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カメラバッグ - HUGGER PHOTOSTUDIO 2017

輸入代理店浅沼商会の直販価格13,190円。HUGGERのカメラバッグで最大の容量となる。

HUGGER PHOTOSTUDIO 2017

DOMKEやTENBA、近年ではthinkTANKphotoといったカメラマン自身の発案によるメーカーの製品は現場のフィードバックも豊富なのだろう、機能や使い勝手などさすがによく練られているものが多い。その反面、デザインは二の次でクールなものを滅多に見かけないのが玉に瑕。まあ長いことカメラ好きはオサレとは無縁な人が多かったのは事実だし、プロやハイアマチュアにとって大事なのはあくまでも機動性や機材保護。ちょっと気の利いた、タウンバックとしても通用しそうなのはせいぜいDOMKEやNational Geographc程度だった。

女性にも受け入れやすいデザインのカメラバッグが急に目立つようになってきたのはこの5~6年だろうか。日本で写真が女性に受け入れられる下地ができたのは90年代後半、突如現れたHiromixのおかげだが、そこまでガチではない、いわゆるカメラ女子などと呼ばれる層の増加はわりと最近。両者が符号するのは果たして偶然なのか、海の向こうでも同じことが起きているのか、単に日本の商社がこれまで見向きもしなかっただけなのか・・・。

HUGGER(ハガー)は英国リバプールに籍を置くデザイナー、HOJOの立ち上げたバッグブランド。カメラやノートパソコンといったそれまで男性のイメージが強いジャンルで、女性を意識した色使いや負担をかけない軽量仕様といった点を打ち出している。立ち位置の似た存在はおそらくGolla(フィンランド)だが、見た目から受ける印象はCrumpler(イタリア)のほうが近いかもしれない。

そのHUGGERで※最大の容量となるのがPHOTOSTUDIO。すでに生産完了となったBIGSHOT COFFEE 2016の上位にあたるモデルで、ラインナップの多くがミラーレスや一眼レフでもキットレンズを想定したスモール~ミドル級サイズだけに、大三元・・・特に70-200mm F2.8とフラッグシップ級ボディをスンナリ収納するとなるとミドル~ジュニアヘビー級のPHOTOSTUDIOが唯一の選択肢となる。正面から見た印象よりも厚いので内部は15インチノート対応のPC用ポケットを収納しても十分お釣りがあり、PC用ポケットを使わないならボディに装着した状態の70-200mm F2.8を縦入れできる。おそらくサンニッパの縦入れもギリギリ可能で、寝かせればニーヨンヨンも収まるほど広い。ただサイドポケットがないので小物の整理・収納にはセカンドポーチなどを併用したほうがよいだろう。なおHUGGERのカメラバッグのうちデジタル一眼レフシリーズ(原題はDSLR Cases for Men)には、専用レインカバーとクリーニングクロスが付属する。

※国内で取り扱ってる製品において。日本未発売も含めるとたぶんProfessional DSLR BackpacksのTriple Layer Browniesが最大と思う。

気になるところとしてはこのクラスならフロントのバックルに余裕を持たせて三脚固定ベルトにできたほうがいいし、そのフロント内側のポケットは薄く少々取り出しにくい。背面にもポケットはあるがローリングカート用のループがないのは残念。

細かい部分を見ていくと改良の余地はいくつかあるものの、カメラバッグのノウハウを持たないところから始めたことを考慮すればなかなかよくできている。何より1万3千円というリーズナブルな価格が素晴らしい。次のモデルでさらに完成度が高まることを。

浅沼商会HUGGER BAGS UK

英国本家の公式サイトに製品情報が存在しないので、ひょっとしたら日本オリジナルモデルかも。ちなみにHUGGERのバッグはジャンルによって自社ロゴのデザインが違う(そんなメーカー初めて見たよ、ブランドタグは共通っぽいけど・・・)。カメラバッグのロゴが歪んでいるのは広角レンズのディストーションにインスパイアされてのものかしら。正式な社名はHUGGER Gear Manufacturing Limited。設立は2010年と思われる(調べたけどどこにも書いてねーんだよ)。浅沼商会KING扱からの発売は2011年5月なのでずいぶん早い時期から交渉していたようだ。浅沼商会のほかiGUAZUもHUGGERの代理店となっているが、こちらでのカメラバッグの扱いは若干少なめ。

2015-01-26

早い時間に仕事が片付いたのでアキヨドをぶらついてる際に衝動買い、ミッションコンプ。

F-3xは傑作なのだがこれ以上機材が増えたときにもう対処できないし、あちこち穴開いたりショルダーベルトの滑り止めゴムが消えかけてたりとずいぶんヘタってきてる。せっかくD810手に入れたんだから大事に扱うためにもカメラバッグも見直すべきだよなー、そう思って当初はクランプラーの7ミリオンダラーを検討してたんだけど、クランプラーけっこう高いのよね(常連仲間で2名使い手がががが、君たちやっぱりプロミスだなー、などと)。他に候補となりそうなものがないか探してると、雰囲気クランプラーなバッグが目に入る。「HUGGER?ハガーって読むのか。見た感じイケてるけどでも“カメラ女子ミラーレスバッグ”ってシリーズ名はどうにかならんかね(ほんとにそう書いてあったんだよ)」「ああ一眼レフ用バッグシリーズもあるのね。お、こっちは全部レインカバーつくのか、いい心がけだ」などといつものごとく偉そうな脳内屁理屈をこねてるうちにPHOTOSTUDIOで目が止まる。デザイン重視系では珍しいジュニアヘビー級。いろいろいぢってみて「これなら今後機材増えてもしばらく大丈夫そうね。てか13000円だと!?」背面にカートハンドル取り付け用のループがないのはけっこう悩んだけど値段見た瞬間もう他の候補が頭から消えたわ。

ホクホクで帰る電車の中で「さっそく今週の川崎記念から・・・待てよ川崎記念だと!?今財布いくら残ってんだ?」ヤバイ超ヤバイ。あと3000円しかない。何をやってるのかねオレは。

そんなわけで、またしてもD810実戦投入はおあずけ。何をやってるのかねオレは。

2015-07-10

修理に出してたD810が戻ってきたので、息を吹き返したD300も合わせて手持ち機材を詰めるだけ詰めてみた。

  • D810 約1.1kg(ブラケット含む)
  • D300 約900g
  • 70-200mm F2.8 約1.6kg(三脚座含む)
  • 24-60mm F2.8 約500g
  • 70-300mm F4-5.6 約600g
  • 予備電池とか 約500g
  • バッグ本体 1.7kg

ひょえー、ほとんど7kgかいな。つか浅沼紹介のサイト見たらみんな生産終了になってるので取り扱い終了くさいw 次はやっぱカートタイプにするかな・・・。

2015-09-20

バッグ自体はそこそこ気に入ってるんだけど、クルマで移動とかならまだしも、現地まで徒歩+電車だとショルダータイプでこれ以上機材詰め込むのは体力的に無理だわ。しかも機材以外の荷物だってあるわけだし。

そんなわけで、大きく方針転換。メインカーゴをJILL-E DESIGNSのインナーケース+汎用キャリー、サブバッグをF-3xにすることにした。こいつはいずれ誰かにあげよう。体力ありそうなやつ。

脚注

DOMKEとTENBA
1970年代まで機材収納の主流は銀箱に喩えられるアルミケースで、機材保護に優れ踏み台にもなるいっぽう、重いわかさばるは著しく機動性を欠くことは、開門ダッシャーの面々ならよくご存知だろう。こうした従来のアルミケースに限界を感じた報道カメラマンのジム・ドンケは自宅のガレージにミシンを持ち込み、丈夫なコットンキャンパス地を縫い合わせてオリジナルのバッグを作り上げた。同じ不満を抱いていた山岳写真家のロバート・ワインレブはウレタンのクッションを軍用のコーデュラナイロン生地でくるんだバッグを考案した。
ほどなくして前者はDOMKE、後者はTENBAを立ち上げ現在の一般的な“カメラバッグ”を世に浸透させる原動力となったが、同時期に同じ不満を抱きながら目指した方向は異なり、ジム・ドンケは保護クッションをギリギリまで削り徹底的に機動性を突き詰め、ロバート・ワインレブは機材保護や耐久性を持たせつつ軽さや使い勝手の良さを備えたトータルバランスを追求した。これは両者のフィールドの違いからくるもので、大手新聞社所属のジムの場合、機材コストは経費で賄える。また報道の最前線という戦場では多少機材を乱暴に扱うことになってもライバルに遅れを取らないこと、シャッターチャンスを逃さないことが何より優先される。それに引き換えロバート・ワインレブのようなフリーにとって機材コストは当然自腹で、さらに故障イコール仕事を失うに等しく、機材保護に手抜きがあると死活問題を招きかねない(ちなみにTENBAはチベット語で「最高のもの」を意味するらしい)。どちらが上とか正しいではなく目的や用途によってものづくりの優先順位は異なる、というだけの話。
余談だが、ドンケは生地も保護材も薄いため見た目の印象よりもずっとたくさんの機材を収納できる。カメラバッグとしてはわりと小さめのF-3Xにしても、その気になればフラッグシップ級とサブ機のボディ2台に標準ズーム&70-200mm F2.8のレンズ2本、外付けストロボに予備バッテリーと報道のスタンダードキット一式が入るのだ。そんなドンケの感覚に慣れてしまうと他のメーカーのバッグが非常に大きく感じてしまうのは、ちょいとした誤算だった。フル出動はHUGGERとして、目的が明確で機材を絞れるときはF-3X、いや次はF-4AFにしよう。
デザイン重視なカメラバッグ
いちおうビリンガムとかアルチザン・アーチストとかないこともなかったけどドンケよりさらにクソ高いしクールとは微妙に違う、カメラ女子が手に取るようなものじゃなかった。マジで今世紀に入ってからだよこんなにバリエーション増えたのは。それまで気の利いたアマチュアはカメラバッグ使わずインナーケースに入れる人がけっこう多かった。今でもか。
ドンケが上手いのはビームスF-2/F-3Xのような、ナウでヤングな若者の心をくすぐるブランドコラボに積極的なこと。ドンケっちゅーか銀一のお手柄か(日本にドンケ広めた功績は認めるけどそれにしたってボリすぎ、Next Generationとか6万以上するんだぜ!)。ニコンもコラボ大好きだけど、もうちょっと自社ロゴ控えめにしたほうがいいと思うよ(ドンケxニコンのコラボF-2もいちばん目立つ位置にデカデカと「Nikon(キリッ」ってドヤ顔だからなあ・・・)
Hiromix
ぶっちゃけ“ガチで写真を撮る”という行為はキシンやアラーキー級のビッグネームくらいしか認知されていなかったのが、Hiromixに触発されて写真学校に入る女子が爆発的に増え、街中でカメラをぶら下げる女子が目に付くようになった。キシン級ですらできなかった、世間の抱く“写真=オタク趣味=カメラ小僧”というステレオタイプをぶっ壊したのはほんとにほんとにほんとにほんとに凄いことなのだ。その後しばらくして『ちんかめ』『smart girls』『アカルイハダカ』といった女性受けするふわふわした軽めのプチヌード・セミヌードグラビアが局地的に大ヒット(『smart girls』は全部買ったけど、Vol.5くらいまでは神雑誌だった)。このへんは宝島社と常盤響あたりのほか、megの功績もかなりデカいと思う。さらにデジタル時代の到来や携帯(写メ)の普及で初心者の参入障壁もぐっと下がり、今に至るのである。
ロングインタビュー:米原康正 - Time Out Tokyo (タイムアウト東京)
で、カメラ小僧(誰)がもてはやされるようになったかというと相変わらず幕張だの晴海だのでサンニッパでローアングル狙ってばっかりで(ry。趣味のせいでモテないというのはただの思い込みだった、というお話。と思いきや、コスプレがブームを超えすっかり市民権を得たおかげで何も困ることはなかった。世の中わからないよね。