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ビデオカード - NVIDIA GeForce GTX 1060

6GB 版初期出荷時のメーカー想定価格 249 USドル、国内実勢価格が3万5千円程度(税抜)。プロセスルール 16nm の Pascal 世代 GP106 コアを搭載したミドルクラス製品。2016年7月19日発売開始。

NVIDIA GeForce GTX 1060

第2世代 Maxwell のハイエンドボード GTX 980 ti や TITAN X、さらにデュアル GPU の Radeon R9 295X2 や HBM 採用の R9 Fury X すら超える高い処理能力かつ圧倒的なワットパフォーマンスで衝撃のデビューを果たした Pascal 世代のフラッグシップ※ GTX 1080 。その中核たる GP104 コアから GPC を半分( 4 → 2 )にスケールダウンされた GP106 を搭載するのが本製品で、各種ベンチマーク比較では Kepler 世代の 15万円級ハイエンドボード TITAN BLACK を凌駕し GTX 980 無印に迫るスコアを叩き出しつつも TDP は 120W に抑えられ、補助電源が 6pin 一本で済むなど取り回しも良い。なおかつお値段も 249 USドルなのだからコストパフォーマンスは素晴らしく、GTX 960 の置き換えというよりも 970 / 980 に足踏みしていた層にズバリで、1080 / 1070 同様に売れ筋となるのは間違いなさそう。リファレンスモデル( Founders Edition )は GTX 1080 と共通のブラケットを採用しているようにインターフェイスは DisplayPort 1.4 x3 / HDMI 2.0b x1 / DualLink-DVI-D x1 、最大同時出力も 4 画面で上位モデルと変わりない。

※ GP102 コアを搭載した Pascal 版 TITAN X の登場で GTX 1080 はわずか二か月で旗艦を譲ることに。もっとも真のボスは GP100 コア搭載の TESLA P100 なんじゃろう(お門違い)。NVIDIA 容赦ねえな

4Gamer によれば、GPC は半分でも L2 キャッシュやバンド幅はむしろ強化されているので、トータルではフルスペック GP104 の 6割程度のスケールらしい。ROP 数も 64→48 だし。

ブロック図でいうと、こんな感じになる

さらにブーストクロックは 1070 よりも高い。対 GTX 980 との性能比較で低負荷時より高負荷時に優位となっているのはこうした点が影響していると思われ( おそらく NVENC にも関わってくるだけにエンコ職人的にも嬉しい。ちなみに Founders Edition( a.k.a.リファレンス)の構造はファンの部分が突き出た格好で基盤そのものは短いため、オリファンモデルはショート基盤がけっこう出てくると思われる。GTX 970 で騒がれた、ほとんどの人のほとんどの使い方でどうでもいい話の VRAM 3.5GB 問題は、関係ない( GTX 1070 も無問題)。

NVIDIA

同価格帯で競合とされてた Radeon の RX 480 は、クロック以外のスペックはすべて GTX 1060 を上回っているにも関わらず、定格動作では DirectX 12 も含む各種ベンチで後塵を拝す結果に。RX 480 を選ぶなら OC 前提ということになりそうだけど( 1375MHz まで OC すると追い越すようだ)、TDP に余裕があるのは断然 GTX 1060 (というか RX 480 が勝手に自滅したわけだが)だしデモンストレーションを見ても単純に高クロック動作に高いのが Pascal の特徴だから、メーカー OC モデルどうしで対決したらやっぱり負けそう。まあ実際にゲームをプレイした時の快適性はベンチ結果とまた別だし、別にゲフォ信者ってわけでもないし、リファレンスのデザインはラデのほうが好きなんだけど、ボードの値段が安くても電源とか電気代とか、同じ処理性能を求めると結局は高くつくんだよね。

とまあ、弱点らしい弱点は SLI 非対応なくらいか。オーバー 2K や VR も楽しめるガチなゲームマシーンのボードとしてはバーゲンプライスでこれから本格的に PC ゲームを始めたいひとにとって FHD という枠組みにおける最適解のひとつであるのは間違いないが、やはりアスク税という下駄を履かされた3万円台半ばの国内相場がこうしたライトな消費者を取り込む上で障壁となるのは否めない( PS4 買えちゃうからね)。

そのプラットフォームで発売されるタイトルについて動作が保証されている据置機に対し、快適なプレイのためにタイトルに応じて自分自身で環境を整備する必要があるのは PC ゲームの抱える本質的なウィークポイント。ま、たとえばドスパラの Steam プリインストール BTO を何年かおきに買い替える手はあるけど、据置機より高くつくのは明らか(アスクのヘヴィゲーマーだけ相手にするようなアコギなやり口が破綻するのと、閉鎖的な国内ゲーム業界の息の根が止まるの、どっちが先か、みたいな(据置機が主流だから日本市場が蚊帳の外に置かれてるというニワタマみたいな話でもある。

個人的には GP106 のハイスペック版( GTX 1060 ti ?)みたいなのを出すより、さらに GPC を半分にするなり CUDA ケチるなりで TDP を 90W あるいは 75W 、価格も2万台前半(アスク税を上乗せする前は 150~180ドルくらいか)に抑えたエントリーミドル GTX 1050 の登場を期待している。500W 以下の電源を搭載する、アンダー10万円なエントリー級 BTO マシンのグラボとしての需要もそっちのほうが高いはず。

2016-07-22

H.265/HEVC のハードエンコをサポートするグラボはどれもこれもクソ高いんだけどフォームファクタの入れ替えよりは安くつくのでどれにすべきか迷っているわけだが、コイツの登場によって外部電源不要でロープロファイル対応、つまり GTX 750 ti の後継となるような Pascal 世代のローエンド製品が出るのを待ったほうがいいような気がしてきた( NVIDIA としては GTX 950 を 750 ti の置き換えとしているのだろうが、そりゃあ無理ってもんだよ)。スペックダウンした 1060 ですらGTX 980 並みなんだから、1050 だか 1050 ti も GTX 960 かそれ以上の性能を期待できるじゃろ。出ればだけど。出すじゃろ NVIDIA なら。

NVENC は エンコード専用チップなので、たぶん同一世代であれば GPU のパワーとエンコード処理能力は関係ない…はず。であれば Pascal の一番安いやつでいいんじゃね?というお話。ただまあ、フィルタとか CUDA 使う処理のこと考えると GPU スケールが大きいほうが有利ではある。あとは TDP (とお財布)と相談、って感じ。

そんなわけで、要は補助電源なしの H.265/HEVC ハードエンコサポートなボードが欲しい、というお話。グラボ絡みで追加投資が 5万超すくらいなら、素直に最新マザーと CPU に入れ替えるが、まあ 120W ならストレージ構成見直せば今の電源のままでもどうにかなりそうではあるし、やっぱアッパーミドルの価格帯と消費電力で一世代前のハイエンド性能が手に入るのはすごい魅力なのよね( Maxwell 2nd だってすげえ高効率なのにどうなってんだよ最近の NVIDIA は)。BD ほか FHD ソースがけっこう増えてきてるのでなるはやで H.265/HEVC エンコード環境を整備したいのだが、さて。

参考:NVENCのH.265エンコードはx264より高画質?画質比較してみよう!

x265 との比較ではないことに注意。H.264/AVC では x264 に対してけっこう分が悪かったけど、それなりに進化してるのかも( QSV や x264 は Core i7 等もっと性能の良い CPU なら速度向上が狙えますが、それでも NVENC には決してかなわないでしょうはちょっと褒め過ぎ、Skylake の QSV であれば対等以上に戦えるんじゃないかな)。ちなみに Radeon の VCE も RX 480 は H.265/HEVC のハードエンコードをサポートしてるようなのだが、VCE は NVENC に輪を掛けてあまりよい噂を聞かないんだよなあ。

2016-07-25

品薄続き。当たり前か。ドスパラが比較的在庫ありそうだけど、御用達の Palit より ZOTAC のシングルファンモデル( OC なし )がショートサイズでよさげ。お値段も税込み3万5千円だし。

デュアルファンだったら Palit の JetStream モデルかな(ブーストクロック 1847MHz !)。

さすがにこのクラスだと Palit といえども安っぽくはないようだ。でもうちはケース干渉するの間違いないw

2016-08-31

初期出荷がひと段落したと思ったら、各メーカーからメモリを 3GB に抑えた実勢 3万円を切るボードが続々登場。

税別 2万6千円の玄人志向 GF-GTX1060-3GB/OC/DF が最安値かと思いきや、ZOTAC の ZT-P10610A-10L は税込で 2万6千円。これ RX 480 はかなり苦しいんじゃなかろうか。

6GB 版との取捨ポイントは 2K オーバーの解像度が必要か否かじゃろな( FHD 以下のシングルモニタ環境なら 3GB 版で十分。

2016-09-02

「さすが 4亀、他社が書けないことを平気で記事にしてのける!そこにシ(r」

「GeForce GTX 1060 3GB」レビュー。199ドルの「RX 470キラー」が持つポテンシャルに迫る

平たくいえば「これって GTX 1050だろ」というお話。6GB 版と 3GB 版で GPU のスペックが異なるのに同じ品番を与えるのはいかがなものか、というごく当たり前の指摘。それとも「さすが NVIDIA !他社ができないことを平気で(ry

2016-10-22

NVIDIA の返答は「GTX 1050 はちゃんとある」だった!というお話( 3GB 版は GTS 1060 あたりでよかったんだよw)。コアは GP107 のネーミング。

参考:NVIDIA,「GeForce GTX 1050」「GeForce GTX 1050 Ti」を発表。

これでエントリークラスの 1050 / 1050ti、ミドルレンジの 1060 6GB / 3GB、アッパーミドルの 1070、ハイエンドの 1080(& ウルトラハイエンドの TITAN X)と Pascal フルラインナップの完成( TITAN X をスペックダウンした GP102 の 1080ti も確実に出るじゃろな)。Maxwell では第一世代の 700番台と第二世代の 900番台に分かれてたり、700番台は Kepler & Felmi コアが混在して何が偉いのかよくわかんなかったり、980 / 970 と 960 / 950 の性能差に開きがありすぎたり、ごちゃごちゃでバランスを欠くように感じた製品ヒエラルキーと戦闘力と型番の関係が Pascal ではきれいに揃ってる印象(しかも価格帯的にはミドルレンジの 1060 が一世代前のハイエンドに匹敵するのマジすげえ)。

一見さんに VR Ready は不要、というお達し(違

3GB 版 GTX 1060 のが実勢価格が 2万円そこそこまでこなれてきてるのでその下に位置づけされる 1050 が 2万円を切るのは間違いなく、アスク税込みでも現状の GTX 960 と同じくらいの値付けで登場しそうだが、CUDA 数が 640 と 6GB 版 1060 の半分( 1080 の1/4 )まで削られているようにトレードオフされた処理能力はけっこう大きく、VR はサポートされない。ただ HEVC ハードウェアエンコード支援に関しては専用チップの NVENC が行うので極端な差はないはず。

以前 GM206 コアの HEVC ハードウェアエンコード対応を Pegasys に直接問い合わせたら、お返事で GTX 1080 / 980ti / 960 のエンコ比較を教えてもらえたんだけど、コアによって処理パフォーマンスに差があるので、GTX 1050 と 1060 でも微差は生じると思われる。ちなみに Polaris コアの RADEON RX480 などの HEVC ハードウェアエンコード支援は現在のところ対応未定とのこと。Pegasys ユーザーにとって Radeon が選択肢となる日はまだまだ遠そう。

実製品レビューやベンチ比較はまだだけど、判別している情報から推測するに、ゲームはほどほどで H.265/HEVC ハードエンコ支援が必要なだけなら 1050 で十分、2K 超えの高解像度のゲーム(特に VR )も睨むなら最低でも 1060 6GB、って感じになりそう。ただ VR Readyをオミットするほど処理能力が低いとなるとわざわざ入れ替えるのに 1050 って選択肢は微妙だわな。ま、VR サポート外なのは単純に戦略上 1060 との競合を避けたいだけなのかもしれんが、その前提ありきでスペックが決まった感が強いのよね。かなり明確な 1060 との性能差がある印象だけによっぽど予算ギリギリでもない限りはせめて 3GB 版 1060 狙うべきと思いつつ、補助電源レスでワッパそのものはかなり高そうなので省電力志向であれば十分検討の余地はある( GTX 1050 / 1050ti はそれぞれ補助電源不要のGTX 950 / 960 と考えるとわかりやすい)。

Founders Edition(いわゆるリファレンスボード)は用意されなかった

いずれにせよ、900番台の出番はこれで完全になくなったといってよさそう。エントリー価格の 1050 (処理能力が低いといってもそれは 1060 との相対的なもので、一世代前のアッパーミドル、Kepler 世代のハイクラスに近い性能はある)でも予算が厳しいなら、選択肢は 950 ではなく 1万円切ってる 750 ti じゃろ(その場合 HEVC ハードウェアエンコ支援はできないが)。

NVIDIA は 1050 を GTX 650 比 3倍と位置付けてるので、3D Mark 11 スコアは 3000 台で落ち着きそう(現状 5000 超えたら十分ハイクラス)。そんなわけで、見事なまでに読み通りの内容で登場したものの 1050 って選択はないと思う。わしはゲームやんないけど VR にはちょっと興味あるし、1060 の 3GB 版と 6GB 版…つまりこの先オーバー 2K をどう捉えるかに尽きるかと( FHD 環境においては 3GB 版で FA じゃなかろうか?

2016-12-11

発売から半年で、6GB 版の最安値も 2万5千円くらいまで落ち着いてきた( ZOTAC のショートモデル)。1060 3GB 版も2万円台で 1050 / 1050ti は性能差けっこうあるし、1070 は 4万円切りそうもないから、こりゃ 1060 6GB 版一択ですな。

GTX 1050 については ASCII の記事補助電源なしに食いつく層は、黙っていてもGTX 1050/1050Tiを買い求めるというまとめが的を得てる。付け加えるならロープロ対応と外部端子の 1スロット化も。マシーンの制約は性能以上に購入時の必須要件となり得るわけですよ。

一眼買いなおすのはしばらく先(といっても初夏の東京開催には間に合わせるが)にして、この年末はグラボと SSD 買って Haswell 環境のブラッシュアップに努めるよ。

2017-01-01 ZOTAC ZT-P10600A-10L

SSD のマウンタを買いに新宿ヨドバシへと出向いた。そこで見てはいけないものを見てしまった!

湧き上がる衝動を抑えることなどできやしない

ソフマップのが安かったけど、ポイントで細々したものを買えること考えたら結局出費は同じなので、ヨドバシで入手。税込 30,550円、ミッションコンプリート。

奥は GTX 650 Palit NE5X65001301 で、ZT-P10600A-10L は想像以上にコンパクト

さっそく「見せてもらおうか、新しい Pascal の性能とやらをッ!」と息巻くところだけれども、まずは SSD 換装&クリーンインストールが先。その前に現状環境のバックアップせな。

ちなみに増設するマシーンの電源は 550W で HDD やら何やら S-ATA と USB 3.0 ポート全部埋まってるからあんま余裕ないけど、電源交換なしでいけるギリギリが GTX 1060 、と思うことにする。

2017-01-04

SSD + GTX 1060 への換装がやっと終わった…

筐体のクリーニングやメンテ含め三が日まるまる費やしただけのことはあってマシーン全体のパフォーマンスが明らかに向上、 H.265/HEVC のエンコードが爆速になった!これで濡れ場錬成がはかどるぜ!

S-ATA → 6 pin 変換コネクタ用意したけど、もともとあったわw

TMPGEnc Video Mastering Works 6

さっそく TVMW6 で検証エンコしてみる。ソースは忍野さら『 Re-Born 』の Blu-Ray から MakeMKV でぶっこ抜いた H.264/AVC + LPCM のオープニング映像( FHD , 2分33秒 / 4611 frames , 153MB )。

これを NVENC と x265 (ソフトエンコード)とで比べてみる。なおうちの CPU 内蔵グラフィックス( HD Graphics 4600 )は HEVC のハードウェアエンコードをサポートしてないので、参考のため x264 や QSV による H.264/AVC も加えることにした。

プロファイル&レベルはデフォルトから変えていない。H.264/AVC が High Profile@4.1、H.265/HEVC は Main Profile@4.1 High Tier だが H.265 の NVENC 固定量子化だけレベルが 4.0 になっている。また x265 の( ICQ )固定品質はデフォルトの 50 では低すぎるので 58 にした( crf 22 相当 )。なお今回は処理時間重視の検証なので、 x264/x265 のパフォーマンスは“ 最速 / UltraFast ”に設定してある。

結果は以下のとおり。

わかりづらいので棒グラフにしてみる。

H.264/AVC はさすがに枯れたもんで、いずれも処理時間が実再生時間を大幅に下回りソフトエンコとハードエンコの差も 2割程度の違いしかない。ちなみにファイルサイズはデフォルト設定だとオリジナルの 1.5倍に膨れ上がってしまった(オリジナルの音声は非圧縮の LPCM なので映像ストリームの差はもっと大きいことになる(ペガシスもサバ読みすぎだろw)。

肝心の H.265/HEVC だが、NVENC の処理時間は実再生時間の半分弱で同一条件の x265 とは実に三倍の開きが。ここはさすがハードウェア支援の効果、導入した甲斐があったというものだ。ただファイルサイズはオリジナルと大差ないのでエンコードする意味がないw まあセッティングを詰めてけばx265 の固定品質は実時間に毛が生えた程度の処理時間でファイルサイズを 3割までシュリンクできた。UltraFast なのでクオリティをあまり気にしない用途であれば積極的に使いたくなる。NVENC の固定品質も思ったほどファイルサイズは大きくない。

参考までに、それぞれの設定と 44.610秒の画面キャプ。

これがオリジナル

ビットレートが十分にあるので画質比較にあまり意味はない。本編全部( H.264/AVC 25Mbps OpenGOP ,19.5GB , 180521 flames )を HEVC で 5.5GB にシュリンクしたケースでの処理時間は 43分37秒 で 処理速度は 68.98 fps と倍を超えてた。

十分実用レベルじゃ。

なお NVENC では B フレームが使えない。NVIDIA にとって NVENC の狙いどころはゲーム実況のリアルタイム配信(要するに ShadowPlay )なのでレイテンシ重視の設計になるのは当然の帰結というか、統合パッケージの QSV とは立ち位置が異なるわけだから、この先も参照が複雑になる B フレームが使えるようになることはないんじゃなかろうか(そのかわり、ってわけでもなかろうが、1 pass ≒ リアルタイム配信でもあらかじめ先読みしたフレームのビットレートを最適化する疑似 2 pass をサポートしている。

GOM Player / MPC-BE

プレイヤーにとって最新グラボ導入のわかりやすいメリットはデコード支援だが、最強レンダラーの madVR がストレスなく使えるようになるのも見逃せない。

GOM Player ではさらに [映像] メニューの出力方式から [システム基本設定] を選ぶ必要がある。

※GOM Player / MPC-BE ともに執筆時点でのバージョンではまだ NVENC の HEVC 再生支援に対応していない。

waifu2x-caffe

“縮小される前の状態に戻す”という斬新なアプローチやクオリティ高すぎのアウトプットで注目を浴びた、人工知能技術 Deep Convolutional Neural Networks による超解像アルゴリズム waifu2x で画像を拡大するツールというかライブラリ。waifu2x-caffe はその派生版で、ディープラーニングのフレームワークのひとつ Caffe を用いている。

試しに幅 512 ピクセルから半分の 256 ピクセルに縮小した画像を、waifu2x-caffe で幅 1920 ピクセルに拡大してみる。

オリジナル(クリックすると waifu2x-caffe で拡大した画像)

等倍部分比較

PhotoshpACDSee で単純拡大した画像と比べれば違いは一目瞭然、人力でレタッチしてもなかなかここまできれいには仕上がるもんじゃない。それだけまあ、複雑な処理をしているわけだが。

とまあ waifu2x の凄さがわかったところで、CUDA を用いたときと用いないときでどれくらい差が出るものか、1280 * 720 の HD 画像 6枚を 1920 * 1080 の FHD に拡大して処理時間の違いを比べてみる。

これがソース, コンタクトシートは Snap2IMG で作成

結果はご覧の通り。

CPU のみの場合 107.555 秒/枚を要したが、CUDA では 3.862 秒/枚と実に 28 倍もの大差がついた! NVIDIA が公開しているディープラーニング用のライブラリ、cuDNN を利用できるとさらに速いらしいが、Windows 環境に組み込むのはけっこうめんどくさそうなのでやめた。

2017-01-06

お決まりのベンチも一通りやってみた。

3D Mark

総合スコアが 4Gamers のベンチより若干低いのは、うちの CPU が Haswell 4770 だからじゃろう(あっちは SkyLake 6700K )。GTX 650 の Sky Diver スコアと比較すると、わずか 4年で凄まじい進化を遂げているのがよくわかる。

SteamVR Performance Test
ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク

FHD 最高品質, 平均フレームレート : 90.308

負荷は NVENC エンコード時でこれくらい。

GPU コア温度の MAX が74℃ってのは、3D Mark ベンチんときの名残。わしのようにエンコ中心であればまず問題ないが、ゲーマー諸氏にとっては微妙なところか。

FFXVIベンチ中の負荷がこんくらい。FHD 解像度であればまあ、Watch Dogs 2 あたりの超重量級でもない限り困ることはないんじゃなかろうか。VR は知らんが。

2017-01-21 MAIZE

ゲームはまるで興味ない(というかゲームに投資するカネがあったら他のものに突っ込む)のだが、購入時たまたま ZOTAC(というか NVIDIA )がキャンペーンやってた。

インディーズゲームをひとつプレゼント、と。VR プレイの環境にないので事実上 MAIZE と REDOUT の二択か。ジョイコンなしでレースゲームはえらいキツそうなので MAIZE (トウモロコシ)を選んでみた。

プレイ環境の Steam は VR Performance Test んとき環境導入したけど、クーポンコード入手から引き換えまでえらい手間だわそこから先もクソめんどくさいわ。みんなこんな手間かけて PC ゲームやってんのかね?

なんでもいいから始めてみるべ。映像や音の世界観はわりと好み。

でも英語なんだよなw

なんだか MYST やりたくなってきたぞw

2017-01-25

しかしやっとるのはテカテカおっぱいのお手軽クリゲーという GTX 1060 も宝の持ち腐れwww なお話。

Sakura Clicker ( F2P )

Gold Fountain なる特殊スキルさえ覚えればあとは 10分置きにカーソル動かすだけの誰にでもできるカンタンなお仕事のようだ…っていやこれ攻撃力の成長曲線に対してボスのヒットポイントがインフレすぎちゃって無理ゲーの類ではw

連打くん は最初から使うより Zone 15 くらいまで粘ってから投入したほうが、ありがたみもひとしお。

Firestorm

ZOTAC 謹製の OC ツール。

ZOTAC のシングルファンモデルはけっこうチープな作りなので手付けずの OC で無茶するとゲーム起動してもレンダリングがしょっちゅうフリーズする。ま、わしは寿命重視だから基本 OC はしない(むしろクロック下げるくらいで。

2017-04-24

第二世代 Polaris 搭載の Radeon RX 500 シリーズが発売に。このうち GTX 1060 と競合するのは RX 580 / 570 で、価格的には前者が 6GB 版、後者は 3GB 版に。主要検証記事のベンチ比較を見る限り処理能力はほぼ互角か。ただ消費電力は相変わらず高く Pascal の圧勝、1年遅れでそりゃないでしょう。

NVIDIA はというと、メモリクロックを引き上げた GTX 1060 / 1080 を市場投入。もっともベンチスコアはリファレンスと微差で訴求効果はあんまないが。わしは 6pin 1本で GTX 1080 相当のパフォーマンス( Fire Strike 2万超え)を叩き出す 2060 なりを待つよ( 1080 ti とかすごいのわかるけど、8pin 2本じゃマシーンが持たない( 1070 じゃ換装しても費用対効果が割に合わない。

2017-04-30 GT 1030 、出るってさ

GTX 750 ti の記事で書いたことが実現するかも。

NVIDIA Pascal GP108-300 graphics processor pictured | VideoCardz.com

てっきり OEM 向けかと思いきや。

画像は想像図

想定価格 80 ユーロならアスク税載せて 1万円ギリくらいか。市場価格こなれてきたら予備機のボードに据えるのも一興だな。

ところでこれ、NVENC は使えるんだろか?

2017-07-01

連休前に Steam のセールで半額だった、スカイリムの Special Edition (以下 SE )をポチって、以後二か月ほど潜りっぱなし。海外ゲーム、オープンワールド、mod の導入、と初体験尽くしだったけど非常に面白かった。PC ゲームの醍醐味ってやつを満喫した感。

調子に乗って Fallout 4(無印)もポチったよ。

そんなわけで、GTX 1060 は手頃な値段で本格的に PC ゲーム環境を整えるのにうってつけで、買ってよかったと心から思ってる。同時に PC ゲームの楽しさを知ってしまったからには、GTX 1080 クラスのちゃんと冷えるボードが本格的に欲しくなってきた。2K オーバーは当面考えてないけど、決して最新でも重量級というわけでもないスカイリムでこんな調子だから、Fallout 4 や Watchdogs 2 あたりで mod 入れまくったら FHD でも最高画質の 60fps 維持は苦しいことは想像に難くない。

ARX Control

mod 60個くらい入れてるとあっさり 70℃ 超える(室温 20℃ )。あんまり冷えないってのはほんとだな。フレームレートも乱戦になると( NPC が 10体くらい暴れまわってると) FHD の最高画質で 40fps 割ることも。ビジュアル改善は美人化くらいで、フィールドのテクスチャ品質アップ系 mod は入れてないにもかかわらず、だ。

この ZOTAC のシングルファンモデルは GTX 1060 6GB の中でも特に安い。その代償が冷却能力不足なんだけど、ぶっちゃけ 3万円以下で GTX 980 クラスのグラフィック能力を手に入れられるのが最大の魅力なので、GTX 1060 で 3万円台後半の製品を買うくらいならもうひとがんばりして GTX 1070 にしたほうが絶対によい(そっちもたぶん冷えないと思うけど、冷える GTX 980 と冷えない GTX 980 ti なら後者じゃろ。

補記

本記事におけるクラス分けは 3D ゲームプレイ前提のものです。エントリークラスの GTX 1050 でもベンチスコアは最新の内蔵グラフィックスと 5~10倍の開きがあります。また DirectX が実質ゲーム用の 3D レンダリング API であるのに対し、業務系の CG 制作では並列処理向け汎用 API の OpenCL(開発は Apple ) が主流で、対応製品( NVIDIA の Quadro, AMD の FirePro など)はおしなべてゲーミング向けボードよりも高価となっています。

ちなみに、ゲーム専用ハードの代表格 PS4 のグラフィックスは Radeon HD 7870 のカスタマイズ品( GeForce でいうと GTX 660 程度。ヴァニラのスカイリム程度なら楽勝でも GTA5 や Fall Out 4 などの重量級は画質落として 30fps 固定でなんとか回せる感じ。スカイリムも PC みたく mod いっぱい詰め込んだらたぶんアウトじゃろ。

ex. Core i7-6700 と GTX 950 の 3D Mark 11 スコア比較

DirectX 11 ベンチマークの Fire Strike スコアを比較すると GTX 1050 はおおむね 7000 強、3D ゲームプレイの最低水準※である GT 740 ≒ GTX 650 のクロックダウン版 が 1990 、ローエンドの GT 730 でも 1100 を出せるのに対し内蔵グラフィックスは Iris Pro Graphics 530 で 660 と話にならない。

『FFXIV 蒼天のイシュガルド』公式ベンチマークにおける快適プレイの目安“ 7000 ”を 解像度 1600 x 900標準品質でギリギリクリアするレベル( GTX 1060 は解像度 2560 x 1440最高品質で“ 8000 ” くらい。GTX 1080 以上になると 4K でも“ 7000 ” をクリア。

試しに第三世代 Core i5 モバイル搭載の HP EliteBook 2170p( 3337U, HD Graphics 4000 )にも Steam 入れて DOA5 LR やってみたけど、テクスチャや影、エフェクトすべてオフで最低解像度の XGA まで落としてもせいぜい 10 fps くらいだった(最初タイミングまるで合わなかったけど、慣れると面白いようにコンボが決まるぜw)。

Pascal 世代の NVIDIA 製品

※ 2017年 4月現在. Tesla P4 の TDP 75W は誤植ではなくガチ. ただし INT に特化しており FP 演算性能は低い.

GTX 1060 以上の製品が旧世代を 2クラス上回るのに対し、GTX 1050 はやっとこさ 1クラスといった感。ただお値頃なのは間違いない。ぶっちゃけゲームやるなら Core i7 マシーンより同じ予算で Core i5 + GTX 1050 のほうが快適にプレイできる(わしはエンコ重視なのでそういうわけにもいかんのだが。

コアのネーミングルール

コアの数字は一桁目がそのアーキテクチャにおける世代( Kepler / Maxwell コアの GK208 / GM204 など)で※、下一桁が少ないほど高性能、が基本。同一コアでも枝番が付いてるものは GPC の規模や L2 キャッシュなど若干の違いがある。具体的には 200(第二世代のフラッグシップ)>110(第一世代フラッグシップのマイチェン)>100(第一世代のフラッグシップ) >106-400(第一世代ミドルクラス) >106-200(第一世代ミドルクラスのスペック落ち) >108(第一世代のボトムエンド)といった感じ。

※ Felmi / Kepler コアの GF110 / GK110 など二桁目で同一アーキテクチャの第二世代を表していたのが、Kepler の途中から一桁目に変更されたっぽい。もっとも Kepler の第二世代は TDP を低く抑えられた、ある意味 Maxwell の副産物のようなシロモノなので、処理能力は第一世代に劣る。

これまでの GeForce のロードマップ

GeForce は NVIDIA の名を世に広めた RIVA TNT シリーズの後継ブランドとして 1999年に登場。初代 GeForce 256(プロセスルール 220nm )は DirectX7 の座標変換と陰影処理をハードウェアレベルで行うジオメトリエンジンの搭載によって高い 3D レンダリング能力を持ち、NVIDIA は大きくシェアを伸ばすことに成功する。さらにビデオカードを CPU に並ぶ重要な構成要素として、GPU という概念を提唱した。

※ GeForce 3xx 及び 8xx は OEM 専用

大きな転換点は統合型シェーダアーキテクチャ、いわゆる CUDA を採用した G80 コアの第八世代で、以降グラフィックボードは GPGPU としての性格を帯びるようになる。

このアーキテクチャの総称が製品名にもなっている Tesla で、現在の Pascal も大きな枠組みとしては Tesla アーキテクチャの流れにあるのだが、あまり意識はされてないようだ。統合型シェーダアーキテクチャについては 4Gamer の 8800GT の記事で詳細に解説されている。

Tesla アーキテクチャにおける転換点がワッパに舵を振った Kepler で、Maxwell 、Pascal と順当…いや想像の上を行く進化を遂げている。

参考:ASCII.jp:ロードマップでわかる!当世プロセッサー事情

GPU 以外も多い。GeForce の流れに関しては第 11~14 回が詳しい。

脚注

NVIDIA のアーキテクチャ
近 5年くらい(品番体系が GT なり GTX のプレフィクス表記となった GeForce シリーズの第11世代製品群以降)はコードネーム Fermi → Kepler → Maxwell → Maxwell2nd → Pascal とコアアーキテクチャが移り変わっている。Fermi までのハイエンド製品は自らドライヤーと称したFX 5800 やその再来とされた GTX 480, 驚異の TDP 375W を誇るデュアル GPU ボード GTX 590 など、およそまともじゃない発熱と騒音がお約束だったが、Kepler を転換点としてワットパフォーマンス重視の設計にシフトしている。ゆえに過去資産延命用の格安ボードも Kepler 世代以降から選ぶのが基本。型番でいえば GTX 600 番台以降だが例によってリネームも混じってるので要チェック(ex. GT 730 は GTX 630 のリネーム( これもまた GT 440 のリネームなのだがw )で、Kepler コアと Felmi コアの 2種類が併売されている)。
なお 800番台はゲーマーノート向けなどの Maxwell 1st 組み込み GPU に当てがわれており、 Maxwell 2nd で新製品の差別化をしづらいという理由から飛ばされた。
※ NVIDIA が作った自虐動画。ネタの殿堂 NVIDIA と言われるだけのことはある。
で、二~三世代違っても体感差なんてタカが知れてる CPU に比べ Fermi( 40nm ) → Kepler( 28nm ) → Maxwell( 1st 28nm / 2nd 20nm ) → Pascal( 16nm ) と倍々ゲームで性能アップしてるのはプロセスルールのシュリンクを考慮してもちょっと驚異的。
TESLA P100 と DGX-1
TESLA は NVIDIA のハイパフォーマンスコンピューティング、いわゆる HPC 向けボードの名称。全体の形状は一般的なグラフィックボードに近いが並列処理のアクセラレータに機能を特化しているため映像出力のインターフェイスを備えていない(そもそも GP100 にグラフィックテクスチャ機能があるのかどうかも定かではない)。
Pascal の最上位コア GP100 が搭載される TESLA P100 の演算能力は実に 10.6 TFLOPS に達する(単精度、倍精度で 5.3 TFLOPS)。2002年にスパコンランキングの TOP500 で1位となったときの地球シミュレータが 35 TFLOPS (倍精度)なので、数字の上では TESLA P100 を 8基搭載したディープラーニング向けハードウェア、DGX-1 1台で済んでしまう計算になる(もちろんそんな単純なものではないが、とにかくすげえんだよ Pascal は)。

グラフィックスワークステーション用の Quadro にも VCA というアプライアンスが存在するが、こちらはまだ Maxwell ベース

なお Pascal コアは半精度 / 単精度 / 倍精度 で演算能力がきれいに倍々となっているのも大きな特徴。Maxwell 世代までは基準の単精度に対し倍精度で処理効率が下がるのが普通だった。また単精度の半分となる FP16 は内部で FP32 として処理されるため半精度と単精度の演算性能は事実上同じだったが、Pascal では FP16 x 2 として扱えるため単精度の倍の処理性能を得られるようになっている。
FP16 / FP32 / FP64 / INT8
FP は Floating Point の略で、浮動小数点演算(有効桁の範囲で小数点の位置が変動する)のこと。後ろの数字が有効な固定長(ビット)を示す。単精度が 32ビット、倍精度が 64ビット、半精度が 16ビット。INT は Integer の略で、整数形のこと。スパコンの処理能力は FP64 の演算結果を目安にするのが一般的。
FP の数値が大きいほど高い精度の演算が可能だが、その結果が人間に認識できなかったり規格を大幅に上回るならリソース(処理能力)のムダ遣いともいえる。たとえば JPEG は色深度 8ビット、RAW データもせいぜい 14ビット なので端数の積み重ねを考慮しても FP16 で十分というわけ。
GPC
Graphics Processing Clusters, NVIDIA 製グラフィックプロセッサにおける演算回路の単位。CUDA ユニットとエンジンで構成され、ミドルクラス以上であれば 1 つの GPU に複数の GPC が搭載されている製品が多い。CPU におけるマルチコアとは似て非なるものだが、同一世代のコアで性能やスペックを比較する上での目安になる。

参考:GeForce GTX 660 のブロック図

当初数十個だった CUDA ユニットも今や千単位が当たり前やねえ。
補助電源
現在のグラフィックボードの主流バスである PCI Express で供給できるのは 75W まで( higher-power configuration はビデオカード専用で他のデバイスは最大 25W )となっており、さらに高い消費電力のボードでは別途電力を供給する必要がある。そのために必要なのが補助電源で、インターフェイスは 75W の 6ピン150W の 8ピンの 2種類が存在する。PCIe バスからの供給も含めると 6ピンコネクタひとつで合計 150W, 8ピンコネクタひとつで合計 225W までのボードを利用できることになるので、たいていの シングル GPU であれば 8ピンで間に合うだろう。間に合わない場合、それ以前にマシーン全体のパワーサプライが足りるのかどうかが心配。
タワー型であれば標準で 6 / 8ピンコネクタを備えているパワーサプライや補助電源用の専用コネクタが搭載されているマザーボードが大半だが、拡張性の低いメーカー製パソコンやシングルコネクタでは足りない TDP 150W 以上のボードなど、IDE/ATA 機器用の 4ピンペリフェラルや 15ピンの SATA 電源コネクタから変換ケーブルを通じて供給する場合もある。なお電源供給能力が不足すると動作が不安定になったり、定格外の電流を流すとケーブルの発火などの原因となる。

左:ペリフェラル 4ピン⇔6ピン 中央:SATA 15ピン⇔6ピン 右:GTX 760 の補助電源コネクタ(8ピン&6ピン)

通常の4ピンペリフェラル一系統で 75W の供給は電源設計の想定外(定格外)である可能性があるため、それぞれ別系統から引っ張ってくること。

ASRock Z97 Extreme4:PCI Express x16 スロットの隣に専用の 4ピンペリフェラルコネクタを備えている

8ピンコネクタを備えていない場合、6ピン x 2 からの変換アダプタは 75W + 75W なので問題ないが、単純な 6ピン⇔8ピン変換タイプは定格外となる可能性がある。現在単体で発売されている電源は CPU と PCIe で +12V の出力を分けないシングルレールが主流となっているものの、自作経験の乏しいひとにとって 8ピンでの供給は正直敷居が高いので、不安ならネットよりショップ店員に相談したほうがよいだろう。

なお ATX 電源の仕様については Form Factors の Power Supply で解説されている。詳細を知りたい人はこっちを見たほうがいい(もちろん英語。
参考:ATX12V Power Supply Design Guide Version 2.2※PDF
ダメだよ 80W とか 90W 流しちゃ(ピュア
ちなみに GTX 950 はリファレンスボードの TDP が 90W だけどメーカーモデルは電力消費を抑え補助電源不要としているものがほとんど。ただギリギリで回してる可能性があるので、個人的には GTX 750 ti と同じ感覚で使えるかどうかは疑問( TDP 64W の GTX 650 を Core 2 時代のマザー・ P45-NEO に移植した際、補助電源なしでは POST で躓いて BIOS が起動しなかった(移植前は補助電源なしで動いてたんだよw)。
参考:PC Watch
アイドル時はともかく、高負荷時はグンと跳ね上がる。
アスク税
PC ハードウェアの輸入代理店アスクがグラボ製品に課す大幅なマージン(特に初期出荷時)の俗称。上乗せされた価格にサポートの質が見合ってるとはいい難く不評を買っている。人気グラボメーカーの多くがアスクの扱いなので始末に負えないが、シー・エフ・デー販売≒バッファローの玄人志向やドスパラが直取引してる Palit などアスクを経ないメーカーも少数ながら存在するし、NVIDIA のリファレンスボードや EVGA のように国内正規流通の存在しないメーカーのボードも Amazon など海外の通販サイトから調達は可能で、わしはあんまり気にしてない。
参考:4Gamer.net|「アスク税」とは何か ~ゲーマーのためのグラフィックスカード流通事情講座
…気にしてないが、すでに専用ハード持ってるひとはともかく、そうじゃないひとはグラボに 5万だの 8万出すなら素直に PS4 Pro 買うのが普通の感覚と思うぞ。アスクもミドルクラスの3万円という壁をもうちっと意識したほうがいいと思う(わしみたく“ハードウェアエンコード”という明確な目的持ってるひとなんて少数派で、ゲーミング PC 自体、普通のひとにはけっこう敷居高いんだよ)。ただでさえおま国やらおま値で日本の PC ゲーム環境は閉鎖的なんだからさ、せっかく NVIDIA が初心者取り込みの戦略的な価格設定しても台無しじゃろ。

…据置ハードのお値段も定期的に買い替えるにはずいぶん高いものなってしまったから、ゲームのウェイトが低い人にとっては PC のハードを強化するほうが安上がり、と考える向きもある。いずれにせよ、3万円ってのがひとつの線引きだろう。

ゲーム系ハード絡みの参考文献が 4Gamers に偏っちゃうのはしゃーないよ、他のレビュー記事に比べてずっと辛口だから。