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液晶ディスプレイ - LG電子 32GK850F-B

メーカー希望小売価格6万3千円。HDR 対応の31.5インチ WQHD 液晶ディスプレイ。2018年7月発売。

LG電子- 32GK850F-B

モニタのトレンドはとっくに 4K に移っているが、モニタが 4K 120Hz に対応してようが 2020 年現在 4K でフレームレート 60fps を安定して稼げるグラボはハイエンド製品でもほとんど存在しないため、ゲーム、特に FPS に限ると依然として主流は FHD クラスとなっている(フレームレート以外にも没入感を味わえるサイズとして適切という理由もある)。そのためゲーミングモニタを謳う製品は 27インチから32インチの範囲で FHD~WQHD 、その中でパネル品質や応答速度、視野角などの使いやすさで差別化を図っている。

本製品は WQHD の 31.5インチ で、リフレッシュレートは 144Hz。いまどきのハイエンドゲーミングモニタは 360Hz に達しているのでいささか平凡に映るが、DisplayHDR 400 に対応しているのがポイント。そのため公称輝度は 400cd/m2 と比較的高く、カバーする色域についても sRGB 100%はもちろん、DCI-P3 95%とゲーミングモニタとしてはかなり優秀な部類に入る。なお SDR→HDR の疑似拡張はディープラーニングなどの AI 支援なしだとけっこう無理感のある絵になってしまうことがほとんどなので期待しないほうがよいだろう。採用パネルはノングレアの VA だがこの値段この内容で IPS まで望むのはさすがに酷である( TN は論外)。

色域は広いもののハードウェアキャリブレーションに対応しているわけではないので、業務レベルの色再現はフォローできない。なお工場出荷時にキャリブレーションを実施し、個体差が生じないようにしているとのこと(そういうところはもっと評価すべき)。

ユニーク機能は 1ms Motion Blur Reduction で、画面をリフレッシュする際にバックライトを点滅させて黒画面を挿入するというもの。メーカーによるとこれで残像感を減少させる効果があるようだ。ただし利用できるのはリフレッシュレート 120Hz / 144Hz のときだけ。仕組み上 1フレームぶんの遅延は絶対に避けられないので、60Hz で使うのはデメリットのほうが目立ってしまうのかもしれない。もちろん無効にしておくこともできる。

インターフェイスは DisplayPort 1.2 × 1 と HDMI 2.0 × 2 に加え USB 3.0 のダウン / アップストリームを備えている( typeC はない≒ Power Delivery は USB の標準供給能力の範囲)。DisplayPort については欲をいえば 1.4 であってほしかったが、WQHD 144Hz なら 1.2 で特に困らないという判断なのだろう( 165Hz 以上で駆動させるには 1.3 以上が必要になる)。

LG電子

LG はゲーミングモニタ界隈でそれほど人気はないが、世界に先駆けて OLEDIO パネルを採用したり(製造は JOLED )、画面調整用ソフトウェアとして OnScreen Control が提供されているので OSD の物理ボタンを使わなくても OS 上から操作できるし、なかなか侮れない。

OSD ボタンの操作性も他社に比べてすごい高いんだけどね!

蛇足だが、PS5 が WQHD のネイティブサポートを行わない( FHD / QHD のみ)ことを表明したのが WQHD 製品の寂しさに繋がってるような気がする。

2020-11-15

冒頭で触れたように 4K 60fps 安定稼働というのは 2020年現在の PC ゲームにおけるひとつの壁で、重量級タイトルともなると怪物スペックの RTX 3090 でもギリギリ。大半は画質かフレームレートのいずれかを犠牲にせざるを得なくなる。故に WQHD で 144Hz というのは主流グラボのパフォーマンス的にもなかなかバランスの取れた数字ではないだろうか。

それゆえ WQHD モニタは 27インチ前後が主戦場となってるが、27インチクラスで WQHD の解像度だとドットピッチが狭すぎて、24インチクラスの FHD に慣れた目だとフォントスケールを拡大しないとまともに文字が読めない。さらにゲーマー以外で 30インチオーバーを狙う層は一気に 4K へと向かってしまうため(その場合ドットピッチはさらに狭いのだが、映画鑑賞とかが主目的であればスケーリングは二の次だろう)、32インチクラスのゲーミングモニタは製品自体が少ない。あったとしてもウルトラワイドや湾曲モニタばかりだったりする。値段だけなら Pixio PX329 が 4万以下で買えるんだけど(しかも 165Hz 駆動で HDMI & DP それぞれ 2系統持ってる!)、HDR 未対応なのがちょっと引っ掛かる。わしのようにゲームもオフィスワークもレタッチもやりまっせ!という層に向いた製品はないものか…いやあるではないかこれが。

コロナ過でなければおそらく撮影関連の機材・環境強化を優先してカラーマネジメントモニタにしていたと思う。まさかこんな世の中になるとはねえ…。

そんなわけで、週末に届く四代目ギガマシーンを待ちきれずポチってしまった。お値段 54,518円、ミッションコンプ。

LG電子- 32GK850F-B

幅70cmはデカいよなあ… W160 デスクにしといてよかったよ。

2020-11-16

時間指定できなかったので職場に届くようにしたんだけど、きのうの今日届くとは思わんかった。およそチャリで持ち帰りできる大きさじゃなかったので、同僚に社用車で運んでもらったのだ。

開封の儀は週末にマシーンが届いてから一緒にやる予定(今夜やったら確実に明日の仕事に差し障る。現状のモニタは「すっと真夜でいいのに」のPVを延々と流すんだ。

2020-11-21

マシーンが届いたのでこっちも開封ナリ。

ギリギリならべて置けるかな。で、改めて比べてみると今まで使ってた MITSUBISHI RDT232WLM がめちゃめちゃくすんで見える。輝度 MAX にしたり色温度とかどれだけいぢっても白が白くならないのよね。逆に 32GK850F は鮮やかすぎるので輝度は半分、コントラストも若干落とぎみにしてる。シャープネスはやや強め。

なお OSD のトグルスイッチが超絶使いやすい。RDT232WLM はクソすぎるとしても、一たびこれに慣れちゃうと LG から離れられないのではないか(そう頻繁にいぢるものでもないのだが。

OnScreen Control を使うとさらにラクちん!。

配置はどうしようかなあ。当面これで使ってみるとして、PC 状況に応じて変えてくか。

2021-09-24

半年で2万も値下がりするとけっこう凹むわ~

で、レイアウトは結局こうなった。

色合わせがしんどい

普通にヨコ+ヨコだとデスクが狭苦しいし、Photoshop や Illustrator のパネル並べるには縦にしたほうが勝手がよかった。まあセカンドモニタを右にしたほうが具合よさそうだけど、モニターアームの支柱(真ん中へんに写ってるやつ)動かすのがめんどくさかったんだよね。

なお正面画像だと左の RDT232WLM が鮮やかに見えるが露出的にそう感じるだけで実際には 32GK850F のが発色もコントラストも圧倒的に良い(当たり前だ。それと RDT232WLM は上下方向の視野角…特に下側が絶望的で、ちょっと外れるとえらいことになる。

よくこんなの使ってたよなあ(しかもブラウザで文字列選択すると周辺の画面の明るさが変わったり、ひどいもんだ)。 32GK850F も多少白っぽくなるが十分実用範囲に収まってる。

まあやってるのはモザイクネコワイフだったりするんだけどな( BGM がやたらムーディなのでタイトル画面垂れ流しにしてることも多いんだが、グラボパワー無駄に食うんだよ…やもするとスカイリムよりファン回ってるかも。

脚注

OLEDIO
印刷式の有機 EL パネル。高級機種に採用されている蒸着型の有機 EL パネルと比べても優れた色純度やコントラストを実現し、さらに製造プロセスでも優位性があるとされる。ソニーとパナソニックのジョイントプロジェクトを引き継いだ JOLED が開発に成功、量産モデルとしては 2021年7月、LG 電子の 32EP950-B の採用がたぶん初めてのはず( 31インチ 4K で 45万円だが性能を考えると妥当)。
参考:世界初量産化、ソニー&パナの資産宿る印刷方式「OLEDIO」とは何か - AV Watch