ex B

ある意味新しい手法を用いた、はじめ男爵である(キリッ

DTV - MPEG用語集~オレ専用~

駄文が見つかりました。

MPEG

Moving Picture Experts Group、直訳するとパラパラマンガ研究会。動画がMovieで通用しないこともないだろうにわざわざMoving Pictureなんてもったいぶった言い方してるのはJPEGとの対比なんだろうけど、略称MEGでいいぢゃねーか、とmeg萌えなオレは思う。

つまり、MPEGは動画の規格であるが、そもそもが組織名称なので、ひとえにMPEGといってもいろんな種類がある。Video-CDに用いられる初代MPEG1は画質と圧縮率(ファイルサイズ)のバランスが悪すぎて長時間や高画質動画の保存にはおよそ適さなかった。

鳴り物入りだったMPEG4は要件を満たす規格の乱立でわけのわからないことになっている。DivXもXvidもWindowsMediaもQuickTimeもReadMediaもmkvもPSPもみーんなMPEG4だけど、コーデックの互換性は皆無に等しい。さらにWindowsでは拡張子がAVIになってたりでファイル名だけでは見分けがつかないことが多くて困る。コーデックの判別とリネームにはMMnameが非常に便利。

DVDの浸透にもう少し時間がかかっていたらもう少しMPEG4もなんとかなったかもしれないが(つまりMPEG4の不運はPS2のせいなのかもしれない)、とりあえず今のところMPEG≒MPEG2で問題あるまい。

2009-04-24追記:次世代DVDが採用したこととデジタル放送の本格化で、さすがにMP4もずいぶん浸透してきたねい。コピープロテクトさえなけりゃ民生機器の使い勝手ももっとよくなると思うんだけど…。

GOP
Group Of Picture、ゴップ。Iピクチャを基点に構成される差分情報(Bピクチャ、Pピクチャ)のまとまり。MPEGにおける静止画像を構成する最小単位。なお差分には前後のGOPの情報も含めることができるが、前後のGOPに依存しない完全に独立したGOPもある(ClosedGOP)。圧縮率は落ちるが、情報の再現に前後のGOPの干渉を受けにくくなる。つまり編集マスター向け。
Iピクチャ
イントラブロックピクチャの略と思われる。自身の情報のみで画像を復元できる。AVIのキーフレームと考えてもよい。IピクチャだけでGOPを構成することもできるが圧縮効果は当然下がる。ちなみにイントラブロックは符号化の際に動き予測を使っていないという意味。逆はノンイントラブロック。
Pピクチャ
直前のコマを参照することで圧縮効率を向上させた画像。単体では画像を復元できない。Pはプレのことかな。ちなみにGOP内はI→B→Pの順になる。
Bピクチャ
前後のコマを参照することで(ry。自分の情報を前後に分担してもらうのだから圧縮効果は高いが、多用したときの画質の劣化はPよりも激しいらしい。Bはなんだろう、びんぼうひまなしか。

このようにMPEG2は“時間軸方向の画像圧縮アルゴリズム”を使っているので、パラパラ漫画のようにフレーム単位で静止画像にバラすのはものすごく苦手としている。圧縮率を犠牲にすれば不可能ではないが、全フレームIピクチャにするなら別にMPEG2でなくてもいいような気がする(マスターにするならMPEGよりDVが扱いやすい)。とにかくDVDをはじめとするMPEG系の動画がコマ送りを苦手とするのはこのへんが原因となっている。

なおMPEG4も時間軸圧縮アルゴリズムを用いているのはMPEG2と同じだが、MPEG2がコマ単位、画面全体での差分情報しか考慮しないのに対し、MPEG4では画面内の様々な要素をオブジェクトとして捉えることができる。つまり背景と人物を分けて考えることができるのだ(背景が静止した状態で人物が動き回るような動画を想像してみてほしい)。次は何だろう?Z軸・・・距離を考慮した三次元圧縮か?

MPEG-1 Audio Layer
名のとおり、MPEG1の音声規格。有名なのはLayer3だが、MPEGの規格ではLayer2が用いられる。しかしDVD-Video(NTSC)の再生要件には存在しない。理由はいろいろ考えられるが。ともあれDVD-Video用にエンコードするなら音声はAC3かPCMにしておくのが無難。

よく知られていることだが、プレーンな状態のWindowsMediaPlayerはMPEG2やAC3のライセンス問題のためDVDを再生できない。手っ取り早く解決する方法はDVD再生ソフトのインストール。DirectShowの仕組みを理解できないうちはそれが無難。

AC3
ノイズリダクションで有名なドルビーによるマルチチャンネル対応オーディオコーデック。AC3はAudioCodecVer3の略。
PCM
非圧縮音声フォーマット。サンプリングされた情報をそのまま記録するのでファイルサイズは大きいが映像ほど深刻じゃない。
YUVとDV
YUVは色空間を表す形式のひとつ。輝度(Y)、赤の色差(U)、青の色差(V)で表す。DVではY(輝度)4に対しUとVがそれぞれ1で記録されるので色情報の欠落がある。
アスペクト比
汎用的に縦横比のことをさすが、DTV(コンピュータで動画を扱うこと)ではほぼ再生時の画面比率を意味する。DVDは4対3と16対9どちらにも対応している。地上波が終了したら4対3のソースはどんどん減るんだろうなあ。
インターレースとプログレッシブ
いわゆる走査線を交互に出力するのがインターレース、一度で描画するのがプログレッシブ。TVは前者、パソコンは後者。インターレースの映像をパソコンで見ると横に線が入って見える。
フレームレート(fps、 Frame per second)。
1秒間に表示されるコマ数。映画やアニメは24コマで、それ以外はたいてい29.97。TVの走査線は秒59.94コマだけどインターレースなので実質は29.97と同じになる。秒29.97≒30コマをハーフレート、59397≒60コマをフルレートと呼ぶのはそのあたりに理由があるんだろう。ゲーセンの筐体なんかはフルレートで描画してるのもある。前世紀の話になるがゲームのリッジレーサーレボリューションは家庭向け(もちろんPSのことだ)のフルレート映像ってことで一部(某ゼミの同期生)で話題になっていた。