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タブレット - Alldocube iPlay 40

実売 2万円程度。コスパ抜群の格安中華タブレット。2020年 12月発売。

Alldocube iPlay 40

なんとも毒々しいデフォルト背景(これで損してねえか?)

有名ブランドの Android タブレットは相変わらずハンパなスペックが目立ちたまにまともそうなものがあるかと思えば Android 9 以前だったり素晴らしいお値段でまず土俵に上がれないものが多く、たいていのひとは大枚叩いて国産の泥タブ使うくらいなら素直に iPad 買うわけで、恵安を先駆けにいつしかドブに捨てることになってもあまり傷口を広げずに済む 3万円以下の中華タブレットというアレゲなセグメントが形成されるに至った。

他国ではニッチすぎて足踏みするような製品でもガンガンリリースされるのはブランドイメージで劣っても価格競争力でのゴリ押しが効く中国ならではだが、これは 2014年より中国が国策としてファブレス企業に投資しつづけた結果ともいえる( SoC の融通が利くのはメチャクチャ大きい)。その中でも UNISOC ~ユニエスオーシーと読むらしい~は 2018年6月に紫光集団( Tsinghua Unigroup )傘下の Spreadtrum と RDA Microelectronics が合併して誕生したかなり新しい企業で、中華を代表するシリコンカンパニーのファーウェイが米国の制裁でジリ貧(といっても中国内でのブランドパワーはくそ強いのだが)な今、HiSilicon の牙城を脅かす存在として脚光を浴びている。ただ日本円にして 3兆円近い有利子負債を抱えるように経営状況は決してよくはないようだ(だからこそ国策で追加投資してるのだろう)。ちなみに CEO を務めるのはかのエルピーダ元社長、坂本幸雄氏。

中華通販の AliExpress や Banggood を眺めると Amazon ですら見かけないようなわけのわからないメーカーのタブレットが雨後の筍のように並んでいるが、去年あたりから注目を集めているのが Alldocube の iPlay シリーズ。ガジェット廃人の間では密かな人気を集めていたようだが、2020年 8月に発売された iPlay 20 は 1万円そこそこの値段で 10インチ / 6GB / 64GB / FHD / LTE / Android 10 と泥タブに求める最低ラインをきっちり満たし、さらにはブロガーへのレビュー向けサンプル提供も積極的に行った結果知名度が飛躍的に高まった。ただ肝心の SoC が Snapdragon 625 や Helio P22 にも劣る Unisoc SC9863A で充実した周辺スペックの足を引っ張っていた。そのあと一歩が足りなかった iPlay 20 からわずか半年後に登場したのが本機である。

SoC が Snapdoragon 710 ≒ Kirin 970 レベルの UNISOC Tiger T618 となり、周辺スペックも 8GB / 128GB / WUXGA+ ( 2000×1200 ) と一回りアップ、さすがに希望価格は 280ドルとなってしまったが、それでも著名メーカーの製品と比べると頭おかしいレベルのコスパである。また泥タブ界隈はカタログスペックてんこ盛りでも端子が microUSB だったり 実機届いたらベゼルがやたら広かったりクソ重かったりバッテリー持ちがしょぼかったりでガッカリなんてオチが待ってることも多いのだがそのへんもぬかりなく、底の知れない中華パワーに改めて愕然とする(文字通り価格面の底な)。

なお独自 UI は搭載せずほぼ Android 素の状態。変なクセがあるよりはよっぽどマシだろう。

Alldocube

難点をあげるなら LTE を謳いつつ対応バンドが B1/2/3/5/7/8/20/28AB と、UNISOC Tiger T618 採用タブレットとして先だって発売された Teclast M40 ( LTE:B1/3/5/7/8/20/34/38/39/40/41 )にもまして日本で使うには微妙なところだが、タブレットに LTE を求める層はハナから iPad を選ぶひとが多いのではないかと思うので致命的な欠点にはならないだろう(使うなら SoftBank 系の MVNO だが、BAND18 を拾わないのをあえて逆手にとって楽天回線専用端末にする手もあるか)。あとは執筆時点で日本の技適を受けていないのも引っかかるが、MRA による相互認証は通っているっぽい。

参考:ウインタブ - ALLDOCUBE iPlay 40の実機レビュー

実用面で問題になりそうなのは急速充電に非対応なことか。バッテリー容量が大きく稼働時間に余裕がある反面、フル充電にも時間が掛かりそう。自慢のクアッドスピーカーが画面回転に対応してないのも気になりそう。

なお Widevine L3 のため Netflix や Amazon Prime などの高画質映像は視聴できないが、中華タブレット自体が一部の製品を除いてほぼ L3 なので本機ゆえの問題というわけではない(動画視聴メインならおとなしくに Fire HD 買えと)。 3軸ジャイロセンサー未搭載についても同じで、防水、ワイヤレス充電、有機EL、指紋認証と細かいこと言い出すとキリないけど、そのへんはまあ中華タブレットのお約束ということで。

MediaTek Dimensity 720 搭載の 5G 対応モデルが出るとか出ないとか。

2021-06-23

昨年 11月の散財メインマシーン刷新で PC まわりはすこぶる快適になったのだが、寝転がって気軽にネットするような状況はちょうど 1年前に購入した lenovo の M8 P22T があまりにも期待外れでスマホに戻ってしまった。存在自体忘れていたところ、職場の新人向けにタブレットを調達するしないの話になり※、改めて Android タブの現状を見て回ったところなんだかずいぶんと賑やかなことになってるではないか。んまあこの手のレビュー記事はサンプル提供受けてのものも多いからそのまま鵜呑みにはできないとしても、Teclast M40 と iPlay 40 の字面のスペックは悪くない。いや悪くないどころか利益出るのか心配するレベルだぞ? iPlay 40 に至っては気持ち悪いくらい不満の声がない。中華タブスレ住人は問題がなさすぎてガッカリする始末。UNISOC T618 は ベンチスコア を見る限り Kirin 710 よりひとまわり上≒以前使ってた nova lite 3 くらいの操作感なら十分満足できる。

※本来 iPad 一択なのだけれども、世界的な半導体不足の影響か営業部長用として 3月にビッグカメラでポチった iPad が 2か月以上音沙汰なく、結局キャンセルする羽目になったのだ。

そんなわけで、Banggood で希望価格 31,411円のところ 26,139円→タイムセールで 21,876円→サマーセールのデポジットで 19,951円まで下がったのを見計らってポチった。厳密には US $ 187.19 ( PayPal 決済 )なので多少変わるかも。果たして去年のリベンジなるや否や。

海外通販の支払いはマジ PayPal がいいよ。B&H や eBay はもちろん、中華圏だと何かあったときの対応や返金も楽だから。

2021-07-10

6/29 に「船が出たぞぉー」のお知らせが。ここから2週間かな。

脚注

Widevine
デジタル著作権管理ソフトウェアベンダーであった Widevine Technologies が開発した動画配信向けの DRM 規格で、2010年に Google の手に渡り Android 系スマートフォン / タブレット端末のデファクトスタンダードな DRM エコシステムとして広く採用されているほか、Apple、Samsung、Google、Intel、LG、Roku、Mozilla などほぼすべてのハードウェアプラットフォームとデバイスメーカーがサポートしている。 セキュリティレベルは L1 / L2 / L3 に分けられ、数字が大きいほど制限が強く、L3 は解像度の上限が 480p の SD 品質までとなっている。
L3 は 2019年にクラックされたが、出回っている端末すべてに修正を再実装するのは膨大な労力が掛かり現実的ではないこと、L3 の解像度上限が低くクラックする側としても労力に対し成果の割が合わないであろうことから現在も放置されている。
なお Amazon Prime のように配信側でホワイトリスト制を採用している場合、端末自体が L1 であっても HD 視聴できないケースもある。