Undefined Database Configuration B 地区 ex|お勉強:マルチメディア - 動画再生の便利ツール:GOM Player メモ


exB - extreme B-AREA -

多くの常連が無駄死にで無かったことの証の為に・・・ 再び一陣の先頭を守る為に! 正門よ!私は帰ってきた!!

お勉強:マルチメディア - GOM Player メモ

世に出回ってる動画ファイルはずいぶんいい加減なものが多い。

初稿:2008年くらい 最終更新:2017-05-04

GOM Player のブックマーク機能
~かつてないサポートで新次元のオナニーを体験しよう!~

GOM Player Experience、とかコピーに使えそうだな。

大枠は動画再生ツールで触れているので、ここでは GOM Player 最大の魅力ブックマーク機能についていろいろ書かせてもらおう。ローカルファイルの任意の位置にマーキングできるこの機能、エロ動画の抜きどころ管理で非常に役立つのだ。オレは自他共に認める筋金入りのオナニストゆえ、一度味を占めたらもう手放せなくなってしまった。同様のカスタムブックマークが使える他のプレイヤーもいくつか試してみたもののどれも GOM に比べると使い勝手が劣るし、名前までつけられるものは見たことが無い(注:初稿時点、今はけっこうある)。GOM だとこんな感じ。

GOM Player のブックマーク機能

※ 画像は Ver.1 の頃のものです。現在の時間はミリ秒単位となります。

これはわかりやすいように画面の右クリックメニューから辿ってるけど、キーボードから一発( B )でブックマークの部分だけ呼び出し可能なので実際の使い勝手はすこぶるよい。新規登録も (N) で済む。ただし再生中に既存のブックマークを修正することはできず、エディタで直接編集することになる。

ブックマーク機能とあわせて、シーク系のショートカットを積極的に活用しましょう!移動量を自分好みに変えておくのも大事です!

抜きどころまで誰よりも速くたどり着くためにマストな機能

この 4つと、フレーム単位の移動( Ctrl + , or . )は素早いサーチ及びピンポイントアクセスのために必須のキーコンフィグなので必ず覚えるように。

1 つのファイルに対し記録できるブックマークポイント数は特に上限はないが、画面上で一度に表示できるのはフル HD モニタでせいぜい 40 ちょい。それを超えたぶんについてはスクロールとなる。(B) で呼び出した直後に (↑) キーを押せば後半が表示されるので慣れると 90 くらいまではスムースに移動できると思う。100 を超えるブックマークポイントは控えたほうが無難だけど、40 前後を目安に後述するキーボードショートカットを埋め込んでいけば多少は探しやすくなるかもしれない。

ブックマークが記録されるファイル、“bookmark.ini”の保存先は、XP が\Documents and Settings\username\Application Data\GRETECH\GomPlayer\Windows 7 以降は\Users\username\AppData\Roaming\GRETECH\GomPlayer\となる。再生中に残したブックマークがファイルに反映されるのはアプリケーション終了時で、当方の環境では 1000 行以上になると反映にかなり時間が掛かるようになる。そのせいか短時間の起動と終了を繰り返すと反映が追い付かず、過去の記録がよく消える。これを避けるには 1 )エディタなどでファイルを開いておき、反映が完了されるのを確認するまで起動しない、2 )プレイヤーの複数起動を許可しない、といった工夫が必要になる。2009-07-27 の記事も参考のこと。いちおう開発元にメールしてみたが返事は一向にこない。

追記:ブックマークファイルへの反映はアプリケーション終了時ではなく再生終了時だった。プレイリストで次のファイルを再生しても反映される。

・・・以前はブックマーク名に ASCII しか使えなかったものの気が付くと日本語も利用できるようになっていた。2010年1月現在のバージョンではさらにテコ入れされたようで、アプリケーション終了時の反映に以前ほどもたつかなくなった(それでも俺みたく数百タイトルのお気に入り AV の抜きどころをブックマークしようものなら、分割&バックアップは必須なのだが)。またファイルのエンコードが UTF-16 ( BOM 付き LE )に変更され、さらに動画ファイルごとに改行がひとつ追加されるようになりエディタ編集時の視認性が向上した。ただし、再生時に既存のブックマークを修正できない点は変わっていない。これが可能になったらいうことないのだが・・・つか、GOM のブックマークにこれほど固執してる奴なんて俺くらいなものなのか?「gom player bookmark.ini」でググってもこのページと屁理屈しかヒットしなかったし。

2010-08-26 ブックマークポイントに任意のキーボードショートカットを割り当てる

偶然発見したブックマークポイントの説明欄で“ & ”を入力すると直後の 1 文字がショートカットキーになる。ヘルプにも載ってない隠し機能のようで、これに気づいたおかげでさらに利便性が増した!

エディタで直接記述でも可

こんなふうに記述しておくとブックマーク上で下線が表示されるようになる。この状態で 1 なりを打てばそこにジャンプ、抜きどころまで迷わず一直線。実にわかりやすい。

キーとして機能するのは半角英数だけだが、予約済みの“ N ”(ブックマークを追加)と“ B ”(ブックマークの管理)も含め、同一ファイル内でキー割り当ての重複がいくらでも可能なので困ることはあるまい。重複したショートカットはキーを押すごとにブックマークポイントがローテートする。

そんなわけで、すでに手持ちのタイトルはすべてメーカー/レーベル別にブックマークファイルを作成済みだが、抜きどころにピンポイントジャンプのショートカットをせっせと仕込んでいる、相変わらず無駄なところに情熱をかけるのが大好きな、ギガ男爵である。

2014-04-08 ブックマーク管理画面の追加とファイルフォーマット変更

現在のブックマークファイルは XML 形式となっている。本来 XML のような整形式においては“&”は直接記述できず“&”としなければならないが、そうするとまんま“&”で表示されてしまう。まあ公開文書ではなく限定された使い方なのでとりあえずは目を瞑れる範囲なのだが「別に問題はないからいいだろ」的なノリだとしたらちょと怖い気もする。

1万行くらいまでは短時間の起動と終了を行ってももたつくことはないが、2万行くらいからけっこう待たされるようになる。手持ちの全動画ファイルのブックマーク数は軽く10万行超えてるので、結局レーベル別に分割かけてマスターとして個別に保存し、お気に入りだけ抽出したファイルを作る、なんて面倒なことをやっている。これも至高のオナニーのためだ。

直近のアップデートで新規ブックマーク登録時の文字列が“Bookmark 1”から“ブックマーク 1”へと変更された。過去のブックマークはシーンごとに Bookmark 1~と登録してるのでなんとも気持ちの悪い状態。あと俺だけなのかもしれないけれども、ブックマーク登録時に日本語入力をオンにすると毎回半角英数状態になってる。そのたび無変換キー押してひらがな入力にしなきゃいけないのがめんどくさい(何時の間にか修正されてた)。

・・・処理ロジックがまた向上したのか3万行くらいでもレスポンスはまずまず。ただ 1 ファイルでそんな量になるとオレのほうが追いつかないし、動画ファイル数が 8000 を超えると別ファイルでブックマークを管理すること自体に限界を感じつつあるので、根本的な解決策として動画をすべて MKV コンテナに移行し、MKV の持つチャプター機能に置き換えることを検討している。もちろん大半は再エンコードの必要があるわけで、それはそれであまり現実的ではないのはわかってるんだけど、せめてこれから扱う動画に関してはブックマークベースからの脱却をしないといつか破綻する。ただ肝心の GOM Player が MKV のチャプターに対応してない。サポートへの要望は5年くらい前にあがってるんだが。

新たにブックマークの管理画面が加わっている。でも使い勝手はイマイチ。個別削除に対応したけどオレみたいに大量のファイルを仕込んでいると編集ポイントを探すだけで一苦労なのだ。詳しくは2013年8月9日のメモを参照のこと。

2014年1月、アップデートの際に正規サイト以外のサーバに接続しウイルスを仕込むトラブルが発生した。公式以外の旧バージョン配布サイトでアップデートプログラムに偽装し紛れ込んだのかと思ったら、Gretech 社の鯖がハッキングされたようで、しっかりしろと。

・・・プログラムのバージョンアップとマシンの高性能化のおかげか、ブックマークが10万行を超えてもとりあえず問題はないようだ。これなら全動画ファイルを単一のブックマークファイルで管理しても破綻は起きないが、視認性や利便性の都合から手動でメーカー/レーベル単位に並べ替えているほか、一定期間ごとにバックアップも取るようにしている。それとブックマークを活用する際は整合性が狂う可能性を減らすためにプレイヤーの多重起動は許可しないこと。

2014-04-14 サムネイル表示機能の追加

2014年3月のバージョンアップ( Ver2.2.57.5189 )でブックマーク機能に大幅なテコ入れが。機能面で目立つのはサムネイル表示の追加まわりかね。

それよりもブックマークファイルが XML 形式に変更された影響に追われている。いや XML がダメってわけじゃないしいずれはそうなるだろうと思ってはいたんだけど、直接編集派としては頭の切り替えがなかなかね。既存のブックマークファイルはバージョンアップ時に勝手に bookmark.xml にコンバートされるけど、インストール後も bookmark.xml が存在しない場合はまず bookmark.iniを探しにいって bookmark.xmlに保存しなおすので、過去の大量の.ini 形式のブックマークが無駄になることはなさそう。

ちなみにバージョンアップ前の bookmark.ini は 4325 ファイルぶん( 97349 行、退避しているのも合わせたら確実に20万行超える)でファイルサイズが 3766KB、それが bookmark.xml になって行数は 97355 行とほとんど変わらないものの、ファイルサイズは 8887KB と倍以上になった。ちなみに新しく追加されたサムネイル表示機能はオフ。サムネイル表示をオンにするとブックマークファイルにインラインで埋め込まれるようになっていて1 画像あたり 4~5KB 程度消費する。もし10万行すべてサムネイル付きにすると bookmark.xml だけで 500MB 近い大きさになってしまうので使いどころをよく考えないと( XML 化された影響か10万行でも起動に十秒近くかかるようになったので、以前のようにジャンルで分割管理している)。

ブックマークサムネイルはインラインコードとして記述される

BASE64 エンコードかな?と思ったけどdata:image/jpeg;base64,{{上記文字列}}でブラウザに渡しても正しくデコードできなかった。

その他ブックマーク関連の変更点としては、これまで秒単位だったタイムライン指定がミリ秒単位となり大幅に精度が向上。ただしタイムコードの指定が hh:mm:ss 形式(時分秒)から ms (ミリ秒)単位のみとなったので編集時の視認性は悪い(再生中の表示は hh:mm:ss )。

再生時間を把握しにくいのは否めないが、メリットとして長編などで複数に分割されたファイルを結合する際、タイムコードの合算が容易になる(これ、hh:mm:ss 形式だと合算めちゃくちゃ面倒で登録し直したほうが早かった)。

<Target path="C:\Home\おかず\SSPD-033a.mkv">
	<Element pos="0.000" comment="Bookmark OP"/>
	<Element pos="341.000" comment="Bookmark 1"/>
	<Element pos="931.000" comment="Bookmark 2"/>
	<Element pos="2174.000" comment="Bookmark 2-2"/>
	<Element pos="2775.000" comment="Bookmark 3"/>
	<Element pos="3614.000" comment="Bookmark 3-2"/>
	<Element pos="4141.000" comment="Bookmark 3-3"/>
</Target>
<Target path="C:\Home\おかず\SSPD-033b.mkv">
	<Element pos="10.000" comment="Bookmark OP"/>
	<Element pos="389.000" comment="Bookmark 4"/>
	<Element pos="955.000" comment="Bookmark 4-2"/>
	<Element pos="1634.000" comment="Bookmark 5"/>
	<Element pos="2925.000" comment="Bookmark 6"/>
	<Element pos="3929.000" comment="Bookmark 6-2"/>
	<Element pos="4334.000" comment="Bookmark 7"/>
	<Element pos="4764.000" comment="Bookmark 8"/>
</Target>

上記の『女怪盗 女豹 5 ~女豹と女豹ハンター~』を例にすると、後編( SSPD-033b )の各 pos の値に前編( SSPD-033a )の時間を足してやるだけで済む。その際にエクスプローラやメディアプレイヤーに表示された再生時間で済ますのではなく、ちゃんとコーデックチェッカーを使ってミリ秒単位の正確な時間(Duration)を調べたほうがいい。

具体的な合算手順は

  1. 該当部分をコピペして、タイムカウント値の( pos の値)前と後に [TAB] を挿入する
  2. またコピペで EXCEL に貼り付け
  3. タイムカウント値の隣に列を挿入し、書式設定で小数点以下 3 桁まで表示する
    (秒以下が.000 だけなら書式設定は不要)
  4. 挿入したセルに差分の Duration を加えた数式( ex. =D2+4500 )を入力する
  5. オリジナルのタイムカウント値の列を非表示にする
  6. 前後の列ごとコピペしてエディタで適宜整形する
    ( EXCEL に貼るとダブルクオート [ " ] が消えちゃうので正規表現なりでうまく置換する)

という感じ。

もっとエレガントな方法はありそうなもんだけどそんな頻繁に発生するわけじゃないので。

あと細かいところだと従来はプレイリストにショートカット(.lnk )は利用できなかったが、リンク先を追えるようになった。これはけっこうありがたい。ただ今回もブックマークメニューの“前のブックマークに移動”“次のブックマークに移動”にショートカットキーの割り当てはされなかった(キーコンフィグできる項目にもなし)。ブックマークに関する改善要望の中でも個人的にこれがいちばんなので、次回バージョンアップの際には是非。

なお XML 形式にはもう慣れた。EmEditor のスペニット併用して快適編集ライフ満喫中。

あらかじめ 1000 秒以下の値に 0 を補完して桁数を揃える必要はあるが、箱型選択でタイムカウントの部分だけコピペするとさらにはかどる。

2014-10-18 バグ関連

サポートさんからおたよりが。Ver2.2.62.5209 におけるレンダリングの不具合が Ver.2.2.64.5211 にて修正済みとのこと。

参考:2014年10月18日の屁理屈メモ

ついでにお願いしていたプリセット機能がレジストリバックアップという形で実装されていた。こりゃありがたい。同じコーデックとコンテナの組み合わせでもエンコーダの違いなどで最適なフィルタの組み合わせって変わってくるんだけど、イレギュラーな動画は最適設定を見出しても時間置くとけっこう忘れちゃうから、その動画のファイル名でレジストリにバックアップしちまえばよいのだ。

だがしかし。

Ver.2.2.57.5209 までは起動の際に bookmark.xml がない場合、bookmark.ini が存在すれば内容が bookmark.xml に引き継がれたのだけれども、今回のアップデートでオミットされ単に bookmark.xml の新規作成となった。まあ既存の bookmark.ini のバックアップが数百ファイルある奴も世の中にオレくらいしかいないだろうが、ちょっと残念。

それと起動時間がやたら掛かるようになった。体感的に 3 倍くらい。仕方ないのでいったん旧バージョン( 5209 )に戻してる。なお Ver.2.2.64.5189 は 64bit 版 Windows 7 (の KB2977629 )と相性が悪いのか正常終了しないことが多いので注意(抜きどころを一生懸命ブックマークしても bookmark.xml に反映されないの)。

2015-04-30 ブックマークとシークバー

現在の最新は Ver.2.2.69.5227、半年でまたいろいろ機能追加された。シークバー上にサムネイルを表示できるようになったのは素晴らしいけど、bookmark.xml の読み込みと反映にもたつくのは相変わらず。あ、既存の bookmark.xml がない場合の振る舞いは元に戻った( bookmark.ini があればその内容を引き継ぐ)。

ていうかね。

  • 前後のブックマークに移動するキーボードショートカット
  • コンテナ埋め込みチャプターのサポート
  • マルチトラック映像のサポート

ずいぶん前からお願いしてるんだけどなあ。

ちなみにマルチトラック映像の MKV はデフォルトのソースフィルタで再生できるけど認識されるのは先頭トラックのみ。あとコンテナ埋め込みチャプターの MKV を再生した場合、字幕としてチャプター名が表示されるのでトラックとしての認識はできてるようだけど機能までは割り当てられてないようだ。

そんなわけで、

  • 前のブックマークに移動(ブックマーク画面で→)
  • 次のブックマークに移動(ブックマーク画面で←)
  • 先頭のブックマークに移動(ブックマーク画面で Ctrl +→)
  • 最後のブックマークに移動(ブックマーク画面で Ctrl +←)

な感じでショートカットキー頼むよ、ほんとに。

2015-08-04 Windows 10 正式対応

先月末のVer2.2.73.5235 アップデートで Windows 10 に正式対応。ほか主だった改善点は字幕とアクセシビリティの強化で個人的には利用頻度の低い機能だが、あれこれ操作しているうちにコンテナ埋め込みチャプターの MP4 ファイルの再生で字幕表示を有効にすると画面上にチャプター名が表示されることが判明した。

たまたま機能強化があったから字幕関連触って気づいたけど、以前のバージョンでも確認したので Ver2.2.73.5235 アップデート固有の症状ではなさそう。また他のソースフィルタやスプリッタを用いたり同条件のエンコードでも格納コンテナを MKV にしたときには発生しなかったので、おそらく Gretech MP4 Source Filter の問題と思われる。ちなみにプレイヤー内蔵のスクリーンショット機能で静止画保存しても表示は反映されない( OS の PrintScreen では拾える)。

2016-03-17 GRETECH Coporation 日本撤退

現在の最新版は3月9日の Ver.2.2.80.5243 だが日本法人の公式サイト(gomplayer.jp)見ても更新履歴に反映されてないので何が変わったのかイマイチわからん。

ちなみにバージョン番号でググると1月25日の Ver.2.2.76.5239 のお知らせがヒットするけど、これはプレイヤーのアップデートチェックで表示されるものと同じ(もとから HTML ファイルだったわけね)。インストーラは日本語版の“GOMPLAYERJPSETUP.EXE”から“GomMediaPlayer_Setup_Manager.exe”に統一されたみたい。

なお GOM Player はインストーラがあの手この手でゴミを忍ばせてくることでも有名だけど、まあ今回もやってくれたよ。

今回のゴミはおなじみの Hao123 。混入を防ぐには追加ソフトのオプションメニューで Advanced→チェック外せばおk。なんだけど、うっかりスルーして次のメニューに移ると戻ろうが進もうがスキップされちゃう。もう一度表示するにはいったんインストーラを終了すればよいのだが、深く考えずに [次へ] をクリックしまくり「あれ?」と思ったときにはもう遅い。という姑息な手口にもはや笑うしかない、ギガ男爵である。

開発元の本国( GRETECH Coporation )と日本法人( GRETECH JAPAN )の間に確執というかいろいろ温度差があるようで、2015年11月16日唐突にアナウンスされた「GOM ソフトウェア事業終了のお知らせ」(※後日撤回)あたりからすったもんだしている。日本語版の GOM Player は日本法人が継続するとのことだけど、サポート掲示板の閉鎖とかサイト更新の停滞とか、いまいち頼りないんだよねえ。公式ツイ垢も放置プレイだし。人事にも動きあったみたいだし。この先がどうにも不安。

それはともかく、ひとまずわしが使ってた Ver2.2.73.5235 (インストーラの署名は‎2015‎年‎7‎月‎29‎日なのでけっこう前だが公式の更新履歴に載ってるのはこれが最後というw)から目立つ変更点は

  • 360 度 VR 動画がサポートされた( Ver.2.2.77.5240 以降)
  • ハードウェアデコードの設定ウィザードが加わった
  • 環境設定:字幕 に字幕ガイドが加わった ※利用不可
  • 環境設定:その他 に TTS (字幕読み上げ)が加わった( Ver.2.2.74.5237 以降)
  • 環境設定:その他 の関連付けタブにあった再生履歴のチェックがプライバシータブとして独立した
  • ミニブラウザーが消えた

参考:GOM Media Player Version History|GOMlab

VR 動画と字幕ボタンが増えインターフェイスはかなり賑やか。

その VR 動画はなかなか興味深い。感覚としては Google Earth に近いかな。面白いコンテンツを作るのは大変そうだけど。

手持ちに VR 動画がなくても YouTube の検索フォームが備わっていてオンラインコンテンツをブラウジングできる。これはとても便利。ただどうせなら通常のウェブ動画も直接 URL を叩くんじゃなくこんな感じで扱えたらずいぶん利用の幅が増えるんだけどなあ(たとえばアス比狂ったオンラインの動画を GOM で開いて正しい比率で鑑賞したり、画面のスクショ撮ったりすることたまにある)。まあそれはおいおい期待だな。

字幕ガイドの利用はGOMlabのユーザー登録が必要で、かつ今は利用できない。新たにデフォルトスキンに追加された [SUB] ボタンも“今後追加予定”とツールチップ表示される。試しにサインアップしてみたけど GOM Player でのログインはロケーションの制約なのか認証エラーになる(サイト上のログインはできる)。

ミニブラウザ(サイドパネル)は PLAYGOM のサービス終了に伴い旧バージョンでも表示エラーになるが、ミニブラウザそのものが消滅、かつてデフォルトスキンのミニブラウザボタンがあった場所は単なる公式へのリンクボタンに置き換わっている。まあ何ら影響はない人がほとんどだろうけどね。

現バージョンも例によってトラブル報告けっこう目にするけど、わしが何日か使ってみた範囲では特に既存ファイルの再生に躓いたりマシンに不具合が出るようなことはないけど、わしの環境はフィルタの適用順をかなりカスタマイズしてるのでアテにしないように(内蔵フィルタあんまり使ってない)。使い勝手に影響する変更点はないし見送って問題ないかと。

前回指摘した字幕表示をオンにすると MKV の埋め込みチャプタ名が表示される件、字幕の音声読み上げの対象にもチャプター名が含まれることわかった。MKV だけでなく MP4 コンテナでも同じなので、不具合ではなく仕様かも(アクセシビリティが向上するのは確か)。これを逆手に取り要所でニコ動ちっくにコメント入れるのも面白そうだけど、できれば字幕設定で「字幕を表示する/読み上げる」のサブメニューに「埋め込みチャプターも表示する/読み上げる」があるといいんじゃないかな。

気になるブックマークの処理は、15万行のブックマークデータ(約 13MB )だとファイルをダブルクリック≒起動から再生が始まるまで目測18秒掛かった。前のバージョンより 1~2秒伸びてるのでちょっとだけ重くなったかも。ブックマーク空の状態で1秒、3万行で5秒くらいなので本体の動作そのものはまずまず軽い。またリストでファイルを切り替える場合は10秒程度で済んでいる。

ただデフォルトスキン( gom2013 )は画面中央に表示されるロゴが画像広告のリンクになってた。画像以外にもなんのやり取りしてるんだか、プレイヤー起動するたび微妙にギクシャクする。通信に失敗するとこんなエラー表示。

スキンを別のもの変更すれば一発解決だけどシークバーのブックマーク位置表示が使えなくなるし、下部のテキスト広告はぜんぜん負荷にならないので別のロゴに置き換えてる。不安ならプログラムディレクトリにある GomWeb3.dll, Dodge.dll をリネームなり削除なりすればおk( GrLanucher.exe を消すと「壊れてます」と毎回警告されるが再生に支障はない)。あるいはd.cpsoft86.comを制限付きサイトに登録するという手も。

デフォルトスキンは再生時間表示が見づらいので最近は本家にある YouTube も使ってる。

シンプルでカッコいいんだけど、リスト表示に対応してないのが難点。

2016-03-20 スキンについて

デフォルトスキンを編集して広告表示だけカンタンに取り除けそうなもんだけど、結論からいうと無理くさい(たぶんスキンで制御してない)。

2016-04-09 追記:可能だった。詳細は増田のGOMPlayer の広告を削除する方法(デフォルトスキン GOM 2.2 版)を参照。

GOM Player のスキンは XML で定義されている。ブックマークファイルにしても、ウェブ開発慣れしてる人にとって設定や定義の XML 化は歓迎。こういう点はいいソフトと思うんだが。

デフォルトスキンはプレイヤー本体と同じディレクトリの Skin フォルダに構成ファイルが存在する。また追加スキンは任意のフォルダに置くことができるが、あらかじめ構成ファイルをパッケージ化しておく必要がある。といってもZIP 圧縮し拡張子を gps に変更するだけだが(公式サイトで配布されているスキンがこの形式)。

定義ファイルは SKIN.XML 。タイトルバーの表示フォントを任意のものにしたりツールチップの文字列を変更する程度であればこれをいぢるだけで済む。

※ファイル 2 行目の GXSkin Version="1.0" はプレイヤーがスキンのバージョンを判定している部分なので変更しないこと。

フォント定義は次の 4 つ。

  • TITLEBAR_FONT
  • TIME_FONT
  • INFO_FONT
  • SECTIONRPT_FONT

それぞれ FaceName を好きなものに変えればよい。ちなみに言語は動作環境によって自動判別されるようで、日本語は JPN 。SKIN.XML に存在しなかったら他言語の設定をコピーして else if で増やしてやればいい。

オリジナルスキンの作成方法はとっくにサポートの対象から除外されたけど、公式 BBS の過去ログに当時のマニュアルアップがされている。スキンの仕様も変わっていないがいつ過去ログが消えるかわからんような状況なのでこっちにも載せとく。

参考:スキン作成マニュアル PDF 644KB

なお各種ボタンの動作は lang フォルダの ControlID.xmlCID(コントロール ID )を割り当てている(デフォルト以外に言語別で定義ファイルがある)。たぶんこれは ControlID.xml に存在しない動作についてはボタンの割り当てやキーコンフィグのカスタマイズはできない、という話でもある。

検証:カスタムショートカット可能な動作を勝ってに増やせるか

…まてよ?コンテキストメニューには ControlIDJPN.xml に載ってない動作がいっぱいあるけど、表示はやっぱり言語別の定義があるはずだよな。それを辿っていけば面白いことになるんじゃね?

そんなわけで、日本語定義ファイル“japan.ini”を見ると、おおあったあった。

ID_BM_PREV=前のブックマークに移動
ID_BM_NEXT=次のブックマークに移動

わしはもう何年も前からこの 2 つの動作にキーコンフィグを加えるようサポートにお願いしていたのだが、たいした作業でもあるまいに、未だ反映されていない。ひょっとしたら、動作の内部名称(コマンド ID )がわかればオリジナルのキーコンフィグを追加することも可能ではないか。

都合のいいことに CID と動作の関連付けは同じく language フォルダにある controlid.data で定義されていた。

#define ID_BM_PREV                      33469
#define ID_BM_NEXT                      33470

あとはこのコマンド ID をキーコンフィグに割り当てれば…。いやちょっと待て、そもそもカスタムショートカットの定義ファイル(ユーザーフォルダの “CustomKey.ini” )を調べないことには始まらないか。ひとまず適当な別の動作にキーを割り当ててから、 CustomKey.ini を直接編集してみる。

[LIST0]
VIRTUALKEYCODE=81
MODIFIERS=1
COMMANDID=ID_ADJUST_BRIGHT_DEFAULT

“VIRTUALKEYCODE”はおそらくキーバインドの内部コードと推測できるのだが、“MODIFIERS” が謎。言葉そのものは変更者だがそれじゃ意味わからんし、他のキーコンフィグと値の重複もあるから 1 対 1 の定義ではなく何かの分類だろう。

コピペで [LIST] 項目を増やし COMMANDID を ID_BM_PREV に変えてみたが、GOM を起動してもコピペで追加した部分はカウントされなかった。MODIFIERS の値が正しくないってより、やっぱ CustomKey.ini はあくまでもユーザー設定を記録するだけで、キーバインド可能なコマンドは別に定義する必要があるのだろう。それを探り当てないとか。

ちょっと疲れたので続きはまた今度。

2016-04-08 グローバル

7日にグローバル(大袈裟だけどインストーラの名前が“GOMPLAYERGLOBALSETUP”なんだから仕方ない!)が 2.2.80.5243 → 2.3.0.5248、日本語版が 2.2.73.5235 → 2.2.76.5239 にそれぞれアップデート。

どちらも目立つ変更点はないけどグローバルはマイナーバージョンがひとつ上がって2.3 系に。きっとグローバル仕様になったからだろう。

  • Fixed HW acceleration wizard
    ※ハードウェア再生支援ウィザードの煮詰めかな?
  • Improving URL open feature
    ※[開く] で URL を選択する際の UI を改善
  • Other miscellaneous corrections, fixes, and changes
    ※あと細かい調整をあれこれ

2 番目はこんな感じ。

本編で少し触れたけど、プレイヤーの機能はローカルファイルの再生に関してはもうひと段落しちゃってる。さらにグローバルな普及を目指すなら今後はオンライン動画への取り組み…ブラウザを使わず直接 YouTube やニコ動あたりの動画を検索したり、お気に入りをローカルにストックしたり、クラウドにアップもできたり、専用プレイヤーの豊富な調整機能を再生に活かしたり、もちろん SNS にログインしてコメントしたりツイートしたり…そんなネットとシームレスな形態への転換が迫られると思ってるので、ますます情報抜かれないよう注意しなければならないだろうこういう機能には注目しておきたい。

細かいところでは後からメニュー言語の選択ができるようになった。さすがグローバル仕様。

用意されている言語は 7 つ。日本語表示はのところどころラベル位置のおかしいけど、グローバル仕様だから仕方ない!

ちなみに今回のグローバルインストーラはゴミの押し売りが 2 回。さすがグローバルは一味違うぜ!

いずれも例によって次に進むと戻っても再表示されないゲス仕様。

正直ローカライズの意味あんまないよね。サポートもやめちゃったし、グローバル仕様の過去インストーラちゃんとバックアップしておけば済む話じゃないかな。まあ初心者の利用が多かったプレイヤーだから一見すると安定版を出す意義もありそうだけど、今や存在そのものが初心者にはリスキーだからなあ。

2016-04-09 キーコンフィグと英語表示とわし

先日のカスタムショートカットの件、ずっとモヤモヤしていたので調べ直してみたんだけど、VIRTUALKEYCODE や MODIFIERS は GRETECH が勝手に定義してるのかと思ったら Windows API とか Visual C++ 由来だったのね。

VIRTUALKEYCODE
読んで字の如く仮想キー配列のマッピング。キーボードから送られる物理的な信号の SCANCODE と紐付けることで具体的な文字や機能となる。ここではおそらく現在押されているキー。
ex. Ctrl + C における C
MODIFIERS
他のキーの入力文字や機能を変えるために併用するキー。修飾キーともいう。通常は Alt , Ctrl , Shift の 3 つ。 Alt , Ctrl , Shift とそれぞれの組み合わせに対し ID を定義している。ここではおそらく現在押されている修飾キー。
ex. Ctrl + C における Ctrl
COMMANDID
コマンドを一意に識別するためのクラス。数値コマンド ID と GUID メニュー グループ ID から構成される。ここでは“ controlid.data ”ファイルで一意に定義付けされている。

参考:MSDN|VirtualKey Enumeration (Windows)

IDKey Bind
MODIFIERS=0 - (なし)
MODIFIERS=1Shift
MODIFIERS=2Ctrl
MODIFIERS=3Ctrl + Shift
MODIFIERS=4Alt
MODIFIERS=5Shift + Alt
MODIFIERS=6Ctrl + Alt
MODIFIERS=7Ctrl + Shift + Alt
MODIFIERS=8 注 1Win
MODIFIERS=9 注 2Shift
MODIFIERS=10 注 2Ctrl
MODIFIERS=11 注 2Ctrl + Shift
MODIFIERS=12 注 2Alt
MODIFIERS=13 注 2Shift + Alt
MODIFIERS=14 注 2Ctrl + Alt
MODIFIERS=15 注 2Ctrl + Shift + Alt

注 1) GOM Player では未使用。

注 2) 0x20~0x2F に該当する VirtualKey とのコンビネーションで 9 ~ 15 を使用。

DVD のチャプター移動と共通の操作性を考慮し“前のブックマークに戻る”を Ctrl + PageUp “次のブックマークに進む”を Ctrl + PageDown に割り当てるのがよいな。それぞれ VIRTUALKEYCODE は 34 と 35 の MODIFIERS が 10 なので CustomKey.ini の記述は

[LIST0]
VIRTUALKEYCODE=33
MODIFIERS=10
COMMANDID=ID_BM_PREV
[LIST1]
VIRTUALKEYCODE=34
MODIFIERS=10
COMMANDID=ID_BM_NEXT

で間違いないはず。あとは前回触れた ControlIDJPN.xml 及び ControlIDJPN2.xml の修正か。

	<ID_BM_PREV	ID="33469" DESC="前のブックマーク [Ctrl+PageUp]"/>
	<ID_BM_NEXT	ID="33470" DESC="次のブックマーク [Ctrl+Down]"/>

理屈的にはこれでイケるはずじゃあ!

…だがしかし、ショートカットキーのメニューに現れることもブックマークメニューにキーバインドが示されることもなく、もちろん [Ctrl + PageUp] を押しても何も反応はなく。それどころか起動時間がべらぼうに伸びてしまった。また無駄な時間を費やしたようだ。やれやれだぜ。

他言語表示

気を取り直して、せっかくのグローバル仕様なのだから英語で表示してみよう!

選択するだけですぐに反映される。画面を閉じたり再起動するまでもない。日本語化されてるソフトを英語で表示するのが、この手の用語の意味を理解する手っ取り早い手段と思う。


………ん?





ちょちょちょちょちょちょちょちょちょちょっと待て、ひょっとしてもう実装されてたわけ?

さすがだぜグローバル仕様!

じゃなくてなんで日本語版だけオミットされてるんだよwwwwwwwww

そんなわけで、念願叶ったものの何か釈然としないものが。とりあえず日本法人はクソと痛感(何年前からわしが要望に挙げてると思ってんだよ)。まあおかげでキーボードに関する知識がやたら増えたし、“ ScanCode Checker ”なんてツールも見つけたし、グローバル仕様になったことでもあるし、今さらアテにできるわけでもなし、おとなしくオナニーしよう。

まとめると 前のブックマーク= Shift + PageUp 次のブックマーク= Shift + PageDown ※ただしグローバル仕様に限る

プレイリストの強化

本家の Ver.2.2.77.5240 (2月4日リリース、日本語最新のひとつ後)の更新履歴にあったPlay List function improvementが何を指してるのかいまいちピンとこなかったのだけれども、ユーザーフォルダ( bookmark.xml の保存場所)に新しく“ recent.asx ”ができているのがわかった。どうやら最後に再生したプレイリストを自動保存してるらしく、手間ひまかけて登録したのにうっかり保存するの忘れてプレイヤー閉じちゃうとかよくあるんでこれはありがたい(意図しないダブルクリックでパーにするほうが圧倒的に多いけど)。あとリストの表示にファイルの再生時間が加わってるけど、一度再生したファイルに限られるし終了したらリセットされるからあんまり意味がない。

なおプレイリストに登録するファイルは100個くらいに留めておかないと、起動時間がめちゃくちゃ長くなる。1000個とかやめたほうがよい。

2016-05-03 平常運転

本国サイトのバージョン履歴では2日付けで 2.3.2.5251 にアップデートされたとあるのでインストーラを落としてみたのだが、バージョン 2.3.0.5248 のまんまだった。まあ変更点が

  • Multi-language subtitle support
    ※字幕の多言語対応
  • Add GOM ID authentication
    ※ GOM ID によるログイン実装
  • Intel real sense Motion Support
    ※たぶんインテルの AR 規格。
  • Other miscellaneous corrections, fixes, and changes

なのでまったく影響ないのだが。

これまでは認証以前にハネられてたのがログインできるようになるのかね。

…珍しく日本語版のほうが新しいバージョンにちゃんとなってた。インストール完了して開いたページがこれ。平常運転である。

一般設定に RealSense モーションのタブが増えていた。

アカウントが設定項目として独立、ログインできるようになった。

その結果、コイツが利用できるらしい。

バイナリキーをどう実装してるのかわからん。MD5 ハッシュとか?

参考:GOMlab|Subtitles

GOMTV とか版権クリアしてるのか怪しいよなあ。そのへんはまああれか、「お察しください」と。

※あとローカライズ版でもブックマーク移動のショートカットキー使えるようになってた。

2016-05-16 バグ修正のみか

ローカライズ版が Ver.2.3.2.5252 にアップデート。

  • NSIS installer エラーの修正
  • その他の雑多な訂正、修正、および変更

前回の Ver.2.3.2.5251 で特に問題なければ無視してよいかと。

2016-06-02 事業再開のお知らせ

1日付で日本サイトにリリースがあがっていた。

さて、弊社ソフトウェア事業の管理問題やカスタマーサービスの不備等で ユーザー及び関係各所の皆様に混乱とご不便をおかけしておりましたが、 2016年6月1日より新たに体制を整え、再出発を行う運びとなりました。 今後は新体制でさらなるサービス向上に努めてまいります。

…それは GRETECH Japan が本腰を入れる、と受け取ってよいのか?それとも

2016-07-26 Ver.2.3.5.5458 アップデート

7月20日本国と同時アップデート。間に6月9日に Ver.2.3.5.5454 アップデートもあったのだが、GOM REMOTE 接続の追加と FFMPEG のアプデだけっぽかったので見送っていた。

Ver2.3.5.5258 更新内容

今回はけっこう機能面でのテコ入れが多い。

相変わらずゴミを持ち込もうとするうんこインストーラ。

完了後もゴミ捨て場に誘導。もう挨拶みたいなもんだな。

標準スキン右上に GOM REMOTE 接続のアイコンが追加されている。

検証したいのはヤマヤマなのだが、わしスマホ持ってないんだよね!まあうまく使えばお出かけオナニーもはかどりそうではある。360 VR 動画は重くて動かん(ユーザーショートカットが選べるようになっている)。字幕関係は日本人にはあんま関係ない。

DirectShow Filter をグリグリにいぢってるせいか手持ち動画の再生に特に影響はなし(不具合出てる人、なんでそこに手を付けないんだろ?)。ブックマークの読み込みは気持ち速くなったかも。

2016-08-16 Ver.2.3.6.5259 アップデート

ポイントは 360 VR と字幕関連の強化。

  • 字幕検索ウィンドウを追加
  • Youtube360 度の映像の中で上/下に分離された立体映像の再生をサポート
  • ミニブラウザに Youtube360 度コンテンツを追加 (クリックするとプレイヤー内で再生)
  • Youtube 動画の字幕機能表示を追加
  • サポート字幕を追加 (sup, psb ファイル)
  • タッチ機能利用時に強制終了してしまうエラーを修正
  • GOM2016 スキン追加
  • その他の雑多な訂正、修正、および変更

2016 スキン、何が変わったのかいまいちわかんない。

それといつの間にかブックマークのインポート・エクスポート機能が増えたるんだけど書式がよくわからん。チャプターで見かける形式でもなさそうだし…。

“エクスポート”をクリックすると再生中のファイルのブックマークのみ保存される(インポートは指定したファイルを再生中のファイルに適用)。タブ区切りの CSV で拡張子は GBM 。

[Bookmark]
0=205.000000	Bookmark 0
1=431.000000	Bookmark 1
2=658.000000	 おっぱい
3=1146.000000	 フェラ
4=1628.000000	Bookmark 2
5=1745.000000	 おっぱい
6=2206.000000	 フェラ
7=2421.000000	 ファック
8=2502.999000	 加速
9=2604.000000	 騎乗位
10=2712.000000	 背面騎乗位

マイクロ秒まで刻む意味あるんか?

使えそうで使えない。XML 構文な通常のブックマークファイルから切り出したほうが勝手はよい(それこそ XSLT でデータ変換かけろと。Element の pos と comment 抽出して TSV 化するだけだし。

2016-09-22 Ver.2.3.7.5261 アップデート

2.3.7.5261 バージョンの変更内容 (2016/9/19)

  • 5 つの国の言語を追加:Português、Deutsch、Italiano、Türkce、Français
  • ローカル映像の中で上/下に分離された立体映像の再生をサポート
  • 360 度ビデオの字幕のサポート
  • 360 度の写真の再生をサポート
  • 再生可能な DVD タイプの追加およびパフォーマンスの向上
  • LG R1 連動機能をサポート
  • の更新ウィンドウの画像を適用
  • SWF ファイルの一時停止機能を追加します。
  • その他の修正と変更

VR 系に縁がないと無関係なものばっかりですなあ。

2016-12-11 Ver.2.3.7.5265 アップデート

ここんとこ月イチアップデートで落ち着いてるのう。年内にもう一回かね。

10月19日 2.3.8.5262 アップデート
  • DMB, Wi-Di functions removed
  • Fixed some audio playback problems
  • Improve DVD subtitle color performance and aspect ratio
  • Revised the error when uploading subtitles
  • Add LG 360 VR Preferences
  • Offer GOM Software promotion
  • Add GOM Software Button
  • Add GOM Remote status pop-up
  • Expanded screen size in Dodge game
  • Added a update item in menu
  • Miscellaneous corrections and changes
11月21日 2.3.9.5265 アップデート

わしにとってはものすごく重大な仕様変更がッ!

  • Enhanced playback performance through filter upgrades
    • Added HEVC content playback in DXVA2 H/W acceleration
    • Added EM4A (Panasonic MP4) codec playback function
  • Enhance subtitle function
    • Fixed ASS subtitle output bug
    • Fixed Arabic output bug
  • Modify behavior related to moving bookmarks
    • Move to the previous/next bookmark based on your current playback position
  • Fixed an error that looks like a full screen (: stretched) when running full screen (: keep ratio)
  • Miscellaneous corrections and changes

ブックマーク移動のショートカットキーの挙動( “ Shift + PageUp ”で前のブックマーク / “ Shift + PageDown ”で次のブックマーク)、今までは初期位置が先頭、その後は最後にジャンプしたブックマークポイントが基準だったのでどこにいようがブックマークどおりの順次移動しかできなかった。それが現在の再生位置を配慮した相対的な挙動に変更されたのは、ものすごくありがたい。以前紹介したブックマークポイントのキーコンフィグと併用すればきめ細やかな制御が可能にッ!

なお、近いうちグラボを GTX 1060 に入れ替え予定。目的は HEVC ハードウェアエンコード支援だけど、たぶん再生も軽くなるじゃろ。

2016-12-20 2.3.10.5266 アップデート

予定通り? 19日に Ver. 2.3.10.5266 がリリース。

  • FFMPEG Upgrade
    • Upgrade the default built-in codec performance
  • DVB subtitle support
  • Disable some options during dvd playback
  • Fixed the problem that playback stops when playing Mp3 file with album art
  • Miscellaneous corrections and changes

主なところは FFmpeg のライブラリを新しくしてパフォーマンスが上がったらしいのと、バグ修正。

まめ知識

DVB は欧州や西アジア、アフリカで主流となっているデジタルテレビの放送方式(アナログ放送でいうところの NTSC とか PAL とか SECAM みたいなもん)。DVB のほか、アナログ放送時代の北米標準で日本や韓国も採用していた NTSC の後釜に置き換わった ATSC、日本が新たに策定しフィリピンや南米で採用された ISDB(統合デジタル放送サービス)、 中華の独自方式 DTMB のあわせて四方式が存在する( 北米の場合、衛星放送やケーブルテレビの一部では DVB-S や DVB-C も採用されているらしい)。

DVB ではアナログ放送におけるクローズドキャプションや文字多重放送のような仕組みを DVB-TXT (文字放送)/ DVB-VBI (垂直ブランキング情報)として再定義しているが、これをさらに発展させ字幕表示もあらかじめ規格に組み込んだのが DVB-SUB 。ほかの放送方式でも ATSC クローズドキャプション字幕や ISDB 字幕が定義されているが、いずれもストリームとして多重化されるため表示は環境(出力デバイス)に依存することになる。

参考:DVB Project|DVB Subtitling systems※PDF

ちなみにISDB 字幕ARIB(一般社団法人電波産業会)によって標準化されている。

参考:ARIB STD-B69

正式な文書名は“デジタルテレビジョン放送におけるデジタル字幕ファイル交換フォーマット (第 2 世代)”。ARIB の正会員 / 賛助会員は自由に読めるけど一般人は 5 千円も出さなあかん。

テレビの放送方式は国によって違うし、BML パーサも必要だろうし、ソースの解像度と出力解像度が同じとは限らないし、字幕を正しく扱うのは意外とめんどくさい。うちのエンコ環境の TMPGEnc シリーズでは、 ISDB 字幕をサポートしてるのは TMSR だけで TVMW では読み込めなかったりする。

そんなわけで、これまで GOM Player がサポートしていた smi, .srt, .rt, .sub (& IDX) に DVB-SUB も加わったので、“お住まいの地域によっては TV 放送の字幕をそのまま使えますよ”、という、日本にゃ何の関係もないお話。んま、ただでさえ主流の方式じゃないのに日本は字幕文化が浸透してないから、ISBD 字幕のサポートは当面期待できないじゃろな(それで困る人もあんまおらんだろうし。

2017-01-14 GOM + ffdshow + AviSynt + ReClock + madVR

先日触れたとおり、念願の GTX 1060 を年の瀬に導入。HEVC ハードエンコはもちろん、GTX 650 や内蔵グラフィックスじゃ重くて話にならなかった ReClock + madVR の組み合わせもグリグリ再生できるぜッ!

2017-02-26 2.3.12.5268 アップデート

2月20日、ひと月飛ばしの定例アップデート。

  • 動画再生・オーディオ関連】
  • 様々なオーディオ形式を再生するためのオーディオコーデック追加
  • 一部のPCM形式をサポートしてノイズを除去
  • DVAudio、Speex、GSM、Intel IMCコーデックの追加サポート
  • 【字幕関連】
  • 字幕検索ウィンドウの拡張
  • VTT形式の字幕をサポート
  • 【UIの改善】
  • UI用語の見直し(より直感的な用語に置換)
  • ファイルをクリックしてプレーヤーを実行する際の不要なアップデートポップアップ通知を削除
  • コントロールバーのSUBボタンのメニューをよく使用するメニューに追加
  • 字幕表示/非表示メニューを追加
  • 言語選択メニュー追加
  • 不要なメニューの削除
  • 削除された項目: 環境設定>サウンド>プラグインタブ
  • 【エラー修正】
  • サイズを調整時に言語選択ボタンが切れるエラーを修正
  • 保存されたGBMファイルが「区間リスト」から削除されてしまうエラーを修正
  • キリル文字の重複エラーを修正
  • 一部のイスラエルの字幕が正常に表示されなかったエラーを修正
  • Win8.1 OSで頻繁に表示されるシステムメッセージのバグを修正
  • 「再生中はスキンを非表示にする」オプションが設定されているときのボトムバー残像が現れるエラーを修正
  • (Win8.1)プレイヤーの複数実行オプションがオフの場合に新しいプレーヤーウィンドウが起動したというエラーを修正
  • その他の修正および変更

今回はけっこう盛りだくさん。修正箇所が多岐に渡るほかメニューの削除等も多いのでカスタムスキンでは未対応の項目もありそう。アップデート前に旧バージョンのインストーラを残しておくか、復元ポイントを作成してから臨むべし

またこれだよ!

ひととおり試した限りでは、オーディオプラグインを利用していなければ使い勝手に変化はなさそう( ReClock にも影響はなし )。

参考:2.3.10.5266 と 2.3.12.5268 のパフォーマンスの違い

わしはブックマークやプレイリストを大いにい活用してるわけだが、登録数が多いと起動時間もすごい伸びる。なのでアップデートするしないの判断に“処理速度が上がってるか否か”もけっこう重要なのよね。

そんなわけで、試してみたよ。条件は次のとおり。

  • インストーラはいずれも本国サイトからダウンロードしたものを使用
  • インストールオプションはカスタム(じゃないと余計なゴミが入る)
  • 起動時に 1750 ファイルのプレイリストを読み込み
  • 起動時に 74,201 行のブックマークファイルを読み込み
  • 条件を揃えるためサインインから 3分経過後に GOM Player を起動
  • リスト表示状態での起動と非表示での起動を実施

それぞれ 3回ずつ計測し最も速かったものを並べてみた(手動計測なので多少の誤差は目を瞑って)。つか毎回やっとけってなw

2.3.10.5266
Gom2016(デフォルト):53秒
Blue Flat:42秒 / 12秒 [リスト非表示]
12csv:77秒
2.3.12.5268
Gom2016(デフォルト):64秒
Blue Flat:53秒 / 16秒 [リスト非表示]
12csv:55秒

…若干重くなったのかな?それよりスキンによって起動時間に想像以上の差が生じることを改めて痛感したわ。やっぱ機能の少ないシンプルスキンのほうが速いみたいだけど、デフォルトスキンは内蔵ブラウザがいろいろ読み込みにいってるのも時間掛かる理由かも。特筆すべきは Blue Flat の起動時リスト表示オフの速さ(起動後であればリスト表示も速い)。12csv は使いやすいんだけどリスト表示オンでもオフでもえらい時間掛かるのよね…。ただ Blue Flat はプレイヤーと同じウインドウでリスト表示されるので、わしはちょうどリストの部分がセカンドディスプレイに表示されるよう工夫してる。

まあセカンドディスプレイの解像度が低いのでてっぺんが見えないんだけどさ!

そんなわけで、スキン選択の参考にでもなれば。読み込みに時間が掛かってるスキンも、SKIN.XML ファイルを開いて余計なコードを削れば改善されるのでは?

インストーラダウンロード時のファイアウォール判定について

公式サイトからインストーラをダウンロードする際、アンチウイルス / ファイアウォールが「危険です!」などと反応することがある。

これは ESET Internet Security の例

URL を見るとわかるけど、インストーラのダウンロードは負荷分散のため CDN を利用している。たとえば GRETECH の“ https://cdn.gomlab.com/ ”にアクセスすると都度 IPアドレスが変化する。

毎回変わるよ!

執筆時点でのインストーラの固定 URL は“ https://cdn.gomlab.com/gretech/player/new_chrome/GOMPLAYERGLOBALSETUP.EXE ”なのだが、これも実際にはアクセスするごとに別の URL に誘導されるわけだ。そのうちのひとつが今回引っ掛かった“ http://files5.downloadmanager150.com/dl?referrer_override=false&bc=1205229&ThankYouUrl=http://player.gomlab.com/index.gom?ext=thankyou&c=&ProductBinaryUrl=https://cdn.gomlab.com/gretech/player/new_chrome
/GOMPLAYERGLOBALSETUP.EXE&source=&aid= ”なのだが、この“ downloadmanager150.com ”というドメインはあくまでもコンテンツ配信のために利用される…言い換えれば一般アクセスの必要がない、むしろしてほしくないため、“敢えて”ホスト情報を公開ネームサーバに登録していないと思われる(組織内限定のネームサーバや hosts ファイルで運用)。そのため通常の名前解決を行っても失敗してしまい、それが原因でエラー判定されているのではないか、というのがわしの推測。

信頼できる CDN のネットワーク情報をファイアウォールが自動的に識別できるようになるといいんだけど、CDN 事業者は原則として通信の中身に関与してないと思うので、難しいというか悩ましいというか。

なので別に気にしなくてもよいのだが、何しろ GRETECH は以前やらかしてるだけに慎重になっちまうのも無理ないよねw

設定メモ

OS 再インストールしたら正常に再生できないファイルがいくつか出てきたので、対処を記録しとく。

VCM / ACM 系コーデック格納の AVI / MKV

プレイヤー標準のソースフィルタはけっこう強力というか、仕様に準拠していないようなものも含めたいていのファイルは開けるのだが、Windows Media VCM や Ogg Vorbis ACM とは相性が悪い。コーデックは足りてるのに絵が音が出ない場合は内蔵のソースフィルタを無効にして、Matoroska Splitter なりを使うと解消することが多い。

同様のことは他のコンテナにも言える。上記でチェックをつけたコンテナはファイル(使ったエンコーダー)によってよくシークエラーなどの再生不具合が起きるので、都度内蔵フィルタを無効にして ffdshow なりの外部フィルタで開いてみるとたいてい解決すると思われ( ts はそのまま鑑賞する習性がないので知らん )。

参考:GOM サポート - 一部のファイル再生時に音声が再生されない (RM,RMVB)

症状変わらなかったら(他のプレイヤーで問題がないなら) Mux やり直すと解決する。他のプレイヤーでも再生できなかったら、そりゃファイルが悪い。

Windows Media ( ASF コンテナ )

WMV / ASF コンテナのファイルは Windows Media Video 7 / 8 の再生は内蔵ソースフィルターより標準の ASF Reader を使ったほうがスムースに再生できる場合がある。また WMV3 も内蔵の VC-1 コーデックでは映像が乱れる場合、標準デコーダーに切り替えると解消することがけっこうある。

レンダラーに madVR を使う方法

高精度!高画質!高負荷!の三拍子で最強レンダラーの名を欲しいままにする madVR。 MPC-HC/BE と組み合わせるのが王道だが GOM Player でもちゃんと使える。ただインストールしても MPC-BE のように 直接メニューに表示されるわけじゃない。レンダラー選択の前に DirectShow Filter の設定を行う必要がある。

説明するまでもないとは思うが、以下 madVR がインストール済みの前提な。

[環境設定] - [フィルタ] - [カスタマイズ] から [フィルタ追加] タブを開き、madVR を選択する。

[DirectShow フィルタ優先順位設定] で madVR の使用設定を [最優先使用] にする。

[環境設定] - [映像] - [映像] タブの [出力方式] から [システム基本設定] を選択する。

なんでもいいから再生して画面右クリック → フィルタ情報に madVR がいることを確認。

madVR は GPU パワーにモノを言わせて高度なアルゴリズムの高精度な処理を行うためグラボ性能がモロに反映される。内蔵グラフィックスあたりじゃ SD → FHD アップスケーリング程度でもコマ落ちするだろうし、設定によっては GTX 980 クラスでも熱ダレを起こすようなシロモノだから自信がなければ手を出さないほうが無難だよ。

個人的には Haali Media Splitter に同梱の Haali Video Renderer がけっこう気に入ってる。導入手順は madVR と同じ。Windows 標準の EVR よりは重くて OSD の表示が遅れたりするけど madVR よりはずっとマシでフレーム落ちするほどじゃない。デフォルトのレンダラーで発色に悩んでるならひとまず試してみては。

内蔵ビデオフィルター無効のススメ

大事なことを忘れていた。コーデックやレンダラーに外部フィルターを用いてもアス比変更や色調補正、字幕表示などを行う関係上、通常は内蔵フィルターの Gretech Video 経由で再生されるんだけど、これがまた画質にかなりの悪影響みたいでね

環境設定 - フィルタ - 停止フィルタ で完全に無効化できるので、内蔵フィルタのオンオフの違いが実際どんなもんなのかを見てみよう。

HD ソースの映像を FHD 全画面再生(クリックで拡大)

トリミングして等倍比較するとその差は一目瞭然。

こ れ は ひ ど い

内蔵コーデックの性能がどれだけよかったとしてもコイツのせいでオジャンなわけよ ('A`)

無効にするとスッキリ。

ただ再生中の映像関連の機能がほとんど使えなくなる( OSD すら表示されなくなる )から、本来のウリだった「何もしなくてもとりあえず再生できる」からは程遠い、限りなく DirectShow Filter のフロントエンドみたいな感覚で使ってる。そこまでして GOM Player にこだわる理由もないひとのが多いだろうなあ。わしはほら、ブックマーク命じゃから。

スキンのカスタマイズ

ゼロからスクラッチでスキンを作るのは面倒だけど、すでにあるものを自分好みに調整くらいならそんな手間でもない。

コントロールパネルの [一般] → [スキン] の [追加] から任意のフォルダにダウンロードしたスキンファイル(.gps)を読み込ませると、次からそのフォルダもスキンフォルダとして参照されるようになる。標準のスキンフォルダ“ \Program Files (x86)\GRETECH\GomPlayer\skins ”はデフォルトだと ACL のアクセス制御で読み書きのたびに UAC の警告パネルが出てウザいから、作業するなら追加したフォルダでやったほうがいい。ただ本体のアップデートかけると標準フォルダのみに戻ることがあるから、完成したスキンだけ標準フォルダにコピーしておくと何かと見通しがよくなる。

前述したようにスキンの gps ファイルは ZIP 圧縮されたファイルの拡張子を変えただけなので、まずは適当なアーカイバでベースとなるスキンファイルをフォルダに展開してやる。

プレイリストについて

最後に使ったプレイリストの内容を自動保存する機能がある。自動保存されたファイルは bookmark.xml と同じフォルダC:\Users\(ユーザー名)\AppData\Roaming\GRETECH\GomPlayerに“ recent.asx ”で保存されてるから、任意のプレイリストの中身をコピペしてやれば起動時に読み込ませることができる。関連付けで開く(プレイリストファイルをダブルクリック)のと違って起動時に自動再生されないので、好みに応じて使い分けるのがよいかと。。

うっかり単体のファイルを再生すると上書きされちゃうので、リスト登録中は recent.asx をエディタで開いておくとか工夫が必要かも。わしは愛用の EmEditor にバックアップをごみ箱に自動保存する機能があるのでそれを利用してる。

なお拡張子どおり中身は Windows メタファイル の ASX。

<asx version = "3.0" >
	<entry>
		<title>任意のタイトル(デフォルトはファイル名)</title>
		<ref href = "ファイルへのパス" />
		<duration value = "再生時間( 0 で無制限)" />
	</entry>
</asx>

duration は再生時間の長さなので初期値 0 からいぢらないこと(もっとも、再生したファイルは自動的に値が埋め込まれるが保存時になぜかリセットされるw)。ちなみに再生開始位置の指定は“ StartTime ”だけどローカルコンテンツの再生では反映されない。

参考:MSDN|Windows Media メタファイルの活用

Appendix

自鯖に過去バージョンのインストーラを適当にアップしたんで必要なひとはどーぞ(日本語版のみ、オリジナルのファイル名にバージョン番号を加えただけですが、ご利用は自己責任で)。

「ノートン先生が反応しました!」とか言われてもわしは何もしとらん(元からなんだろ。

参考:GOM lab|Version History日本語の更新履歴は反映が遅い

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