2002.12.31
紅白にミキティ出てるよ!紅白にミキティ出てるよ!
どうでもいいけどエースコップのスーパーカップってカップラーメンあんじゃん?あれって良い意味でも悪い意味でもジャンクって感じがするよね。デカいし全く深みのない大味だし。なんか俺安いモン食ってる〜って強烈に感じさせる、ボロアパートでやる冴えない学生の徹マン大会なんかとよく合う感じ。クッチャクッチャ食いながら眼鏡曇らせて盲牌とかすんのな。いや、つうか、え〜!?俺様の今年最後の食事がスーパーカップ…!昨日スーパーで買ったスーパーカップ…!全然スーパーじゃないよ…!ただの現実だよ…!
こんなオチつけたみたいな文で今年を終わらせたくないよ…!
2001.11.08
知人より子犬を譲り受け、一昨日から飼いはじめました。生まれてまださほど経っていないチワワで、もう可愛いんです!黒々とした、こ〜〜んなに大きな目で。オットット、こ〜〜んな、なんて書いても伝わりませんよね。ズコッ!名前はまだ決めていないので、単に犬ちゃんと読んでいます。おかしいですかな?夜は一緒に寝て、早朝に散歩に連れて行きます。犬ちゃんは電柱を見ると突進してしまう変なクセがあって毎朝制止させるのに大変なのですが、これって何か、チワワ特有のものなんでしょうか…?齢五十にして初めて犬を飼う、知識も経験も何も無い私。頭が混乱して、もうワケワカメ〜!な〜んちゃって(笑)。ズコッ!今まで(五十年間)昼夜逆転の生活でしたが、犬ちゃんと朝の散歩道を歩きながらうーんって深呼吸をするととっても良い気持ちになるのを発見してしまいまして、これが日課になりそうです。皆さんはいかがお過ごしでしょうか?UGBooksは今回もホットなギャグ満載でお送り致します。笑いで寒さを吹き飛ばしましょう!オットット、でも笑い過ぎには御注意。ズコッ!
ところでまた新刊本が出ましたね。当サイトは裏本の最新情報を皆さんにお伝えするサイトなのですが、何故か趣味の登山話や恋愛相談など関係のない話に脱線してしまうことが多く、肝心の裏本情報がおざなりになってしまうのでいけません。先日もお叱りのメールをいただきまして、反省しきりです。今回は最後まで脱線無しでお送りしますよ!レッツラゴ〜!な〜んちゃって(笑)。ズコッ!
さてさて新刊本。アサッテ、アサッテ、サテは南京玉簾。な〜んちゃって(笑)。ズコッ!業者の話によると、新刊本プッチンロリッ娘の「娘」は「ムスメ」と読むそうです。プッチンロリッムスメ、つまり要するに今話題のモーニング娘ですね。ハテ…モーニング娘?と首をかしげておられる御年配の方のために簡単に説明しますと、モーニング娘とは女の子のアイドルグループで、いま若者に大変人気があります。以前、面白はみだしコラムで紹介したニャンギラス、あれを少し幼くしたような感じだと考えていただいて結構でしょう。けっこう仮面参上!な〜んちゃって(笑)。ズコッ!ニャンギラスの前に紹介したQlairとはまたちょっと毛色が違います。違いの分かる男…な〜んちゃって(笑)。ズコッ!
また、プッチンロリッ娘の「プッチン」は当然、プッチモニというモーニング娘のサブグループを意味します。ロリッはなんでしょう…分かりませんがおそらく適当に擬音を付け加えたのでしょうか、ちょっと不勉強で申し訳ない。ミニモミなどというアダルトビデオもありましたが、なんでもかんでも流行りものに便乗するこの節操の無さはいかがなものでしょうか。裏本を愛する者として、このようなことがまかり通っているようではこの業界に未来は無いと言いたいです。裏本があんな餓鬼の遊びのような小娘集団に平伏している現状に怒りを通り越して情けないですよ、本当に。全く世間の笑い者ですよ…。
そもそも裏本というのは何物にも媚びない、孤高の存在でした。戦後、焼け野が原となった日本に数少ない娯楽をもたらしたあの伝説の裏本。女性の大事な部分を林檎で隠した表紙が印象的で、GHQの摘発対象となるにもかかわわず噂が噂を呼び闇市で売れに売れ、ついには「林檎ォーのォ花びらがァー」と流行歌まで飛び出すほどの社会現象となりました。裏本のことは知らずとも、その歌は御存じの方も多いでしょう。これを読んでいただいている若い方は、そんな昔の話などつまらないと仰るかもしれません。しかし、裏本から流行歌が生まれていたという現在とは正反対の状況があった、この重要な事実を今一度よく考えていただきたいのです。
うーん、今回は少々固い話で申し訳無かったですね。
最後はいつものようにお知らせコーナー。毎年恒例の「あなたが好きな裏本ベストテン!」ですが、今年も多数の投票をいただき感謝感激です。いや〜、意外な裏本が票を伸ばしていますね〜。オットットここからはまだ秘密。口にチャック!な〜んちゃって(笑)。ズコッ!さあいよいよ明日の締め切りが迫ってきました。ギリギリまで投票を受け付けていますので、まだの方はドシドシ、メールをお送り下さい。今なら抽選で金髪ギャルのムフフなサービスも!?…そ〜んなわけないでしょ!な〜んちゃって(笑)。ズコーッ!と最後に会心のギャグが決まったところで、今回のコラム、お別れの時間です。集計結果をお楽しみに!
2001.10.30
もう十月も終わりか…。掃除と称して部屋を散らかしアルバムを引っぱりだして眺めたり本の位置を五ミリずらしてみたりと、いろいろ創意工夫して俺の五倍の速さで流れゆく現実を逃避してますが、やっぱもう限界のようです。寝転がって将来を、将来と言ったってもう既に三十路の小男に将来も糞も学校も家庭もカーテンも花を入れる花瓶も俺もお前も大五郎も無いとは思うのですが、その無い将来を真剣に考えようとするのですが、浮かんでくるのはソニンにチンポあったらデカそうだなあ…とか、ソニンのチンポ、18cmは下らないだろう…こう、そそり立って…うわーでけえソニン…いやソニンさん…あんたチンポでけえな…うわっすげえカリ首…すげえ…すげえなあ…とか、というかソニンなんかどうでもいいや。やっぱダーブロウ有紗かわいいなぁ…とか、ダーブロウ有紗のうんこシーン見てえ…とか、高校の休み時間。えっとダーブロウ有紗ってもう高校生だっけ…どうだっけ?まあいいや。女子高にしとこう。終業ベル。休み時間だから教室や廊下からキャッキャ言う声が響いてるわけだ。な?こう、あの年代の娘が集まったときに醸し出される独特の、乳臭い体臭とコロンとあとなんか口臭とか臭い系が少し混じった匂いがプン…と。うわーやべえなんか楽しくなってきた!勃起した!…で授業内容が難しくてちょっと疲れちゃった、みたいな顔しながらノートやら教科書やらをトントン、と軽くアレして机の引き出しにしまったダーブロウ有紗がフゥ…と一息ついてスクッと席を立つわけだ。刹那短いスカートがちょっとだけフワっと舞い上がる。
ファ〜ア…ん?ブロードバンド、どこ行くの?
あっミミ、うん、トイレだよー。
ブロードバンドとは親しい間柄だけでそう呼ばれている、ダーブロウ有紗のニックネームだ。どうでもいいけどブロードバンドは別にトイレに行くからって恥ずかしがらないし、連れションもしないのだ。まあ上記のようなこういうちょっとした会話があったりしてダーブロウ有紗はパタパタと上履きの乾いた音を響かせて教室から出ていく。教室と廊下の境を跨ぐとき何故かピョンッと飛び越えるクセがあったりして。風も無いのに髪がなびいていたりするんだ。
テストがどうのこうのと廊下でダベってる脇役の群れをヒュンヒュンとすり抜けていくダーブロウ有紗。運動神経もイイし足だって速いんだ。ここだけの話、ダーブロウ有紗って走るだけでイイ匂いがする。そういう風に出来ている。
トイレは教室から左にBダッシュでビュッと行ってキキーッと右なんだ。トテテ…ガチャガラットテテ…バタンッとテンポ良く駆け込むダーブロウ有紗。最近建て替わったばかりのキレイな校舎なのにトイレだけは何故か和式で皆に不評なのだが、有紗はその和式トイレで踏ん張るあの感じが新鮮で結構気に入っている。アメリカ人を父親に持つ有紗。当然自宅のトイレも洋式だし、彼女の環境では学校以外にそういった機会がなかなか無いのだ。
最近、夢の中でいつも同じ男の人が出てくる。知らない男の人。昨日の夜も…。あたしが草むらで寝転がってると、彼が白馬に乗ってやって来るの。あたしはとにかく嬉しくて嬉しくてしょうがないんだけど、なんか恥ずかしくて、茂みに隠れて彼を覗き見てるの。それで彼はあたしを探して見つけると、必ず抱きかかえて、そしてやさしく…キス、してくれる。なんなんだろう。やっぱり欲求不満なのかな、あたし…。それとも予知夢…あたしの王子様?
いつもは彼の夢を見た日は一日中上機嫌な有紗だが、今朝に限ってはお腹の調子が悪く、気分はあまり冴えなかった。昨日ボガニア(だか何だか、カタカナの上品なお菓子)を食べ過ぎちゃったかしら…。あー漏れちゃう漏れちゃう…有紗はそんなことを思いながら便器に跨がりそそくさとパンティを下ろし、スカートをまくって腰を下ろした。とにかく早く出したい一心の有紗はトイレの様子がいつもと違うことに気付いていない。先程まで聞こえていた女子学生たちの話し声は消えている。それにしてもこの尻はなんという神々しさだ。恐ろしいほどに真白く瑞々しい尻。この尻を地球上の皆が見ることが出来れば、戦争などこの世から無くなることだろう。
トイレの個室ドアを開けた瞬間、有紗は俺の部屋のトイレにワープしていた。世の中には不思議なことがあるものだ。理由は無学な俺なんかに分かる訳がないだろう。部屋ではいつも全裸の俺。適当にサイトの更新を終えた俺は、トイレに有紗が居ることなんか当然知る由も無く、有紗のそれとは対照的に瑞々しさなど欠片も感じられない赤黒い尻の吹き出物をボリボリと掻きながらトイレのドアを勢い良く開けた。
ガチャ。
しゃがんでいた有紗の唇に俺の金玉が、そっと触れた。眼を瞑り、既に糞を排出し始めていた有紗はこの事態が飲み込めず、肛門からブリビリと、激しいなかにも上品さを漂わせる音を奏でながら数秒ほど金玉に接吻し続けた。優しくて、なにか懐かしいような、そんな感触。
ん…チーズの匂い…ボガニア?
有紗は眼を開いた。陰毛の茂み越しに見える男のりりしい顔に有紗は心臓が飛び出るほど驚愕し、同時に心を奪われた。…夢の中の王子様!そんなことある訳ないだろう馬鹿が。早く死ね俺!こりん星に帰りたい!
2002.10.26
キーン!うっほほ〜い、新刊本だぞ〜い!
キーン!うっほほ〜い、新刊本だぞ〜い!
キーン!うっほほ〜い、新刊本だぞ〜い!
キーン!うっほほ〜い、新刊本だぞ〜い!
キーン!うっほほ〜い、昨日、店長に襲われた。あたしを無理矢理押し倒して、レイプしやがった!もう絶対辞める!あの汚らしい顔!臭い息!ヘゲヘゲ言いやがって畜生!畜生…!何よ!こんな紫色のカツラ…!こんなメガネ…!
最高でも日雇い、最低でも日雇いのルンペンプロレタリアート兼モーニング娘。兼タンポポの紺野あさ美です。セックス!セックス!最近つんくさんにセックスという言葉を教えてもらったんです。頑張れ!って意味だそうですね。後藤さんソロになってもセックス!な〜んて騙されませんよ!セックスってあれでしょう?おしべとめしべが……キャッ!ジョロ〜!あれなんでオシッコが…。ジョロ〜やばい止まんないジョロ〜〜〜〜〜やばい溢れちゃう…BE IN LOVE…。あれつまんないですか?すいません…。もうこの話飽きたので話題変えますね。ピタッ!オシッコも止まりました。エッヘン。…チョロ…チョロ…いや〜ん!ピタッ!今度こそ止まりました。エッヘン。
チョロッ!
いや〜ん!ピタッ!今度こそ止まりました。エッヘン。チョロッ!
いや〜ん!ピタッ!今度こそ止まりました。エッヘン。チョロッ!
いや〜ん!ピタッ!今度こそ止まりました。エッヘン。チョロッ!
いや〜ん!ピタッ!今度こそ止まりました。エッヘン。チョロッ!
いや〜ん!ピタッ!今度こそ止まりました。エッヘン。チョロッ!
いや〜ん!ピタッ!今度こそ止まりました。エッヘン。チョロッ!
いや〜ん!ピタッ!今度こそ止まりました。エッヘン。チョロッ!
いや〜ん!ピタッ!今度こそ止まりました。エッヘン。チョロッ!
いや〜ん!ピタッ!今度こそ止まりました。エッヘン。チョロッ!
いや〜ん!ピタッ!今度こそ止まりました。エッヘン。チョロッ!
いや〜ん!ピタッ!今度こそ止まりました。エッヘン。
フゥ…。チョロッ!
いや〜ん!ピタッ!今度こそ止まりました。エッヘン。チョロッ!
いや〜ん!ピタッ!今度こそ止まりました。エッヘン。チョロッ!
いや〜ん!ピタッ!今度こそ止まりました。エッヘン。チョロッ!
いや〜ん!ピタッ!今度こそ止まりました。エッヘン。チョロッ!
いや〜ん!ピタッ!今度こそ止まりました。エッヘン。チョロッ!
いや〜ん!ピタッ!今度こそ止まりました。エッヘン。
チョロッ!いや〜ん!ピタッ!今度こそ止まりました。もうなんで?こんなに!あー恥ずかしい…。ゴホン。あの、このこと誰にも言わないでもらえますか?チョロッありがとうございます!フンフ〜ン♪あ〜あ、八木チョロッ亜希子さんがチョロッ結婚しちゃった…。チョロッ…。知ってますか?チョロッ?八木さんはクンニされるのが三度の飯より大好きで、クンニさえしていればチョロッどんぶりめし三杯はいけるクチなんですよ。下のクチも…。あれつまんないですか?これマジネタですよ?チョロッ?長くなるけどいいですか?昔、といっても去年だからつい最近だなー、チョロー、モーニング娘。に選ばれた直後まで、あの仲良くさせてもらってたんです。いや付き合ってたっていうか…レッスンていうか…チョロ…うん。八木さんは仰向けに寝かせた私の上にまたがって、尻を思いきり擦りつけて無理矢理舌で掃除をさせるのが日課だったんです。あー懐かしい。それで当時、私は八木さんに掃除当番と呼ばれていたんです。当時、偶然ですけど学校でも美化委員でしたよね、私。
あさ美がそう言って屈託のない笑顔を見せる。天使のような顔で悪魔のような話をするあさ美。自ら口で「ピタッ」と言うと同時にふわふわとした表情から瞬時でキリッと引き締まった真顔になり、佐山聡氏が創始した掣圏道の押忍のポーズを決める。額にかかげた手のひらを相手側に向ける独特の敬礼法だ。残念ながら尿漏れには効かないようだが…。この失禁と敬礼を測ったようなリズムで何度も繰り返す彼女の様は、僕にケミカル・ブラザースのSTAR GUITARという曲のミュージック・ビデオを想起させる。最近のなかでは一番お気に入りの映像だ。また彼女が格闘技に精通していることはファンなら周知の通りだ。
僕は八木亜希子という女を知らない。あさ美が話す事柄のみで想像するしかない。嬉しそうに八木という女との情事(と言ってしまってかまわないだろう)を話すあさ美。目の前にいるあさ美。僕はあさ美に恋している。彼女がこの学校に転校してきたときから、ずっとだ。いや、厳密にいえば転校初日の朝、僕が食パンをくわえながらいつものように遅刻ギリギリの時間で学校に走って向かっていたあの七月の朝、そしてあの角で僕と同じように口にパンをくわえて走ってきた彼女とぶつかったあの瞬間からだ。あのときの彼女の驚いた表情、無垢な瞳…。ぶつかったときに思わずつかんでしまった、意外と大きなあの胸のマシュマロのような感触…。以来僕はあさ美に狂ってしまったんだ!芸能人だからってそんなの構わない!右斜め前の席で黒板を見つめノートをとるあさ美、僕の苦手な隣のミミと話すあさ美、たまに寝てるあさ美、僕はいつも見て、そしていつも激しく勃起している!ああ、あさ美!
そのあさ美の口からこういった出来事を聞かされることになろうとは思いもよらなかった。やはり彼女は僕を単なるクラスメートとしか見てくれていないのか…。僕はここまであさ美を夢中にさせた八木という女に嫉妬した。心底憎いと思った。
なんかおかしいな。僕は部屋の異変に気付いた。そういえばさっきまでこの部屋は彼女の小便でビショ濡れだったはずだ。ふと部屋の隅に目をやった。先程あさ美が漏らした大量の小便が、音もなく静かに、一点に集まりだしている。まるで意志を持っているかのようだ。ゼリー状のその物体は次第に大きくなっていく。あさ美は話に夢中でこれに全く気付いていない。あさ美の声は次第に大きく激しくなっていく。
──なんです。すごいクリトリスですよね…。あの基本的に私はクンニ奉仕を好きでしたけど、体調が悪いときやライブを控えているときなんかは遠慮したいこともありました。でも八木さんはそういうときも絶対許してくれませんでした。そう、ぶっちゃけ毎日やらされました。休日もカレー曜日もサラダ記念日も関係なかったんです。
そう言っておもむろにあさ美が立ち上がる。腰に手をやり右脚を机の上に乗せ、大人っぽい表情を作り僕を見下ろした。クンニだのクリトリスだの、あのあさ美の口から生み出されるあまりにもエロティックなことばの数々に、いつにもまして僕は隆々と、かつこっそりと勃起してしまっていたのだが、僕はその色気と内腿の奥から覗いたおまんこにハッと息をのんだ。彼女は下着など付けていなかったのだ。こんなあさ美は今まで見たことがなかった。あああああ!あさ美のおまんこ!あああああああああああああ!あさ美の…!身体を突き抜けるような衝撃が僕を襲った。座っていた僕の身体が一瞬ビクンビクンと跳ね上がった。食いしばった僕の歯の間から、ウウッと息が漏れた。
まだ息を整えている。僕はあの瞬間、確かに連続で二度射精してしまった。勿論こんなことは初めてだ。僕の様子は客観的に見てあきらかにおかしいだろう。あさ美に気付かれただろうか?分からない…気付いていると考えたほうが当然だろうけれども、彼女は平然としている。僕の射精を見て内心楽しんでいるのだろうか?僕をいたぶっているのだろうか…。そう考えているとまた勃起してしまった。あさ美に呼び出されてから僕はずっと勃起したままだ…。よくよく考えてみると、彼女が僕を終業後の教室で待たせておいてこうやって身の上話のようなものをしてくること自体が不可思議なのだ。単なる好意の接近ではないことだけはなんとなく飲み込めてきたが…。そしてあの、部屋の隅でグネグネと大きくなっていってるゼリー状の元オシッコはなんなんだ…。
「ふざけんじゃないわよ!あさ美あんたがクンニしないで誰がするのよこのミックス馬糞!だいたいあんた..fuck..newyork..perl..elsif..print..0110100110」
私が「あの今日は遠慮したいのですが…歌のレッスンもあるし」と恐る恐る申し出ても、こんな感じで凄い剣幕で反論されて、どうしようもありませんでした。怒り出すと最後は英語?になって聞き取れないで終わるんですけど、………
彼女特有の、相手に訴えかけるその真剣な眼差しに身ぶり手振り、それから八木の声真似まで交えて、クンニの思い出を僕に話して聞かせるあさ美。その後ろでゼリー状の物体は既にあさ美の身体をはるかに超える大きさになっている。僕は動けなかった。恐怖のせいなのか、射精のせいなのか、あるいはこの物体の意志によって金縛りのような状態にされているのか分からない。あさ美に目で危険を伝えようとするが、彼女はクンニ話に夢中で気付かない。小便…ションベネちゃん…僕はこんなことを考えている場合じゃないと思いつつも、何故か下らない連想をしてしまった。あさ美は先程の八木亜希子の真似を終え、椅子に腰を下ろして話を続けている。
──そう、それでなんか舐めてたらピリっとくるんですよ。だから私が「八木さん、これカンジダじゃないですか?」って言ったら「あ?ああ、うん…あれな。結構美味いよな」って全然分かってないんですよ。なんかこうやって食いちぎる仕草して…。プライドが許さないのか何なのか、知らないのに知ったかぶってるんですよ。クスッ!八木さんってそういうところあるんです。そこがまた八木さんらし…えっ…あっ!
異様な気配に気付いてあさ美が後ろを振り向いた。
この文章の中にある裏本のタイトルが隠されています。当てても何も出ませんけど…。関係ないですけど初日にベストプレープロ野球GBAを買い求める30男ってとってもヤバいでしょうか?とってもじゃないならいいですけど…。
2001.10.21
ライターの鈴木敏夫氏より、売上不振のため今月号で廃刊となったおしゃれ裏本紹介誌「裏本CUTiE」に載せる予定だったという貴重な原稿をいただきました。内容は最新刊「Forbidden Games 禁じられた遊び」に出演しているモデルについての渾身のリポートで、UGBooksでは本日より全五回にわたって掲載していく予定です。
鈴木氏は昨日、自宅を火事により焼失されています。またその時に最愛の奥様とお子様が行方不明になっており、火事の件も含め事件の可能性が高いということですが、目撃情報にも乏しく、捜査は難航しているということです。心労のためしばらく仕事もお休みされるということで、ゆっくり休養を取られて再度の復活を祈っております。
◆ ◇ ◆ ◇ ◆
マッスルが喋った!
八畳ほどの部屋に何のACアダプタか分からないACアダプタが散乱している。
またマッスルが喋った!
テレビを見ながら、誰に言うともなく叫ぶ彼女。これが普段は鉄仮面を被り、コーホー、コーホーとくぐもった声ともつかぬ音を発することで人気を博しているあの裏本トップモデルの普段の姿である。やはりあれは演技で、本当は普通に喋ることが出来るのである。一部雑誌が既に報じ、また今回は本人の了承を得ているので書くが、彼女の本名はミミという。
彼女は虐められっ子だった。お世辞にも美人とは言えない、整形前の、日野自動車を正面から見たような顔を写真週刊誌で拝見した方も多いだろう。この顔のせいで、特に小学校時代にはここで書くことを憚れるような酷い性的イジメに執拗に遭っている。そして、この世界に入る直前に顔や胸を含む大部分を整形し、過去と決別した。現在は日野自動車の面影は無い。
加えて中学時代にはひどいニキビ症となり、休み時間になると家に戻り洗顔してまた学校へという行為を繰り返していた。にもかかわわず授業終了時にはまた顔の脂が醜くテカり出し、途方に暮れていたという。また当時の彼女には、持参の弁当をフタや両手で隠して食べたり、酷いときには便所でこっそり食べたりといった奇癖があり、以来卒業するまで彼女のニックネームは「便所」となる。この彼女の行動原理を、調べ得た情報から表層だけを見て解説すると、「母親が作るこの弁当がいつも前日の残りの煮物入りで、昼食時間になる頃には下痢便盛りのような風体になっており、当時身分不相応なプライドだけは無駄に高かった彼女には、これはとても皆の前で見せられるようなものではない、と思い込み、それがあいまっての便所での食事」ということになるが、真相はその程度の分析で納まるようなものではない。根底には極度の対人恐怖症的な人格が要因としてあったのは間違いない。彼女の当時の日記には「なぜわたしがたべるとクチャクチャとおおきな音がするの??」と一際大きな字で書き記されている。音や声に対する奇妙な執着に現在の彼女の芸風との微妙な接点が垣間見える。
卒業間近になっても一向にこの便所で弁当を食す行為をやめない彼女に対し、周囲の風当たりは次第に厳しくなり、クラスメートはおろか、教師からも「便所さん」「便所君」「おい便所!」など、ひどいものになると「便」あるいは「所さん」と呼ばれることとなる。この頃を懐述して彼女は「コーホー(簡略化されるにつれ普通の名前っぽく聞こえてくるのがホッとするやら悲しいやらで情けなかった)コーホー(マッスルが喋った)」と筆者に漏らす。次第に涙声になった。
彼女とは計十二回にわたって直接会い、話を伺った。場所は彼女の指定で毎回、都内の某公衆便所である。あえて選んでいるのか、何か意味があるのか──。現在の彼女は、かつて自分を苦しめた、トラウマとも言えるこの便所という言葉、あるいは概念を単純に嫌っている訳ではなく、彼女にしか分からない複雑な思いがあるようだ。
次回は彼女の高校入学からアダルト業界に踏み込む直前までをリポートする。このリポートを請け負っていながらこのようなことを言うのは相応しくないのは百も承知だが、読者のためにもこの時点であえて個人的な感想を言わせてもらうと、はっきり言って以降の彼女の人生は、今回のリポートなど全く比べ物にならないほど悲惨だ。かなりシリアスな描写が多くなるので、冷やかしで読んでいる方や彼女に対するイメージを壊されたくない方には無理に読んでもらわなくてもいいと考えている。
──次回に続く。
2002.10.15
雑誌拾いの仕事を解雇されてしまいました…。
さて気を取り直して今回も早速、おちんちんチンポ娘攻略を皆さんにお届けしましょう。…と考えていたのですが、次回に廻さなければならなくなりました。こんなことなんかより凄い、とても重要なニュースが入ってきたからです。ひょっとしたらこれから書く情報はウチが一番早いかもしれません(これを書いている現在、ヤフーにも載っていません。嘘だと疑うなら検索してみて下さい)。深呼吸しましたか。書きますよ。モーニング娘。また新規メンバー二人を入れて、現メンバーのうち新垣里沙を除く全員を解雇だそうです。予定では新規メンバーは男だそうです。皆さんどう思いますか。私はショックです。これはもはやモーニング娘。ではないような気がします。どちらかというとドリカムなんかに近くないでしょうか。私はこれを知った瞬間、直感で思いましたよ。ああ、これはリストラだって。ザ・リストラだって。私と同じ境遇ですよ。大人は汚いですね。紺野あさ美さんなんか、ツッパルことが男のたったひとつの勲章だって、この胸に信じて生きてきたというのに…酷い。
ミニモニ。は新垣里沙の首から上が唯一のメンバーということになるらしいです。矢口真里が抜け高橋愛投入まではまだなんとか許せましたが、今回は人ですらなくなるんですね。でもミニモニ。はまだ良いほうなのかもしれません。タンポポは新垣里沙愛用の帽子だけがメンバーのようです。本当に落胆しました。もうね、怒りで身体が震えますよ。あぁ、こんな気持ち、うまく言えたことがない。例えばテレビの歌番組で華やかに曲が流れ始めてカメラがパーンするでしょう、そうしたら映っているのはただの物体ですよ!動きませんよ!何がどうやって踊るんですか!
それからプッチモニのメンバーは「新垣里沙が視線を向けた先の……」というなんとも哲学的な、なんなんだか分からないものになってしまうようです。その答えは自分で見つけろ、というつんくさん流のメッセージだという解釈も出来なくもないですが、それにしてもあまりにも不親切ではないですか。そして問題はあの毒舌の久米さんや黒柳さんが何と言うか…今から恐いです。恐山です。しかしやはり一番恐いのは、数ヶ月後の今頃は声を張り上げて帽子を応援している風景が容易に想像出来てしまう、この改悪に慣れてしまうであろう自分たちファンの心理です。帽子のストーカーなどが現れてしまうのでしょうか。私たちはあまりにも従順で、飼い馴らされすぎているのかも知れません。果たしてこのままで良いのか。そう考えると今回の改編は、自己改革意識の薄い私たちキッズの目を現実へ向けさせる、良いショック療法になったのかも知れません。…なんて強がりですよね。それでもやっぱり、私はモーニング娘。から離れたくはないんです…。たとえミニモニ。のPVが新垣里沙の首から上のアップを延々と映したものになろうとも…。
閉話休題。先日、近所で爆発音がありました。眠かったこともありますし、御飯がおいしかったので放っておいたのですが、あくる日になって寝ぼけ眼でめざましテレビを観ておりますとこのニュースが流れまして、住宅街でのかなり大規模な火事だということで、またすぐ近くのことですし、当然食い入るように観ました。
そのニュースの後に、私が何度かこのウェブサイトにて紹介しましたのでビデオのRECボタンを押す準備をして観た方も多いかと思いますが、この前に引き続きおちんちんチンポ娘関連の話題がありまして、小島のなっちゃんが再び「おちんちんチンポ娘という…」「おちんちんチンポが…」と頬を上気させながら何度もリフレインして性懲りも無くまたオソソを濡らしていたようですが、私はそれどころではなくてほとんど耳に入りませんでした。既にキャプチャ動画も出回ってるようなので、見逃した方は自分で探してくださいね。
夕方になると警察の方がウチに…聞き込みというんですか、来られていろいろと事情を話して下さいました。それによると昨日の爆発はやはり火事によるもので、それもどうも放火のようだという話でした。しかもそれがいつもよくして下さっている鈴木敏夫さんという方の家でして、話によれば奥様の真由美さんとそれに長女のさやかちゃんが遺体も見つからず行方不明だということで、私も聞いてビックリ致しました。家は敏夫さんが職場から帰宅すると既に全焼状態で、下品な表現で申し訳ありませんが、なにか、周囲に人糞のような匂いがしていたという情報が寄せられているという話です。さやかちゃんは確かまだ六歳です。状況から考えて、事件に巻き込まれたのは間違いないと思います。奥様やさやかちゃんは生きておられるのか…本当に心配でなりません。
上記のことを書くにあたって、このように実名を出すのもどうかと思いましたが、インターネットは折角の情報発信の場、緊急を要するこういうときにこそ有効に使わなければならないと思いまして、あえて実名を出させていただきました。そして普段は食べられる雑草等の話題を提供しているこのホームページですが、事情が事情ですのでこういった深刻な話題を書かざるを得ませんでした。
皆様、どうかお手をお貸し下さい。情報をお寄せ下さい。
2002.10.11
速報新刊レビュー「TOKYO HOT BABY」
いきなり糞噴射でモデルの身体が一瞬フワッと宙に浮く場面のスローモーション映像から始まる問題作。彼女の名前はミミ。あまりの自分の脱糞噴射指数(フンシャリズム)に、当の彼女が糞を指差し「ドッキリカメラ?」と必死に誤魔化そうとしている様が微笑ましい。放射状に飛び散り辺りをドロドロのヘドロ状態にしたこの糞がまごうことなく自分の体内から出てきたものだということをもはや誤魔化し切れないことが分かると、ミミは手をかざし「ちょっと眩しい…」と脱糞を太陽のせいにする茶目っ気ぶりも。しかしこれはちょっと宇宙企画っぽすぎるということでカットされた。
また我々を感動させたのは、ミミがひとしきり糞を撒き散らしたあと、その大量の糞をスタッフを含め誰が言うともなく皆が率先して掃除、役所指定のゴミ袋にキチンと回収したことだ。日本では公に活動する事を許されていないこの裏本という業界。一般に世間では蔑まされている業界だが、なかにはこういった真面目な人たちもいるのだということを、皆にもっと知ってもらいたいものだ。
撮影がひと段落すると、現場に一番近かった赤の他人の家(鈴木家)の前に集合。ミミが「パパ帰ってきたよ〜」と声色を使いチャイムを押し、覗き穴を指で塞ぎつつ待機。「パパ帰ってきた〜?」と玄関先で迎えた長女の鈴木さやかちゃん(六さい)は、ドアを開けると同時に視界に飛び込んできた、得体の知れないゴミ袋を持ち身体全体が茶褐色に濡れてテロテロに光っているウンコスライム状態でeggポーズを取るミミとスタッフを見てカッと目を見開いたまま半失神で失禁。そんなさやかちゃんを尻目に、ミミとスタッフは腐臭と共に家の中に上がり込んでいく。玄関に残ったのは、飛び散った糞と、玄関で立ちすくんだまま、手を固く握りしめ身体をプルプルと小刻みに震わせるさやかちゃんの股間から滴り落ちる「ポチャ…ポチャ…」という水滴音と、あとはただ、静寂だけだった。さやかちゃんは美人だ。母親譲りの幼くも気品を漂わせた雰囲気で、幼稚園では男の子の憧れの的だ。
ミミたちはさらに奥へと侵入していった。キッチンで家人(主婦・鈴木真由美、三二歳)が作っていた昼食のハンバーグを、糞まみれのミミが「困った時はお互い様ですから」と強奪し、全スタッフに平等に分けての昼食休憩となった。真由美は「なっ…」と呻きにも近い台詞を発したあと、言葉を失ってしまった。稀にだが真由美が非常に驚いたときに発するこの「なっ…」という言葉は昔からの癖でもあるのだが、ある意味では彼女にとっての人生の転換期を意味するシグナルなのかもしれない。このことを憶えておいて欲しい。
真由美はこれまでの人生でこのような酷い境遇に置かれたことが一度も無かった。いわゆる中流家庭と称される普通の家庭に生まれ、両親の愛に育まれ、何不自由なく育ってきた。そのせいか多少甘えん坊で警戒心が薄く、かなり人なつこい部分がある。学生時代から付き合っていた敏夫と結婚し、当時勤めていた会社の同僚や友人をはじめ皆が祝福した。長女のさやかが生まれたときには初めての育児で軽いノイローゼ気味になったこともあったが、それとて今回のショックにはかなわなかった。
話は飛ぶが、真由美は数カ月前から不倫をしている。相手は近所のコンビニでアルバイトをしている大学生だ。キレ長の目が印象的な結構好みのタイプで、以前からすこしだけ気になってはいたのだが、買い物をし精算時にレジで軽い会釈をする以外はこれといって接点が無かった。それがある夏の日──この日は長女のさやかをある私立小学校に入学させるための個人的な面談の日だったのだが──いつものように買い物を済ませ店を出、信号待ちをしていたところ、その店員が店から物凄い勢いで真由美の許に走り寄り、膝に手をつきハァハァと息を荒らしながら「すっすいません、あの、悪気がある訳じゃ無いんです、いつも勃起してしまって…」と話しだしたのだ。一瞬何と言ったのか理解出来なかった真由美は「えっ?」と聞き返した。彼は真由美を見遣ると意を決したようにフーッと大きく一息つき、唐突に真由美の両肩を掴み、目を見据え「好きだから勃起してるんです」と、強い口調でハッキリと言った。勃起という言葉を聞いた瞬間、股間がジワッと濡れていくのが分かった。
予想だにしていないことだった。彼もまた彼女以上にこの名前も知らぬ相手のことが気になっていて、夏の間、真由美が出かける際によく着ていたノースリーブから見隠れする脇や胸のラインを覗き見ては、レジのなかで痛い程激しく勃起していたのだ。
彼は真由美が会計の度に軽く目線を下ろし会釈をする仕草に対し「勃起を覗かれている、注視されている」と勘違いしていた。そして、覗かれていながら会釈以上のことをしてこない彼女との関係が彼をさらに興奮させ、同時にこのまま進展のない関係がもうこれ以上我慢出来なくなっていたのだ。アルバイトの休憩時間にトイレで衝動的に自慰をしてしまうことも二三度ではなかった。そして今日もまた勃起をまじまじと見られてしまったと思い込んだ彼は、ついに、告白したのだった。それは格好の良い告白ではなかったかもしれない。しかしそれは、彼の魂の叫びだった。
直前まで、娘のことをこの後の面談でどう話そうかと頭の中で「娘はとても活発な子で…」などと予行練習をしていた真由美は、このときも今回と同様に「なっ…」と言ったまま押し黙った。そう、シグナルだ。そして思わず彼の股間を見た。そこには、ズボン越しにも明らかに勃起したことが分かるほどに巨大な、ベルトをちぎらんとばかりに隆々とした山があった。まさに山だった。山のフドウだった。真由美は咄嗟に思った。これはおちんちんと呼ぶべきものなんかじゃない、大人の男のチンポだ。明らかにチンポだと。思わず唾を飲み込んだ。ゴクリと大きな音がしたように思えてあら私興奮してるのかしらと冷静に整理しようともがくもドクドクと次第に鼓動が明らかに早くなってきてこの音まで彼に聞かれているのではないかそうであれば死ぬ程恥ずかしいと思ったら急激に身体が熱く火照りだしピリピリと軽い刺激を伴う電気のような何かが全身を包んだ。頭の中で娘の顔とドス黒く光るチンポがスパークし、真っ白になった。チンポ以外の言葉が頭の中からどんどん抜け落ちていくのが分かった。必死で言葉を探した。かすかに娘の顔が浮かんだ。そして真由美の口から発せられた言葉は、あろうことか「あ、あの…おちんちんチンポ娘が」だった。彼もまた、彼女から発せられた予想だにしなかったそのような言葉に、一瞬で身体中の血が逆流するような、欲情という言葉などでは言い表せられないような激しい感覚に陥り、気がつくと真由美の唇を奪っていた。後にこの大学生との出会い、そしてこの「おちんちんチンポ娘」という語句が真由美の人生を大きく変えていくことになるのだが、今は置いておく。話を現在に戻そう。
フライパンを持ったまま直立不動の真由美をミミは無視したまま「さあ、温かいうちに食べてね」とハンバーグを手でちぎり与え、スタッフを気遣う。ミミは真由美とは対照的に、早いうちに母を亡くした。酒浸りが祟って長期入院してしまった父親を介護しながら必死に生きてきた。そのため一般的な家族の暖かみというものを知らない。危ない道に走ったこともあった。ちっちゃな頃からとがっては、仲間がバイクで死に、盗んだバイクで走り出し、盗んだバイクを盗まれ、校舎の窓ガラスを壊してまわった。さからい続け、あがき続けた。ハートはギザギザだった。早く自由になって、この世界から卒業したかった。こういった過去の境遇のため、常に家族のような暖かさで接してくれているこのスタッフには傍から見れば過剰だと思えるほどに親切にするのだ。
さて、これから書くことはほとんど外部に漏れ伝っていないし、もちろんネットにも情報は出ていない。撮影に参加したスタッフと、私こと紺野あさ美、それから帯同した一部の雑誌記者だけが知っていることだ。ここで私が書いても良いことなのか随分と悩んだが、意を決して書く。前述の昼食後、ミミはガスが充満しパンパンに張った糞ゴミ袋を二階のベランダからたまたま通りがかった散歩老人に投げつけ無防備な頭頂部のド真ん中に命中させ、パンパン糞ゴミ袋はプシャアッとものすごい爆音がしたかと思うとディジーカッターよろしくすさまじい勢いで破裂、老人はマッハで吹っ飛びそのまま脇の壁に頭から激突、コンクリに埋没したまま「ぜ、絶体絶命…」と最後の言葉を残し、絶命したのだ。悲しい事だ。私は関係者に問いたい。お前たち、人を一人殺しておいて何が裏本か!阪神優勝!
クライマックスは皆が唖然とするなか、老人(故人)の連れていたチワワが犬掻きのような犬掻きでないような必死の泳法で埋没していた糞の山から抜けだし、ワギャッと明らかに犬ではない声で吠えるやいなやタタリ神のような形相になり、ガツンガツンとあちこちの電柱にぶつかりながら遁走しジ・エンドという幕切れで、このチワワは後に助演男優賞候補にも挙がったが、テレビ公開捜査によって探し出されたときには既にポシンタンと化していたといわれる。お隣の韓国には「電柱にどんどんぶつかった犬はとてもおいしい」という諺があるという。UGBooksでは次回以降、この問題にも追っていきたい。
2002.10.7
本日五十歳を迎えました。さて前回に引き続いておちんちんチンポ娘の攻略にいきましょう。やり始めたら矢張り面白くて、連日徹夜が続いています。明日も雑誌拾いの仕事がありますが、ここが踏ん張り所、仕事よりも攻略に本腰入れてガンバ!ですね。
ところで私はCS放送をよく見るのですが、NNN24というニュース放送番組に中田有紀っていうアナウンサーがいるんです。バスガイドみたいに溜める感じの喋りが特徴的で、ルックスはインディーズ系のアダルトビデオ(エロティックビデオ)でよく見かける朝河蘭(武藤蘭)さんに似ている豹系のお澄まし美人で。その中田さんがまた「おちんちんチンポ娘という…」「おちんちんチンポが…」と頬を上気させながら何度もリフレインしておりました。話題はとくになんということもない、秋葉原でおちんちんチンポ娘発売記念キャンペーンをやって盛り上がってますみたいな軽い内容でしたけれど。おそらく彼女の中ではレマン湖とかオマーン国王といった語句と同じ感覚でさりげなく言おうとしてたんでしょうが、矢張り意識してしまったのでしょう、あからさまに早口になったりして可笑しかったです。目もキョドってましたね。キョドキョドって感じで。そこがまた可愛いなと思ってしまいました。あと目がキョドってました。それに目もキョドってましたね。オソソは湿っていたやも知れません。既にキャプチャ動画も出回ってるようなので、見逃した方は自分で探してくださいね。
ここで訂正がございます。前回書いた通り、とりあえず第七章をやっていたのですが、どうしても後藤真希卒業イベントを阻止出来ないのが我慢ならず、結局第六章からやり直すことに致しました。第七章攻略を期待していた皆様、申し訳ございません。
第六章の初期パラメータ値は吉澤ひとみのルックス値など一部を除き、第七章とさほど変化はありません。この章では加入直後の五期メンをそれぞれどういう方向性に定めるかが一番重要な問題ですね。…とマニュアルに書いてある文章そのまんまの手抜きですけど…。この問題の詳細については次回以降に回したいと思います。
手抜きついでにもうひとつマニュアルから。
第六章
歌個性パラメータに関して(※抜粋)
名 前 歌 歌 ル 愛 話 笑 傾 唱 個 ッ セ 力 性 クス 嬌 術 ンス 向 松浦亜弥 65 48 70 75 49 38 ↑→ ソロ 藤本美貴 58 53 72 50 36 35 ↑↑ ソロ 中澤裕子 70 53 58 47 60 40 →→ ソロ 石川梨華 36 75 72 70 52 47 →→ 安倍なつみ 69 51 57 63 52 35 →→ 後藤真希 58 48 75 56 45 41 →→ 吉澤ひとみ 48 48 64 60 33 41 →↓上記のように第六章でも引き続き、石川を除き歌個性数値は低い。第三章の例を挙げると「ふるさと」(デフォルト選択の場合)の成績が相対的にみて不振となりやすい理由は、安倍の歌個性数値の低さに原因がある。当時歌唱力66の安倍を全面的にフューチャーしたこの曲は、歌個性46という低さのために視聴者の耳に残らない曲という結果となってしまいやすいのだ。それを踏まえてパラメータを見てみよう。(※中略)
第六章の歌個性パラメータ初期値では、第五章以前に比べて若干の上昇が見られる者もいるものの、ソロもしくは個人をフューチャーするにはまだ心許ないだろう。(※中略)
おちんちんチンポ娘ヒント:
歌唱力数値がいくら高くとも歌個性数値が低い場合は、基本的にはソロよりもハモリ担当が適任です。今回は歌個性数値について勉強しましょう。マニュアルの説明がかなりわかりにくいですね…。マァ安直ですけれど、とりあえずユニットを組ませるのが最善ということでしょうか。ここはひとつ大きく冒険したいところではありますが、最初から欲張ってアレヨアレヨとゲーム・オーバーになったら詰まりません。
補足としてごく大雑把にいいますと、愛嬌数値が歌個性数値を補完する関係にあるようです。第六章のデータでいうならば、歌個性数値48と低い松浦亜弥は、辻希美の76に次ぐ、75という自分の高い愛嬌数値を生かしてソロでの高水準評価を保っているということです。
歌個性数値が重要であるこのゲームでは石川梨華がソロとして成功しやすい、という話題をアングラネット(ハッカー集団)で見かけたりしましたが、実際やってみて、今のところ私もそういう感触です。現実に例えますと、ファンクラブ用ソロ曲「理解して!>女の子」は、彼女の高い歌個性数値を生かし、歌唱力数値をさほど必要としない、いかにもアイドルチックでキッチュな曲調で一部に人気を得て、なおかついまだ熱狂的に支持されているカルトな名曲である、といったところでしょうか。
今回はここまで。次回も攻略を進めます。
2002.10.5
先日発売された某アイドル育成シミュレーションゲーム「おちんちんチンポ娘」。もちろん私もパワーアップ・キットと一緒に買いました。PCゲームということもあって大々的な宣伝もそれほどありませんでしたが、さすがに期待作というか、巷ではかなり売れているらしいですね。メディアでも過去のサリンゲームみたいにネットの暗部、アングラみたいな扱いかと思いきや意外と好意的に扱ってましたし。今朝のめざましテレビで小島のなっちゃんが「おちんちんチンポ娘という…」「おちんちんチンポが…」と頬を上気させながら何度もリフレインしておりましたが、いいのでしょうか。まぁ時代は変わったと言われればそれまでですが…。そういう問題を差し置いても、ことばとして長くて言い難いだろうから単にチン娘とか略しちゃって良さそうなものを、などとぼんやりテレビを見ながら思ってしまいました。既にキャプチャ動画も出回ってるようなので、見逃した方は自分で探してくださいね。
それはともかく、実はゲームのほうはまだあんまりやってないのですが、とりあえずほぼ今現在を舞台としている五期メン加入後半年経過という設定の第七章あたりから攻略していきましょう。五期メンというのはいわゆる第五期加入メンバーのことで、若者の流行り言葉ですね。第七章の初期パラメータは以下の通りです。マニュアルに平家みちよが在野と書いてあるのは間違いのようです。
第七章
名 前 歌 歌 ル 愛 話 笑 傾 唱 個 ッ セ 力 性 クス 嬌 術 ンス 向 石黒彩 60 46 ?? ?? 38 ?? ↓↓ 在野 福田明日香 ?? ?? ?? ?? ?? 43 →→ 在野 中澤裕子 70 53 58 47 63 40 →→ ソロ 市井紗耶香 56 44 49 47 43 34 →↓ ソロ 松浦亜弥 65 47 70 70 52 40 ↑→ ソロ 藤本美貴 61 53 70 52 42 36 ↑→ ソロ 平家みちよ 55 47 54 39 48 33 →↓ ソロ 安倍なつみ 69 51 57 63 52 35 →→ 飯田圭織 68 48 58 48 49 44 →↓ 矢口真里 61 58 65 73 81 60 ↑→ 保田圭 67 45 46 60 55 45 →→ 後藤真希 59 48 74 56 46 41 →→ 石川梨華 37 75 71 70 55 48 →→ 吉澤ひとみ 48 47 52 60 33 41 ↓↓ 加護亜依 54 56 57 71 62 70 →→ 辻希美 57 54 56 76 46 63 ↓→ 紺野あさ美 35 46 59 73 40 42 ↑↑ 新規 高橋愛 63 46 66 52 33 33 →↑ 新規 小川麻琴 46 42 45 51 32 35 →↑ 新規 新垣里沙 48 50 39 41 32 30 →↑ 新規在野期間が長くなるにつれ、確認出来るパラメータが減っていくのは皆さん御存じの通り。まぁこのゲームでは在野の再登用システムはほとんど意味が無いという感じだけれど…有効な使い方があったら教えてください。第七章で注目すべきは吉澤ひとみのルックス値。第六章と比べても12ポイントの下降。開発者も冷徹というか、酷いですね…。
スタート直後の後藤真希卒業イベントは、この章から始めるとほぼ不可避かも。いろいろやってみましたが、これを避けるためには第六章以前から継続プレイするしかないようです。とりあえず次回以降、攻略が進み次第御報告したいと思います。
2002.9.30
俺はコメを食う。近くのチンケなスーパーに徒歩で。なにがチンケなのかというと、屋内が仄かに小便臭いのだが、それを店員・客を含め皆が注意するともなく自然に容認していることに代表される、場の雰囲気である。半端な田舎の。場末の。さほど広くないそのスーパーに入って奥の壁中央に位置する場所にトイレへのドアがある。それがかなりの確率で開け放しで、そこから小便臭が発生しているのである。小便とはオシッコのことである。しゃがんだ女の尻から弧を描くように飛び出すもの、尻弧が訛ってオシッコになったという説がある。そんなことを言い出す輩を俺は一生信用しないだろう。
以前、焼肉でもやろうとこのスーパー・チンケで牛肉を買って食ったら、ガムとゴムを合わせたような感触と味がした。当然、それ以来ここでは牛肉を買っていない。鶏肉を買っている。これは大丈夫だった。豚肉は微妙に当たり外れがあるように思う。スーパー・チンケは図らずとも客に毒味をさせていることになるのである。何故こんなスーパーにわざわざ行くかというと一番近いからである。近いスーパーと遠いスーパーでは近い方が明らかにあからさまに何物にも変えがたく偉いのである。車を出すのもかったるいのである。などと言い訳をしてみたが本当はスーパー・チンケのチンケ具合がチンケさでは負けず劣らずのチンケな俺にしっくりと合うからである。
店員の応対はマトモなので安心である。マトモとは俺が入ってきた瞬間に舌打ちをしない、俺に向かって釣り銭を投げてよこしたりしない、あるいは「あの服…」などと聞こえよがしに非難めいたファッションチェックをしないということだ。そんなファッションチェックを受けてもギャラなど一銭も出ないだろう。当然だがTV中継の用意もカメラのスタンバイもないのである。そういった妄想はどうでもいいのである。笑顔を作るでもなく、ブックオフよろしく声を張り上げて応対するでもないレジ打ちの姿勢に好感を持っているのである。俺はコメを買う。こんなに安いコシヒカリがある訳ねえじゃんと思いつつ、そのコシヒカリと書いてあるものを買っている。無洗米。最初の頃はその無洗米という表記にどうも引っ掛かりを憶えていた。それでは洗っていないコメの意味になるのではないか、と。しかし以後それ以上深く考えるのをやめてしまった。俺がそのことについていくら考えても何も変わらないし、こんな事は皆が思い付くことでつまらないし、本当は興味など無いからだ。なにより今適当に考えて書いただけのことだ。
スーパー・チンケへの行き掛けに、飼われているのだか野良だか判別が難しい微妙な程度に人間に慣れている黒猫に出会すことがある。興味深そうに見ている。3mまで近寄ると身体を屈め尻を突き出し、逃走準備の体勢に入る。その猫を見かけた日は他の買い物もそぞろにそそくさと、トウヨウ産業だかヨウトウ食品だか適当に決めたような──つまり憶えていないのだが、普段TVなどの媒体で聞いたことなんか1度も無いようなメーカーの猫缶を1つ買ってまた来た道を戻る。すると黒猫は決まって姿を現さないのだった。