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カメラバッグ - DOMKE ドンケF-2
正規代理店銀一の希望小売価格28,080円。かれこれ40年になるドンケの原点。
“The Original”と呼ばれ1976年の登場から今日までプレス(報道関係者)に愛されてきた定番のカメラバッグ。もっとも今でもそうかどうかは知らないが。類似品が多いことからもこのバッグの完成度の高さが伺えるが、報道向け≒機動性が最重要のため(壊れても経費で修理できる人たちなわけ)、機材保護が特に優れているわけではないことに注意。
機材保護の行き着く先は踏み台アルミケースに代表されるハードケースである。ロケハンなどで長距離移動が多いならタムラックなどのキャリーケースタイプ、ネイチャーフォトが主流ならナショナルジオグラフィックのNG5162あたりといったように、何を重視するかによって選択肢はかわってくる。万能とはすべてにおいて平凡の裏返しでしかない。レビューを鵜呑みにせず自分の主要機材と用途、撮影範囲などを考えて選ぶべき(オレは機動性重視、というわけ)。
そこにさえ注意すれば、定番だけあってとても使いやすい。使えば使うほど味がでるのも愛される理由だろう。
銀一の価格設定って金に不自由してない連中ばっかり相手にしてきて感覚マヒしてるんじゃないだろか、と前々から思っちゃいたけど、新機軸のNext Generationで単なるボッタクリだったのがよーくわかった。たとえばthe grandchild of the F-2
が謳い文句のCHRONICLE CANVAS(J-CHRON-VK)、日本でも人気集めそうだけど元締めTIFFENの直販価格が424.99ドルでB&Hが216.93ドル(日本円ににして2万5千円くらい?)で売ってるところを銀一経由したら67,500円になってるわけよ。ワックスウェア(写真真ん中)に至っては73,440円と冗談みたいなお値段。
確かにクロニクルかっこいいし店頭で触った感じも使いやすそうだったけどさあ・・・「これが新しくなったカローラです!」でレクサスなお値段つけてたらナンボ性能よくてもドン引きだろが。F-2に対する値付けが7万だったら誰も買わねえよ。ドンケの購買層はそんなこと気にしないと銀一は本気で思ってるのか?
ちなみに元祖F-2 Sandは直販価格149.99ドルのB&Hが106.23ドル(1万3千円くらい?)で銀一価格は2万8千円、量販店なら2万前後で買える。クロニクルはせいぜい4万円だろ、それが量販店でも6万円以上するんじゃハナっから選択肢にならないって。
2007-02-08
アキバのヨドバシで購入、ミッションクリア。フロントのベルトのフックが硬くて使いにくいのでカラビナをつけてみた。
2007-09-30
半年くらい使ってみたのだけど、フロントフックのバネが多少柔らかくなってきたかも。おかげでカラビナは不要になった。相変わらず使いやすいのだが折らないとレープロが入らないのが唯一の不満(そういうところだけはアルミケースがうらやましい)。現在の収納機材はD50+SIGMA 28-80mm F3.5-5.6+Nikkor 80-200mm F2.8。ボディ&レンズがあと1セット増えてもまず問題あるまい。その場合PSP&ヘッドフォンの行き場を探す必要があるが。
2007-10-17
1ヶ月ほど前、貸していたD50が手元に返ってきたらストラップが消えていた(ぉぃ)。とりあえずオマケの純正ストラップ(AN-DC1)を付けていたのだけどデカデカとNikonと入ってるのがどうも気に入らなくて、アキバに出向いたついでにヨドバシでGripper FA-741ネイビーを買ってきた(どうしても純正にこだわるなら、吉田カバンとのコラボシリーズあたりにしとけ)。カラビナの金具がボディに当たって傷がつくのを嫌がる人もいるようだけど、オレはそういうのあんまり気にしないタチだし、カラビナ部分を直接連結するとちょうどハンドストラップっぽくなって使い勝手がよい。主張しすぎないデザインもいい。
2007-12-27
限定色にチョコレートブラウンが登場。こっちのほうがいいじゃないか。
2008-11-28
現在の機材はD80と80-200mm F2.8、18-70mm F3.5-4.5、50mm F1.8なのだけど、バッテリーグリップを買ったら少々収まりが悪くなってきた。ボディ+標準ズーム+グリップの状態だと写真左側のスペースに入らないので、収納時はグリップ外すか、レンズを50mm F1.8に付け替えるなどしないといけない。次はF-1XBBかF-3バックパックの黒あたりに食指が伸びる(でもカメラ気室の高さ22cmだと70-200mmやサンヨンクラスはやや窮屈そう)。望遠重視ならJ1か復刻したF-612。ついでに底板も欲しいな。もちろんドンケ以外の選択もありなのだが・・・。
2009-08-19
バッテリーグリップや予備のエネループ、緊急用の簡易雨ガッパやタオルなんかも入れるとさすがにF-2では限界。さらにレンズも増え、新しいバッグがほしくなってきたのだけれども、何もひとつのバッグですべてを賄う必要もないわけで、どのみちレープロやお弁当なんかはデイバッグに入れてるのだから、雨天装備をそっちに放り込めばまだまだ十分イケる(ただまあ、レイングッズはカメラバッグに常時放り込んでおいてナンボなのだが)。
参考:俺様用レイングッズ
- 簡易雨ガッパ(俺様用
- レンズとボディにかぶせる長細いビニール袋2、3枚
- カメラバッグ用のごみ袋(45リットル)
- レンズを巻くタオル
- ビニール袋をレンズに止めるリングゴム
とりあえず最低限持ち歩いてるもの(朝から雨だとタオルの枚数が増える)。いちおうカメラ用のレインコートも所有しているのだけど使わない時えらいカサばるのがちょっと困るし、ダービーみたいな極端な豪雨でなければこれでたいてい対処できる(特にG1だとパドックやスタンド前で傘なんか差してられないので常連はみなそれぞれ工夫してるわけだが、俺キットはお金掛らなくてよい)。帰宅後は念のためドライヤーの冷風で湿気を落とす(気休め。防湿庫?そんなものがあるわけねーだろw
ほんとならメインの機材を防滴のD300とVR70-200mm F2.8とかで臨みたいところ。
他に入れてるもの(競馬撮影時)
- D80
- 70-200mm F2.8
- 50mm F1.4
- 18-70mm F3.5-4.5
- MB-D80
- 予備のエネループ15本くらい
- エネループ Mobile Booster
- 予備のマウントキャップ
- ブロアーとシリコンクロス
- 筆記用具
- SDのケース
- 灰皿
- 場所取り用の小さめのレジャーシート
- 布テープ(シート固定だけでなく何かと使える)
- リングフック3個くらい(柵に引っかけて使う、あるとすげぇ便利)
- iPod Shuffleとヘッドフォン
- ワイヤーロック(盗難防止というよりも場所取りの意味合いが強い)
- 蹄鉄とたてがみ
これだけ入るんだから大したもんだ&これだけ抱えて走り回るんだから疲れるわけだ。さらに望遠が増えたらどうなるのだろう…。そんなわけで、中身を出してみたついでに秋競馬に備えてお洗濯。
参考:遠征時のオプション
当然F-2だけでは入りきらないが。
- 寝袋
- 空気枕
- 防熱アルミシート(ないと寒い)
- 折りたたみ椅子(むしろ遠征では持ってかないことのが多いが)
- タンカレー(寝つきが悪いのだ)
- マイティアとボラギノール
- 予備のエネループさらに15本くらい
- iPod Shuffleもういっこ
- PSP
- 替えのパンツとソックス
2009-08-20
洗ったらけっこう縮んだぞwww
そいや、9月にNikon×Domkeのコラボバッグが出るらしい。ソースはニコンダイレクトのメルマガ99号。
…まんまF-2チョコやん。作りすぎちゃったもんだから、申し訳程度にNikonロゴくっつけた、企画商品という名の在庫処分だったりして。でも欲しい、はじめ男爵である。資金繰り的には11月下旬じゃないと無理そうだけど。
70-200mm F2.8の収まりが悪い(特にフード逆付けにしてると引っ掛かって抜けにくい)ので、思い切って田の字コンパートメントFA-240の仕切りを切り離してみた。このままだとバッグ内でグラついてしまうけれども、位置を少しずして仕切りを留め直したらなかなかいい感じ(とりあえず安全ピンで仮留め)、三脚座つけたままでも邪魔にならなくなったよ!
ただこれでもバッテリーグリップは外さないと収まらない。D80やD300などに標準ズームとグリップ付けた状態で70-200mmクラスも収納するなら、コンパートメントを標準のFA-240から211や220あたりに交換したほうがよいかも。レンズを外した状態で収納するのは、予期せぬ撮影タイミングに装着の手間が増えるので個人的にはあまり好きじゃない(まあ望遠で撮りたかったら外す手間が増えるから、考え方次第だね)。なおコンパートメントなしなら70-200mm装着状態でも余裕のよっちゃんだけど、確実にレンズどうしがぶつかりあうので素人にはおすすめできない。
2009-08-21
正式発表を見てゲンナリ。カラーリングはともかくこのロゴの置き方はない(申し訳程度でいいんだよっ!)。いまけにシリーズ第一弾とか書いてある。まだまだこんなこっ恥ずかしいの出すのかよ…。
そんなわけで、洗って縮んでヨレヨレになった俺のF-2タンの愛着が増しただけであった。ニコンダイレクトのコラボモデルならアイガーヴァントはよいと思う(容量35リットルのアイスメーアが欲しかったけどすでにディスコン)。
2009-09-04
ビームスとのコラボモデルのアナウンス。コンビカラーがけっこうかわいい。ロゴもNikonコラボよりは嫌みが少ない。でも理想はフロントポケットの位置と思う。まあこのカラーリングならF-3Xのほうがよいかな。
2009-10-17
待望の秋の府中開催、はじまる。そういえば競馬場でドンケってあまり見ないな。常連はみなアルミケースだし(踏み台にするからだな!)。たまーにF-6の人を見かけるけどF-2利用者に遭遇したのは1回しかないや。
銀一見てたらドンケ Pro V-1なんて出てたのな。
2010-02-27
1回東京最終日、要するにフェブラリーな日であるが、ものすごく久しぶりにF-2使いを見た。フタが跳ね上がってるので単なるチョコなのかニコンコラボなのかまではわからなかった。
こうして人が使ってるのを見てみると、やっぱドンケってかっこいいなw
2010-10-17
F-3X入手後すっかり主役を奪われてしまったが、先週の秋の東京開幕、わけあって手持ちレンズ総出動だったので久々にF-2の出番。機動力は圧倒的にF-3Xのが上なのだけれども、F-2の佇まいというのは他のカメラバッグにはない存在感が。ちなみに収納した機材はD300、MB-D10、70-200mm F2.8、80-200mm F2.8、50mm F1.8、18-70mm F3.5-4.5、テレコン。あと予備電池2セット(エネループ16本)。いちおう全部入ったお!
ところで「ドンケ F-2」でググると、あろうことか銀一様を差し置いてこのページが4番目にヒットしていた。世の中どうなってるんだ。
2011-12-07
わけあって機材全部ドナドナしちゃったので、JCのとき、殿下に貢物として献上。どうやら可愛がってもらえてるようだ。
2013-06-21
他者のレビュー読んで知ったんだけど、現行モデルにはフロントにペンポケットが付いてるみたい。