょうか。

最大撮影倍率がわかれば実質の焦点距離も導き出せるわけか。ただ主点間距離がわからないと誤差がけっこうでかいみたいだけど。

わかったことは、

  • インナーフォーカスは構成上、被写体との距離によって実焦点距離(画角)が変化する。
  • 変化の量は群の繰り出し量によっても変わってくる。

ということか。実際に新型と旧型で撮影倍率が違うみたいなので、繰り出し量が違うのだろう。なんでこんな設計にしたものか。

2013-06-26

安田記念の翌週、カメラバッグを落とした際にフィルタが木っ端微塵になってしまった。とりあえず破片を除去して動作チェックしたらちゃんと動いてるように見えたので静観してたんだけど、東京最終週の撮影で帰宅後チェックしたら、中央部重点測光エリアくらいしかピントが合ってない!周辺はまるでミニチュア撮影のようにシフトレンズでティルト使ったような状態。

こりゃあかん、確実に光軸がズレてる。現象的にたぶん前玉が傾いてるんだろう。さすがにこのまま使い続けるのは無理なので修理に出すわ。

参考:ニコンを極める - vol.5 広告写真に必須のレンズ・PC-E NIKKORレンズシリーズ

そんなわけで、予備役入りしていた80-200mmを急遽原隊復帰させる。

2013-08-30

なんとかおぜぜのメドが立ったので、ようやく修理に出した。というかそろそろなんとかしないと秋の東京開催が本格的にヤバいからなのだが。もともとかなり使い込まれてるわ三脚座もないわで、相当掛かるだろうと思ったら4万円で済みそう。マジ助かったわ。詳細は当日の屁理屈で

競馬だけ撮ってるぶんには三脚座なんてイラネ、と思ってたんだけど、花火んときに80-200mmつけたらどうにも不安定でねえ・・・。んまあ旧80-200mmはもともとそーゆーレンズだからしょーがないとして、いざ三脚手に入れたらやっぱりないと不便だなあ、と。マウントも痛みそうだし。

2013-09-02

忘れないうちに77mmプロテクタをポチっておいた。せっかく修理でピカピカになって戻ってくるんだからその場で装着したいし。三脚座はアルカスタイル互換の社外品でもよかったかな。

2013-09-12

やっと返ってきたー!

当初の予定よりも修理範囲がかなり多岐に渡った。レンズには手をつけてないけど、外側ほとんど全交換に近い。でもお値段そのままでやってくれた。ありがとうニコンありがとう。玉の破損とかが入らなければ、4万くらいで直せるものなんだな(VRユニットにレンズも含まれてるのかも聞いときゃ良かった)。納品書載せとくので同クラスのレンズ修理に出す際の目安にでも。

その足でさっそく浦和競馬場まで出向いてテスト。

買ったときよりずっと調子いいや。

2013-10-16

常連仲間から倍テレを借りることができた。140-400mm F2.8に変身。

画角は申し分なし。ただ画質が・・・。ISO800まで上げてるせいもあるにせよ、周辺とかちょっと惨い。1/1000秒なら手振れの影響もあまりないはず。あとAFも速度・精度ともにけっこう低下。迷うとなかなか戻ってこない。やっぱりテレコン使うならx1.4、せいぜいx1.7か。

2014-06-13

安田記念はタイキシャトル以来の不良。ただ写真はけっこうしっかりAFが食いついてくれて、限りなくピクセル等倍な400mm相当トリミング※でも鑑賞に堪えうるレベル。

この構図(ななめ30~40度くらい?のアングルで完全に宙に浮いてる瞬間)がいちばん好きなんだよね。毎回これくらいの水準で撮れるなら70-200mmも捨てたもんじゃないのだが、安定して撮るにはやっぱり400mmか。

オリジナルの200mmの画角と比べると、400mm欲しい病が加速する。

D300の撮って出しは4288x2848ピクセル。普段は扱いやすいようにまずアスペクト比3:2の最大公倍数4272x2848にトリミングするのだが、各辺の半分である2136x1424ピクセルで改めてトリミングすると400mm相当の構図になる。それをB地区標準サイズの1920x1280ピクセルにリサイズしているので、オリジナルとのピクセル比は1.1125・・・ほぼ等倍、というお話。

2015-08-18

D810を貸してる知り合いがⅡ型を持っているので、同一条件での撮り比べを敢行。具体的にはポートレートディスタンスでの画角の違い(当日の屁理屈からの転載なので本記事と一部内容が重複してるので、念のため)。

新旧 AF-S Nikkor 70-200mm F2.8 の近距離比較

AF-S 70-200mm F2.8は現代レンズの標準装備といえる超音波モーター&手ブレ補正の両方を搭載した最初のニッコール(初のGタイプでもあるかも)。がセンサー基準が古くフルフレームで使うには周辺減光も目立ったため、2009年に光学系を一新した現行モデルのⅡ型にバトンタッチしている。

そのⅡ型が出た当時、カタログに本レンズは光学特性上、撮影距離が短くなると焦点距離が短くなりますと但し書きがしてあって「おや?」と思った。全群繰り出し方式でのピント合わせに必要なレンズの移動量をインナーフォーカスでは焦点距離を変えることで吸収してるようなものだから、近距離での撮影倍率が下がる≒画角が広くなるのは程度の差こそあれ構造的に避けられない。レンズ設計の初歩の初歩レベルのことをわざわざ明記するってことは・・・。

懸念は的中、ほどなくしてスタジオ系のプロ(おもに海外)から酷評され、D810を機にキヤノンからニコンに鞍替えしたTony Northrup氏の記事でも「70-200mmの皮を被った60-130mm」とダメ出し。

どのレンズも焦点距離の公称値(カタログ表記)は無限遠にピントを合わせた状態でのもの。また公称値と実効焦点距離の誤差が5%未満なら丸めてもおk、という慣例になってる(はず。カタログ上は200mmとなっていても実測値は192mmかもしれないわけ。

そんなわけで、新旧AF-S Nikkor 70-200mm F2.8の近距離撮影倍率がどれくらい違うのか、実際に焦点距離200mmで約2メートル先の被写体にピントを合わせて写る範囲を撮り比べてみた。

まずは2003年3月発売の旧型(初期型)。レンズの距離指標はピタリ2メートル。

続いて2009年11月発売の新型(現行型, Ⅱ型)。こちらも距離指標はピタリ2メートル。

・・・なんともまあ、はっきりした差が出たもんだ。露出の違いはたぶん被写体の占有面積の違いが影響していると思われる。被写体が同じ大きさになるよう重ねてみるとこんな感じ。

現行型の画像(1920x1280)に対し初期型の撮影範囲は1440x960とずいぶんキリのいい数字になった。比率にすると1.333:1で、仮に旧型の実焦点距離が200mmなら新型のそれは150mmというわけだ。ただし旧型もインナーフォーカスなので近距離での撮影倍率は下がってるから、新型の実効焦点距離はさらに短いことになる(単焦点の200mmもあればなおよかったのだが)。

普段は輝点だの片ボケだの小うるさいくせに、このことを気にする日本人があまりいない。日本における写真趣味がカルチャーとして根付いてるように見えない理由がなんとなく醸しだされてるようで、ちょっと面白い。

そんなわけで、「噂は本当じゃったぁ!!」ニコンはとっととテレ端の近距離撮影倍率が190mm前後の開放から周辺まで解像力の高い70-200mm Ⅲ型を出しなさい、というお話。Ⅱ型から6年経ってるからいい頃合だろ。あるいは180mm F2.8のAF-S化でもいいぞ。

2016-06-25

中年男性、写真やめるってよ。

一身上の都合により、機材一式ドナドナしますた。

補記

Vibration Reduction
ニコンの手振れ補正の呼び名。効果は高い反面、“快適なファインダー像を提供する、ニコン独自のデュアル・アルゴリズム”とややらのおかげでシャッター切るとけっこう構図がズレるオマケが付いてくる。厳密にフレーミングしたい場合はVR切って三脚使うのが正着。
インナーフォーカスと焦点距離
レンズの焦点距離は無限遠を基準としており、結像面はレンズの焦点より後方に位置するためピントを合わせるには全群鏡胴繰り出し式、前群移動式、中間群移動式(インナーフォーカス)、後群移動式(リアフォーカス)などの方法が編み出されている。ただどの方法でも見かけの焦点距離≒画角への影響が存在する。
かつての主流は全群鏡胴繰り出し式で、影響がもっとも少ない。影響が大きいのはインナーフォーカスで、群全体を移動して繰り出すぶんを焦点距離を縮めることによって吸収しているため、被写体が近づくほど画角が広くなっていく特性がある。リアフォーカスも影響は小さくないが、レンズ質量の小さい後群を移動するのでおしなべてフォーカスが速いメリットがある。
なお焦点距離が短くなっても最短撮影距離が短ければそれだけ撮影倍率は上がるので、インナーフォーカスは大写しができない、とは限らない。しかし撮影場所を自由に移動できないケースでは、最短撮影距離よりも同距離における撮影倍率が大きいほうが有利かもしれない。店員が勧めるから、レビューのスコアがいいから、価格ドットコマーに酷評されてるから、といった他人の情報だけで判断するのではなく自分の撮影対象、撮影内容を踏まえて検討すべき。これはどんな機材選びでも同じ。
シフトレンズ
レンズを光軸に対して平行移動させたり傾けたりする機構によりアオリ撮影を可能とするレンズ。ライズ、ティルト、スイング、フォール、シフトなど様々な技法がある。
ベローズ(蛇腹)式カメラでは標準的な機能であり、またイメージサークルにも余裕がある=移動量が稼げることから、高度なアオリ撮影では中判・大判カメラが多用される。一眼レフの場合専用レンズが必要。またその仕組み上、機械式の自動絞りが利用できないので絞り調整は手動で行うか電磁絞りを採用することになる。