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カードリーダー - Cateck USB3-CR3

メーカー希望価格 19.98 UKドル。USB3.0 対応の CF / SD / microSD カードリーダー。2017年4月発売。

標準で SD カードスロットを備えているパソコンも珍しくないけど、複数のコンピュータで利用することを考えるとやっぱり単体のカードリーダーがあるにこしたことはない。また記録メディアの大容量化・高速化に伴う規格更新への対応も外付けタイプのほうが融通が利く。

本製品は外装にアルミを用いた USB3.0 のシンプルな 3 スロットタイプ。特長はその質感の高い外装。B社や I社など国産カードリーダーのデザインはどうにもチープなものばかりでいまいち食指が動かないけど、これはなかなか存在感があってよい。Mac にも似合うだろう(フォントだけはどうにかならんかったのかと思うが)。また画像ではわかりにくいがケーブルは太く根元の補強もしっかりしている。そのぶんフレキシブルさには欠けるが、ケーブル内部の断線はメジャーなトラブル要因であり、柔軟性と耐久性は限りなくトレードオフの関係にあるので、いざという時に使えないほうが困るのではないだろうか。ウィークポイントはスロットの同時利用ができない点だが、値段が値段だけに目を瞑れる範囲だろう。

同形状の製品を多数見かけることから、Cateck も中華にありがちなディストリビューターのひとつと思われる(サイトを見ても国籍がわかりにくいが、ドメインのレジストラがチャイナカンパニー)。

Cateck

わしは店頭デモ用の各種販促映像(数百メガ~数ギガ)を SDメディアに入れて店舗に送ることが多いので書き込みのスループットはけっこう大事なのだけれども、数十MB 程度のやりとりであれば USB 2.0 接続タイプでも十分だろう。がまあ、速くて困ることもないし、実売で数百円程度の差しかないのだからこれから調達するのであれば USB 3.0 を選ばない手はない。USB 3.1 Gen2 なんてメディアが追い付けない( 1TB/s だぞw)ので運用で差がつくことは当面ないだろう。

問題はホスト側( PC 本体)との接続コネクタの形状をどうすべきか。デスクトップであれば USB ( 3.0 ) タイプ A 一択だが、ノートやスマホだと microUSB タイプ B かタイプ C (つまり USB 3.1 Gen2 )かで悩むことになる( microUSB 3.0 タイプ B はこの際考えなくていい / miniUSB は黒歴史なので無視してよい)。

出典:USB Tutorial | USB 101 | What is USB? | L-com.com

既存資産はたいてい micro タイプ B だろうが、今後発売される機器はタイプ C が標準となる可能性はかなり高い。また Apple 信者にとっては Lightning も候補に挙がるわけでめんどくさいことこの上ないが、タイプ C は Thunderbolt 3 でも採用されたためますます先が読めない。ちなみに一般的な Lightning のケーブルは USB 2.0 相当。リバーシブル仕様はプラグのみで、ジャック側は片面のみとなっている。

三ツ口ケーブルや タイプ B / ライトニングのコンパチブル製品も増えている

ま、ケーブルやコネクタの仕様と USB 伝送規格は別なので、タイプ C コネクタを採用してるからって 10Gbps の伝送が約束されてるわけじゃないことに注意。

個人的にタイプ C 最大のメリットは 10Gbps のスループットよりもバスパワーで供給可能な電力のリミットが従来の USB 2.0 の規格である 5V / 500mA( USB 3.0 で 5A / 900mA、USB BC 1.2 で 5V / 1.5A まで拡張された)から一気に 20V / 5A (つまり 100W だ! )へと大幅に引き上げられた USB PD をサポートしたこと、さらに送給電の役割を入れ替えることロール・スワップも可能になったこと。いいことづくめのように見えるが、当然ケーブルに求められる性能・品質もそれだけ高くなる。規格の異なる HDMI や DisplayPort などのケーブルを兼ねるオルタネイトモードも含め、単純に何から何まで使いまわしの利く万能ケーブルと考えるのは危険。

なおケーブル脱着タイプは面倒が増えるだけなので個人的にはオススメしない。接続部の接触不良は断線と同じかそれ以上にトラブルの元なので、ケーブルが邪魔に感じるならせめてコネクタ一体型にすべき。

2018-03-01

職場で使ってたリーダーが不調なので買い替え。アマゾンで 1,899円、ミッションコンプ。チョイスした理由はまさに見た目とケーブルの太さ。

さっそく CDM でチェック、計測前にクイックフォーマット済み(設定はデフォルト)。まずは TOSHIBA の EXCERIA SD-JU032G( SDHC )。

公称値 Read 95MB/s Write 60MB/sに限りなく近い

続いて microSD の Transcend TS32GUSDHC10U1

公称値 Read 90MB/s の半分程度

アダプタ経由で SD スロットに挿しての計測もしてみたけど、結果は microSD スロットと誤差の範囲だった。同時に購入した別のリーダーだとリード 90MB/s 出てるのだが…。

コントローラとか何使ってるか知らんので信頼性は未知だけど、ひとまず SD では問題ないのでスマホよりデジカメの画像転送向けか。そのうち別の microSD で再試してみる。

脚注

USB3.0 と USB3.1 Gen1 と Gen2
多くの人がごっちゃにしてるように見受けるが、USB3.1 Gen1 は USB3.0 と事実上同じで USB3.0 に Type C コネクタのサポートが加わった程度の認識でよろしい。で、10Gbps の SuperSpeed+ をサポートしたものが USB3.1 Gen2 。つまり USB3.1 といっても Gen2 もしくは SuperSpeed+ と明記してないものは 10Gbps に対応してないとみてよいだろう。ぶっちゃけ、こんな紛らわしい命名をした連中はアホと思う。
USB BC
USB Battery Charge 。最新の仕様は USB BC 1.2 で、SDPDCPCDP と 3つのポートタイプを定義している。このうち SDP は従来の USB 2.0 規格で、DCP が 5V / 1.5A とデータ伝送をサポートした規格。通信と高速充電の両面対応を謳ったケーブルが DCP にあたる。CDP はデータ伝送通信をサポートしない充電専用ポートで、構成がシンプル・安価で済むため ACアダプターやカーアダプター製品向けとなっている。
なお市場には 2A 以上の電流を流せる急速充電に対応した製品も流通しているが、これは USB BC ではなく Quick Charge に基づくもので、必ずしも USB の動作が保証されているわけではないことに注意する必要がある。
USB 給電機器は社会に溢れるいっぽうだが、そんな状況まで想定していなかった従来の USB の枠組みでは 5V 以上の電圧をかけるのは難しく、消費電力の高い機器を無理やり動かそうとしても電流が大きくなりすぎたりで様々な問題が生じてしまうため、USB タイプ C コネクタの登場ともに新たな規格 USB PD が策定されたわけだ。
USB PD
USB Power Delivery 。下位互換性を保っているため従来の PD 非対応機器を接続した際には USB 2.0 / 3.0 / BC 1.2 の規格内で動作する。執筆段階のリビジョンは 1.1 で、利用できる電圧は 5V / 3A、9V / 3A、15V / 3A、20V / 5A の 4種類となっている。
ただし AC アダプタが対応必須とされるのは 50W 以下なので 20V に関しても 2.5A をサポートすればよく、実際に 100W の供給が可能かどうかは製品の実装次第となる。

読んでりゃ気づくと思うが消費電力 [ W ] は電圧 [ V ] x 電流 [ A ] ( x 力率)だからな(中学レベル。

力率と効率
力率は有効電力÷皮相電力で、損失も含めた作業量。皮相電力は供給される全体の電力で、実際に消費された電力が有効電力。効率は作業量から損失を差し引いた実際の仕事量(能率)。
大人の粗品で考えた場合、100 の材料から 80個製造したら力率は 0.8(=80%)、つまり力率は稼働率と言い直すことができる。80個のうち 20個が製造不良や初期不良等で商品にできなかったら効率は 75%となる。
電流と感電
家庭用の単相交流 100V の電源に直接触れた場合、皮膚が乾燥している時の人体の抵抗値は約 4,000Ω、湿っている(濡れている)時は約 2,000Ω程度なので、前者は約 25mA、後者は約 50mA の電流が走ることになる(電流は電圧÷抵抗値)。人体はおおむね 10mA 以上の電流が流れると筋肉が硬直し、50mA を超える電流が 1秒以上流れると心室細動を起こし死に至る危険が高くなるため、漏電ブレーカーはだいたい 15mA に設定されている(なおかつ漏電感知から 0.1秒以内に作動)。
電圧が高くても流れる電流が少なければ(抵抗が大きければ)ショックには至らない。護身用のスタンガンなどがこれにあたり、数十万ボルトの電圧が掛かるが流れる電流は数 mA でしかない(激痛は走るが心室細動を起こすようなものではない)。逆に電圧が低くても流れる電流が多かったり流れる部位、あるいは健康状態次第では低電圧でも生命維持の危険は生じる(日本では過去に 35Vで死亡した例がある)。