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レンズ - Nikon AF-S NIKKOR 14-24mm F2.8G ED
直販価格235,008円。大三元の一角を担う大口径超広角ズームで、単焦点に比べて劣るというズームレンズの定説を覆した銘玉。2007年11月発売。
デジタル時代におけるニコンの復権を担ったのがD3(とD300)なのは間違いない。が、それを支えたのは一新されたFXフォーマット用大口径レンズ群、特に大三元の3本である。とりわけ14-24mmはF2.8通しでワイ端14mmスタートの超広角ズーム、というだけでもなかなか刺激的だが、描画性能がまたとんでもなかった。「神レンズ」「メーカー問わず広角系でこれ以上の選択肢はない」「ニコン党の特権」と未だに絶賛の声は尽きない。AFの精度・速度も一級品で、ニコン使いであれば一度は手にしたい一本。
2015年3月、EF 11-24mm F4が出たのでキヤノン党も溜飲を下ろせそう。前玉研削非球面とはまたカネと手間のかかる製法を選んだもんで。
ただし取り回しは厳しい。大きく飛び出した前玉はフィルターが付かず、さらに固定式フードゆえキャップは次第に緩くなるカブセ式とレンズ保護に神経を使う。そして大きく、重い。
正直、ほかに書くことがない。20万オーバーの出費と取り回しの悪さを乗り越える覚悟さえあれば最高の一本には違いない。カブセ式キャップが緩んでくる件については、代わりにOP/TECH製のフードハットL 7863を使う人が多い。
2014-7-1
このレンズが銘玉であることはプロアマ問わず幾多のレビューで知り得ていたものの、いかんせんオレは懐事情もさることながら、メインの被写体が競馬ゆえ画角メリットのあるDXで十分満足していたので、ある意味マウント移行に近い出費を伴う標準・広角系FXレンズは興味はあれど購入の候補となることはなかった。
月日は流れ、D300系は電気用品安全法改正の煽りを受け半ば強制的にディスコン。しかしD300に取って代わるDXフラッグシップは何度も噂に上ったもののついに登場することはなく、さらに気が付けばDX機よりもFX機のほうが多いという有様である。Dfとか出してる場合かっての。
そんなときに登場したのがDXクロップ使えば実質D400といってよい要件を満たすD810。D300を併用しつつFXへの移行を行うのに最適じゃんね。となればいよいよこの神レンズも視界に入ってくるわけだ。
考えてみるとデジ一眼を使い出してから広角から望遠の範囲でしか撮影してないのな。秋の大目標はあくまでも超望遠(ニーヨンヨン)だけど、超広角も入手すれば表現の幅は飛躍的に広がるに違いない(キリッ、と皮算用にいそしむ、ギガ男爵である。
2015-02-25
D810を入手した以上、当然コイツに食指が伸びる。ただ冷静に考えたらバズーカ振り回す体力があと何年あるかわからないことに気づいたので、一秒でも早くニーヨンヨンを買わねばならない。